2008/05/31

暴動劇場6@新宿Golden Egg






お昼に人の引越しの手伝いで車を走らせ、夕方に御茶ノ水KAKADOと言うアコースティック系の小さなライブスペースにて職場の人が歌うとのことでそれに行きました。

素人ではあるのですが、ボーカルトレーニングを積んでいることもあってとても歌がうまいので安心して聴けました。
楽曲は一応オリジナルだったようですが、アレンジが個人的にあまりよく感じられず、ちょっと損している気がしました。

そもそもこの催しがボーカルスクールの定期発表会的なものだそうで、今回で2回目でした、見に行ったの。
みんなうまいんだけども、ちょっと無理してる人もいるなと言った印象が少し残ります。(歌える音域、声質が生きるトーンと歌いたい音域が合ってないなど)

どんな畑であろうが、自身で表現したい気持ちを表すために努力するっていうのは、良いことだなと思わされるコンサートでした。



が、見終わって帰るともなると早かったこともあり、以前から情報だけは耳にしていたノイズのライブ、第八病棟presentsの「暴動劇場」に行くことにしました。

場所は新宿・歌舞伎町にあるGOLDEN EGG
こんな繁華街のど真ん中の地下にノイズが出来るライブスペースがあるなんていうのがびっくりでした。



入った時には既に第八病棟さんのGIGは終わってました。
数分で終わったらしい。
あと楽しみにしていたVARIATION OF SEXさんも終わってました。



最初に見れたのがMOLESTER。

彼は昨年2007年12月に新宿URGAでEmotional Ticonの対バンとして出た時からEmo-Ticoメンバーと親交がある人ですが、個人的に全然しゃべったことありません。

前回はあまり調子が良くなさそうだったのですが、今回は結構調子が良さそうで、KORG MS-20やエフェクター群を使ったハーシュノイズに、十手やチェーンを用いたアタック音で切り裂く打撃音などなど、ビジュアル的にも怪しさ満載でなかなか面白かったです。

黒覆面の下にさらにマスクをしていた様子で、さらに白い手袋をはめてのそのそ動く様は怪しいです。
途中足に線をひっかけてノイズが途切れた箇所があったのですが、総じてかっこいいノイズでした。




続いて登場したのがTIMISOARA
この方は7年くらい前に蒲田studio80で行われたノイズのライブで見たことがあり、女性ソロノイズとして印象が強かったので覚えてました。

小型サンプラー、YAMAHA DX-200などのシンセサイザーも使いつつ、DODO BUZZ BOXなどの強烈なノイズを放ちそうなエフェクターで、てきぱきとON/OFF、つまみをいじり変化に富んだかっこいいノイズを出してました。





最後に登場したのが新宿URGAのブッキングでお世話になった沫山さんのソロ名義のCRACKSTEEL。

カセットMTRに小型リズムマシン、そしてエフェクターを数種(べリンガーのFUZZと思われるエフェクターなど)を駆使した仕込み&ライブノイズの組み合わせでした。

髪を振り乱しながらのノイズ。

終盤、MTRのノイズが終わったらしく、ふとカセットを裏返して再生しだしたのにはにやりとしてしまいました。
MTRで、カセットで、ライブでB面が登場する21世紀のノイズライブなんて貴重過ぎる!

とてもかっこよかったでした。




そんなこんなで、音楽ずくしの1日でした。

2008/05/30

2008/05/30(FRI) ラーメン大 西荻店


食したもの:油らーめん 800円

<感想>
本当は西荻窪のライブハウスに行くついでに荻窪の二郎に行こうと思っていたのだけども、仕事が長引いた為断念。

もう太い麺を食べる気満々だった為、大ちゃんにその旨話したところ「ラーメン大なら西荻店ってのがある」っていう話が出て、すっかり忘れていたので(っていうか行ったことなかった)そこに行くことにした。

場所もわからなかったが、けぶりかすのギターの方が丁寧に教えてくださったのでばっちりだった。
ありがとうございました。

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普通のラーメン(600円?)にしようと食券を買ったんですが、旧ラーメン二郎蒲田店と同系統ということであれば味が想像つくので、先日食べてがっかりしたぶぶかの油そばのリベンジということで、油らーめんにしてみました。

野菜多め、からめにんにく をコール。

見た目はとてもおいしそうでした。
食べてみたところ、想像通りの味でした。

かつてラーメン二郎蒲田店と名乗っていた頃の現・ラーメン大蒲田店で食べた油そばの味と大差はなかったです。
製麺屋の麺を仕入れ居ている時点で二郎とはちょっと違うんですけど、おいしい麺ではあるのでそれなりにおいしく食べられました。

ただ、やはり想像通り、及び想像をちょっと下回ったりしていると少しがっかりするもので、結果としてそんな印象でした。
もうちょっとしょっぱくしたかったです。

でも選択肢として西荻窪にそういう系譜にあるラーメン屋があるっていうのは嬉しいですね。
また機会があったら寄ろうと思います。

けぶりかす@西荻窪TURNING


大学に入る前、高校を卒業して浪人していた頃にオンラインで知り合った友人が現在やっているバンド、けぶりかすを見に行った。

メンバーの大chanとはかれこれ8~9年の付き合いになる。
高校も住所も全然違かったのだが、年齢が同じで同じ区に住んでいる点や、バンドに興味があった点などの点と点で繋がった仲であった。
その後、彼にはラーメン二郎に連れて行ってもらったり、ライブを一緒によく見に行ったものだった。
大学にいながら大学の友達なんか全然居なかった自分にとっては貴重な仲間でした。

