2011/11/10

アイドルカレッジ 定期公演"AFTER SCHOOL"(11/10) @ 六本木Bee-Hive

アイドルカレッジwikipediaの定期公演「AFTER SCHOOL vol.2」を見に、六本木Bee-hiveへ行って来ました。




定期公演なのでセットリストは前回とだいたい一緒

2011/09/22に見に行ったアイドルカレッジの定期公演ですが、同じ演目ではあるものの、機会があったら、あの彼女達の真剣な眼差しをまた見に行きたいと思っていたのでタイミングを計ってまして、この日は2011年12月に行われるのワンマンライブのチケットを買いに行く理由を背負ってBee-hiveに臨みました。

なのでセットリストは以前の公演とだいたい一緒なのですが、改めて掲載しておきます。




どうだったか

セットリスト
  1. 制服恋物語
    • MC1
  2. な・り・あ・が・り☆
  3. 見上げてごらん夜の星を
  4. ヤングマン
  5. DESTINY
  6. エビデイ エビナイ
  7. 雨のち晴れ(MV)
  8. ダンスパフォーマンス
  9. 素晴らしきこの世界
    • MC2
  10. いちごパフェ
    • アンコール1
    • MC3
  11. まっすぐに
    • アンコール2
  12. ONE FOR ALL
  13. 雨のち晴れ
この日はTwitterで知り合ったアイドルカレッジにしばしば行かれる方が気を利かせてくださり、椅子席のチケットを確保してもらっていたので、話したことがない方だったので、特徴を伝えて会場前で初めてお会いした。

ちなみに、この回の前の回の定期公演にて、物販で「次回の椅子席チケット」が売られており、毎回椅子に座りたい人は毎回次回分を確保しておけば座り続けることが可能に・・・と言う感じだった。(しかし、椅子席のチケットもくじ引きで当選したら、と言う風にこの日は変わっていたので、必ず椅子席が前回足を運んでいれば手に入る、と言うものでもなくなっていたらしい)

そんなわけでドリンク込みの1500円をその方に渡し、整理番号18番にてホール内に入った。

だいたい椅子は横に10席くらいだったので、前から詰めてる感じだったので2列目のセンターあたりに着座した。椅子席は3列だか4列程度しかないのだけども、後ろの立ちエリアに面してる席だと、立ち見が好きなファンのコールでライブが聴こえないっていう可能性もあったので真ん中にしておいたわけです。

ドリンクは立ち見エリアの後方にドリンクカウンターがあり、以前はそこで焼酎をお願いしたわけだが(生ビールがなかった為)、今回は「アルコールの扱いは上(のレストラン部分)になったので」とのことで、荷物を椅子に置いてから階段を登って、レストラン部分のレジカウンターのところにお願いしに行った。

ぱっと、ガラス張りのドリンク冷蔵庫にカールスバーグの瓶が見えたので値段を確認し、ドリンクチケットにいくらか上乗せして瓶でビールを頂いた。

19時前に研究生の海老原優花冨田樹梨亜の二人が登場、開演に先立っての諸注意前説をやっていた。前も確かこの二人だったのが、前回ギリギリで入って何話してたか一切聞いてなかったので、やや緊張気味にスピーチしている様を見守った。まあ、普通の案内で別段書き出すこともないものだった。

19時になり、前見た時と同じ「制服恋物語」で勢い良く公演がスタートしました。

前回はまともにしっかり見たのが初めてだったのだが、さすがに複数回目になると「あの子のこの表情が素晴らしいんだ」なんていう視点が少々できてたので、"きっさー"こと齋藤綺咲の全開の笑顔であったり、素晴らしい身のこなしの"あやっぺ"こと山崎彩花の動きを見たりして楽しんだ。


この日のテーマ「一人がみんなに合わせる」

1曲目が終わりMC。アイカレではお姉さんポジションの南千紗登ちゃんがマイクを握り「今日のテーマは『一人がみんなに合わせよう』です!定期公演何回もやってると、やる側も見る側も慣れてくると思うので、改めてあわせることに意識を置いて臨みます」と言った話をした。

ファン側が「慣れて来てて、新鮮味全然ねーなー」とかファン同士で言うことはあるかもしれませんが、アイドル側自ら省みて「慣れているのでは?」を掲げて公演に臨むだなんて、他のアイドルでは聞けない感にぐっと来た!

そんな生真面目なアイカレの公演がこの日もいいものになるに違いないと、ワクワクして話を聞いてました。

客入れ時、MC中のBGMは日替わりでメンバーが選ぶようになっているっぽかったのが前回も聞けたんですけど、この日は南さん選曲の「one last try」なる曲とのことでした。彼女曰く「私が高校の最後の文化祭でダンスする時に使った曲で、あの時の引き締まった気持ちが 今のアイカレにも重なるかなと私的に思いまして、これにしてみました」とのことだった。ううーん、どこまでも真面目!

