2016/09/27

ブスiD主催 『アイドルだらけの逆噴射婚活!リターンズ』 (2016/09/27) @ 阿佐ヶ谷LOFT A

ブスiD主催 『アイドルだらけの逆噴射婚活!リターンズ』を見に、阿佐ヶ谷LOFT Aに行ってきました。


概要

トイレに貼ってあった告知の紙。
ミスiD(ミス・アイドル)というミスコン的なものがありますが、それについては説明は省きますが、若干それに被せた名前を持つ「ブスiD」。主催は元あヴぁんだんどの運営をやっていた柴崎という人(twitter)。あヴぁんだんどがクロスアイデア(じゅじゅ/リナチックステイト/地球人 が所属)に事務所移籍となってから始めたのがこれでした。

「ブス」と聞くと、好みでなかったり、見た目が良くないなと思った異性を男性が指す時に使う差別的なワードだったりしますが、この「ブスiD」の公開最終選考会のようなイベント(2016/07/11 @ 阿佐ヶ谷LOFT A)にも足を運んだ感想からすると、見た目が“ブス”だという人はほとんどおらず(自分の好き嫌いもあるので、“いなかった”とはあえて書きません)、「何がブスだ!かわいいじゃないか!」と思うぐらいの人たちがファイナリストとして残っているイベントでした。(逆にどんな人が落とされたのか興味深い)

導入はさておき、その前述イベントで「グランプリ」となった人を中心に、現在「ブスiD」というユニット?名で雑多なステージ活動を展開しており、自作楽曲で歌う人(篠田美月さん | twitter/soundcloud)がいたり、毎回なんらかのテーマに沿って作ってきたアイテムを使ったパフォーマンスをする人(空洞さん | twitter)などがよくステージに上がっている。(数回見たけど、毎回違うので、決まった楽曲をやるアイドルというものではない)

で、その辺も参加+周辺で活動する(すなわちTRASH-UP!!ブッキングのイベントに出てるユニットだったり、そうでなかったり)アイドル/アイドル?な人たちを集めたバラエティ・イベントがこれでした。

この「ブスiD婚活」は今回2回目で、1回目は行かなかったのですが、なかなか好評で、平日の阿佐ヶ谷LOFT Aが人で埋まってる状況でした。ライブ活動もやっているアイドルも参加していたので、10分程度のミニライブ数組も見られました。

● ブスiD主催 『アイドルだらけの逆噴射婚活!リターンズ』本編の流れ
  1. フロアに大きく円を描いて女性陣が座る
  2. 男性がその周りをぐるぐる回って1分ずつ喋っていく
  3. 1周したところでお気に入りの相手の名前をそれぞれ紙に書く
  4. 紙を照合、お互いの名前が一致したらカップル?成立
● 出演者
ブスiD、tasotokyoガールズ(岬たん、吉野なおの妹、謎メン、まないこ、バニラ、じゅんじゅん)、ハートにポチコン、鈴木花純(ex.テレジア)、ヒャクショウイッキ、佐々木来夢×戦慄かなの、生春巻きとソース焼きそば(さゆなし、もこぺろ)、あやまんJAPANユース(相馬・セルフプレジャー・ルイ、ヘラクレス太田、絶倫乳輪かおりん、最終性器高田)、赤血球、米原康正、ハジメファンタジー
冒頭は出演者紹介+短いトークパート、本編が右記の通りの流れだった。

出演者も右記の通り。よくライブを見に行っていたテレジアの鈴木花純ちゃんもいたり、よくライブ見に行ってたけどしょうもない下ネタをステージで言うようになってからうんざりして見に行かなくなった某も出てたり(最近は本人も懲りて言わなくなったみたいだけど)、知ってる人もいれば、よくわからない人も出演といった感じだった。

あと、演者一覧に書いてない謎のV系っぽいメイクをした黒い服装の女性がいたのだが、名前が物騒だったこと以外思い出せず。見たことある人だったが、その人は先述の「婚活?」タイムには参加してなかった。とても不気味だった。

感想


店内に入る前に寄った、ミート屋のミートスパゲティ。大盛りにしてみたんだけど、結構パスタが太くて、並で良かったかなとおもいました。ずっとおなかいっぱいで苦しかった。でもおいしかったです。写真は揚げナストッピングもしてます。阿佐ヶ谷に行く機会あったらぜひ寄ってみてね!
既に接したことがある上記で個別に名前上げた人辺りは気軽に話せたのは良かったものの、大勢の人間がせーのでしゃべってるので、会場が結構騒々しい→話し声が聞こえない→声を張らざるを得ないというのが結構体力的につらかったのと、1分で回転させられるので、大した話ができたわけではない点もストレスでした。

本当の「婚活」も結局、知らない人と出会う・打ち解けるということが重要なところだと思うのだけども、その重みをソフトに感じることができるイベントなのかなという印象だった。柴崎の馬鹿野郎(笑)。

参加者は名前がわかるように、養生テープに油性ペンで名前を書き、わかるところに貼り付けて、名乗らずでも相手が名前を認識できるようにとしていたのだが、途中で話すことがなかったのかは不明だが、名前を人に剥がされ、それ以降名無しで回ることとなった。逆にそれのおかげで名前を知られずに済んだのはありがたかった面もあった。ありがとうございました。

あと、フツーに見に来た女性のお客さんも「男性と話す側」に回らされていて、そういう人と当たった時は「今日は何見にこられたんですか?」という話しかできなかった。

今日、アイドルの楽しみ方は「接触(握手・2ショット撮影・サイン時の会話など)」が多く語られることが多いと思うのだが、そういうのが好きなクチの人には、入場料+飲食代で色んな人と接せられるので面白い/おいしいイベントなのかなという気がしないでもなかったが、エネルギーをとても要するイベントなので、メンタル不調・体調不良の人は参加しない方が吉だなと思った。実際、演者某1名がメンタル不調だったみたいで、最後のマッチング時に某と某の相方がそれぞれ名前を書いたらしく、ステージ上で抱き合い、泣きながら「某ちゃんは私の恩人で…(号泣)」と語りだすシーンが見られた。