そんな彼と月日が流れて会う頻度は減ったわけですが、こうして活動を見に行ける間柄って貴重だなって思います。

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けぶりかすのメンバーでもある、Vocal&Guitarのてつろうさんも知り合い。
元々は純情哀時雨と言う女性5人組のライブを新横浜BELL'Sと言うライブハウスによく見に行っている際に、よく見に行ってる人たち同士として知り合った人だった。

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そんな彼らがやっている音楽ですが、唄が真ん中にあるロックでした。

てつろうさんの唄はやわらかさがあって、芯があるっていうタイプではないのだけども、歌心があるので唄物ロックとして機能している様子だった。

構成はボーカルギター(Gibson Les Paul)、サイドギター(エフェクターが足元に大量にあった)、ベース(5弦フレットレスで足元にエフェクターが賑わってた)、そしてドラムの編成。

たまにツインリード取ったりもしていたりと、自分が作らない、やらない、聴かないタイプの音楽だったりもしました(笑)。ですが、演奏は安定しており、安心して見れる感はありました。

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ぼちぼち活動しているみたいなのでまた見に行ってみたいと思います。

どこかでけぶりかす、見かけることがあったら大ちゃんをよろしくお願いいたします。

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おまけ

大ちゃんの使用機材。MXRのSUPER COMPって奴が縦に置いてある。さすが大ちゃん。なにしとんねん。
そのほか歪みのみのエフェクター、プリアンプ、あとパッシブタイプのDODのミニミキサーにDODのOCTOなどが置いてあった。

2008/05/29

2008/05/29(THU) 高田馬場店


食した二郎:ラーメン 650円

<感想>
高田馬場でバンドの練習があったので、ついでに寄ってきました。

以前2月に来た時とメニューが変わっていた。

「ドカ盛りラーメン」なるメニューがあったのだが、はっきり言って何が出てくるのか全然伝わってこないので買うのは止した。

基本的に二郎に行ったら小豚を食すと言うテーマを自身で持ってるんですけど、どれが小豚かわからない有様。繁華街?の二郎なので表記を一般的にわかりやすくしたんでしょうけども、逆に全然何が言いたいかわからないので誰も買わないんじゃないかと思いました。

店員もなんだか変わった気がする。
量も若干減ってた。味は別に変わっておらず、おいしかったです。

野菜からめにんにく少しで頼んだ。
少しといえど結構にんにくは入っていた。

ここの豚はほぐされていて、醤油をたくさん吸っているのでそれはそれでおいしかったです。

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ただ、やはり納得がいかないのは「ドカ盛り」と言う表記。
二郎って元々、所謂「ドカ盛り」的なラーメンなのではないだろうか。

以前はミニラーメンをたくさん食べないお客さん用に用意していたのは良いなとは思ったのですが、それがなくなってドカ盛り登場。

なんかよくわかりません。

鈴木茂「BANDWAGON 2008 Special Edition」発売記念サイン会


日本語ロックのパイオニアとして今日再評価が著しいはっぴいえんどでのギター、荒井由実のデビュー当時のサポート(バックバンド、ティンパンアレーとして)やソロ活動、さまざまなサポートで非常に有名な鈴木茂さんの新リリース「BANDWAGON 2008 Special Edition」「LAGOON 2008 Special Edition」の発売記念として、サイン会&ミニトークイベントが新宿のタワーレコード7Fにて行われたので行って来ました。

今回リリースされたのは70年代にリリースされたはっぴいえんど解散後のソロアルバム「BANDWAGON」と、その次にリリースされたアルバム「LAGOON」の音源を、トラックダウン、マスタリングする前のマルチテープを使って1つ1つのパートの音をいじりなおして現代的な広い音域を持たせて作り直したと言う2008年盤でした。

元々エンジニア志向があったらしく、レコーディングをしながらエンジニアにエンジニアリングのことなどを聞いて今日に至っているらしく、趣味で集めておいた古い機材や高価な機材をふんだんに使って鈴木茂自身でリミックスしなおしたとのことだそうで、本人も大変満足しているとのことでした。

「BANDWAGON」に関しては2005年にもリマスターが発売されており、「またかよ」と正直思ったのですが、やっている作業の違い具合が半端ないので購入しました。

聴いての感想も軽く書いておくと、とても1つ1つの音の輪郭、音域が広くなっており、クリアさはもちろん、今まで埋もれ気味だった音の輪郭が浮き出た印象です。

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トークイベントからイベントは開始。

対談相手として鈴木茂氏とは長年の付き合いになる長門芳郎さん。
彼の細かいデータ、資料を元に過去の話から現在の話までひっくるめて色々な話をしていました。

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トークイベント終了後にサイン会に参加しました。

CD2枚購入していたのでまずそれにサインをしてもらい、鈴木茂氏が使用していると有名なMXR dyna compも持ってきていたのでそれにもサインをお願いしたら快く受けてくださいました。

これには手が震えるほど感激しました。
しかしきれいな筆記体でサインが書いてあるので、まるで鈴木茂さんが自身の持ち物に名前を書いたかのような錯覚を受けます(笑)。


年齢56歳にしていまだにどことなく「微熱少年」的魅力を持ち続ける鈴木茂さん。
ほんと素敵な人です。

今度小坂忠小坂忠:wikipedia)さんのライブにゲスト参加されるとのことで、それも見に行く予定です。

微熱少年とは、彼の1枚目「BANDWAGON」に収録された曲のタイトルで、はっぴいえんど時代から繋がる松本隆作詞。どこか熱を帯びたギター少年と言った雰囲気を持っていた鈴木茂を照らしたものだと言うことを松本隆が著書で述べていた気がします。(裏が取れてませんが)

