2016/12/12

2016/12/09-11 大阪&京都の旅(その5) -帰路-

2016/12/09-11 大阪&京都の旅(その5)、MMS第7回公演ミュージカル「Moon Memories~時を超えた約束~」(2016/12/10-11) @ 大阪・天満橋ドーンセンターを見て、東京に帰るまでの話です。


2016/12/11 22:10 青春エコD318号で東京へ

舞台が終わったのが20時過ぎ、出発が深夜でもない微妙な時間ながら、軽くごはん食べる時間はあったので悩んでいたのだが、西へ歩いたら梅田に着くし、それまでになんかあるっしょとか思いながら適当に歩いてたら、歩いてる方角が南(谷町方面)で、ダメだこりゃってことで、目の前に現れた松屋に入ることにした(笑)。大阪風情もなにもあったもんじゃない。

牛焼肉定食のWでオーダーし、昼食べてる時間がなかった分お腹いっぱいにするぞ!と思ってたものの、関東でいつも使ってるバーベキュー味のタレが見当たらず、食が進まなかった。大阪の松屋にはないのかな・・・店員に聞いてみようかな・・・どうしよう・・・とまごまごしながら食べてたら、途中から出てきた。もっと早く尋ねるべきだった・・・。

関東の人間なので、西の塩梅がわからずだったけど、そういう点は特に違いはなかったようだ。

食べ終わり、天満橋から結局電車に乗ることに。大阪駅バスターミナル(梅田)からバスに乗るため、東梅田駅から徒歩で梅田駅をねり歩くことになった(検索したらそう出てきた)。

これ、若干不安だったんですが、東梅田駅から梅田駅って結局繋がってるから、表示にならって歩いてたら、それっぽいところに着けました。

行きで学習した「Web乗車券」をちゃんと準備して乗車に備えました。

時間がちょっと余ったのでバスターミナル周辺をうろうろしたのですが、時間も時間だしでコンビニぐらいしか空いてなかったのと、バスターミナルの近くのコンビニは立ち読みとかして時間つぶせるような場所ではなかった。

帰りは「青春エコD318号」っていう、JR高速バスで4列シートのものを予約したのですが、行きが3列でまったりだったので、デカい人 or 寝相の悪い人だったらどうしようと、恐る恐る乗ったのだが、ガラケーしか持ってない穏やかなおじさまで、2席で1個しかついてないっぽいコンセントも気を利かせて二股にして「使います?」と尋ねたが「大丈夫です(にこっ)」とお返事をいただけてありがたかった。「終点東京まで乗られますよね?」とたずねたら、そうだとのことで「終点前の“東名江田”で降りますので、朝ちょっとバタバタすると思いますが」と断りを入れておいた。

帰りのバスもそんなにつらくはなかったのだが、ずっと頭上のライトをつけっぱなしの人が前方に居て、眩しくて寝づらかった。使ってないなら消してほしいもんだなと思った。

2016/12/12 06:02 東名江田 着、小さな事件発生

穏やかに進んだ帰り道、東名江田についてから事件が起きた。

下車する人が自分含めて2人いたのだが、自分はオンライン予約だったのでスマホの画面にWeb乗車券を一応用意したのだが、乗車時に提示する(スキャンしてもらう)だけで良かったみたいで、スムーズに降りられた。荷物がとっちらかってたので、小さな扉のない待合室に一旦逃げ込み、寒いので衣類も整えて・・・とすることにした。

もそもそと荷物を整理していたら、運転手ともう一人の客が話していて、客「だから、無くしたって言ってるじゃない!ないものはないのよ」→運転手「いや、もう一度探していただけないですか?ルールですんで」と言った話だった。乗車時に持ってたらしい乗車券を紛失した、とのことだった。乗る際にアナウンスであれだけ言ってるのに無くした/探したけどないの一点張りで探そうともせずにゴネだしたのだ。

結局、バス運転手も対応に困り、「本部に確認しますので、少々お待ちください」と言うものの、そっけない顔する客のおばはん。あまりに言ってることが強引で上から目線なので、聞いてるこっちもイライラしてきたのだが、朝から何言っても聞かないおばはんに構う気力はないのでスルーすることにした。

結局、バス運転手「本部に確認とりまして、とりあえず今回はいいということで…」→客「当たり前じゃない!ないって言ってるんだから」と、相変わらず上からな言い方。本当に不愉快だった。そんなルール守れないなら/乗車券無くすなら高速バス利用すんなと思った。

お腹が空いたので、東名江田バス停付近にある吉野家で軽く食べてから、東急線で帰った。多摩川を渡る時の朝焼けがとてもきれいでした。

最後は後味悪い下車だったけど、旅自体はとても充実した3日間でした。しばらく大阪に行くつもりないぐらいなつもりで臨んだものの、結局この後、目当てで見に行ったミュージカルにも出演していたアイドルユニット、Jeanne Mariaからメンバーが抜けるとの報いを聞き、急遽大晦日に向けて再び大阪に行くことになったのでした。その話はまた更新します。

