オトメ☆コーポレーション「おいし伊那☆ローメン」ライブ映像
アイドルファンでなかったら知らなかったかもしれない、長野県伊那市のご当地グルメ、ローメン。
オトメ☆コーポレーション(wikipedia)メンバーのなるみ(2013/10/31でグループを“退社”)が長野県伊那市出身と言うことで、長野県関連のイベントにもちょいちょい出演する、ご当地アイドル属性も有してるらしいのだが(自分が初めて見たのは都内ライブハウスでのイベントだったので、そんなバックグラウンドはあとから知りました)、「おいし伊那☆ローメン」と言うシングルを彼女たちが出していることで、この食べ物の存在を知った。
肝心のそのシングルは所有してないのだが(笑)、せっかく伊那市を仕事で訪れたので、同行している方を説得して、せっかくなので食べに行こうということになった。
いざ「ようこそ!ローメンの街へ」と書かれた看板を高速降りて目の当たりにしたものの、何もローメンのお店について知らない状態だったので、改めて調べてみた。
とりあえず「萬里」がオリジナルだとのことで、萬里本店に行って見ることにした。都合よくお店もやってて良かった。
お店に入ると、まず薬種の瓶が目に飛び込んだ。大スズメバチ1500円、オットセイの陰茎の薬種など、なんだか珍しい&ギンギンになりそうなのが色々あったのだが、ローメン並をオーダーした。
密かに、オトメ☆コーポレーション縁の地なので、来店しました!みたいなサインでも飾ってなかろうかときょろきょろしたのだが、一切そういうのはなかった(笑)。自分が思ってるほど、ご当地アイドルは地元でも知られていないのかもしれない。
ビール飲みたかったら飲んでも良いぐらいに言われたのだが、自分だけ飲むのも申し訳ないので我慢していたのだが、「豚頭(とんとう)」なるお勧めメニューが気になった。豚の頭の骨以外の部分を煮たものだったのだが、醤油、酢、ごま油、七味などかけて食べると書いてあったので、絶対おつまみ的なやつだろうと言うことで、豚頭&ビールをいただくことにした。
卓に置いてあった「ローメンのおいしい食べ方」
まずローメンの話をしておきたいのだが、食べ方、楽しみ方の説明書きが置いてあった。酢とウスターソースを1周ほどかけて食べ、あとはお好みで七味を投入するなり、先述の卓においてあるゴマ油や七味など投入して味を調節してくれと書いてあった。
羊肉が特長だと伺っていたので、その香りが楽しめればと思ってたのだが、羊臭さは楽しめた。具はキャベツ、羊肉、そしてキクラゲ程度でシンプルだった。麺も特長で、太めで、固く、歯切れの良い麺だった。スープはたっぷりはなく、ないわけでもないと言う感じだった。「やきそばのような、ラーメンのような」と言う形容がそれを指すのにネット上などで見られたのだが、どっちかと言うと皿うどん、チャンポンに近い食べ物かなと言う印象だった。
足し算をする前提の味と言うことで、プレーンでスープをすすったら味は薄かった。酢、ソースをかけて食べるもそんなにパンチのある味ではなく、脂っこさみたいのもなくてさっぱりしていた。そんなわけで、濃い味大好き派としては物足りず、ソースをだばだばかけ、酢もたくさんかけ、七味も投入、ゴマ油は少々かけて食べ進めてみた。とりあえずはおいしかったのだが、近所に提供店があったとしても、通うかと言われたら、通うほどではないかなと言う感想に落ち着いた(笑)。
さて、豚頭の感想だが、こちらは豚の臭みを消す為に少し香り付けしてあるかなー程度のもので、脂身が充実した食べ物だった。これが一人でつまむには多く、少し同行した方に勧めてみたのだが、結局80%以上自分で食べることになった。ローメンが多かったことはないのだが、脂を沢山食べたので、帰りに少し気分が悪くなってしまった(笑)。値段が680円だったので、結構量乗ってるんだろうなと思いつつ注文したのだが、やはりそれなりの量が盛られていた。みんなでつまんで楽しみたい一皿と言うところか。味はなかなか良かった。だが、たくさん食べるテイストでもないかなと言う感じだった。
同行した方がレバニラを頼んでいたので、一口いただいたのだが、こちらはしっかりした味付けでおいしかった。その他中華系料理、どれもおいしそうだったので、近所にお店があった場合は、ローメンもとりあえず食べつつ、中華を楽しみたいと言う印象だった。
日頃食べるものじゃないからこその楽しみっていう感じでしょうか。「伊那と言えば?」について、ローメンしかなさげなので(笑)、もしまた伊那に来ることがあれば楽しめればなと言う感じでしたとさ。