2008/05/27

2008/05/27(TUE) 新代田店


食した二郎:小ラーメン 豚増し(750円)+鰹節(50円)

<感想>
1週間のブランク(?)を突き破り、新代田店にまた行ってきました。

先週は辰屋に浮気をしてしまったので今週は新代田を堪能です。

新代田店は店主さんに顔を覚えられるとさりげなく気を利かせてくれたりするお店だったりします。
新代田に行き始めてもう5年以上経つのと、きっかけがあり話すようにもなったので、席が麺茹での鍋のそばの際は店主さんに「にんにく入れますか?」と聞かれずに、もう標準でにんにくが入って出てきます(笑)。

嬉しい反面、にんにくの匂いが気になるかな・・・って言う時には逆に困るかなとは思うのですが、二郎に行ってる以上はにんにく臭いのは承知の上で来ているので文句は一切なしです。(実際にんにく臭くて困るシチュエーションなんてあまりないので問題ないです)

近頃、5年ほど前に比べて足しげく通っているわけではなくなってしまった為、1ヶ月に1回~2回行けるか行けないかと言った状況が当たり前だったのですが、先々週に来たばかりで今週も現れたことでの変化か知りませんが、「野菜からめあぶらにんにく」状態で出てきました。

普段は「野菜からめにんにく」とコールしていたのですが、よく一緒に同行していた奴があぶらもコールしていたので、その影響でたまにあぶらを増してもらってました。
気分で所謂トッピングが変更できるのが二郎でもあるのですが、常連たるもの、出てくるものを食べるのみです(笑)。

しかし、この日の味の良さが相当な完成度で、あぶらの浮かぶ塊すらも救い上げてすべて食べてしまいたいくらいのクオリティでした。

この日の同行者も感激のあまり、麺を少なめで注文したことをあとで悔やんでました。


やはり新代田は何回行ってもおいしい。これに尽きます。

2008/05/24

TRAPPER 第10回本公演『ヴービー』 


以前から見に行っている元吉本興業所属の女性のみで構成される劇団、TRAPPERの10回目の公演を見に行きました。

以前の劇は楽日に見に行くことばかりしていたのですが、今回は都合が悪い為に楽日ではない日に見に行きました。

劇のあらすじとしては、妖怪と人間の禁断の恋と友情と、それらを装飾するパフォーマンスと言った感じ。
詳細を語るに微妙なので、DVDがリリースされる模様なのでTRAPPER公式サイトから入手されるとよろしいかと思います。

劇の感想としては、アンケートにも書いたのですが、中盤の盛り上がりと、中盤までの展開は見事なもので面白かったです。ですが、終盤のオチが若干わかりづらいと言うか、いまいち決定打がない印象で、そういう点以外はとても楽しめました。

個人的に応援している女優さんがいまいちぱっとした役どころではなかったので、次回はぜひ良い配役をゲットして頑張って欲しいなと思いました。

年内の公演での動員数を3000人に目標設定したTRAPPERの今後も応援していきたいと思います。

2008/05/22

2008/05/22(THU) らーめん辰屋


食したもの:辰つけ麺 並盛 800円

<感想>
これは二郎カテゴリに入れるべきものでもないのだが、同系統と言っても過言ではないので大目に見てくださいませ。

ラーメン二郎にインスパイアされて現れたと言われる辰屋に行ってきました。
東急田園都市線沿線の三軒茶屋で乗り換えて、世田谷線と言うローカル線に乗って世田谷駅だか、松陰神社前駅だかで降りて徒歩で数分と言うラーメン屋です。

鰹節を乗せる「辰らーめん」なるメニューがあり、これがラーメン二郎新代田店のオプションの鰹節を乗せるのに似ていると言われている。

で、二郎を求めないつもりで食べると普通においしい、太麺の脂こってりのラーメンなのでたまに行きます。

今日は辰屋3回目にして初めてつけ麺を食べてみました。

一般的なラーメン屋のつけ麺と違って、つゆの入ったどんぶりが一般的なラーメンのどんぶりサイズで出てくるので、麺の量もたっぷりであることが期待されます。
期待に沿ったなかなかの盛りで麺が登場。

具が野菜(もやし、キャベツ)、にんにく、豚肉、鰹節などがたくさん入っているので麺がなかなか沈みづらいのだけども、うまいこと具を食べつつ、よけつつしながら食べ進めていきます。

結果としておいしかったです。


一緒に食べに行った某アーティストさんに、以前から知り合いなのにサインをもらったことがなかったのでサインをしてもらいました。

この写真だけで誰かわかる人は相当コアなファンですね。
コアなファンはこのCDもぜひ手に入れてみてください!
こっそりリンク→その1 その2

2008/05/20

toddle,KIRIHITO@渋谷O-NEST


「Filthy Beat v.1」っていう企画名のライブに行ってきた。

O-NESTに向かう前、渋谷109の横から覗く空がきれいだったので適当に撮影。携帯のカメラだからいまいち伝わらないけど、春の空は嫌ではないなと思いました。(冬の夕暮れは大好き)



出演は以下の順番。
  1. Far France
  2. Limited Express (has gone?)
  3. Dmonstrations (from San Diego)
  4. toddle
  5. KIRIHITO


何気にどれも初めて見る人たちでした。

toddleなんかはCD持ってたりしたこともあったので音は知っていたのだけども、田渕ひさこ氏を生で見るのはtoddleとしては初。(ナンバーガールを1度見たことあるのだけども、駒澤大学の学園祭に来た際に遠くで見ていた程度)



最初のFar Franceは会場に着いた時すでに始まってたので見てません。

でもなんか、若いバンドだそうで、若い割にはうまい印象の音を出してました。





お次はLimited Express (has gone?)