2016/12/10

MMS第7回公演ミュージカル「Moon Memories~時を超えた約束~」(2016/12/10-11) @ 大阪・天満橋ドーンセンター

2016/12/09-11 大阪&京都の旅(その3・12/09夜~10日中)の続きの記事になります。

遅めのランチを食べ終え、大阪市交通局 谷町線 谷町九丁目駅から大日行きに乗り、 天満橋へ移動し、MMS第7回公演ミュージカル「Moon Memories~時を超えた約束~」を見に行きました。

2016/12/10は18時から1回、2016/12/11は12時・16時の計3回公演でした。まとめて感想を書きたいと思います。


MMSのミュージカル

MMSことミサ・ミュージカルスタジオ主催のミュージカル公演でした。今回が7回目で、前回は2013年12月末とのことで、2016年時点で3年前だったようです。その頃のことはこのblogでかけてないですが、手記を元に振り返ってみたところ、下記の通りでした。

2013/12/26 DMproduceイベント @ 秋葉原アソビットシティ
2013/12/28 滝口成美・PowerSpot・ULTRAGIRL @ 平和島ボートレース
2013/12/29 1drink長丁場イベント @ AKIBAドラッグ&カフェ
2013/12/30 Cute★Bits 解散ワンマンライブ @ 秋葉原SIXTEEN
2013/12/30 SPACE GIRLS PLANE解散ワンマンライブ @ TOKYO FMホール

2013年頃と言えば、仕事が安定してきて、忙しかった時期だったんだなという印象です。今日テレビでも活躍している小池美由のライブをよく見ていた年が2013年だったようです。出世したなぁ…小池…。

当時は東京から遠征して何か見に行くなんて発想が全くなかったので、3年後にJeanne Mariaメンバーの通うスクール生たちで行われる公演を見に大阪へ行くようになるだなんて想像もしなかった未来ですが、彼女たちが気になりだした2014年4月は前回のミュージカルの直後だったこともあり、時が来た!という感じに思っておりました。

演出・脚本はすべて主催でもあるミサ先生によるもので、教え子たちが総出演といった内容でした。

天満橋ドーンセンター

会場は天満橋駅が最寄りとのことで、10日は天満橋駅から歩いて行きました。11日は宿から昼の公演へ直行という感じだったものの、少し南にある大阪城を見ておきたいなと思ったので、急ぎ足で大阪城の敷地内にも立ち入ってみました。

東京よりも中国人観光客が多い印象の大阪ですが、その観光客がこぞって大阪城の前エリアからたこ焼きを食べながら出てくるので、一体何が?と思っていたら、大阪城の目の前辺りに屋台があり、そこでみんな買って食べているようでした。花より団子という感じでしょうか。

ドーンセンターは正式名称?が「大阪府立男女共同参画・青少年センター」というそうで、なかなか立派なホールでした。

どうだったか

ストーリーは右記の通り。

STORY
どこにでもいる普通の女子高生 千代子。所属する同好会の名誉をかけたダンスバトルで戦いに参加できず、自己嫌悪な気持ちを抱えながら 家族と喧嘩をし 家を飛び出した。そして美しい満月に誘われるように海辺に行くと海に携帯電話を落としたのをきっかけに、千代子が思い詰めて海に飛び込むのではと 勘違いした月の天女によって 月の記憶(Moon Memories)を辿り 戦国時代へと 時空を飛ばされてしまうのであった。
そこでは自分の前世である千代介という男の子とともに 戦国大名の世継ぎ「光之丸(ひかりのまる)」の影武者として たくさんの敵から命を狙われる羽目に。

宿命(さだめ)に翻弄される光之丸と千代介、そして千代子たちの行く末は?!
自由なのに 生きるのに不自由を感じる現代人へのメッセージ!
等身大のMMSメンバーが繰り広げる、泣いて笑って アクロバティックな 書下ろし痛快アクションミュージカル!
(ソース:MMSサイト内)
演劇は何回か見には行ってるものの、ミュージカルを見た記憶は遥か昔に1回あったかなーって程度だったので、どんなもんだろう?と思ってたのですが、ダンスあり、歌あり、演技ありといったバラエティに富んだミュージカルでした。公演時間は2時間ぐらいで3/4ぐらい進んだところで小休憩が挟まるといった構成でした。

音楽を担当したのはJeanne Mariaの前身と言えるELECTRO Jeanne Loveの楽曲を手掛けていた岡隆一郎さん。夏のTOKYO IDOL FESTIVAL 2016でJeanne Mariaスタッフポジションで見に来ていたので、「昔、岡さんがやってたバンド見たことあったんですよ」という話をしていたものの、彼の本領?である劇伴がどんなものかは知らなかったので、それにも触れられたいい機会でした。