あと、ちょっと“その気”をこじらす人には向いてないイベントなんじゃないかとも思った。その辺のケアまで考えられてなさそうなので、このイベントが今後も続き、もし参加して不快に感じることがあったら、柴崎氏を苦情をぶつけたらいいんじゃないかと思いました。アイドルだけに限った話ではないですが、異性に一方的に想いを抱き、その形が好ましくない場合、向けられた側のストレス・ダメージっていうのがありますからね。

たまたま空いていた友人を一人巻き込んで参加したので、その友人と連番しながら時に3~4人で話したりしながらぐるぐる回って楽しめたかなという感じで終えられて良かったですが、本当に疲れました。柴崎氏の履いたズボンが冒頭のタイトルコールで、内股部分が割け、パンツが見える状態になったと言っていたが、参加者の感じたストレスがきっとパンツ割ける呪いに化けて現れたのではないかと信じています。

ライブパートについての感想は、まったく面白くないなと思うものや、安定の素晴らしい歌声が聴けたものと、色々でした。LOFT Aは逃げ場もあるし、トイレも複数個所あるので、好きに過ごせるのはいいかなと思ってます。


「野生の蛇に初めて出会った」と語っていた たかださん。
あと、忘れてた。ブスiDファイナリストに残っていた「高田」さんという女性、結構衝撃的な人だったので気になってたのですが、そののちに あやまんJAPANユースにもなったという話があり、久しぶりに見られるのを楽しみにしてまして、「最終性器高田」の芸名を得て、再会できました。あやまんJAPANユースに加入した話を聞いたら、本人的にも「私、あやまんJAPAN合うかも」と対バンした際に思ったとのことで、受けたら受かったとのことだった。

あと、ヘラクレス太田というメンバーが始まる前に、「相手の名前」欄に「ヘラクレス」と書いて配布していたのも面白かった。大き目の“ぽいぽい”Tシャツをめくり上げてパンツ見せびらかしまくっていたヘラクレス氏、終盤バー側ですれ違ったら、結構へろへろになってて、なんて真面目なパフォーマーなんだと思いました。ヘラクレスは頑張った!


ざっとした感想ですが、そんなイベントでした。ただ歌って踊って特典会!みたいなインディ・アイドルシーンに違う風を…という姿勢が感じられる柴崎チーム“WEEK-END”、次はどんな感じになるのか、やんわり気にしております。

ちなみに余談ですが、柴崎運営時代のあヴぁんだんどとよく対バンしていた少女閣下のインターナショナルの演出・運営を担っていた長田左右吉(そーきち)くんも、少女閣下が活動休止となり、次のユニットを準備していたり(2016年11月頃から活動予定らしい)と、「2015年の次」に向かっているようで、時の流れを最近ひしひしと感じるこの頃です。

2016/09/22

2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その4)

大阪行ってきた話の続きです。「2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その4) 」に当たります。(20-21としてるけど、22日の話。日付変わってるけど気にしないで!)


15:15 自由軒の名物カレー

名物カレー大盛り(950円) / 卓に添えられた紙ナプキン / お店外観
14:45頃にJeanne Mariaワンマンライブが終わり、ライブハウスから表に出たら雨が降っていた。帰りのバスは24時なので、これから9時間ぐらいはヒマである。困った(笑)。

雨天でなければ、道頓堀で観覧無料のイベントなどもあったようだが、なくなってしまっていたので、丁度よい時間を潰せるイベントもなくなってしまった。(有料イベントはちらほらあったけど、お金が底をつきかけていたので断念)

大阪にいるのだし、一度は自由軒の名物カレーを食べてみたいなと思っていたので、ざっと場所を調べて、心斎橋から難波方面に歩いた。雨避けでアーケードは大混雑だったので、傘を東京から持ってきていたこともあり、アーケードの一本隣の道を歩いた。歌舞伎町っぽい雰囲気の場所も通ったりした。風俗や紹介所、スナック、ホストクラブなんかが多くある景色だった。

だいたい1.3kmだったようだが、雨天だったことや知らない景色だということもあり、少し遠く感じた。うまいこと歩けばずっとアーケードでほとんど濡れないような歩き方もできそうだったけど、混雑していたので、時間はもっとかかったかもしれない。さくさく歩きたいので、道を外して良かったかもしれない。

で、自由軒到着。おばちゃん/おばあちゃんたちが切り盛りしてる、古き良き食堂って感じだった。

所謂「洋食屋」なので、フライの盛り合わせとかもおいしそうだなと思ったのだが、これから数時間時間つぶすのにお金をここで消費してしまっては、と思い、とりあえず名物カレーの大盛りをお願いした。(お腹空いてた)

大盛りだと卵が二つ落とされてて、それを混ぜながら食べた。程よく辛いけど、めちゃスパイシーってわけでもないので、卓のソースを少しかけたりしながら食べた。味が薄いわけでもないのだが、食べ方のひとつとして書いてあったのでやってみたのだが、ソースの味がそもそも好きなので、+ソースの味もたのしんだ、という感じで食べた。カツカレー頼んでる人とかもいたし、サーロインステーキ付をオーダーしてる人もいて、ちょっと羨ましかった。またいつか来れたら頼んでみようかなということで。

17:00 フルーレット 大阪第2回定例ライブ

MBS毎日放送本社1階「ちゃやまちプラザステージ」入口の掲示。
大阪行く前にイベント情報を調べ、友人・知人が教えてくれたものや、自分で見つけることができた情報をメモしておいたので、それを見ながら難波のビックカメラなんば店のベンチに座って考えていたが、いまいち気持ちが持ち上がらず、お金もないので、さてどうしたものかと途方に暮れていたのだが、思い直して、梅田駅からちょい北に進んだところにあるMBS毎日放送本社で行われる、フルーレットの無料イベントを覗いてみることにした。

Jeanne Mariaのファンの人と話していて「リトレットっていう妹分も出るらしく、JMファンもこの後数人行くらしい」と聞いていた。そんなに他のファンの人と話さないけども、全く知らない現場よりは落ち着くかなというのもあって、立ち寄ってみた。グループについては一切情報知らなかった。