Bass & Vocalのゆかりさんってのはニーハオ!っていう別ユニット(女性3人組のツインベース&ドラムっていう組み合わせ)で何回も見ているので、どういう人かはわかってたんだけども、このバンドとしては初。

一部で名前が知れ渡ってる存在で、職場が一緒の奴がタワレコかどこかで買ってきたのを借りたりしているくらいだった。自分もCDを1枚持ってたりした。

産休してたっぽく(想像ですが)、ゆかり氏が生まれたての小さな赤ん坊を連れてきてました。
しかし産休以前、後とか別に知らないのでフレッシュな気分で観賞。

アッパーで、メロディがあるっていうよりはリズムに乗せて言葉をぽんぽんと出していくスタイルのゆかりボーカルは言うなればニューウェーブ的な感覚です。
動き回るベースフレーズ(ニーハオ!ではベースと言うよりメロディを歪んだベースで弾いているようなスタイル)に、かきむしりまくるストラト弾きのギター(きゃりんきゃりんな音)、それに疾走するドラムっていうい組み合わせで、とにかくパフォーマンス慣れしているのでライブが実にうまい。

初めて見たのだけども、曲の雰囲気を知っていたこともあって楽しめました。


<おまけ>ゆかりさんの子。かわいらしい子だったけども、すごい顔しだしたので1枚撮らせていただいた。

それを見守る田渕ひさこ。彼女もお母さんだそうで、ママたちに見守られるゆかりJr.と言った図ですね。
お子の目が青く光ってる。ぎらり。



お次はDmonstrations (from San Diego)

サンディエゴから出てきたと言えど、Vocal & Guitarは日本人男性。
あとベースとドラムは外国人の組み合わせ。

やはり外国人はでかい。
でかいだけじゃなくて、筋肉のつき方からして違うのか、とにかくパワフルだった。

ボーカルが高音でちょっとひねくれた感じのスタイルのバンドでした。



お次はtoddle

自分がやっているPrivate Armyのメンバーが以前から田渕ひさこ氏と面識あるみたいで、ちょっとだけお話させていただいたりした。

田渕ひさこと言えばFender Jazzmasterを使っていることで有名な人だったりするのだけども、以前雑誌で見たビンテージのJazzmasterとは違った黒いJazzmasterのようなギターを使っていた。

後から聴いた話によると、昔JazzmasterのボディにCORONADO(池辺楽器Webに特集があったので参考程度にリンク)のネックをつけて出している時期があった?とのことで(酔っ払っていたので話がうろ覚えです)、それをイメージした物を現在使っているとのことでした。(違っていたらごめんなさい)

Jazzmasterよりもちょっとずんぐりむっくりとした概観でビザール感漂うJazzmasterを弾いてました。

曲は特にアッパーな部分、キャッチー過ぎる部分があるわけでもなくtoddle節と言った雰囲気で、2本重なるギターにベース、ドラムの編成でこのバンドにしか出せない音と言った感じでした。

ただ、田渕さんのボーカルっていうのも、これはこれと言った感じで、それもまた良しでした。



最後はKIRIHITO

Private Armyとして数回出演させてもらった新大久保のEARTHDOMの店長をやっている早川さんがドラム(スタンディングドラム)、GROUPっていうバンドもやってるTAKESHI Aって人の2人組。

これまた初めて見たのだけども、シンセギターのようなベースとギターの間のような音色でミニマルにフレーズを奏でながら歌が乗るスタイル。
ドラムもパワフルで、見てる人も結構踊ってる、のってる感じのライブ。

途中で弦が切れて弦交換している最中に早川さんがエレクトリックドラムパッドを操作しながら間つなぎをやっていた。
KRAFTWERKの「電卓」をドラム&ボーカルでカバーしたりしていた。案外盛り上がってた。
個人的に酔っ払っていたこともあってだいぶ盛り上がった(笑)。



と言った具合で、内容が薄いのは結構よっぱらっていたからでした。
とにかく楽しいライブだった。

2008/05/18

Itscoインストアイベント@新宿TOWER RECORDS


朝本浩文プロデュースでフルアルバムをリリースしたItsco(いつこ)のインストアイベントがあるとのことで、ついCDをタワレコでゲットし、ついサイン会参加券を手に入れておいたので、つい行ってきた。

場所は新宿のTOWER RECORDSの7F、邦楽がメインで置いてあるフロアの奥のモニターが置いてあるところの前。

小さなひな壇が設けられており、そこにRoland JC-120が設置されていた。
Itscoがジャケットでも持ってるMustangでも弾きながら歌うのだろうかとか勝手に想像していたのだけども、ライブサポートもしている坂本夏樹さん(ex.North Carolina South Beach)がサポートってことで弾いていた。

曲はデビュー曲の「Water Lilly」をシングルのバージョンに沿った形で披露、その後はItsco的に大事にしているっぽいアルバム収録の曲「スキャッターブルー」、「アネモネバス」にアルバムの最後を飾る越路吹雪のカバー「ろくでなし」をギターと唄だけで披露してました。

