ぱすぽ☆(wikipedia)の2周年記念 マンスリーワンマンライブがあったので、1部のみ参加してきました。
場所は赤坂BLITZでした。
前座にpre-dia登場
pre-diaはもうじき一周年と言うことで、それにあわせた新譜リリースも目前の時期。(11/23で1周年、その日に「ハニーB」がリリースされる)
12人組と大勢居るグループなので、このblogでも何回か書いてますが、普通のライブハウスだと横幅が結構ギリギリなのに対して、大きな会場での映えが違いますね。
彼女達のワンマンを単独ででかい舞台でやるにはまだまだ集客がっていう状況ですが、メジャーデビューから、雑誌/テレビの露出を増やしているぱすぽ☆前座ならではの大舞台を贅沢に使ったステージングは毎回ひそかに楽しみにしておりますが、やっぱり良かった。
pre-diaのボーカリスト2人のボーカル力が堪能できる未音源化曲「one more yestarday」や、pre-diaのボーカル&パフォーマンスグループとしての側面をうかがわせた「Eyes2Love」なんかはさすがに この日は繰り出されなかったものの、アコースティックな響きとエレクトロサウンドが融合+メロディも美しい「きみみたいに」でフィニッシュしてて、前座からしびれた。
これから寒くなるというのに、春っぽさを漂わす黄色い「ハニーB」のジャケットと同じ衣装なのがやや季節はずれ感は否めないものの、新音源リリースに向けて準備万端!と言う充実を感じさせる良いステージだった。
本編 ぱすぽ☆のステージ前半
- ViVi夏
- 夏空ダッシュ
- MC
- マテリアルGirl
- ROCK DA WEEK
- GPP
- NEWS NEGI(根岸)
- まこ予報(奥仲)
- RUIN(※1)
- MC
- じゃあね...(※1)
- キス=スキ PVメイキング映像上映
- キス=スキ
- チア寸劇
- Pretty Lie
- Street Fighter
- ウハエ!
- Hello
- Go On A Highway
- MC
- LA LA LOVETRAIN~恋の片道切符~
- アンコール
- 少女飛行
- MC
- Let It Go!!
そのままぶっ通しで「夏空ダッシュ」を披露して盛り上がってました。ぱすぽ☆の曲って"ガールズロックユニット"と言うだけに、疾走感があって、繋ぎが良い、かつ無駄がなくて短い辺りも改めて良いですね。
2曲終えて自己紹介。福岡出身"博多明太っ娘"の佐久間夏帆がやたら「チーム西日本としては」と、それまで聴いたことがなかった"チーム西日本"を連呼していて面白かった。(ちなみに聴いたことがなかった、と言いましたが、9月のワンマン以来ぱすぽ☆を見る機会がなかったので、その間発生してたフレーズだったら、自分が知らなかっただけ、ですね)
岩村「ちょっと頼りない最年長」をいつもはキャッチフレーズにしているものの、2周年の気合で「今日は気合は入ってます!」と頼もしい発言をしていた。でもどこか頼りなかった(笑)。
推しメンである玉井杏奈も気合入ってるみたいで「今日は朝からシャワー浴びてラスベリーの匂いするクリーム塗りこんできたから、握手並んでも良いんだよ!?」と挑発的な自己紹介で"最年少セクシー担当"っぷりを発揮していた。
3曲目は個人的に今回初めて耳にした新アルバム収録予定曲「マテリアルGirl」を披露。初見だったのでどんなだったか忘れてしまった。悪くはなかった気がする。
「ROCK DA WEEK」「GPP」と続いたところで、某ニュース番組冒頭をオマージュした「NEWS NEGI」のVTRが流され、ニュースキャスター根岸愛によるぱすぽ☆の最新ニュース読み上げコーナーへと流れた。・・・のだが、読む原稿を間違えて持ってきたらしく、クールな顔して出てきつつ紙を見て裏へと急いで駆けていった(笑)。ぱすぽ☆、こういうトラブルしばしばありますね。かわいいもんですが(笑)。
項目は「誕生日どんかぶり」「18歳になったら・・・?」「ゆっきぃ、約束は?」と言ったものだった。
1点目は森詩織、玉井杏奈、槙田紗子の誕生日が近いことからまとめて祝われることが多いことについて不平をもらす3人と言う話(笑)。2点目は「永遠の17歳」をキャッチフレーズとする奥仲麻琴が18歳を迎え「2回目の17歳」と切り抜けたが、来年はどうするのかに注目と言ったものだった(と思う)。3点目は、2ndシングルの連続ウィークリーチャート1位達成ならずの場合は「坊主になる」と言う(玉井杏奈提案の勝手な)公約を守ってないことが判明、と言うものだった。なんやかんやで賑やかですよね、ぱすぽ☆って。さすが10人組です!