放送局のエントランスのようなところに作られた、なかなかしっかりしたステージで、フロア後方は撮影可能エリア、前方は立ち見観覧エリアと分かれていた。保護者っぽい人が多かった気がする。完全無料で観覧できるイベントだったので、なかなか人も集まってた。

始まる前、吉田という男性がマイクを持って現れ、客の掴みを確かめていたのだが、関東人が思い描く「ひょうきんな関西人」をそのまま形にしたような軽い口調とジョークで面白かった。

その吉田さんによる「じゃあ皆さん!私が『フルーレット!』と言ったら『推すだけ!』と返してください!3回行きますよ!」と煽り。その前にツイートで「フルーレット見るだけ」とツイッターにほざいていたので、オフィシャルでブ〇ーレット被せするんかい!(笑)と思った。

にしても、この男性、スタッフかな?と思ったのだが、運営の男性はまた別にいたので、結局何物だか、今調べなおしたけど、よくわからなかった(笑)。

フルーレット 盤は流通しているみたいです。
2016/09/22 フルーレット 大阪第2回定例ライブ 公式でこの日の模様がそのまま上がってました(笑)。
ライブ中の告知などでわかったのだが、滋賀のご当地アイドルで、前身がFrilL FleuRで、「あ、それならCD持ってた!(はず!)」と思ったのだが、リニューアルして、妹分もできて、というところらしい。

イベントの流れをざっと書くと、冒頭はリトレットからで、3人編成で1曲やって終了。さらっと名乗って帰ろうとしたところ、吉田氏に「1部でも言うたやろ~。名乗らなんと!」と仕切り直しされて、個別に名乗って捌けた。小学5年生2人と中1の1人という編成だった。自分が見るには若すぎるなと思った。

子供たちが名乗った後に「46歳、よしでぇ~す」と被せる吉田氏。うざいけど不快ではなかった(笑)。

簡単にリトレットとフルーレットの紹介をはさみ、愛踊祭2016なるイベントにエントリした時の、東京でやった演目を再現すると触れられてフルーレットのステージスタート。こういう曲やってるのかーと、受けた説明をすっ飛ばして思ってたら、クレヨンしんちゃんの曲やアッコちゃんのテーマが演じられて、あぁそうか・・・と思ってしまった。

1~3曲目がその再現と言われるステージで、6人でステージ狭しと動き回っててなかなか好印象だった。曲はアレだけど。(←愛踊祭を好意的に思ってないだけです)

勝ち上がって東京の公演まで行ったが、優勝は逃したとのことで「来年はリベンジ!」という話だった。そこから3人招かれ、9人になった。ちょいちょい無茶ぶりを入れる吉田氏によって空気が凍り付く瞬間もあったが、色々温かさがある時間だったので悪い間はなかった。個別の名乗りを入れ、4~8曲目まで続けてライブ。MCをで締めたものの、アンコールで再び登場し、5曲目にやった「ジャポポポネーゼ」を再演して終了。

個人的に6曲目の寸劇風のスタートだった「ハートの引力」がアッパー過ぎず、メロディも良くて好印象でした。CDはこの日、半額で売り出し、1枚購入でチェキ券が付くという大セールをやっており、音源が欲しいだけの自分にも嬉しい売り方だったが、帰り際、財布に1000円札1枚+αみたいになってたので、買わなくて良かったような気はしている。CDが結局完売し、チェキ券だけの販売を臨時で行うほどの盛況っぷりだった。

曲は気に入る曲もあれば、フツーかなと言う印象の曲もあり、メンバーはかわいいなと思える子もいれば、そうでもないかなーという子もいたりだったけども、ステージの雰囲気も良かったし、たっぷり見れて無料イベントながら魅力に触れられるような充実した時間でした。大阪からちょっと離れたところのご当地グループがこうやって定期?的にたっぷり公演やっていってくれるっていうのはありがたいですね。大阪に住んでたら、ありがたく見に行っちゃうかも。

無料ハイタッチもやっていたが、メンバーの名前すら覚えきれてないので、ノリで行くのはやめておいた。

24:15発のバスを待つ、そしてバスへ

帰りのバスですが、いつも使ってるさくら観光ではなく、WILLER TRAVELにしてみました。値段は少し張るものの、いいらしいという噂を耳にしていたので、一度使ってみたかったのでした。

お金がないとさんざん書いてますが、クレジットカードですでにお金は払い終わってるので、あとはどう時間を潰すかで悩みました。

乗り場が難波とか梅田ではなく、梅田駅から西に1.2kmほど進んだ新梅田・大淀と呼ばれるエリアなのが少々大変でした。公式サイトの案内見ても「徒歩10分超」で書いてあったり。旅(というか稲荷山登山)で体力が消耗してたので、まったりゆっくり歩きました。梅田駅から北に伸びる線路の下の長い地下道をくぐって、新梅田・大淀エリアに到着し、あたりを散策しました。700mぐらい南に行くとガスト、天下一品がありまして、関西の天一食べたいなとも思ったのだが、時間つぶすには適切じゃないのでガストを選択。小さな焼酎の瓶とドリンクバーをオーダーし、唐揚げをつまみながら時間を潰した。車でなら立ち寄りやすい場所というイメージのところで、駐車場は埋まっており、打ち合わせだかなんだかしてる人々が多かった。

22時前までそこで2~3時間時間を潰したのだが、読む本やゲーム機なども持ってなかったので、結構しんどかった。本ぐらい持ってくるべきでしたね・・・。22時頃になり、バス待合のスペースへ。最初見た時には数人ぽつぽつと居た程度のそこに人がみっしり集まっていた。

少し高いバスだから、民度も高かろうと思っていたのだけども、結局夜行バスで4列シート、そんなには変わらないかなとは思いましたが、行きのバスが最悪だったので、帰りは全然良かったでした。が、間仕切りがシートにあったけど、若干乗り越えてくる時があったので、少し困りました。(ずいぶん行きのバスに鍛えられたものです。)

WILLERで使ったバス、リラックスシリーズというもので、シェードがついてるのが結構良かったでした。トランクは持っておらず、リュックで済ませていたので、足元にそれを置いてしまったので、あまりその点は活かしきれなかったけども、頭が落ち着くクッションも小さいのが備え付けられていて、悪くはなかった。ネックピロウは自分で持っていたので、それを合わせて使った。隣の席の人は、足元がみっちり埋まるほどに荷物を持ち込んでいたので、大変そうだった。