「ろくでなし」以外はオケを流して坂本さんがギター(Fender USA Jaguarのリフィニッシュ、60年代のらしい)を弾くっつうスタイルだったけど、「ろくでなし」はアカペラで歌っているものが初回版のDVDにも収録されているとのことで、この唄を相当気に入っている様子です。理想の女性像とのことで。

後々聞いて見て思ったのだけども、なんだかこの「ろくでなし」の主人公の女性はさんざんな目で見られて、でも歌い飛ばして愛着のある町を背に去っていくと言った、なんだか想像し過ぎると悲しさ、寂しさ、辛さで襲われるような、そんな唄なのでずしーんと来ます。

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ミニライブ前、ひょっこり裏から出てきたItscoが軽く話しかけてきた。
「どうもありがとうございます」ってな具合で。見る気満々でスタンバイしてたので察してくれたみたい。

どこで知ったのか、どこから来たのかが気になったそうで軽く返答。
博多弁のmyspaceの日記が良いと伝えておいた。

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ミニライブ終了後はサイン会。
軽く並んで持ってきておいたアルバムとシングルに両方サインしてもらった。

「い」が目(たれ目)、「つ」が鼻(たれ鼻)、「こ」が口になってる猫の絵を描いた様子が彼女のサインみたい。かわいいサインです。

しかし、書いてもらってからマネージャーと思われる方(スタッフかも)が乾く前に重ねたのでインクが変な箇所に付いた。あれはもうちょっと空気読んで欲しかったなぁ。


とにかく、Itscoちゃんはすごくかわいかったでした。
唄も良いので、曲も良いので楽しみです。

2008/05/13

2008/05/13(TUE) 新代田店


食した二郎:小ラーメン 豚増し(750円)+鰹節(50円)
オプション:ビール(サントリー プレミアムモルツ 350円)

<感想>
プリングミンのライブを見た後に下北沢の隣、新代田の二郎へ。

新代田店はこのblogでは初登場だが、近年行っている二郎の中で一番途切れないで行き続けているお店です。

新代田の二郎は二郎の中でも異色で、本店の直系、ちょっと違う系、独自系と支店の味を分けてみても、どれにも収まらないような「ラーメン二郎新代田店」っていう味がするお店です。
二郎に行かない人でもわかりやすく説明すると、ラーメン二郎三田本店に海苔、鰹節を入れてもあまりおいしくならなさそうだけども、新代田店の味には合う、などなど。
ちょっと独特の味わいが強いのです。でも本店をとてもリスペクトしている店主さんの二郎を作るまなざしは真剣です。

この店の特徴は上述の味もそうなんだけど、ロックが好きな店主がロック(もしくはポップなもの)をiPod的なもので(以前はiPod使ってたみたいだけど今は謎)ランダム再生していて、店内にいつも音楽があふれている点。

音楽ファンにも嬉しい二郎です。(音楽あんま聞かない人からしたらうるさいかもしれないけどね)

この日は個人的に久しぶりに行ったこともあり、店主さんが味の濃さについて気を使って聞いてきてくれた。顔なじみにもなったものの、そのままで行きたかったので大丈夫です、うまいですと伝えてコミュニケーション終了。黙々と食べました。

気を使ってくれたように、少し薄味な印象だったものの、新代田特有の麺の強い香りは健在でおいしく頂きました。
ビールを飲んでいたこともあって結構おなかが膨れました。

プリングミン@下北沢Club Que


プリングミンのメジャーデビューミニアルバム「yes,we are.」のレコ発ライブに行ってきた。

場所は下北沢Club Que
Queで思い出すのは界の活動休止のライブ。対バンはtobaccojuiceとか出てた。あの日は楽しかった。

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東名阪のレコ発ツアーで、大阪、名古屋、そして東京と北上しての最終日でした。

対バンには名古屋発でプリングミンよりも先輩にあたるtheARROWSLOVELOVELOVEでした。

まだまだ浸透していないこともあってか、人入りはまぁまぁと言ったところでした。

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最初はLOVELOVELOVE

3人組で3人とも男性、めがねと言う姿。
誰か一人コンタクトにでもしたら良いのに(笑)。

楽曲は、甲高くないしっとり?とした低めの声のボーカル&ベースに、ギターのコーラス、ドラムもコーラスっていうコーラスが結構生きてるバンドでした。

ポップで、かつやりすぎてない感じが脱力して聴ける感じでしたが、演奏も安定していて、3ピースながらパワフルすぎず、唄心満載のバンドと言った感じ。

彼らは今回プリングミンと一緒に東名阪回ったグループ。

帰り際、物販のとこに本人たちが居て、CDがどこから出ているか気になったので手にとって見たけど戻したらちょっと引かれました。ごめんよLOVELOVELOVE。お金に余裕があったら買う。

楽器はベーシストが鼈甲ピックガードのプレシジョンベース、ギタリストが赤いテレキャスターでHIWATのチューブアンプっぽいのを使ってた。HIWAT使ってる人久しぶりに見た。結構良い音してました。

ベーシストがテンション上がりすぎてマイクスタンド倒してたんだけど、なぜかプリングミンのマネージャーの加藤さんが直してた。敏腕マネージャーだそうです。

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次はtheARROWS

アロウズは結構期待してました。
音源は人から借りて持っている程度ではあったのだけども、結構良いなーと前から思ってました。
クラブ?で流れていても踊れるロックで熱いねーってところで。