まずJeanne Mariaメンバーの話から。

タイムスリップして現世と前世を演じる物語だったので、こういう役だったと言い切ることができないのだが、MMSでのレッスン歴も長く、主催ミュージカルにも繰り返し出ているメンバーなので、骨組みをしっかり組み立てるようなポジションを務めていたのではないかなという印象でした。

田中柚帆・吉田杏・田中瑤音・諸富乃彩の4人は天女役で、物語をおかしく転がす役割が多かった。二役こなしており、冒頭の主人公(原田紗野)と共に行動する「新都市伝説探索促進委員会」のメンバーとしても、コミカルに序盤を作り上げていた。

前世シーンで物語の悪役的ポジション(貧しい庶民を苦しめる大名側)を演じた大天咲絵、吉田祐の背負った悲しい運命の表現は難しそうな役どころだったものの、祐ちゃんの後の話で「(本当に)血を吐きながら体当たりで演技した」という話で、力がこもってて とても良かった。

治田純礼子演じる役は、現世では先述の“新都市伝説~”を罵る“派手派手和歌子軍団”側の役だったものの、前世シーンでは悪(?)側に務める傍ら、出身である貧しい庶民側と内通して物語を回すポジションでおいしい役どころといった感じで良かった&かわいかった(何)。大名専属の芸者といったポジションだったので、歌舞伎等で聞かれる「口上」のような言い回しのあるフレーズが印象的だった。

上野桃佳が演じる訳は現世の 主人公の姉妹役で、妹なのにデカいという、彼女の(出演メンバーの中では)高身長という面を生かした役回りだったのだが、リアルで受験が控えていることもあり、セリフ・出演シーンは少な目の配役になっていたようだった。同じくリアル受験生の原涼葉は今回の舞台は降板、見には来ていて、ばったり会ってしまったのでご挨拶だけしました(笑)。

その他気になった点の感想も添えておきます。




公演のパンフレット。相関図、劇中歌の歌詞や写真などが載ってる。出演メンバーの名前、役、顔写真、学年などが書かれたページもある。それをちらちら見ながら公演を見ていた。JMメンバー以外は当然よく知らないのだが、あの子とあの子は同学年なのかーとか想像しながら見るのもなかなか楽しかった。

先述の治田純礼子演じる“磨璃阿歌舞伎團”のメンバーとして出演していた上田莉桜(中2)、芳本紗良(小6)のお二人を交えた中盤のJeanne maria楽曲「10TEARS」を演じるシーン、JMメンバーのももちゃん&すっちゃんの代わりという形で(言うなれば旧MMS Janne!)歌とダンスも披露していたのだが、そのまんまJMメンバーになっちゃいなよ!というぐらいの馴染みっぷりで大変良かった。芳本さんは5月に見たステージでもかわいい&身のこなしが素晴らしいというので今回も注目してたのですが素晴らしかった。公演が終わってから一声感想を告げようかぐらいに考えていたのだが、いざ目の当たりにすると想像以上に小学生で(そりゃそうだ)こんなおっさんが「良かったです!」とか言いに来たらアレかなと思ったが、タイミングが良かったので穏やかに一言添えて帰れた。莉桜ちゃんは後の大晦日の田中姉妹 脱退前最後のライブの時に会場に居たので「10TEARS良かったよ!」と日をまたいで感想を伝えられた。すいませんでした!

後に部屋の掃除してて気づいたのですが、ちょろっと話出てますが、3年前のMMS Jeanneのフライヤー見ると、莉桜ちゃんは載ってる(&エフエムたまごちゃんメンバーでもある石橋由萌ちゃんも)ので、そのころ一緒に東京初遠征で来てたかは記憶がないですが、1レッスン生よりは前線に出てステージ経験がある人だったのかなとも思いました。

JMの妹分的ユニット、エフエムたまごちゃんメンバーも全員出演しており、先述の石橋由萌(ゆめ・中2)は大名側の姫(大天)の娘役として出演。3回公演中1回だけヘッドセットマイクに咳を通してしまったポカをしていたのが記憶に残っているが(笑)、誰よりも和装が似合っていてほっこりした。木村花音(小6)、そして彼女の妹たち2人(音彩(ねいろ) 小4/湖音(こと) 6歳)も出演していて、さすが姉妹似てるなーとか思いながら見てたのはありますが、花音ちゃんの“貧しい農民のおかあちゃん”役がなかなか演技が良く、個人的に姫の使い役で劇中最も悪く・強い役だった吉田祐演じるカラスにボコボコにやられるシーンが素晴らしかった。大晦日のエフエムたまごちゃん物販で感想を伝えに行ってみたのだが、「公演前に骨折して大変だった」とツイートしていたので、そんなに激しい・熱のこもったやられっぷりを体当たりで挑戦したのかな?と尋ねたら「家で足をぶつけて指骨折しただけで、ミュージカルのレッスンで骨折したわけじゃない」という話を聞かせてもらった(笑)。ずっこけた!