帰りは大崎に着くバスに下のだが、大崎に着くのは個人的に帰りやすくて楽だった。深夜バスといえば新宿のイメージがあったが、乗りやすい選択肢をここに来て覚えてきました。

今回の大阪、前乗りで一泊だったので、観光しようと思っていたものの、木曜日は万博記念公園の定休日だったり、雨天で動きづらかったりで、思ってた観光はできなかったけども、京都の稲荷山&ラーメンで別の楽しみ方できて、それはそれで良かったかなという感じでした。

長くなりましたが、こんな感じの3日間でした。

Jeanne Maria〜Only Nine Carnival!! in OSAKA (2016/09/22) @ OSAKA RUIDO

ジャンヌマリア単独公演 『Jeanne Maria〜Only Nine Carnival!! in OSAKA』を見に、OSAKA RUIDOに行ってきました。

話としては「2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その2)」の続き(その3)に当たる記事です。


どうだったか

2016/09/22 Jeanne Maria〜Only Nine Carnival!! in OSAKA セットリスト/流れ
  1. SE
  2. 禁断のスイーツ
  3. difficult age
    • MC1
  4. ストレンジモンスター
  5. Freeze Heart
  6. Sacred Oath
    • 転換1
  7. 泡沫ジャンヌ(杏・純礼子・瑤音)
  8. キミダケオモイ(咲絵・乃彩・涼葉)
  9. Revolution(柚帆・祐・桃佳)
    • 転換2/MC2
  10. ライトニング
  11. KAKU-YOU
  12. message
    • MC2(前振り・煽り)
  13. AMAKAKERU
  14. 奇跡のカケラ
    • MC3(名乗り・本編終了)
    • アンコール
  15. 10TEARS
  16. 恋するスナイパー
  17. 幻想クロニクル

  18. Rusty Nail
  19. ストレンジモンスター
  20. 奇跡のカケラ
  21. AMAKAKERU
    • MC4(まとめ/感想)
    • Wアンコール
  22. 10TEARS
ワンマンライブは今回が2回目のJeanne Maria。昨年11月に開催された「ジャンヌマリア降臨‼~初ワンマン in OSAKA RUIDO~」は金銭的に余裕がなかったのと、都内で夢幻レジーナのワンマンがあり、そっちのチケットを買ってしまっていたので断念してました。今思えば行っておけば良かったのですが、大阪遠征に自ら踏み切ったのは2016年1月が初でした。いざ計画立て慣れると、金銭的にはやはり苦しいけど楽(楽しいの意味も含めて)ですね。

セットリストは右記の通りで、少し内容に触れつつ、個人的な感想を書いてみたいと思います。

冒頭SEはキックから始まり、初期のパイプオルガンSEが始まったと思ったら、最近使っている派手なギターサウンドから始まるものへと繋がるトリッキーなものだった。

最初の衣装はチェック柄の衣装で、(1)は最初期の曲を、(2)で勢いつけて、一人ずつ自己紹介と意気込みを交えてMC。(3)~(5)は続けて披露、旗+タオルを使ったステージの(5)では(6)に備え吉田杏・田中瑤音・治田純礼子3名以外で演じられた。

ここから寸劇を含んだユニットコーナーへ。(6)は杏→男と別れたてでやさぐれ気味の人気女優、瑤音→人気女優の先輩、純礼子→杏のアシスタント/女優見習いの役で、巨大なパフで顔に粉をはたく杏ちゃんが若干げほげほしてるのが本当っぽくて面白かった。パシられる純礼子、瑤音の登場で純礼子が実は杏の娘(血縁なし/別れた旦那の連れ子)だったと告白を受け、伝えられなかった想いを純礼子が杏に伝える→「泡沫ジャンヌ」へという繋げ方だった。ストーリー展開が急&強引でちょっと面白かった(笑)。

(7)は咲絵→母、乃彩→引きこもり兄、涼葉→その妹(兄が夢中のアニメに精通)という設定で、“アニメに登場する女子”が告白を受けてOKしてしまったことにショックを受けて引きこもる様を熱演する乃彩ちゃんの様が良かった。妹「実際に会ったことなんてないでしょ?!」と兄にいうも、兄「会ってサインももらった!」と言ってサインを引っ張り出す展開が強引ですっ飛んでて面白かった。

(8)は誰が本当の革命家かを決める演説大会のような設定で、祐→坂本龍馬、桃佳→オスカル、柚帆→食卓のヒーロー コロッケ革命家 田中の役割。順々にキャラクタを発揮しながら、最後に「コロッケのある食卓」の話などを展開し、民衆(?)の共感を得て優勝となる田中という話だったが、こちらも他の2者がなぜ負けたかよくわからない形で完結していて、強引かつ手短・急な展開で面白かった。コロッケだけに“サクッ”と終了(これ言いたかった)。後の柚ちゃんのツイートによると、おばあちゃんから借りてきた服を衣装に仕様したとのことでした。

この「Revolution」、個人的に初めて今回耳にした曲で、フルメンバーでのパフォーマンスがちょっと見たかったなーと思った。新しめの曲なので、ワンマンで単独で設けて欲しいのはあったが、話の流れからか、曲調(アッパーではないテンポ)からかは不明だがユニット+寸劇での1曲となっていたように感じる。

アルバム「10TEARS」(2015/07/22リリース)から満1年と2か月、ようやくサインが揃いました。
(9)からはTIF2016前後に合わせて用意されたひまわりが付いた明るい色の衣装で登場、(13)まで駆け抜けるように5曲披露となった。締めのMCでは「もう終わりやねん」といった調子でアンコールを匂わせまくって、べたべたな言葉を添えていた柚ちゃんがかわいかった。

凡そ3分程度の着替え&アンコールモードへの準備をしてからTシャツ姿で再登場したメンバーたち、(14)から(21)の最後までぶっ通しで、たたみかけるように演じられた。ここに勢いのある曲を集めていた印象もあり、トリッキーなセットリストに今回のワンマンのキーがあったのかなという印象でした。