あんまりこういうこと言うべきではないのだけども、Vocalはかっこよくはない。
顔がね。ハンサムではないんです。
が、パフォーマンスがとても良いのでだんだんとかっこよく見えてくるのです。
とにかくたくさん動いて、たくさん踊る。それで唄もしっかり聴かせる。
素晴らしいボーカリストです。

左手ギターはストラトキャスター、右手ギターの人はグレッチだったかしら、箱物のギターとGibson Les Paul Customみたいのを曲によって使い分けていた。ベーシストはジャズベース。

このバンドの音は前述の通り、踊れるロック!って感じで曲知らなくても体が動かせるようなノリの良い曲ばかりで面白い。

また機会があったら是非見たいバンドでした。

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次がトリを務めたプリングミン。

セットリストはこんな感じ。

  1. オレンジ
  2. FUN
    MC
  3. トンネル
  4. the time has come
  5. 新曲(アッパーな曲)
  6. 泳ぐ声
    MC
  7. 新曲(flyの曲)


  • アンコール:in my room





計8曲。レコ発なのでもっと!っていう気分になってしまう感じでした。
彼女らは持ち曲もデビュー前の分含めると結構あるはずなので、もうちょっと見たかったですね。

新曲が2曲ほど披露されてました。
アッパーな曲はこの日初耳でした。
ややアッパーであったこと以外覚えてない。ポップで良い曲でした。



flyの新曲は、とにかく繰り返すフレーズがfly、cryと言った単語が入ってる。
この曲ではベーシストのひろやす君がリッケンバッカーベースを持ってニュッと前に出てくる。
ベースソロっていうわけではないのだけども(Vocalの山ちゃん歌ってる箇所だし)、ベースが動きまくる箇所、強調させる感じで出てくる。

メジャーデビュー後(と言っても直前と後しか知らないけど)のライブでは「オレンジ」「FUN」の流れは鉄板らしく、おなじみ感がだんだんと出てまいりました。
ほかの曲のこの流れもミニアルバムに沿ってはいるのだけども、やはり繋ぎ、流れとしては申し分ない。どの曲も違ったカラーを持っていて、バンドとしてのカラーで統一感は出ているのだけどもバラエティに富んだアレンジで面白い。


本番前にリーダーに聞いたのだけども、彼の使ってるギターはFender JapanのEシリアルっていう話は以前にも書いたと思うのだけども、ピックアップも特に思い切った改造はしていないとのことだった。(古いFender Japanのピックアップに交換はしてあるが、所謂出力の強いものへの交換などはしていない、とのこと)

リーダーのストラトキャスターが繋がっているのはMarshall JCM800(50W)モデルだそうです。
やかましいとのことで前回LUSHでは横に向けていたアンプも今日は正面を向いてました。

LUSHでのライブに比べるとリーダーのギターの持ち上がり度合いが弱かったこともあり、リーダー的にはばっちりっていう感触ではなかったとのことでしたが、安定感はあるのでリスナー的には不足はないライブでした。


MCではお清めの塩(伯方の塩)を前日にお風呂上りに体に刷り込んで邪気を放ったドラムきゃりちゃんのスピリチュアルな話題などが挙がってました。
あと、アンコール受けて再登場した際、マイクを思いっきり歯にぶつけてた山ちゃんでした。(よくぶつけるとのことでした)
あと、ステージに焚かれたスモークが甘納豆の匂いがするなんていうことも言ってた。MCが不思議なきゃりちゃんでした。

名古屋のライブではよく喋ったと言うリーダーはこの日は何も言ってなかった。

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この日、会場にチャットモンチー福岡晃子氏も来てました。
同じレコード会社&ベーシストの繋がりっぽいです。

帰り際、ミニサイン会を階段でやってました。

そんなこんなで、今後も期待してます!
頑張れプリングミン!俺も頑張る!


<おまけ>

リーダーの足元。Proco RAT2とLINE6のエフェクター、あとBOSSのDigital ReverbにFull Driveらが置いてあってCarl Martinのスイッチャー使ってるみたい。あとこの写真には写ってないけどDD-20 Giga Delayもつ買ってるっぽい。シューゲイズしたサウンドがこれらで!

2008/05/10

Jim Danlop Cry Baby GCB-95修理

だいぶ前から所有していたJim Danlop Cry Baby GCB-95なんですけど、こいつがとある理由で使い物にならなくなってました。

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と言うのも、ワウペダルっていうのはワウワウするためのペダル部分と、そのON/OFFを切り替える為のスイッチがペダルを踏み込んだところの一番深いところについてます。

こいつが以前からはまってしまう状況があった。
はまるというのは、踏み込もうとすると何かが詰まってスイッチが固まってしまうと言ったものだった。

はまったら引っこ抜かなければならなかったんですけど、ある日この硬くはまってしまったスイッチをペンチで先端をつまんで力を入れたらなんと先端がもげました。

考えても居なかった展開に「もう使い物にならない」と半ば諦めてました。

が、最近バンド(Private Army)においてワウペダルを使った曲をやってみようか、なんていう話になったので「こいつを直せば買わなくて済む」と名乗り出て、よい機会なので修理することにしました。

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まずお店に持っていって話を聞いたのですが、以下を言われました。


