2011/05/21

アイドル・フェスティバル in ヒビヤ @ 日比谷野外大音楽堂

~アイドル史上初!激突・迫熱・熱演ライブ!~ アイドル・フェスティバル in ヒビヤなるイベントがあったので夜の部、行って来ました。

場所は日比谷野外大音楽堂でした。




出演

このイベント、ももクロの中野サンプラザの日に会場前で制服向上委員会メンバーが配布していたチラシで知ったのですが、ぼちぼち見に行ってて意外と好きなTHEポッシボーに、今自分の中でもっとも熱く輝くぱすぽ☆が出るっていうんで「こりゃ行くだろ!」と思ってたんですけど、そこに 最近実力をメキメキつけてきたっぽい東京女子流も追加と言うことで行って参りました。これでブロック指定A席3000円、安い!


ブロック指定A席 3000円→くそ席

ちなみにブロック指定S席は3800円だったのですが、後方がかなりすっかすかで、前方も席を整理するスタッフがそんなに居なかったので好きな位置で見れて、ブロック指定A内でもやや前で見れて良かったでした。

と言うか、持ってたチケットが移動しないとまともに見れない、PAブースのテントの後ろの指定席だったみたいでして、先日ももクロを見に野音に来たばかりだったので「席どこでも視界良好!」とかシミュレーションしていたのをあっさり裏切られたのには困りました。(あまりにクソ席だったので写真1枚だけ失敬しました)

柱の死角とかテントの後ろのチケットを売るのよしてよ・・・。

しかし後方で立ち見してても高低差あるから結構視界が良い、これは野音の良さですね。




ざっくり感想

アイドルカレッジ

最初は前座としてアイドルカレッジが登場。これ、現場に来るまで知らなかったのですが、急に決まったんですかね。

この日、昼の部が相当押して始まったそうで、夜の部 開場時間の17時頃にTHEポッシボーの「ヤングDAYS!」が聴こえていたので、オープニングアクトとか無理なんじゃね?と思っていたのですが、なんとかねじ込んでやってました。

冒頭から突っ走って出てくる彼女たち、テンションが異様に高かった(笑)。時間ないから瞬間で弾けていくしかないと言う気合の入ったステージはなかなか見ごたえがありました!・・・が!この日、ライブやってる最中の裏で握手会をやると言う詰め込みっぷり、じっくり見ている暇なく東京女子流の握手列につきました。と言うかじっくり見るまでもなく去って行きました(笑)。




東京女子流との握手で申し訳ない気分に・・・

開場に入ってから、とにかくぱすぽ☆の物販を押さえようと思っていたので新星堂のCD販売ブースの列につきまして、売り場に少ししてからたどり着いたものの、ぱすぽ☆「少女飛行」が既に売り切れ、何か買わねばと思い、最近めっきり評判が良い東京女子流の「鼓動の秘密/サヨナラ、ありがとう。」を購入。アルバム「鼓動の秘密」を買っても良かったのですが、「余計なイントロがついてる」なんていう話を聴かされていたのでシングルの方を購入しました。

アイカレのステージが終わって小桃音まいがステージに登場したのですが、それを聴きつつ東京女子流の握手列につきました。まいにゃに申し訳ない・・・(笑)。

で、この後本番を控えた東京女子流(既に昼の部で1回ライブやってる)と握手したんですけど、いやーーーー、もうピュアさの塊みたいな女の子を前にやられました。まだ中学生くらいの彼女たち。まだまだあどけないながら選ばれし美少女たち。CDがほしくて、握手券ついてきたんだっていうつもりで握手に臨んだわけですが、自分みたいな汚れた/擦れた大人が触れてはいけないものに触れてしまったかのようななんとも言えない感情が押し寄せてきました(笑)。

2010年3月に東京女子流を1度見てるんですけど、その日は「撮影会」なるものがあり、握手会は確かありませんでした。で、今は握手会ばりばりやってる彼女たちですけど、握手する手の力の入れ具合も絶妙で、"あぁちゃん"こと小西彩乃に至っては両手でそっと挟むような握手で「豆腐ではさまれたような感触」でした(笑)。「豆腐で挟まれたような」っていう表現ですが、元々Berryz工房のファンの方が、菅谷梨沙子wikipediaの握手の説明をする際に用いていた表現なのですが、それに該当するような経験と思える、そんなソフトな握手でした。(梨沙子との握手経験はありませんが・・・)