ニュース読み上げ終了後、ぱすぽ☆予報士 奥仲麻琴による「まこ予報」へと繋がったのだが、根岸によって名前を間違えられる奥仲登場に第一声が「根岸さんに名前を間違えられました、奥仲です」だった(笑)。この辺のハプニングも転じてうまく切り抜けられる対応力はライブアイドル上がりな感触を受けますね。さすがです!
予報内容は、1部後半の内容について触れ、伏線を張って去って行きました。
本編 ぱすぽ☆のステージ中盤1「ロック化計画」
まこ予報の背後にて、ドラムやアンプなどの機材がステージに登場。この日、事前に発表されていた「ぱすぽ☆ ロック化計画」と題されたテレビ朝日"ストファイ"コラボ企画の実施とのことで、一体どうなるのかと思い臨んでいたわけですが、果たしてどうだったのか。
そもそも一切その"ロック化"に興味がなかったので、どういうバンドが選ばれたのかすら知らなかったのですが、女性四人組ロックバンドZombeats!なるグループが選ばれたそうで、ぱすぽ☆のファン(男性ファンがやはり多い)にとって一番無難なところで収まったのかな、と言った印象を抱いた。
ロック化計画に関するVTRが流されてる間に準備は進行した。
さて、そのコラボ企画がどうだったか、まずざっくり解説です。
1曲目は「RUIN」なる曲で、ストファイのサイトによるとバンド側の持ち曲だそうですね。あくまで個人的な感想ですが、日本のバンドブーム期からある女性ロックバンドの系統って感じでもないし、近年の傾向でよくあるラウドロック/エモーショナルロックっぽい感じのものでもないし、ハードロック感と唄のメロディが程よい印象の曲ですね。
で、この「RUIN」を曲だけで聴いた時に何も悪いとは思えない感じなんですけど(今聴きなおしました)、Zom~のボーカル担当の方がショルダーキーボードを担当、ギター、ベース、ドラムと言う編成で、ボーカルは前方にストレート型のスタンドマイクを置いたぱすぽ☆10人と言うものだった。これが本当に面白くもなんともなかった。録画されたものであれば飛ばしたいと思うくらい退屈だった。
そもそも"ガールズロックユニット"と題されたアイドルグループがロックっぽい曲を用いるのは何でも良いとして(楽しければ良いかと)、本当にロックバンドと一緒にやって、歌って踊るグループがボーカルだけに専念することが「ロック化」と言えるのかどうかっていう話です。ロックっていうのは、なんて言いだすと色んな意見があるのでキリがないですが、単純につまらなかった。
さて、個人の感想は一旦置いておいて、ロック化計画についてどうだったかもう少々。
冒頭から後述の衣装チェンジまではViVi夏以降にできた新衣装でのパフォーマンスだったと思うのだが(記憶違いだったらすいませんが、恐らくちゃんとした写真付きレポが上がってるサイトもあると思うので、気になる方はそういうサイトを見てください)この時、ぱすぽ☆中で最もロック通っぽい増井みおだけ"バンギャ"感ある服装に着替えての登場だった。「RUIN」の最中にソロで"舞"を取っていたのだが、1曲終わったところでのMCにてメンバーから服装、ソロ舞いについていじられてて面白かった(笑)。
しかし、未体験の"ロック化"について、新鮮であることから「面白い」とメンバーはMCにて言っていた。メンバーが楽しんでやれてるならそれで良いです、と思いつつ、早くこのロック化が終わってくれないかと思いながらステージを見ていた。
その他MCにて、ストファイにエントリーしていたバンドも招待されている旨に触れられ、2Fの招待席とステージで手を振って交信していた。どのくらいまで残ったグループが招待されたのかも不明なのだが、一応ぱすぽ☆本人達が審査の為に一度は目にしたバンドの人たちだったみたいで「久しぶりー!」と声を上げていた。玉井「久しぶりって言っても、1回しか会ってないけどね!」と正直に言ってて笑った(笑)。
MCを終え、2曲目「じゃあね...」のバンドバージョンを披露していた。この曲に限らずだが、ぱすぽ☆は10人がめまぐるしく動くフォーメーションも魅力の一つだと思っているので、フォーメーションを封じられたスタンドマイクによる「じゃあね...」の退屈さにもやっぱり落胆した。