木村家三姉妹(さらに下に弟がいるらしく4姉弟らしい)の三女 湖音ちゃんは子役としても活躍しているとのことで、弱冠6歳にしてめちゃくちゃ立派な役どころだった。主人公のうちの一人で前世シーンの重要な役を務める吉田鈴(中1)演じる光之丸が、姫(大天)に跡継ぎ(男の子)が生まれないことから、女だが男として育てられた、しかし湖音ちゃん演じる心介が無邪気に「おちち!」と光之丸の胸元に手を出すことで正体がばれてしまうシーンがあった。この若干“乳離れ”ができてない無邪気な少年役も、主役ではないが、物語のコミカルな要素に大きく作用していて、6歳の演技恐ろしい・凄いなと公演を見ていて思いました。

エフエムたまごちゃんを抜け、現在は歌って踊るアイドルというよりは歌うことに専念したっぽい戸谷莉菜(小5)演じる凛は、主人公(原田紗野)の前世の千代介(小原睦希 小6)を圧倒する少女ガキ大将のような役だった。随所に見られた彼女の“やけにうまい・声量のある歌声”もちりばめられて個人的に面白かったのだが、客席の沸き具合が微妙で滑ったみたいな感じになってるのが納得いかなかった。莉菜ちゃんがこぶし・うなりを入れまくった歌唱、めっちゃ面白かったのに!

このミュージカルの主役的な位置だった原田紗野(高2)、吉田鈴(中1)、小原睦希の3名は(小原くんはMMS唯一の男の子なので話は別れるが)アイドルとしての活動をしていない人たちなので、こういう舞台でしかお目にかかれないのだが、それぞれ実績もあるようで(原田はアニー出演、吉田は劇団四季ライオンキングに出演、小原はCM等子役として活躍)、さすがのいい役者さんたちだなと思いました。原田さんはイケてない学生・千代子の役で、イケてないから天女に前世に飛ばされるという物語の序盤の要を担っていた。前世でひと波越えて現世に戻り、最後はダンスパートでバック転を決めてかっこよく締めるシーンは3公演ともスカッとするものがあって良かった。物語の最後の最後、吉田鈴演じる 千代子が落としたスマホをたまたま拾った学生と邂逅するシーンも、美しい終わり方で じんとした。


つい揃えてしまった吉田四姉妹の写真(笑)。JM&エフエムたまごちゃんとして活動している3人だけあらかじめサインが書かれて売られてました。そのほか、ランダム撮影済みチェキの物販もあり、引いたら、田中瑤ちゃん&柚ちゃんのチェキがそれぞれ当たりました。中には田中ファミリーチェキも混ざっていたらしい(笑)。マニア度が高い!
吉田家四姉妹の三女、鈴ちゃんは関東中心にライブ活動しているamiinAmiyuちゃん(中野美優)と同様の、劇団四季ミュージカル「ライオンキング」ヤングナラ役を務めていたとのことで、miyuちゃんのボーカルが素晴らしいこともあり、“劇団四季クオリティ”に期待していたのだが(ちなみに劇団四季は見たことない)、鈴ちゃんの演技諸々も、少年として育てられた“男装の麗人”としての役のはまり具合もとても良かった。

若干話がそれるが、原田さんが受かったアニーのオーディション、これにはMMSのメンバーも多く受けに行ったようで、純礼子ちゃんはアニー役志望ではなかったが、そこで残り、最後の4人まで残ってて落ちたという話があると本人から聞いた。みんな色んなキャリアがあるんだなぁと知れば知るほど思う話でした。

上野桃佳・原涼葉らと“マドレーヌ学園”というJMの前身のうちの一つでアイドル活動もやっていた峠真瑠実(中3)、田中瑤・諸富・治田・吉田祐らと“PATTY”のメンバーとしても活動していた原田愛奈(まな・高1)らの演技も見れたのだが、まるちゃんが先述の由萌ちゃんの姉に当たる役どころで、とても美人でどきっとしてしまった。マドレーヌ学園の映像、YouTubeに上がってるのはいくらか見て後追いなりに「こういう時代があったのか」と楽しんでいたのだけども、いざ小学生時代の姿から“今の姿”に飛ぶと、ぐっと大人っぽくなられてる(そりゃそうなんだけど)もんで、驚きますね。JMの子らは、点々と見れていることもあって、「そういえば純礼子ちゃんも背伸びたな」「乃彩ちゃんも急激に垢抜けてきたなー」とか思うことあるのですが、改めて女の子の“磨きがかかっていく”速度にびっくりです。余談ですが、自分は男兄弟なので、アイドル・役者志望の女の子の十代の日々をこういう形で見て、そう思うところなのです。