最初のMVと最新のMVを見比べてメンバーの成長を感じてみてはいかがでしょうか!
YouTubeで見られる、Jeanne Maria(MMSジャンヌ)の軌跡(その1) 2015/02/11 MMSジャンヌ「Rusty Nail」 Jeanne Mariaになったのが2015年3月なので、改名直前という時期の映像。
YouTubeで見られる、Jeanne Maria(MMSジャンヌ)の軌跡(その2) 2014/05/04 MMSジャンヌ「Never Ending Story」 MMSジャンヌとして初めて東京に来た2014/04/12の翌月の様子。
YouTubeで見られる、Jeanne Maria(MMSジャンヌ)の軌跡(その3) 2012/10/02 PATTY「すききすみ」 吉田祐・田中瑤音・治田純礼子・諸富乃彩の4人がJeanne Mariaに。この曲、エフエムたまごちゃんメンバーの小学生で引き継いでもいいんじゃないでしょうか。個人的に結構好きな曲です。
YouTubeで見られる、Jeanne Maria(MMSジャンヌ)の軌跡(その4) 2012/10/02 MMSジャンヌ「Rusty Nail」 着座・テーブル席での鑑賞で、発表会的なイベントだったんですかね?
一言ずつ感想を言っていくところでは、咲絵「前のワンマンでは倒れた、今回は生き残れて良かった」、祐「Rusty Nailはお客さん誰もいないような時からやっているので、これだけの人が見ててくれるのは改めて感動、泣きそうになった」、杏「顔に出やすいと言われる、メンバーに厳しく当たっちゃって本当にごめんなさい、体は小さくても心は大きくなっていきたい」、瑤音「幻想クロニクル~Rusty Nailぐらいから根性で乗り切った/Patty(JM結成前の前身ユニットのうちの1つ)の頃は演じだすとお客さんが携帯いじりだしてステージ見てないようなこともあった/ワンマンまでピリピリしてて、田中家で色々あった」とそれぞれ振り返った。(印象に残った部分だけピックアップですいません)

乃彩ちゃんが言っていた「人生で最も楽しい9月22日になった」と言っていた話については、個人的にJeanne Mariaを見に足を運んだ大阪の日々は全部特別で大事な思い出の1日なので、この「特別で大事な思い出」が重なっていくことに喜びを感じます。

最後、捌けようとしたところで記念写真撮影をするとのことで、その撮影を以てワンマンライブ終了。・・・と思ったら、ファン始動でWアンコール、最後の最後に「10TEARS」で締められた。

バラード曲は静かにしてほしい

見出しつけて強調して書くにも、演者には関係ない話なので感想としては適切じゃないかもですが、個人的に結構大きなことだったので添えておきたい。

(9)ライトニング、(10)KAKU-YOUとアッパーかつ激しめの曲が続いた後に、ジャンヌマリアの気持ちが込められたバラードナンバー(11)message と続いたわけだが、ここの箇所でずっと喋ってる人がおり、ステージに集中していたかったが気が散って仕方なかった。さすがにうるさいので2番ぐらいで注意して黙ってもらったのだが、興味がないなら表に出て喋ってほしいなと思った。

これさえなければ満足度はかなり高かった気がするので、本当に残念だった。

物販・特典会

ブッキングライブ・対バンライブに比べてJeanne Mariaだけを見に来たお客さんが多いので、物販も盛況だったこともあり、できれば全員と話して帰りたいと思ってたものの、それはさすがに時間の都合で達成できなかったのが少し心残りでした。仕方ない。

今回はTIF前後で始めた「10TEARS」に全員のサインをもらう続きに徹し、無事9人分のサインをもらうことができたので満足でした。個人的にこれで気づいたのが、杏ちゃんのサインが新しくなってたことでした。それまで「an」が目に当てられた顔っぽいデザインだったものの、今回は「吉」「杏」が目+眉毛、「田」が鼻になってる漢字バージョンでした。

さくらんぼう注意報!、エフエムたまごちゃんのライブも見たかった

これも仕方ないっちゃ仕方ないことなのだけども、たまたまこの前後で同事務所所属の さくらんぼう注意報!と、妹ユニット エフエムたまごちゃんのライブが入っておらずで、ライブを見ることができなかったのも少々残念でした。

さくらんぼう注意報!は9月頭にワンマンライブを終えたばかりということもあり、少し段落がついたってのもあるのかなといったところだった。見に来ている面々の顔がちらっとでも見れたのは良かったですが、本人たちに話しかけるわけにもいかないので、改めてライブ見てから物販でお金払って、ライブの感想を添えつつ会話できたらなと思うところです。

欲を言えば、ミサ先生や根本社長あたりにもライブや曲の感想を言いたかったけど、まあそれはそれで・・・(笑)。余談ですが、フレキシブルな対応をしてくれたスタッフしらいさん、ありがとうございました!

ワンマンのまとめ感想

最後にまとめ。

寸劇を入れることで、ライブのテンションとしては少しクールダウンする面はあるのかなとは思ったが、12月には数年おきに打たれるMMS主催ミュージカルがあったりと、日ごろから演技レッスンなども積んでいる彼女たちにしかできないワンマンライブに仕上がったのかなという印象でした。

アイドルライブと言えば、フロアとステージ上の一体感と盛り上がりが重視される傾向が強い気がするのだが、客側が「沸く」ことをしなくても楽しめるのが自分は理想だと思っているので、歌と踊り+αで魅せてくれるJeanne Mariaに今後も期待しております。

次回大阪に行けるとしたら12月のミュージカルに合わせてという感じになりそうですが、10月末にも東京に来るようなので、まずはそこを心のよりどころにしつつで日々過ごしていけたらと思ってます!