そんな意思表明、テーマを掲げての2曲目「な・り・あ・が・り☆」でアイカレ持ち前の元気良さでつきぬけての、寸劇のパートへと進みました。


寸劇/ソロは重本さんが担当

前回は"きっさー"がやってましたが、この日は重本未紗ちゃんが担当。

寸劇の内容は大きくは前回と変わらずで、放課後(AFTER SCHOOLですからね!)に成績を見て落ち込む→見上げてごらん~と言うものだった。"きっさー"の演技もなかなか良かったんだけども、みさちゃんはステージ上を転げまわる体当たり演技を披露(笑)。面白かったです! しかし、自分の後ろに座っていたヲタの方が演技に対して一回一回一人でツッコミ/野次を入れてるのが少々鬱陶しくて、そればっかりはいただけなかった。

唄は特に不足なく、よく出来てた。アイカレってやっぱり「ごまかさない」「ごまかせない」「体当たり」「日々精進」っていう感じでやってるから、こういうところで誰が出てもメンバーごとで大きくぶれないのでは?と感じますね。あまり本数見たわけじゃないのでえらそうには語れませんが。

寸劇→見上げて ~からの「ヤングマン」にて、おなじみ?のアイカレバージョンの「YMCA」こと「IDCG」が繰り出されました。曲があまりにメジャーなのでベタっちゃベタですけど、CからGに振り付け行くところが強引で、一緒になってやっててくすりと笑ってしまいますね(笑)。あと、個人的にアイドルのプロ!と感じさせるきっさー&あやっぺがここに出てるだけで破壊力満点ですね!アイドルの天才!

ちなみに、ここの顔ぶれは齋藤&山崎、そして重本、バックダンサーに先述の候補生2人が務めてました。

ぱーっと盛り上がった後、「destiny」でクールに決めるあたりのギャップも良いですね。ここでは改めてリーダーの坂田しおりさん、宮城乃奈実ちゃんがかっこよく踊ってたなーと惚れ惚れ見てました。

未音源化曲「エビデイ エビナイ」のメロディも相変わらず印象的で良かった。

その後はアイカレの"技量"を知ることが出来るダンスコーナーが「雨のち晴れ」のPV上映を挟んでから演じられた。とにかく、下手だと目立っちゃうっていうくらいみんなしっかり踊るからかっこよかった。

「素晴らしきこの世界」後、MCが挟まった。坂田さんが「良い汗かいてますねー!」「みなさん!まだまだいけますか!?」と上品に煽りつつ、本編ラストの「いちごパフェ」でどかっと盛り上がって一旦終了した。坂田さん、いつもどこか上品なのが良いですね(笑)。騒ぎ散らす印象が全然ないです。


11月頭の2部構成 定期公演を振り返ってのMC

アンコールに応えて出てきたアイカレメンバーたち。

本編の感想を述べ「ダンスコーナーでのセクシーなポーズ」でひと盛り上がりしていた。ここでアイドルの天才"きっさー"がずいずいと話を持っていく様がさすがだなーと思いつつ、あまりセクシーでないと不評だった(笑)。誰が言ったか忘れたが「曲の雰囲気を壊さないでよ!」とまで言われてて面白かった(笑)。

重本さんの両サイト三つ編み姿がかわいいなと思ってこの日見ていたのだが、「以前やったらblogで結構評判良かったので、改めてやってみました♪」とのことだった。前髪ぱっつんで、目がくりくりっとしてる子がおさげなんてかわいいに決まってるじゃないですか!(笑) そんな感じでした。

その後、またセクシーなポーズの話になり、南さんがきっさーに「せっかくだから、セクシーなポーズもう一回やっておきなよ!」と煽るものの、客側から拒絶サインがちらほら出てて、やるにやれなくなっててウケた(笑)。そこで一言、山崎さんが「次回は笑顔で○してくださいね♪」と笑いに変えていたあたりも、やっぱり天才的で最高だった。

で、ここからがこの日、熱かった部分です。

2011/11/03の1日2公演やったことについて話題が挙がり、1部はヤング公演、2部が通常公演ということでお姉さん組である坂田/南は1部、上の女性限定エリア席から観覧してみたとのことだった。

南「1部、(坂田さんと)一緒に上から見させていただいたんですけど、正直な話『まだまだ足りないな・・・』と感じました。」坂田「あまりそういう本当の気持ちって伝えるの、苦手ですけど、わたし達なりに(ヤング組に)伝えました。」とのことで、11/03公演のあとの反省会がどれくらい真剣に話し合ったのかが伝わる表情で、ぐぐっと来た。「わたし達は真剣に話し合える仲だからこそ、こうやってやっていけるのだと改めて思いました」と言った話をしてから、彼女たちの真面目さそのものとも言える曲「まっすぐに」を披露。バラードナンバーでガチ歌いソングなんですけど、こういう側面も持ち合わせてるからいいですよね。真剣な表情にどんどん吸い込まれました。


ラストMCで涙を流すメンバーも

歌い終わり、アンコール1が終了、再度アンコールの声に応えてメンバーの色別Tシャツに着替えたアイカレメンバーがステージに再登場、最後にイメージカラーとこの日の感想を一人ずつ述べながらのMCが入りました。

