あとまくぶろぐ: Wearer @ 下北沢BASEMENT BAR

2011/05/06

Wearer @ 下北沢BASEMENT BAR

Wearer（myspace）のライブを見に下北沢BASEMENT BARへ行って来ました。

出演

以前WearerがBASEMENT BARでやった時と同じ、サツキさんブッキングだったみたいです。

カナダマサカズ

転換actとして2回くらい弾き語りで登場したカナダさん。

じゃかじゃか弾くと言うよりはアルペジオで切々と歌う感じで、曲に寄っては弱音器（スポンジで弦を押さえてサスティンを殺す器材）を装着してバンジョーみたいな丸い音でやってたりしてました。

彼、初めて見たんですけど、音程がとてもよくて、かつ丁寧に歌う感じがとても良かった。きれいな音楽でした。

ステージ客側から向かって左手のDJブース前あたりに座っての演奏でした。

[lifter]

「リフター」っていうバンドです。初めて見た。

女性鍵盤＆ボーカルで、ドラムがサポートだそうです。（small musicっていうバンドの方らしい）

サツキさんブッキングの時の女性ボーカルもの、結構どうやら好きなの多いみたいで、以前見たrabukaに続きこちらも良かったですねー。

Aメロ歌ってる時の鍵盤スタッカートでバッキングするみたいな感じの音楽（って何も示せてませんが）好きなんですよね。CD-Rが1曲だか2曲くらいしか入ってないけどステッカー付きで200円だか300円だか（うろ覚えすぎ）だったので買いました。

あと、ギター、ベース、ドラム、鍵盤ボーカルの編成だったわけですけど、ギターも鍵盤が生きるように、ギターの音色でしか出せないように味付けしたようなアレンジも良かったですね。

Nord Stageを使ってましたが、生ピアノ、エレピの音色程度でオルガン系の音は確か使ってなかった気がします。ピアノがうまいと良いですね。先日渋谷LUSHで見たウォーリーも良かったですし。（身内贔屓みたいの抜きで）

またお目にかかりたい。

サヨナラプラネット

ギター＆ボーカル、そしてギターの方（写真では鍵盤ハーモニカを持ってます）が主軸になってるバンドみたいです。初めて見たのでざっくりとMCの感じから判断したのですが。鍵盤（Nord Electro）、コーラスが女性、ベース、ドラムが男性と言った編成。

まろやかな低い声が心地よい、おしゃれな印象のポップソングをやってるバンドでした。

この日前後、お昼に細野晴臣「HoSoNoVa」を聴いていたりしたので、男性の低く落ち着いた声に心地よさを覚えていたこともあって、しっくり来た。

「あー、こういう系きちゃったか」っていうのが来ない印象のサツキさんブッキング良いですね。もっとみんな見に来たら良いのに。（とは言ってもさつきさんブッキングだから見に来たわけではないのですが）

(m)otocompo

90年代後半の東京ニューウェーブ・オブ・ニューウェーブムーブメントあたりを賑わせ今日に至るまで存続するテクノポップバンド、MOTOCOMPOからスピンアウトしたバンド・・・かな？と思ってたんですけど（熱心に情報収集していたわけではないので）、いざ見てみたらDr.USUIさんを中心とした「男（otoco）」たちによる「モトコンポ（motocompo）」フォーマット　ミーツ「スカ＋エレクトロ」と言った人力テクノポップバンドって感じでした。

・・・と！知ってる男が！

チェブラーシカのように顔を覆う髭、そしてエヴァンゲリオンのようななで肩と猫背、使ってる機材（Roland SH-09）を破壊するかのように暴れて弾く男・・・！

そう、先日突然解散した何回か対バンもしているCreepy popの爆裂ギタリスト、ウラノくんでした。

以前から「住んでいる場所が近い」と言う謎の理由で「Dr.USUIさんと案外親しい」「たまに呑む」なんていう話を聞いていたのですが、まさか彼がシンセサイザーを弾く姿が見れるとは思っても居なかったので勝手にテンションあがりました（笑）。

スカ＋（エレク）トロとのことでMadnessの「One step beyond」のカバーをやったり、MOTOCOMPOの「24hour online」「Detective」をセルフカバーしたりしていたのですが、男気溢れるバンド感が結構良かったでした。極めつけが少女時代「Gee」（韓国語ver.）のエレクトロポップカバー。これ、元々が80's臭い質感の曲ってこともあってとてもよかった。挙句、Aメロあたりはウラノ＆USUIシンセでのメロディ弾き程度だったのに、サビだけ男たちによるGee Gee Gee Geeなるボーカルを入れるという酷さ（笑）。あまりに酷くて面白かった。