だんだん物語の話からそれていきますが、TwitterをやっているJM以外のMMSメンバーのツイートを見ていると、例えば吉田杏ちゃんと同級生の松下さん、西山さんのお三方の仲の良さであったり、共にレッスンを受けて育ってきた日々であったり、アイドルファンとして見ているJMメンバーの日々以外の部分で、色んな青春が詰まった舞台なんだなぁというのが垣間見れて、感動とまとめてしまうと雑だが、見れて良かったなと思うとこでした。

ミュージカル以外の、例えば万博記念公園だとか、味園ホテルに泊まったりだとかも含めて、JMきっかけで見られた大阪の旅、とても充実してました。


話のオチが見えてこなくなってきたので、だらだら書くのはこの辺で締めておきたいと思います。

アイドルライブと違って物販がなかったこともあり、終わった後に出演者に声をかけるという、小劇場の芝居によくある形でしか 出演者に触れられない&ご家族やお友達も多くいらっしゃる&出演者の大半がアイドルではない・役者を志すレッスン生だけども一般人ということもあり、だらだら接するわけにもいかないので、そそくさと会場を離れました。

とりあえず、受験生(特に桃ちゃんとすっちゃん)、受験ふぁいとだー!

2016/12/09-11 大阪&京都の旅(その3・12/09夜~10日中)

浪速六歌仙のワンマンライブを見終わり、ホテルへ帰る~翌日の日中の話です。


2016/12/09 22:00 めしや 宮本むなし で夕飯

浪速六歌仙のライブが終わり、特典会/握手会に参加して表出たら、22時近くになっていた。日本橋にある、以前立ち寄ったアイドルミーツに寄るにも時間が遅すぎるし疲れもあるし、それよりお腹が空いたなと思ったので、宿泊したホテル味園の2Fのバーのどこかに寄るか、どっかでごはん食べるかで悩んだ。

心斎橋~日本橋エリアぐらいなら歩いちゃおうと思ってたので、歩きながら考えたのだが、おなかの調子が微妙だったこともあり、飲みすぎるのは良くないと思ったので、ごはんをとりあえず食べることにした。

大阪市交通局 日本橋駅上の千日前通り&堺筋の十字路らへんは繁華街なので、時間が遅くても食べる選択肢は結構あった。それから東に行くと黒門市場があり、そちらは真っ暗だった。「やよい軒」が目に飛び込んだので、そこでもいいかなとか思ったのだが、関東にもあるので回避、こちらで初めて見た「めしや 宮本むなし(wikipedia)に入ってみた。

ごはんがおかわり自由という点ではやよい軒と大差はないのだが、かすかにこちらの方が安い印象だった。大阪ローカルというよりは東海~関西エリアのローカル定食屋さんとのことだったが、味はフツーにおいしくいただきました。特に特徴もなかった。ビール1杯ジョッキでお願いしたら、泡が荷物に1滴たれたのだが、結構お歳を召された印象の店員さん頑張ってたので気にしないことにした。

ごはんおかわり自由と言えど、ビールも飲んでたので、そんなに食べることもできず、結局お腹いっぱいになってしまったので、ちらっと寄ろうかと思ってた味園2Fのバーエリアへ行くことは諦めた。


2016/12/10 08:30 ホテル味園のモーニング / ホテル味園のシャワーの話


ホテル味園のモーニング。1プレートにトースト、コーヒー、ゆで卵。
ホテルについて、すぐに寝てしまい、適当な時間に目が覚めて、朝食どうしようかなと少し考えた。

自分は朝食にも何にしても白い米が大好きなので、できれば白い米が食べたい派なのだが、せっかくなので料金に含まれているモーニングをオーダーしてみることにした。

ベッドの枕元に設置された電話でコールし、その旨を伝えると部屋まで持ってきてくれる。トーストは焼きたてで、程よく温かかった。特別にうまいわけでもなんでもない、フツーのトーストとバター、ゆで卵+塩、コーヒーのセットだったけども、建物・部屋の雰囲気も相まって、良い体験だった。ごちそうさまでした。

終わってからシャワーを浴びてチェックアウトの準備をしたのだが、レストルームのシャワー、便座とシャワーを隔てるカーテンがないので、便座周辺がべちゃべちゃになるのが難点でした(笑)。この辺気になる人は気になりそうだなと思ったのだが、後はもう部屋を出るだけなので、気にせずべちゃべちゃにして使用した。

あと、ホテル味園の部屋について一言添えておくと、枕元にコンセントがなかったので、適当な延長コードがあった方が、寝際にスマホ眺めたりする人はいいかもしれない。テレビ用の短い延長コードはあったものの、本当に短かったので、あまり使えたものではなかった。バス内でのコンセントを使いやすくするために、旅に延長コードを持ち歩いてるので、問題なくその辺は乗り越えられました。