ロリコンの人には神々しい存在かもしれませんが、非ロリ派としてはもう、純粋に「すいませんでした!」と言う感じです。しかも、ライブの裏なのでこっちが「ライブ楽しみにしてます!」って言ってもあんまり聴こえてないと言う・・・(笑)。ちなみに現地で遭遇した知り合いの方もCDを買ったそうですが、並んでる最中にギブアップ、「握手できない!」と言って握手券放棄してました。それくらいの輝きを放つ東京女子流。ライブを楽しみに待ちました。




小桃音まい

東京女子流と握手して申し訳ない気持ちを引きずりながら小桃音まいのステージも見ました。

2011年3月末の石丸で見たので、どういうステージをするかは知ってましたが、彼女の真骨頂と言えそうな「民族大移動」が石丸では前列着座必須だったのであまり見れず。今回は一応指定席ながらスタンディング状態だったので、きっと起こるだろうと思って見守ってました。(参加はせずw)

野音、後方はすかすかだったとは言いましたが、前列は濃いヲタの皆さんが詰まっていたので、しっかりと起こりました、民族大移動。なかなか見甲斐ありますねー(笑)。しかも野音だし。

それにしても身長146cmといわれる彼女。あの大きなステージに一人で立って歌って踊るってやっぱり凄いですよ。

楽曲は地下アイドル感のある突き抜けた感じのしないもので、そんなにCD欲しいって思わないんですけど(笑)、改めて尊敬しました。

ぱすぽ☆の振り付けを担当する竹中夏海曰く「水飲む瞬間を感じさせないくらいに出来上がった完璧なステージング」とのことで、改めてその瞬間を見てみようと思ったのですが、この日は持ち時間が短かったので水飲む瞬間が見られませんでした。(いや、飲んでたのかもわからないけど、気付きませんでした)

上述の通り、ぱすぽ☆のCDが即売り切れになったのですが、小桃音まいの(震災で発売延期しまくった)新譜「ラグランジュ☆ポイント」前売券も枚数が少なかったそうで「(物販コーナーに)『もっと用意して』ってたくさん言ってください!言ってくださると(入荷も)増えるので」みたいにちゃんと営業的トークもしていてえらいですよ、まいにゃ。ガンバレー!




ぱすぽ☆物販と握手会

ちょっと話が前後しますが、ぱすぽ☆のCDがないとわかったあと、反対側のTシャツなどのグッズブースを見たら人の群れがあったので行ってみましたら、ぱすぽ☆のお馴染みポイントスタッフさんたちがおりまして、ぱすぽ☆のアルバム「TAKE☆OFF」ファーストクラス(3990円)、生写真(1000円)らがありました。握手会の時間が30分しかないとのことで「1人3ループまで」と書かれており(もうループって公式用語なんですね)、今までお目にかかったことなかった生写真3部を得ました。

持ってないからと言ってたくさん買ってもフライトチケット(特典券)は3枚しかもらえないという・・・。また是非蔵出しで結構なので写真販売して欲しいですね。

生写真ですが、蔵出し感満載の初期のアー写衣装のものでした。(Let it go!!時のCA風のインディゴカラーの物、Pretty Lie時のナポレオンジャケットの物)

まだ玉井杏奈の目が黒いです!(最近カラコンしてらっしゃる)これはこれで良いですね・・・!

紗子ちゃんもかわいいです!

ちなみにフライトチケット、こんな感じのもので、周りがぎざぎざでした(笑)。そして、紙の質が良いなと思ったら、何かの裏紙でした(笑)。

しかしこれ、偽造しようがないからある意味良いのかもしれませんね。エコだし。(かつてフライトチケット偽造が発覚したそうです)

握手会は後に書く腐男塾の裏で行われたのですが、全員握手ではなくメンバーそれぞれの個別握手だったので、物凄いカオスとなってました。

最後列の人が、誰列かを示す紙を持たされていたのですが、紗子ちゃん2回に杏奈ちゃん1回握手に行こうと思ってたものの、玉井列が途切れそうだったので杏奈2回にしました。単推しではないとフレキシブルなのは良いですが、列を途切れさせない!っていう感情で動いてるとキリないなーとも思いましたが、杏奈ちゃんも歓迎してくれて良かったでした。