ここでも、とにかく気合の入った南さんの「これからも1歩1歩気を抜かず、楽しくやれたらなと思います!」と言った発言が良かった。

"あやっぺ"こと山崎さんは「ヤング公演の時、一人だけいっぱいいっぱいになって、すごく悔しい思いをしたんですけど、みんなが居てくれるから強くなれることもあるんだなと実感しました。」との弁も良かった。あれだけ「アイドルの天才なのでは?」と思わせる彼女にもファン側から見えない葛藤、戦いがあるんだなと深みを感じた。「この後に歌う『ONE FOR ALL』で、みんなと一つになれたらいいなと思います」と、この日の冒頭のテーマに着地させたあたりもさすがだった。

この後、だいたいのメンバーが「前回の公演の反省を生かして」と言う内容で話を進めていて、イメージカラー赤の宮城乃奈実へと回ってきたんですけど、彼女がすごく考えながら言葉を捜してはうまく言葉にできず「えっと・・・」と泣きそうになっていた。「今日のテーマは!・・・『ゆいまーる』ってことで、沖縄の言葉で『助け合う』って意味なんですけど」と、沖縄出身であること全然知らなかったので「そうなのか」と思って聞いてたのですが「・・・前回の公演で色々あって・・・っ・・・」と涙をぽろりとこぼしながら言葉を探してる様が見られた。真剣な人にしか流せない涙だったのでもらい泣きしそうになった。そこで南さんがすかさず「(急がなくても)いいよいいよ」とフォローしつつ、「本日は本当に、ありがとうございました!」となんとか締めていた。結局彼女は色々な気持ちを適切な言葉に置き換えて言い切れなかったけど、物凄く伝わってくる気がして、すごく印象的だった。赤推しになりそうになりました(笑)。

感想/反省を交えたとにかく真面目で熱血なMCも終わり、「ONE FOR ALL」「雨のち晴れ」に向けて最後の挨拶となったのだが、"あやっぺ"が「タオルある方はタオル回してくださいね~」「手でも全然良いので回してください!」「後ろの人のほくろまでよく見えるんで」と言ったところで南さん「それ見すぎだよ!」ってしっかりツッコミも入れてて楽しかった(笑)。

タオル曲、そして名曲「雨のち晴れ」をやり終えて、涙あり、笑いありの真面目で楽しい、そしてかわいいアイカレのライブがこの日も終わったのでした。




物販/握手会

この日の物販は前回からちょっと経ってたこともあって少し変わっていた。

まず、立ち見整理番号1番から物販が優先され、立ち見の人全員並んでから、座りの1番から並ぶこととなった。物販も整理番号順ってなかなかないですよね。

さっさと恵比寿ガーデンルームのワンマンのチケットを買って、ささっと出るつもりだったのですが、それがどうもできなさそうだ、と言うことでゆるりと物販が進むのを待った。

その間、一人だけぱすぽ☆などでぼちぼちお会いしてた方が居たので、公演よかったですねーなんて話をしながら待った。

上記でも少々触れたが、色付きの割り箸をくじに見立てて引いているものがあり、なんだあれ?と思って見ていたのですが、次回公演の座席券購入希望者が席数を超えてる場合は、割り箸で当たりを引いた人が購入できると言うシステムになったらしい。

スタッフさんに「(座席券のくじ)やります?」と問われつつ、次週は不明なので拒否して、そのまま物販へと流れた。

ワンマンのチケットください、と告げたところ、いつも仕切ってるスタッフさんが「ありがとうございます!」と力強く返事をくれた。スタッフまで熱いアイドルカレッジです!

その後、そのまま握手へと流れたわけですが、椅子席前から2番目に座っていたこともあって、結構メンバーが目線をくれていたような気がしたのですが、重本さん「目、すんごい合っちゃいましたね☆」とか言ってくれるから、どきっとした(笑)。

もう、アイカレの握手に関してはほんと、彼女達のステージへの真面目な気持ちで本当に感動するので、それに対して気持ちを込めて良かったと伝えるので精一杯ですね!でも接するとかわいらしいアイドルそのものですから、このギャップも良いですねー(笑)。

"きっさー"に「天才だよね!」って誉めたら、親指立ててポーズ取り出したりするのも面白かった(笑)。ほんとひょうきんな子ですね。それで居てステージできりっと踊っても見せるし。

楽しかったアイドルカレッジのライブがそんなこんなで終わりました。




ちなみに、この日買った12月のワンマンのチケット、整理番号がまだまだ若い番号で、500人規模でやりたい!と言う彼女達の目標に達するには、口コミなりなんなりでアイカレをもっと知ってもらわないとだめなのだろうか、とも思わせるものだった。

別に解散がかかってるとか、そういうことはないんでしょうけど、目標に向かってひたむきに頑張り続ける"真面目でかわいくて技術も高い"アイドルカレッジの12月に向けた歩み、またお目にかかれればなと思いながら会場を後にしました。

無駄に長くなってしまいましたが、いい公演でした!

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