小山絵里奈(myspace)のライブがあったので行ってきました。
場所は
代官山 晴れたら空に豆まいてでした。
青山にある「
月見ル君想フ」の系列に当たるライブハウスです。
出演
晴れたら空に豆まいてここ、初めて来ました。
以前も小山さんがここでライブをやったりしていて行きたかったのですが、予定がぶつかって行けずで、やっと来れたと言った感じ。
blogを始めてから2008年3月 nenemを見に、2008年7月 プリングミンを見に"月見ル"に足を運んでるっぽいですけど、それ以前から何回か足を運んでは居心地の良い場所だなー、ビールおいしいなーと思ってたので、それの系列店ともあれば悪いはずがなかろう、そう思ってました。
入ってみて実際どうだったか。いやー、素晴らしい。
小山さんが言っていた形容を拝借すると「芝居小屋みたい」。
靴を脱いで上がる座敷シートがあって、畳エリアが2箇所ほどあり、フロアはゆったりとしていてテーブルと椅子が設置されており、ちょい和風なレストランのようにも見える空間でした。
ステージも「〇〇小屋」と言った雰囲気があり、どこか懐かしいような感じもして良いですね。スターがぎらぎらの光の中でショウをやりますよっていうのとは逆の、やんわりとした雰囲気の中で良い音楽を堪能できそうな、そんなライブハウスでした。
あと、ビールもやっぱりうまい!
ジョッキをちゃんと冷やしていてくれるあたりもポイントですかね。
mesomeso「めそめそ」と読む。
何も知らないで見ていたのですが、鍵盤にNHKの「トップランナー」にも出演を果たしたらしいトクマルシューゴ(myspace)氏が居ました。
彼、有名ですけど本人を見たのも初めてだったので(アー写をちらっとは見たことあったけど)驚きました。
1鍵盤プレイヤーに徹して演奏してました。
その筋のビックネームが居るmeso meso。基本的にはVocalを務める女性1人の名義だそうで、サポートを迎えてやってるみたいですね。
前知識0で鑑賞しましたが、ウィスパーボイスを中心としたアコーディオン、トイピアノ、グロッケン、マリンバにスティール弦の小さなギターを弾き語ったりと、耳障りの良いかわいい音色がいっぱいの優しい音楽でした。
小山さんに4bonを聴くモードで臨んでいたので、ぐっとは入り込めなかったのですが、とても良かったです。
小山絵里奈2010年初めて見る小山絵里奈。
何回かライブやっていたようですが(西横浜El PuenteでJazz曲限定でのライブとか)予定がことごとく被っており、やっと見に来れました。
この日のステージはギタリストにおなじみの小田島さん、小山さんのここ最近のライブで使用している巨大なピアノカリンバ、そしてそのサウンドをリアルタイムでいじる要員として小山さん周りのことを音楽以外で手がけるコメジさんがDelay担当としていました。
っていうかDelay担当て、ロマンポルシェ。のロマン優光さんとまったく同じポジション!(笑)
ウケるポイントがずれてるかもしれませんが、Roxy Musicで言うBrian Enoポジションと言う微妙だけどひっかかる位置に居るロマンさん。そんなロマンさん以外のDelay担当は初めてです!
なんかテンション上がりました。
ひつじでパーカッション?を担当していた(らしい)松井氏(日本松ひとみサポートも務める)を見に来ていたありとも界隈の仲間、門田くんと目があってにやりとしてました。
1曲目に「りんご追分」。ほぼインプロと言える自由なカリンバ演奏にDelayが深くかかったりと、和ダブと言える不思議な音世界をいきなり放ってて最高でした!
やはり小山さんの良いところは和的歌心があって、日本語で歌うことを心がけているようだけど、それ以外の色んな音楽の引き出しもあって、それらの繋がりを小山絵里奈の歌がつなぎ合わせるていうとこだなと思いました。
コメジさん、関内Lazy Bones閉店前の小山絵里奈ワンマンの際にジャンベで参加していたので、小山&コメジコラボは初ではなかったのですが、日ごろLazy、Puenteで音響周りを少しいじるだけあって、つまみ操作もこなれた様子で、改めてミュージシャン的側面が見れて良かったです。(本人曰く、昔はメタル小僧だったけど、、、とのことだけども、まだまだ現役ですね!)
ライブハウスとの相性も良い気がしました。またぜひここでやって欲しいですね。
4 bonjour's parties2010年02月、mother企画に出演予定で、その時見るつもりで居た彼ら。
都合が悪くなり出演キャンセルとなった為に、次はいつ見れるだろうかと思ってたら案外その時は早くやってきました!
何回か見てる素敵なバンド、YOMOYA(myspace)と同じレーベルから音源を出しているとのことで、遠くない好みであることが間違いない点に、多彩な楽器が登場する音楽的ふくよかさ、あとmixiのBelle & Sebastian(wikipedia)コミュニティで「ベルセバ聴く人がオススメする他のアーティスト」で誰かさんが挙げていた4bon。これらの要素だけで好きそう!と思って気にしておりました。
上述のmother(myspace)のメンバーも大好きと言う話だしで、なおさら楽しみにしてました。
小山さんと対バンっていう形で見れるなんて最高です!
見ての感想ですが、いやー、良かった!
女性がフロントに2人、彼女たちがフルート、トランペットなどを操り、アコースティックギター&シンセ&エレクトロニクス&ヴィブラフォンなどを担当する男性、エレキギターにコルネット?を担当する男性、ベース、ドラムの編成で、全員がマルチプレイヤーっぷりを発揮。
ステージを見てると忙しそうなのですが、めくるめく展開する音楽はどこまでも飽きない印象で、ポップさも十分、ポップス過ぎないところでまとまってる玄人ウケも良さそうな音楽性と演奏がやわらかく、かつガッシリと耳に飛び込んできます。
これだけの演奏をステージで繰り広げられるんだったら世界でどこ行っても面白がられるのではないだろうか、と言う謎の無限大な可能性も感じるほどにたっぷり感もありました。
4bon、見る機会あったらぜひ見てみて欲しいです。
これが普通のブッキングで見れるなんて安いですよ!4500円くらい払ってduo music exchangeくらいの規模で見てみたいくらいです。
と、そんなおなかいっぱいの1日でした。
久しぶりにチーム小山に会えて嬉しかったです!