しかし、ぱすぽ☆はしっかり聴こうと耳近付けてくれたりと、やっぱり対応が良いですね。とは言え大音量で腐男塾流れてたので厳しかったですが(笑)。しかも握手のはがしスタッフがクルーの背後に居てっていうのも大変そうでした。まあ、これも良い思い出ってことで・・・。




制服向上委員会

あらゆるトレンドにも乗っからない究極のアイドルグループ、制服向上委員会のステージが2番目でした。この日一番恐れていたSKiです(笑)。

1曲目、ストリングスのアレンジが懐かしいような感じだし、やっぱりサウンドの傾向は守ってるのかなーとか思って聴いてましたが、いやいや、これこそ昔からやってる曲「清く正しく美しく」でした。90年代にデビューした時のレーベル移籍後の1発目だったでしょうか。昔聴いたことがあったので、なんだか懐かしくジーンとしてしまいました。(当時SKiファンの方が近所に住んでいた影響で少し耳にしていたのです)

我が家にキティーから出ていた頃の8cmシングルがあるので、それらの曲やらないかなと少し期待していたのですが(「笑顔がスキッ!」「同級生」等)、古い曲はそれくらいで、地デジ化ついでにくだらないテレビ番組と決別しようと歌う「TVにさようなら」などを披露してました。ぞっとしました(笑)。

その後、MCでも「脱核」「脱AKB」などと言ったり、ぞっとする瞬間がしばしばあって、本当に怖かったでした(笑)。

みんな濁し濁しにしてることをステージの上からアイドルがそれを言うっていう様、SKiでしかみれないですね。しかしながら案外曲が悪くないのもずるいですね。しかしCD購入は見送りました。(お金もあまりなかったので)

ライブ終了後、司会の吉田豪さんが「脱AKBって言ってたけど、本当はAKB好きでしょ?」ときわどい質問を投げて、無言で戸惑うメンバーとか、凄い図だった(笑)。そう、司会が豪さんでSKiをいじるっていうあたりも良かったですね。あんなスリリングなシーンが見れるなんて・・・。




バニラビーンズ

続いてバニラビーンズが登場しました。

この日は小バニビ、中バニビ、そして本人たちの計6人で登場(笑)。出オチっちゃ言いすぎかもしれませんが、ウケた(笑)。一緒にポージングして「ニコラ」なんか披露してたかしら。

やっぱり曲は凄い良いんですけど、歌って踊って・・・っていうものを見てる中にポージングしかしないバニビを見るとちょっと気分が合わないですね。

彼女たちは彼女たちで良い味も持ってるのですが、そんなこんなで休憩しながら見てました。




腐男塾

中野腐女シスターズのもう一つの顔、腐男塾です。

元々はなわが提供していると言う曲の"アツい"感じが好きでなくて、あまり積極的に見たいと思ってなかったのですが、いやいや、登場した時のオーラ、そして巨大な武器(笑)、これはなかなか迫力がありました。

中身が結局グラビアアイドルなわけで、グラビアやってない子よりスタイルがよくてぬるいんだろう?くらいに思ってたんですけど、いやいや、とんでもない。

あれはグラビアアイドルでも、男でもない。"腐男塾"っていうキャラクターがしっかり出来ていて、ステージングも巨大な武器を使ったものだったり、マイクスタンドを使ったりと"腐男塾感"とでもいえそうな独特の世界観を展開していて"はっ"としました。

で、先述のはなわが提供した"アツい楽曲たち"の感じも彼女達のステージングには合っていて、あまり好きでなかった先入観が見事に拭われましたよ。良かった。

ぱすぽ☆が出てなかったら見に来なかったかもしれないこのイベント、ついでに感あったにせよ腐男塾をこうやって見れて良かったなと素直に思える、なかなか良いライブでした。ただ、遠くから見てたせいもあるし、名前がわかりづらいのもあって、誰が誰だかはさっぱり把握できませんでした(笑)。

楽屋に「男子禁制と書かれてて、おれたちは」みたいなMCも良かったですね。あと、演じているけども拭い切れない中の人の質感がちらりと見られるあたりにもかわいさがあって良かったですね。見たことない方で興味ない方も、1度くらいみてみて欲しい、そんな腐男塾でした。