  • ゴールデンウィーク中の受付の場合、ゴールデンウィークが終わってからの順次対応となる。

  • 通常でも2週間超かかる。GWが関わると1ヶ月超かかる可能性がある。

  • 修理に工事手数料、材料費込みで1万円近くかかる。



・・・諦めました。
ばかばかしいので。

もともとこれは4000円程度で買ってきた中古の小汚いワウペダルなので、物より高いお金かけて直す、しかも待つことはいただけなかったわけです。



ばらしてこのスイッチを交換する、っていうだけなのでなんとかなるだろうと思って、まず開けてみました。

もげたスイッチはNKKとロゴが描かれたSB-285と言うスイッチらしいことが判明。

調べてみたら日本開閉器工業と言う会社のスイッチであることがわかりました。
日本開閉器工業さんに発注したら早いじゃん!なんて思って、Web上にある検索をやってみたのだけども、SB-285が出てこなかった。

問い合わせをしたところ、そのスイッチはすでに廃型となっており、後継スイッチにて代替願いたいと言う返答が帰ってきた。

スイッチの形状、仕様などなど、電子工学の知識が全然ないので代替可能かとかは計算できなかったので、諦めて発想を変えました。

画像ははずした際にどこに何色の線が半田付けされていたかのメモです。
こういう、何かをはずす場合はどこになにがついてたかメモ取るのは必要ですね。



よくエフェクターなんかのトゥルーバイパス改造なんていう話を聞きます。

これは音質劣化をエフェクターを接続した際になくすと言う配線改造で、そういう改造があるってことはその改造の為のスイッチ交換もあるあるはずだ、と思い、トゥルーバイパス改造をやってくれる業者のWebを探すことにしました。

そしたらスプレッドサウンドさんっていうところを見つけました。
沖縄の工房らしく、エフェクターを送ったら改造もしてくれるっていうところだそうです。

見てみたらトゥルーバイパス改造キットなんていうのも販売していたりとユーザーには嬉しい会社さんみたいで、スイッチだけの販売も行ってました。

そんなこんなで代替の「Carling / 316-PP 6P DPDT」で、ついていたNKKのSB-285と同じ6点スイッチのものなら代替利くだろうと勝手に推測して(笑)発注してみました。値段は2500円くらい。業者に修理依頼出すのよりも1/4で済みます。

よく高級で低ノイズ、高クオリティだなんて言われるスイッチクラフト製の・・・とか気になったのだけども、スイッチだけで本体より高いのもばかばかしいし、どうせ改造するなら徹底的にやりたい&こんな小汚いペダルが高機能でも嬉しくないっていう理由で諦めました。

今回のテーマは低予算!



そんなこんなで数日(4日くらい)待ったら本日到着。

クロネコヤマトのメール便で送ってもらったので日数はかかったけど、送料が200円弱と安いので良かったです。
精密機器だと支障あるけど、たかがスイッチくらいならメール便でも問題は全然なかったです。

早速書いておいた配線に基づいて片サイドは短いリード線でバイパスさせ、あとの4点のピンにはそれぞれの線を繋ぎなおし、スイッチの大きさも一緒なので元にあったように戻して早速使ってみました。

修理成功!

ただ、ポッド部分にガリがある為、少しだけ接点復活剤をかけてみたんですが、どうも液が浸透してない&吹きかける箇所が違かったのか、ガリは取れずじまいでした。

使うギタリストがカッティングで耳に痛い音ばかり出す男なんで、まいっかってことで諦めました(笑)。


いやーしかしDIY(Do It Yourself)は良いですね。
お得感もあるし、すばやさ、あとやっている最中の試行錯誤が実に楽しい。

この調子で創作も頑張りたいと思います。

2008/05/04

東京乾電池「コーヒー入門」見てきた



俳優の柄本明さんが主催する東京乾電池「コーヒー入門」下北沢ザ・スズナリで見てきました。



ザ・スズナリは以前から知っていたのだけども、劇を見に行く機会が本当になかったので(見に行く作品、役者が特になかったと言う理由)、今回初めて立ち入りました。

下北沢の中でも都会化が進んでない一角と言った雰囲気の劇場で、建物自体も結構古そう。
中は劇場なので特に建物の古さは感じないのだけども、トイレに入ったら、建物の作りがなんだか古そうだなーっていう印象でした。

どういう劇か、公式Webから引用したのが以下。


2006年ベンガル・綾田企画「白鷺の舞い降りる森で」を柄本明が新たな視点で演出する。

タイトルも「コーヒー入門」。
2組の夫婦のけったいで今の世の中他人事ではない話・・・かも。



ベンガルさんがやった劇のリメイク的な作品らしい。
以前のものを見ていないので、以前のものとの比較ができないのが残念ですが、何はともあれ、今回は江口のりこが出演するとのことで見に行きました。

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楽日も終わったのでざっくりストーリーを書くと、二組の夫婦がだまされて同じ別荘を買ってしまったが、詐欺師がいなくなったのでやむを得ず同じ家に二組の夫婦が住まざるを得なくなったことから、生活においてあれこれぶつかったり言い合いしたり、でも生活してたりっていう話でした。

東京乾電池の舞台自体はじめてだったのだけども、役者さんの演技力はもちろん申し分ないし、内容も面白かったでした。

昨年末に見た江口のりこが出演した劇団、本谷有希子の「偏路」も見に行ったのですが、その時は席が紀伊国屋ホールでありながら最前列と言う良いんだか悪いんだかわからないロケーション(※)だったためにちょっと楽しさが半減したのですが、今回は席、劇場の構成を含めてとても良かったので満足でした。