ワンマンが終わって表に出たら、天気が崩れていて残念でした。傘を持っていたので、雨避けで大混雑していた心斎橋の商店街のアーケードを避けて、難波方面に歩いて行きました。そんなわけで、長くなったので その4に続きます。

2016/09/21

2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その2)

2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その1)の続きです。


ごはんの話(甲賀流・金龍)

ラーメン 600円 @ 金龍 この日2食目のラーメンだったけど、観光客なので食べられるもの食べちゃう。それなりにおいしくいただけた。
甲賀流のねぎマヨソースたこ焼き。値段忘れた。ビールと一緒にいただいた。おいしかった。
今回の大阪、ぜひ金龍に寄ってみようと考えてました。

大阪に何回もライブしに行っている某先輩が「金龍の、卓に置いてある辛ニラ&キムチをめちゃくちゃ入れて、とにかく辛い何かになった状態で食べるのが良い」と語っていたのが気になっていたからでした。

心斎橋、戎橋辺りに数軒あるので、どれにしようか迷ったのですが、一番広そうな本店に入りました。メニューは600円のラーメンか、850円のチャーシューメンかの2択(笑)。お店に入る前、キャッチのお姉さんに声かけられ、1回目断ったものの、同じところを通った時にもう一回声かけられたので「さっき断ったよー!」と言ったら「それ絶対私じゃないってー!!!!」と駄々こねだしたので、面倒臭いからさっさと金龍に入ってしまえと思って向かったら、お姉さん「まずいって!まずいって!まずいってばーーーー」と金龍否定しだして笑った(笑)。べつにおいしいもの期待してないからうるさい(笑)と思いながら、それでお姉さんを振り切ったわけですが、結果から言うと、べつにまずくもなかったし、ごはん食べ放題(若干ジャーの中でおこげみたいになってるのもあったけど)&ニラ・キムチ・刻みニンニク入れ放題と、サービスも良く、おなかを満たすには結構コスパ良いんじゃないかなという感想でした。飲みあとの締めの一杯にも最適なライトさだし、足りなければ白米食べればいいしで、利用の仕方次第なんじゃないかなって感じがした。デートで行ったら嫌われそうだけど(笑)。

ちなみにラーメンはライブを見た後で、前にはアメリカ村の甲賀流でまたたこ焼きを食べました。ここも大阪来るたびに寄ってる(笑)。提供スピードも速いし、それなりに美味しいしで満足でした。今回はポン酢じゃなくて、ネギソースマヨっていう標準的なのの+αなのにしたけど、おいしくいただけた。2Fのイートインを利用してみたけど、時間が早かったことや平日だったこともあり、そんなに混雑してなくて、静かだった。

三代目KONAMONお披露目ライブ @ 心斎橋BRONZE


スパで休憩→甲賀流で軽く腹ごしらえという流れを経て、心斎橋BRONZEというライブハウスへ、「三代目KONAMONお披露目ライブ」を見に行きました。

2drink 1200円でチケット代かからない、所謂「無銭イベ」で、大阪に行く前にいくらかめぼしつけておいたうちの1本でした。

1845 OPEN
1900 三代目KONAMON
1904 Radiant▽
1926 KissBeeWEST
1948 神井花音(Vress)
2010 三代目KONAMON
2032
2035 物販
2155 出演者全員お見送りハイタッチ会
出演者とタイムテーブルは右記の通り。関東でもちらほら見られるKissBeeの関西ユニットや、和風ロック系ガールズユニットVressのメンバー 神井花音ソロの2点が決め手で、KONAMONについては「彼氏を選んで脱退した子がいたユニット」というイメージしかないのでそんなに期待せずに臨みました(笑)。

Radiant▽は3人組で、ロック寄りのサウンドのライブアイドルという印象で特に引っかからなかった。

KissBeeWESTはさすがにKissBee系列、ルックスもそれなりに良いし、楽曲の出来もオリジナルなのかはよくわからないけど良さげなものをやっていて、パフォーマンスもよく磨かれていて楽しめた。熱心なファンもいくらかついてる印象だった。

舞闘派アイドル Vress アルバムはamazonでも買えるそうです。
神井花音は、年齢が若いわけではなさそうなのと、活動歴も結構ある方だと思うので、若そうなファンはあまりいなさそうだったけども、実力派という印象で、個人的に結構楽しめた。人から大阪土産でVressのCDをもらって聴いていたので、聞き覚えのある楽曲も聴けたのが良かった。肩、背中が出たドレスで出てきたのだが、煽ってるうちに衣装が落っこちしまうのではないかとハラハラしてしまったが、全然大丈夫でした。華奢だけどパワフルなステージで良かった。

三代目KONAMONはあまり記憶がないのだが、先代から引き続き応援しているファンが支えてる印象で、まだまだステージは出来上がってはいないけども、それなりに盛り上がって終わった感じだった。BiSHの「星の瞬く夜に」をカバーしていた。変に「nerve」とかやられるより全然良かった。BiSHに関しては全然聴きなれてないこともあり、改めて結構良い曲だなと思った。メロディが良いですね。全然グループの評価と関係ないけども。CO2(?)のスプレーをメンバーがぶちまけたりと、派手なパフォーマンスも見られたけども、そののちにどうなっていくのか・・・。あまり東京に出てくるイメージがないので、この印象のままとどまりそうです。物販は寄らずに退却しました。

BRONZEはまだ2年未満の箱だそうで、倉庫っぽい天井の高い空間で居心地は悪くなかった。広くはないが、バーカウンターのドリンクの選択肢も、ビールに関しては缶、生など選べて良かったです。

初潜入!日本橋 IDOLmeets (アイドルミーツ)



(1枚目)エレベーター内の表示。東京・秋葉原にも店舗がある でらなんなんや、「池袋」が含まれるお店などが入ってる。 (2枚目)ミーツの扉。ガムテープはがしたような跡がアレだけど、店内はきれいで落ち着いた雰囲気でした。
今回行くか悩んでいたけど、結局行っちゃったのが、“大阪の秋葉原”と言われる日本橋にあるアイドルカフェ「IDOLmeets(アイドルミーツ)」でした。関東にもよくライブしに来る加藤しょこらちゃんが店長をやっているお店で、そのほか加藤しょこら一門(?)が勤務する“コンセプト・カフェ”の一つです。

自分がしょこらちゃんを最初に見たのは都内のイベント「えびすまつり」に来た時で、当時はまだ店長ではなかった気がするのですが、今日では店長になられたとのことで、どんなかなと思い臨んでみました。

入ってみた感想としては、「しょこら店長大人気で大忙し、カラオケリクエスト・チェキリクエストで話す隙なし」といった感じでした(笑)。あくるちゃん(twitter)と少しだけ話せたのだけども、彼女も関東にライブしに来た事がある&アイドルファンとして東京に見に行ったりしたことがあるとのことで、楽しく会話ができて良かったでした。ありがとうございました!