楽曲は良いなと思うのだが、生バンド演奏によるロック感演出の為か、BPMもやや速めにアレンジされており、散々夏場に耳にしてほろりと感動していた「じゃあね...」の思い出が、愚企画によって汚されているとすら感じて心底面白くなかった。
しかし、企画自体は愚だといくらでも連呼したいくらいつまらなかったのだけども、Zombeats!のメンバーが感想を、とマイクをまわされた際に「(赤坂ブリッツみたいな)大きな会場でライブがやれて夢みたいだ/幸せだ」と言ったことを発していたのは素直にじんときた。
ロックバンドやってたら、大勢の人前で演奏してみたいっていう夢は多少は抱くだろうし、それが今回叶ってるわけですからね。Zombeats!の素直な"感無量"っぷりが美しかったので、退屈だ/つまんねえともらしまくるのも程ほどにしておこうかな、と一瞬思った。のだが、やっぱり面白くなかったので、個人の感想としてここに書いておきます。
本編 ぱすぽ☆のステージ中盤2 「キス=スキ」PVメイキング&MC
後のMCによると、PV本編で結局使用されなかったというメンバー同士のキスシーンなどが流されていた。8人分は流されたのだが、藤本&玉井のキスシーンが映し出される前に曲が終了していた(笑)。それについて玉井「ゆっきーと嫌々頑張ったのに、なんでカットしたんだ」と怒っていたとのことだった(笑)。が、その話をしている間、玉井が全然ステージに現れなかった。何か衣装に関するトラブル等があったみたいで、ここの喋りが非常に長くてグダグダだった。個人的にこのグダグダ感嫌いではなかったのだが、イベント終了後に面識ある方と遭遇してライブの感想を話していたら「あのMCはほんと酷かった。グダグダ過ぎ」と呆れていた。
PV撮影についての話を少々かいつまんでおこしておくと、佐久間&安斉ペアのキスシーンについて「別にキスしたい相手ではないから」「濃い顔が近づいてくる」などと散々なお互いの言い様が面白かった(笑)。佐久間「ジャカルタの人」発言がパンチ効いてて良かった(笑)。
槙田&岩村ペアのキスシーンについては、日頃から"両思い"アピールがウザい(笑)この二人が、ステージ上でもまたべたべたし始めて、いい具合に気持ち悪かった(笑)。
藤本「ゆっきー頑張ったのに、2部はメイキングVTR流さないっぽいから、ほんとお蔵入りになっちゃう!」とぼやいていたところ森「お前がお蔵入りになれ」と厳しいツッコミを入れてるのが面白かった(笑)。もりしの暴力感あるフレーズ良いですね(笑)。
その他、まこっちゃんがコンタクト紛失して何も見えなかったからレコード会社の制作スタッフ(FKD)の眼鏡を借りてたなんていう"まこ推し"からしたらFKDゆるさんみたいなエピソードも語られていたのだが、それにしても玉井が出てこなかった。
そんなこんなで、この後演じられる「キス=スキ」の振り付け講座をしますか!と機転を利かせて解説しはじめていた頃に玉井杏奈がようやく登場。一言目が「ラズベリーのクリームを塗ってきました~」と、冒頭の挨拶のフレーズを再利用してうまいこと盛り上げていた。・・・が、いくらなんでも遅かったなぁ・・・。
そんなこんなで「キス=スキ」完成版PVを上映しながら手前でぱすぽ☆本人たちもパフォーマンスすると言う試みをやっていた。映像流しながらダンスって、どっちにも集中できないですけど(笑)、総合的な演出で言ったらなんだか良いですね。
本編 ぱすぽ☆のステージ中盤3 アメリカンチア寸劇
10月のワンマンライブはお金がなさ過ぎて行けなかったのだが、そこでもやってたんでしょうね。ちょっと見たかった・・・(笑)。
今回は新衣装に着替えたばかりと言うことで、パーカーを羽織った程度の変装だった。そして藤本演じる"ユッキー・クリック・アンダーソン"が初登場っぽい感じだった。説明に「名前も手足も顎も長い」と触れられてて、容赦ないメンバーいじりっぷりにぱすぽ☆の面白さを改めて感じた(笑)。