あと、Wi-Fiについてですが、受付の隣にPCルームがあり、そこらへんでは使用できるみたいでしたが、長い廊下を進んで、突き当りの喫煙エリアの隣の部屋を借りていた自分は、部屋では電波が届かずで使えませんでした。なので、その辺はあまり期待しない方が良いっぽいです。そんなに旅先で大容量の通信をするつもりなかったので、サクッと寝て起きたので、特に不便には思いませんでした。そういうので不便だなとか思う人には向いてないホテルってことですね。


2016/12/10 11:00 千とせ 肉うどん

肉うどん+小玉(玉子かけごはん小盛)。「べっかん」と味は特に差はないので、これだけ食べたい人は「べっかん」でもいいかも?
2016年年始に来た時はやってなかった なんばグランド花月(NGK)近くにある うどん・そば屋の「千とせ」。今回はやってたので、NGK1Fにある「べっかん」(肉すい・肉うどんに特化した支店)ではなく、本店側に行ってみた。

味園ホテルからは歩いてすぐだった。開店20分ぐらい前で10人前後並んでて、狭い店内はオープンと共にすぐにいっぱいになった。メニューは先述の通り、「べっかん」の絞られたメニューとは違い、色々あった。が、気軽に立ち寄れるお店ではないので(関東の人間なもので) 今回は「肉すい」の原型といえる「肉うどん」をオーダーしてみた。それだけだと寂しいので、卵かけごはん小盛の「小玉」もオーダー。トーストを食べた朝から、昼に炭水化物と炭水化物というのも気が引けたのだが、結果としてうまかったので、ペロリと頂いた。ごちそうさまでした。


2016/12/10 12:00 万博記念公園

北大阪急行南北線 千里中央駅の改札から見渡した風景
今回の旅の目的は先述の「MMSのミュージカル」だったのですが、前乗りして、前回できなかった大阪観光をしようというのもありました。そこで向かったのが、太陽の塔がある万博記念公園です。いやー、行ってきましたよ。楽しかった!(笑)

「行って帰ってくるの、結構時間かかる」と大阪出身の人(TRASH-UP!!編集長 屑山さん)から聞いていたので、時間に余裕をもって臨んだのですが、御堂筋線に乗り北上、江坂駅より北は「北大阪急行南北線」直通ということで初乗りが発生、千里中央駅で大阪モノレールに乗り換えて万博記念公園へという道のりで、心斎橋あたりからだいたい650円ぐらいがかかるようだった(所要時間はだいたい50分前後)。

のちに天満橋まで行くのと、桜川のカプセルホテルに荷物を置きに行くことを考え、大阪市営地下鉄の乗り放題券「エンジョイエコカード」を購入した。土日祝に該当するので600円だった。3回ぐらい初乗りがかかる分がこれでずいぶんお得になった。帰り、千里中央から一応江坂までの切符を買い、降りる際はエンジョイエコカードを直接改札に入れてみたが、入退場の記録はICカードの乗車券と違って付かないようで、難なく降りられた為、入場時に使った切符が宙に浮いた。

千里中央駅が個人的に都内では見たことないような構造で興味深かった。ホームのすぐ上に飲食店がたくさんあったのだ。東京駅周辺の地下街や新橋のそういうところの雰囲気に近い、昔ながらの地下街っぽい雰囲気が良かった。

千里中央駅、地上に出て見ると「千里セルシー」が目に飛び込んだ。ここで一旦トイレ休憩(笑)。下の方はスーパー、飲食店などがあるようだったので、空いてそうな上層部にエレベーターで進んでみたのだが、学習塾やチャイルドケアセンターのフロアに向かう子連れのお母さんと会うぐらいで、リフォーム業者が入ってるフロアについてみると、人が全然おらずで静かだった。静かにトイレを済ますことができた。築年数44年のデパートは雰囲気があっていいですね!

大阪モノレール 万博記念公園駅から ららぽーとEXPO CITY方面へ進んだ時に見える景色。
長時間滞在せずに、さっさとモノレールに乗り換えて万博記念公園へ。徐々に雰囲気が出てきて高まった。最近では ららぽーとEXPO CITY (2015年秋に開業らしい)ができたおかげで賑わってるとテレビで見たことがあった。ららぽーとへは時間の都合で立ち入らなかったのだが、家族連れでぶらりと買い物に来る場所としては良いのかなという印象だった。

駅からぐるっと回って(モノレールの線路、高速道路、一般道などが走ってるので、それを越えて公園側へ行かねばならない)、太陽の塔目指して歩いた。生で見る太陽の塔は迫力があって良かったー!