料金は1時間/600円+1オーダーで、会員証(+300円)作るとそれが500円になるとのことで3時間ぐらい滞在したらその分は元が取れるという。今後大阪行った際にふらっと立ち寄れたら良いなという見込みも含めてカード作っておきました。そういえば、着座した時にうまい棒1本おかれたのだけど、あれはお通しみたいなものなのかしら。意外と良かった(笑)。

ちなみに、この日はカウンターが最初は空きがあるぐらいだったけど、22時頃にはカウンター満員になる状況でした。ステージ側のテーブル席はまだまだ空きがあり、カラオケリクエストをした人がステージサイドに寄っていき、その人がかぶりつきで楽しんでいる風景が見られた。カラオケリクエストができるコンカフェにおけるそういう時間は、普段のアイドルライブでも特に騒いだりする人間じゃないので、なかなかしんどいなと思うので、自分はその権利を使うことはしなさそうだなと思った。

ちなみに、初心者向けのセットメニューがあり、チェキ+カラオケ1曲リクエストみたいな権利がパッケージされたものがあったのだが、カラオケリクエスト絶対しないだろうなと思ったので、そのセットメニューは使わず、1drink頼んだのみで、1時間で帰ることにした。帰り際、お会計済ませて去る際にしょこら店長が一声かけてくれて、ようやく店長と話せたのですが、店長忙しそうだった。ありがとうございました。


心斎橋~難波~日本橋と移動して、帰りは心斎橋~桜川と徒歩で移動しましたが、東京と違って町が隣り合わせで、景色が変わっていくから面白いですね。大阪の話はあと1本の記事へと続きます。

2016/09/20

2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その1)

Jeanne Maria ワンマンライブに向けて、大阪に行ってきたのですが、今回の大阪の行き帰りについて記しておこうと思います。


夜行バスで行く

今回も夜行バスで行きました。やはり安い。しかし、新幹線や鉄道で行ったことがないので、いつかそれも挑戦したい次第ですが、バスの方が慣れてる(慣れてきてる)こともあり、やはりバスにしました。お金もないし。

行きは「さくら観光」で予約、9/20の夜中に行ったので4000円でおつり来るぐらいで行けました。9/22が目的のワンマンライブだったのですが、休日前の夜行で5~6000円になるのなら、一泊してみてもいいかなと思ったのと、大阪観光してみてもいいかなということでそうしました。

結果から言いますと、この行きがしんどかった。一応7月頃に予約をし、窓際を+200円払って予約してバスに乗車したものの、隣に座った人がめちゃくちゃに寝相が悪い人で、伸びしたまま自分の肩に肘を乗せてきたりと信じられない行動が多かった。足を組んでこっちを圧迫してきたり、背もたれに対して横に(こちら側に背を向けた状態)なり、背中でこちら側を圧迫してきたりでさんざんでした。故意でも、悪意があって嫌がらせしてきているようでもなかったものの、あまりに酷いので何回か軽くどついていい加減にしてくれと態度で示すも改善せず。

目的地は大阪だったのだが、京都観光してもいいかな?と少し考えていたので、1時間ぐらい早く京都で降りることにしました。

乗ってる客の確認を一応しているので、バスのスタッフ/運転手に一言添えて降りたものの、京都の土地勘が全くなく、降りてからさまよいました(笑)。京都に来たのは4年ぶり3回目ぐらい。

京都駅の南側に下ろされたのだけども、特に何もないエリアでした。軽くスマホで位置関係を調べ、とりあえず伏見稲荷まで歩くことにしました。凡そ3.5km。結構遠かったけど、雨は降ってなかったので助かった。

伏見稲荷が位置する稲荷山を「お山」する
JRの稲荷駅前らへんにある大きな鳥居は、以前京都に訪れた際は工事中だったものの、すっかりできあがっていた / 山頂には石が祭られていたが、いい感じでは写真撮れなかったので、山頂を記した看板を1枚 / 大人の男性のてのひらぐらいある大きなカマキリ / 四ツ辻から京都南エリアを一望できる。晴れてたらもっと景色良さそうですね。

大学時代の研究対象が「稲荷」でして、大学時代に初めて京都に訪れてから、一時期熱心に稲荷の研究をしていました。その中で見つけたのが東京都・深川にある「芭蕉稲荷」なのですが、それについては興味ある人はテキトーに調べてみてください(笑)。

その、大学時代に来た時は観光の1箇所として訪れただけなので、稲荷の諸々についてわかってなかったこともあり、名物と言える千本鳥居をちょろっと散策して終了してしまったのですが、現在山の下に祭られている神が本来祭られていた山頂まで行ってみたいとずっと思ってまして、今回はノリで山一周してみました。

これが、夜行バス明けのむくんだ足で上るにはめちゃくちゃしんどかった(笑)。休み休み行けばよかったのかもしれないけども、休んでても仕方ない、だらだら行くより気合でサクッと行く方が良かろうと、持前のせっかちな面を発揮して行ってみました。四ツ辻辺りの景色が良くて、そこで一息ついたものの、そこからが急、かつ長かった。真夏ほどの暑さではないにせよ、汗だくになってしまった。タオルで汗をぬぐいながら登ったのだが、後々に着ていたTシャツを見たら、ジーンズの色が落ちて、Tシャツが背中の部分だけ染まってしまっていた。荷物は京都駅周辺にでも置いてから行くべきだったのかもしれません。が、大阪へ向かう際にどうやって行くか決めてなかったので、荷物置く場所も定まらなかったので、重くもないしで背負っていくことにしたのでした。

朝7時頃なので観光客もまばらで、静かに、落ち着いて稲荷山の雰囲気を楽しむには良かったです。伏見稲荷と言えど、色んな神が祭られた場所なので、一つ一つ社に書かれた名前を見ていくだけでも飽きないものです。