今回の寸劇では(前回知りませんけど)ラズベリー学園なるライバル校?が出現。レイチェル(青山玲子)、テルミン(和泉テルミ)、ルミナ(村上瑠美奈)の3名がpre-diaからゲストとして出演していた。pre-dia 1stワンマンでもみられたチアパフォーマンスがここで使われていていた。
高セクシー度で魅せたpre-diaに対して、ストロベリー学園(ぱすぽ☆側)が圧倒される中でユッキーが「テルミンて、楽器みたいな、名前だね!」とオフレコ音声で連呼しまくってて面白かった(笑)。
そんな大"ボケ"要素ユッキーでくすりと笑えるシーンが増えた寸劇から、ぱすぽ☆側のチアパフォーマンスでキリっと引き締めていた。オチとしては、"地味"で恋愛にも奥手そうな"ジミニー"(槙田紗子)が最近気になる人が居ると触れられていた相手がテルミンだった、と言う話だった。
本編 ぱすぽ☆のステージ中盤4~終盤へ
寸劇が終わり、暗転からの「Pretty Lie」を披露。何回聴いても名曲は名曲なのだが、寸劇からの切り替えにしては急すぎるかなと言う印象が拭えずで、ちょっとテンションが続かなかった。けどやっぱり名曲だった。
その次はアルバム収録曲から初披露と言う「Street Fighter」なる、上述"ロック化計画"を行った番組"ストファイ"インスパイヤ曲といえそうなものをやっていた。
ステージで見た感想のみでしか書けないのだが、そんなに面白くはなかった。唯一印象的だったのが、中盤の"まこっちゃん"によるエア手裏剣と言えそうな動作の部分だった。あそこはかわいかった。
激しいダンスが続いて息が切れてたので、一呼吸を置こうと言うことで玉井案内による深呼吸を行ったのだが「吸ってーーーーーーーー」となかなか次にいかなかったので、「余計に苦しい!」と反発をメンバーから食らってた(笑)。
そこからラストスパート「ウハエ!」「Hello」「Go on a highway」「LA LA LOVETRAIN」で駆け抜けた。自分にとって9月の初披露以来お目にかかれた「Hello」はなかなか良いなぁと再確認できた。
アンコール
暗転からのアンコール。それに応えての1曲目はデビューシングル「少女飛行」だった。やっぱりこの曲は何回聴いても、見始めた頃に何回も感動させてもらった曲なので自分の中でも特別だなと思った。
終わってから、一言ずつ感想を添えて、ぱすぽ☆としての本当の1st曲「Let it go!」ですぱっと爽快に1部のライブを終えていた。
握手会・総評
9月のワンマンライブにて、財難から個別握手等を干して、2部の玉井杏奈と2ショットのみ撮影して帰ろうと考えていたら、個別握手の時間が延びすぎて打ち切りとなり、フライトチケット持ち越し措置を取られてから、それに対する不満と予定の合わなさ、お金のなさで足を運べていなかったぱすぽ☆なんですけど、今回は2部参加予定がなかったのと、さすがにうまく回すだろうと言うことから玉井杏奈との指名2ショットを待って、彼女とぱきっと撮って赤坂ブリッツを去った。
久しぶりに目の前にする玉井杏奈はやっぱりとても美しくてかわいかった。「あんにゃ!久しぶり!」と第一声、あんにゃ「久しぶりって!w」といつも通りな感じで対応してくれて嬉しかったけど、2ショットはあまりに一瞬で、少し物足りない気もしたのだが、断腸の思いで(と言うかお金がないので)さっさと赤坂を後にしたのでした。
その、フライトチケット持ち越し措置のこととか、マイル企画が行われなくなりつつあった件とか、ロック化がくだらなさそうだと言う件など、状況について色々不満はあったものの、やっぱりステージ上で笑顔で歌って踊る彼女たちのパワー、かわいさ、魅力っていうのはとてつもないなと再確認できて良かった。なによりも楽しかった。
またころあいを見てぱすぽ☆のパフォーマンスを見に、メンバーのかわいさに触れに行けたら良いなと思う、そんなぱすぽ☆の2周年記念ライブでしたとさ。
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