入口で入場券を買い、まずは目の前にそびれる太陽の塔を少々眺めて、スマホで数枚ぱしゃぱしゃ撮って、東側にあるEXPO70パビリオンなる博物館を目指した。園内にも70年大阪万博の名残の造形物が点在しているようだったが、まずは資料館を見ようと思っていたのだった。太陽の塔眺めるだけじゃもったいないしで。



左2枚は当時のパンフレット展示より。三井グループ館のパンフレットのイラストがかわいくて良かった。右2枚は迷子ワッペンと、展示されていたミニチュアで太陽の塔の真ん中部分を覗いた様子。精巧に作られてて臨場感があって良かった。
個人的にこの資料館が良かった! 当時の「鉄鋼館」を使った建物だそうで、当時の資料や、当時の展示物もそのまんま飾られていて、見てるだけでタイムスリップしたような気分が味わえてよかった。細かい資料の文字は読まなかったものの、それだけで90分滞在してしまいました。

個人的に良かったのが、鉄鋼館内の音楽ホール。中には入れないものの、武満徹、クセナキスらの作品が流れてて良かった。

一部、ストックが建物入口のお土産売り場でも買えるらしい、当時のパンフレットの展示も面白かった。鉄鋼館パンフレットの「テッコウカン ハ キン コン カン」のフレーズにキュンキュンした。

「迷子ワッペン」(迷い子につけて、スムーズに親御さんに子を合わせる工夫の一つだったらしい)の展示も良かったですね。昔、人と即席ユニットをやった時に、その人が名づけたユニット名がそれでした(笑)。

音楽に関する催しのポスターも面白く、レコード会社主催で 今となっては伝説のグループ/歌手たちの名前が並んだ公演がぼちぼちあったようで、メリー・ホプキンの公演に関しては「ポピュラー界のシンデレラ/声はトマトの新鮮さ/ツィッギーもポールもこれには心をうばわれた」のキャッチコピーにこれまたキュンキュンした。(トマトの新鮮さってなんやねん!っていうのも含めて)

関東に帰ってきてから、この辺の話を父にしたら「当時東京から万博に足を運んだ」という話を初めて聞いた。「当時レコード会社は力があったんだけどねぇ」と、レコード会社勤務していた父の話も興味深かった。



この手の巨大な楽器が何台か並んでいた。当時のままなのか、再現して作られたものなのかはよくわからないのだが、鉄の棒を共鳴させて奏でるパーカッション的なものだった。
あと、話の順序がおかしいが、資料館の入場料を払わなくても見られる大型展示が建物に入ったところにある。これだけでも見甲斐があった。細かい記事は読んだけども忘れてしまったのだが、かっこいい造形物は楽器とのことで、演奏しているVTRも流されていた。そのままでも十分にかっこいいのだが、アンプリファイして、エフェクトかけたらカッコいいノイズ演奏ができるのではないかと想像が膨らんだ。

帰りにお土産も見て行ったのだが、「EXPO70」のタイポグラフィーデザインのTシャツがかっこよかったので思わず買ってしまった。3000円もしないぐらいの値段だったのだが、まさかここに来て衣類を買うとは思ってもみなかった(笑)。

ちなみに、この鉄鋼館だった建物のお土産屋以外にも、万博記念公園入口付近にあるお土産屋もあり、そちらではTAROグッズが豊富に売られているようだったが、そちらは見なかった。

太陽の塔の裏手(?)ではラーメンに関するイベントが開催されていて、それ目あてで来園したっぽい人も多いようで、活気もそれなりにあった万博記念公園だったが、資料館が楽しかったので、園内に点在する何らかを見る余力も尽きてきたので、太陽の塔を軽く一周するだけで公園を後にした。

公園を出てから、桜川のスパへ向かい、荷物だけおいて、ゆっくり天満橋へと向かった。


2016/12/10 15:00~16:30 桜川から谷町九丁目まで歩く


スーパー玉出のきつねうどん。78円のところ、-20円の58円で売られていた。その他、調理惣菜が量多い&安い。人曰く「しかも意外と悪くない」とのこと。玉出に関する話を検索すると「買った蟹が腐ってた」みたいな話もありますが、それはそれということで。
後にたどり着いた彩華までの道のりの話です。

周防町(すおうまち)というエリアにスーパー玉出があったので、ちょっと立ち寄ってみました。激安スーパーとして有名な玉出。惣菜がめっちゃ安かったです。この後ラーメン食べる気満々だったので何も買いませんでしたが、知り合いの人がよくやっている「西成・あいりん地区の激安ホテルに宿泊、玉出で惣菜買ってきて夕飯」はいつか挑戦してみたいなと思ってるところです。


某仮面ガールズの関西チームの拠点
あと、同じエリアにアxリxスxプロジェクトの常設劇場がありました。繁華街から少し離れた、静かなビル群にいきなり巨大な仮面が出てきたのでびっくりしました。好きじゃない界隈なので、記念に2枚ほど外観を撮影して足早に東へ進みました。


2016/12/10 16:30 サイカラーメン @ 彩華 大阪上六店


サイカラーメン スペシャル 950円+ネギ 50円
チャーシュー追加+生卵追加が「スペシャル」です。
桜川のスパに荷物を軽く置き、おなかが空いた&時間があったので、歩いて谷町九丁目にある 奈良天理ラーメンのお店「彩華」に久しぶりに行ってみることにした。2015年夏頃に行ったきりだったので懐かしかった。

距離にして3km。道はだいたい東に歩き続けるだけなので簡単だとは思ってたものの、鉄鋼館ダメージ(?)が若干あったので、ゆっくり歩いたものの、さすがに疲れた。しかし、久しぶりの彩華ラーメンはおいしかったです!