※紀伊国屋ホールは巨大な劇場なのでステージが高めに設置されている関係から、最前列は役者がそばで見られるメリットはあるものの、ステージの奥が見えないと言う弱点がありました。その点、ザ・スズナリは小さな劇場でステージは客席から見てもっとも下と言った位置で、どこで見てもある程度同じように見られるっていう点は良かったですね。

また機会があったら東京乾電池のステージ、見てみたいと思いました。

2008/05/02

プリングミン@渋谷LUSH

この2日前にプリングミンを見たばかりだったのだが、もうこうなったら見れる限り見るぞと意気込んで見に行ってきました。

この日の対バンは乍東十四雄(静岡)(さとうとしお と読むらしい)、前野健太とDAVID BOWIEたちロボピッチャー(京都)mojoco(高知)

プリングミンの出演が最後から2番目だったので一通り冒頭から見ることにした。




乍東十四雄 from 静岡はポップな曲あり、激しい気味の曲ありと言ったバンドだった。

mixiにて「Fender & Squierのマイナー弦楽器」と言うコミュニティをやっている自分からしたら、ここのボーカルさんが使ってるSquier '51はポイント高い。

このギター、安い(2万くらい)んだけどシングルコイルとハムバッカーが搭載されているのでサウンドの幅も広いし、安いからばりばりに改造して使ったら面白いだろうなと言うものなのだが、ステージで使ってるのは初めて見た。これはとても良い。ぜひ頑張っていただきたい(笑)。




続いて前野さん

この方、よく高円寺円盤とか、とにかく高円寺界隈のライブハウスなどで名前を見かけるなーって思ってたら、二胡奏者として吉田さんって方が居ました。

この人、以前自分がEmotional Ticonとして、高円寺円盤での「Boardless Night」(突然段ボールの蔦木さんが主催)に出た際に対バンで出ていた人だった。(その時は牧野さんっていうギターの方とデュオでした。

前野さん、外見がアフロで骨太な感じで、サングラスしていたので面白おかしいことする人かと勝手に想像していたのだけども、唄はすごくまっすぐな感じで、曲もきれいな、アルペジオと弦ベース(コントラバス)、そして二胡にソプラノサックスが映える音でした。

ドラムの人がソプラノサックスも操る編成で、たまにこの編成で演奏しているとのことでした。

この人はテレキャスターカスタム。かっこいいギター。




お次はmojoco(もろこ と読む)。

この人たちは以前Frank Girlを下北沢Queに見に行った時に対バンで出ていたので存在は知っていたのだが、案の定1年くらい前の記憶ともなると薄れるもので、どういう編成だったか忘れていた。

が、現在はGuitar & VocalとDrumsの2人編成となっていた。
確か以前は3人くらい居たような・・・。

しかし、唄を聴いたらどんどん記憶も戻ってきた。
女の子みたいな高くて澄んだ男性Vocalが印象的。

アコースティックギターとドラムだけっていう編成なので歌もしっかり耳に飛び込む。
ポップだけどちょっと静かめ。

高知から出てきて、東京で数日ライブをやって、また高知に帰るっぽかった。
頑張ってる。こういう頑張ってる人をライブハウスで見れるのは良いことだ。

しかしモテそうな感じです。




お次がプリングミン

2日前に見たばかりだけども、やはりデビューしたてっていうこともあってか、見る側も毎回フレッシュな印象を受けます。

この日は2日前と違ってドラムのきゃりちゃんが前髪を切ってきたらしく、カチューシャをつけてた。
カチューシャつけてる、ワンピース着てるドラムの女の子っていうだけでポイントが高すぎる。
かわいかったです。
本人はなぜか謝ってました。謝る必要なんかないだろうに。

この日のセットリストは2日前もやってた「fly」って単語が出てくる新曲と、途中できゃりちゃん作詞の新曲もやってました。(妄想の恋がたくさん詰まった唄、だそうな)

「fly」の曲ではドラムのひろやす氏が前にぬっと出てきてVocalを後ろに追いやりつつ演奏するシーンがあるのだけども、その時にメンバーみんなにこにこしてるのが良いですね。シャイそうなリーダーもはにかんだ笑顔をちらりと見せる。




最後に出たのがロボピッチャーなんだけども、あんまり面白い感じはしなかったのと、プリングミンでおなかいっぱいになってしまったので1曲見て帰りました。

帰り際にリーダーがアンプを横にしている訳を聞けたのですが、「うるさいから」とのことでした(笑)。
もう一人のギターのアンプはやや小さめなので、バランスに配慮した構成のようです。(自分の推察ですが)

あとリーダーが使ってるストラトキャスターが良い音なんで、どういう年代のどういうの使ってるのか気になってたので聞いてみたのだが、Fender JapanのEシリアル(84~87年製造と思われる)のストラトキャスターとのことだった。

Fender Japanは、Fender USAの子会社ってこともあって、やはりUSAの音は出ないのは仕方ないのだけども、日本製のギターの質が高いことから、結構著名アーティストも所有、使用していたりと言った話もちらほら聞きます。

有名なところではNIRVANA(シアトルの方)のカート・コバーンはFender Japanのギターを愛用していたっていう話を聞きます。

Fender Japanの初期(80年代初期)のは材も良く、作りも良いとのことで、値段も安くはない価格で市場に見られることがありますが、こうやって改めてステージで使われている80's Fender Japanを見るとなんだかうれしい気分になります。(お金がなくてUSAのギターを持っていない自分視点ですが)

借り物だけども、我が家にもFender JapanのEシリアルのテレキャスターがあるので、もっと愛用しようかなと思いました。


プリングミン、お次はレコ発ライブ@Queです。