豊川系の2社。ちなみに岡山の最上稲荷はまた違った神が祭られているので、稲荷と言えど色々な種類があるのです。
個人的に面白かったのが、神道系ではなく、仏教系の稲荷として知られている豊川稲荷(東京だと、赤坂にも分社がある/大岡越前が信仰していたとかっていう話の稲荷)の分社らしき社が2つほどわかりやすいところにあり、1つは「豊川大神」、もう一つは「豊川陀枳尼真天(だきにしんてん)」として祭られていたところでした。鳥居が奉納されるのではなく、“のぼり”が祭られているので一目瞭然。なぜその辺の違いがあるかについて、調べた気がするけど忘れたので、気が向いたら調べなおします(笑)。

あと、めちゃくちゃでかいカマキリに遭遇したのと、野良猫ちゃんが結構いたのと、色々稲荷以外も楽しいハイキングでした。しんどかったけど(笑)。ちなみにかかった時間は凡そ90分~100分。休みながら行くとしたら2時間弱考慮した方が良さそうですね。

お昼はラーメン「本家 第一旭 たかばし本店」

本家 第一旭 たかばし本店 特製ラーメン 850円
稲荷研究をしていた時に唯一できなかったのが、料理「おいなりさん」の成り立ち。狛犬ではなく、狐が稲荷社の前にいることに関しては「稲荷神の眷属(神の使い)」という辺りまでは調べたのですが、キツネ→油揚げという話だったり、稲荷ずしがなぜあの形なのか、などについては、当時持っていた・使っていた資料には記されてませんでした。この辺は豊川にも行って、フィールドワーク(という名の食べ歩き)しないとわからなさそうだなということで、当時あきらめました。今回、ノリで山一周はしたものの、観光地で観光地プライスの稲荷ずしを食べるほど金銭的余裕もなかったので、それは完全に置いておいて、京都と言えば・・・ということで、新福菜館の本店で食べようかな?ということになりました。ラーメンです。

詳細調べずにとりあえず新福菜館の位置を調べ、伏見エリアにある「のれんわけ別館」を目指すのが早かったのですが、午前からでも営業しているらしい本店までせっかくだし歩くか、ということで、再び3.5km歩きました。

着いてびっくり、お休みでした(笑)。

それよりも、その手前にあった第一旭に、早い時間(AM10時前後)ながら店外に待ち人がいる状態で盛況のようだったのと、軽く検索したら、なかなかの人気店とのことで、そちらに迷いなく入りました。

今回朝食として食べた、セブンイレブンで売っている「おにぎった!親子丼」の写真と、以前食べた「おにぎった!カツ丼」の写真。今のシーズン、カツ丼の方は売ってないみたいで、親子丼の方食べたけど、やっぱ親子丼の方がうまかった。関西限定で、関東圏だと北関東(群馬あたり)ではセブンイレブンで売ってるカツ丼おにぎり。少しだけカツ丼が食べたい気持ちを満たしてくれる素敵なアイテムで、気に入って良く食べてます。
オーダーの仕方がわからないのが負い目だったのですが、入門の、標準メニューそうな「ラーメン」をオーダー。すると、「特製ラーメン」が出てきました(笑)。朝食べたデイリーヤマザキのダブルソフトを使ったベーコンエッグパン、おにぎり(セブンイレブンの「おにぎった!」の親子丼おにぎり・梅干しおにぎり)の余韻があったので、麺の量が多いらしい“特製”は避けておこうと思ったものの、標準のやつが出てきませんでした。お値段は少し高いものの、まいっか!ということでいただきました。

シンプルな味だけどもめちゃくちゃおいしかった。良いもの食べられたなあという感動も含めておなかいっぱいになりました。

新福菜館の支店は東京にもできて何回か足を運んでいるので、数年前京都で食べた思い出の味ではあったのですが、新たなる出会いもできて良かった。

疲れたので京都脱出

京都周辺で時間を潰すかどうか迷ったものの、カラオケに入るほど体力があるわけでもないし、京都に来てカラオケっていうのも微妙だなと思ったので、とりあえず四条駅まで徒歩で移動し、京阪電車に乗って淀屋橋まで一本で向かいました。

運賃はだいたい600円弱で、「エレガントサルーン8000シリーズ」と書かれた電車が来たのでそのまま乗ってしまったものの、めちゃくちゃ綺麗な電車で広告も張られてないので、特急料金取られるんじゃないかとおどおどしていたのですが、無料で普通に乗れる特殊な電車だったようで、快適な淀屋橋までの電車旅でした。(寝てた)

淀屋橋に着いてから、宿として使うつもりだったスパまで行こうかと思ったのですが、時間がまだ12時頃だったので、悩みながら大阪の街を南へと歩き始めました。桜川駅エリアまで、これまただいたい3.6km。町並みを眺めながら、どこかベンチはないかとルンペン感を出しながらふらふら歩いていたのですが、面倒くさくなったので、結局桜川にある「スパディオ」(3回大阪行って3回とも寄ってる)に入りました。

スパディオ最高

日中のフリータイム利用時間が1000円で、5時~22時まで利用し放題なのですが、仮眠室もあるし、お座敷みたいなところでゴロゴロもできるしで、旅人には結構ありがたい施設なんじゃないでしょうか。ただ、コンセントは封じられていて、充電はさせてくれないので注意といったところでしょうか。

こちらで3時間ぐらいだらだら過ごしました。

夕方になり、調べておいたイベントが何件か始まる時間が近づいたので、一旦スパを出ようと受付に行き、念のため夜のカプセルの予約を確認しました。(オンラインでやったので不安だった)

予約は特に問題なかったものの「チェックインしときますか?」と言われたので、追加料金を支払ってチェックイン、荷物を置いていけたのが良かった。料金はさっきの利用料1000円+差額の2200円。一泊3200円で、先に使っていたので合計4200円のイメージだったのだが、追加料金で済んだのがとても嬉しかった。

個人的に、打たせ湯がある広い浴場のぬるめのお湯がとても好みなので、まったりしたい人にはいいと思います。

ちなみに、カプセルの利用は今回初めてだったのですが、170cm未満の自分にはちょうど良いサイズで、快適に眠ることができました。


長くなりそうなので、その2に続きます。