東京女子流

はい、申し訳ない気持ちになりつつも超絶楽しみにしていた東京女子流の番がやってまいりました。

夜の部が開くまでの間、音楽堂の外で音漏れを聴いていたのですが、やっぱり「鼓動の秘密」が突き抜けたキラーチューンっていう感じではないにせよ、非常に良い曲だなーと高まっていたので、それを目の当たりに出来る喜びがありましたが、実際生でステージング含めてみて見ると物凄いですね、これ。

上述の通り、彼女たちが結成した2010年1月から2ヶ月後の3月に1度ライブを見ていたんですけど(確か2月から2週に1回ライブをやっていたので第3回目のライブだったと思われる)、高い素質を持っていながらも、まだまだ磨きが足りない新生アイドルに「しばらくは良いかな」と思っていたわけですが、先日アルバムをリリースし、キャンペーンとしてたくさんイベントを行っていた彼女達。twitterのアイドル好きのフォロワさんたちから良い噂ばかりが目に飛び込んでくる昨今、あの女子流がどうなったか、いかがなものかと思ってたわけですが、まずダンスのレベルのばらつきが減り、全体的に整ってました。歌唱面でも圧倒的に小西彩乃が秀でてる以外は「まだまだ」っていう感じだったけども、それぞれの個性を保ちつつ技術も向上している様子で、とにかく一瞬も隙のないステージだった。

みんなで歌って踊れる「おんなじキモチ」も空の下で披露するにぴったりの曲だったし、初のバラードナンバーと言う「サヨナラ、ありがとう。」に至っては美しい照明の効果、十代の切なさを詰め込んだ歌詞も相まって涙がぼろぼろ出てくる始末(!)。avexが排出してきたdream、SweetSが持っていた「avexのアイドル」のカラーをちゃんと持ちつつも女子流にしか出せない世界観が見事だった。

まだ結成して2年未満の彼女たち。年齢もまだ若く、5年経っても20歳未満であろう彼女達。どこまで続けていくのか不明ですけど、現時点でこれだけの完成度を誇っている東京女子流は間違いなく今後もっとすごくなっていくんだろうな・・・とか思ってたら涙止まりませんでした(笑)。

こんなに心を打たれると思わなかったので、一気に思いなおしました。本当に良いグループです。

しかしながら、パフォーマンス面でのレベルアップとはうらはらに、MCでは自由度の低い幼さ、台本通りの台詞感が消えてなくて、そこら辺にも胸がきゅんとしました(笑)。

ギャップ萌えっていうのとちょっと違うかもしれませんが、このアンバランスさは十代前半の彼女達ならではかもしれません。

この貴重な時間を共有できて本当に良かったです!




ぱすぽ☆

トリがぱすぽ☆でした。

まずはセットリスト。

  1. 夏空ダッシュ
    • MC(自己紹介)
  2. 少女飛行
  3. ウハエ!
  4. Pretty Lie
  5. Go on a highway
  6. BREAK OUT
  7. LA LA LOVETRAIN~恋の片道切符~
自己紹介は時間節約の為、昨年のTIF(Tokyo Idol unit Festival)でやったと言うリーダー根岸愛によるメンバー紹介で流れるようにやってました。

いやー、しかし、東京女子流で物凄い感動していたのに、この後ぱすぽ☆が突き抜けると言う、素晴らしい並びに改めて感動を覚えますね。

ぱすぽ☆はワンマンフライトなどで使ったオープニング出囃子を使って、クルー一人一人がステージに登場。女子流ちゃんたちとは違った魅力を放つぱすぽ☆登場に高まりまくりつつ、冒頭から「夏空ダッシュ」でアッパーに始まって、これまたやばかったですねー!

MCを挟み、大記録を作り上げたメジャーデビュー作「少女飛行」を華麗に決め、間髪入れずにカップリングの「ウハエ!」で突き抜けるのも素晴らしかった。

東京女子流も隙のないステージをしてましたが、ぱすぽ☆はもっと濃密でロック色の強いアタック感で駆け抜けていくのが痛快でした。

なんか同じことばっかり書きそうなのでこの辺にしておきますが、とにかくぱすぽ☆がトリをかっこよく決めてくれたので嬉しくてたまらなかったです!




以上、最高に楽しい1日でした。

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