野菜食べられてないなーという気持ちも彩華で満たせました。白菜たっぷり、ネギも追加したのでたっぷり。結構具が残ってしまったのでごはんも追加したので、結構お金かかってしまったけど大満足でした。

この日、のちに見に行くミュージカル、アイドルライブと違って、所謂「物販(握手会/サイン会)」の時間が設けられてなかったので、ニンニク臭とか気にせずに食べられて良かったです(笑)。

にしても、以前食べた時よりもおいしく感じました。良かった良かった。大阪で天理ラーメン食べる意味がよくわかりませんが、関東で食べられないので(彩華ではなく“天理スタミナラーメン”の支店は高田馬場にあったものの、すでに閉店済みだし)ALL OKということで。

ちなみに余談ですが、「天理のスタミナラーメン」の話は、笑い飯がかつてやっていたラジオ番組「トランジスタラジオくん」を録音した音源を人に勧められて聞いて知ったものでした。奈良出身のお二人が「彩華(サイカ)の方が絶対うまい。“天スタ”こと天理スタミナラーメンの方が店舗多いけど、彩華が一番うまい」と言った話を延々としている回でした。それきっかけで彩華で食べてみたいと思い見つけたのがこのお店でしたとさ。


谷町九丁目まで歩いたら、あとは北上すれば天満橋!とは思ってたものの、さすがに疲れすぎたので、ここからは大阪市営地下鉄 谷町線 大日行きに乗って、天満橋まで移動しました。3駅 5分程度。徒歩でも20~30分あればイケそうな気がしたのだが、時間が微妙になりつつもあったので回避。

谷町線は乗客の数も少な目で静かだった。

2016/12/09

浪速六歌仙-負け犬の遠吠え(ワンマンライブ) @ 心斎橋SUNHALL (2016/12/09)

2016/12/09-11 大阪&京都の旅(その1)の続き、「2016/12/09-11 大阪&京都の旅(その2)」に当たる記事です。


2016/12/09 19:00 浪速六歌仙-負け犬の遠吠え(ワンマンライブ) @ 心斎橋SUNHALL



SUNHALL入口の雰囲気とイベントの掲示。とても明るくキレイな入口。近隣にコンビニもたくさんあるので、腹ごしらえしてから入るもよし。自販機はあるけど、繁華街ということあってか、ごみ箱が見当たらないのがちょっと残念だった。
この日の夜、計画していたことが数点ありました。一つ「なんか見たことないものを見に行く」か「見たことあるものを見に行く」の大カテゴリとしては2種で、前者は「万博記念公園に行く」という計画、「浪速六歌仙のワンマンライブに行ってみる」、後者は「通天閣に神井花音(Vress)が出演するイベントを見に行く」でした。

大阪行く前に人と話していて、「浪速六歌仙は関東にまだ一回も来てないし、せっかくだから見てみたら?」という進言があったので、それに乗っかってみることにしました。万博記念公園は、この日の夜から太陽の塔のライティングが始まるという日だったそうで、それにも惹かれたのですが、結局翌日の夜に控えた今回の旅の本目的であるミュージカルまで予定が決まってなかったこともあり、翌日フツーに太陽の塔を見に行くことにしました。

心斎橋SUNHALL、以前入ったFANJ twiceやBRONZEからも歩いてすぐのところにある(ちょっと南)サンボウルというボーリング場が入った綺麗な建物の地下にあるライブハウスで、「since 2014」と書いてあったことからも察せられましたが、とてもきれいなライブハウスでした。

入口付近に、この後サンホールに入っていきそうな人がいたので、結構混んでたりするのかなーとか想像しながら一人足を進めてみました。

ちなみに、直前まで腹を決めてなかったのですが、予約しておくと特典が付くという話だったので、公式Twitterへリプで予約しておきました。前知識がほとんどないグループのワンマンライブでドリンク込みで3000円ぐらいpayするというのもなかなかの挑戦だなと思ったのですが、結果から言うと、見たことないものが見れた手応えは十分にあったので、決して損はしないpayでした!

浪速六歌仙(twitter)wikipediaによると2016/06/25デビューとのことで、だいたい半年ぐらい活動しているユニットだそうです。お世話になってる人がYouTubeでチェックしていて見つけた革命戦隊レジスタンス、Alice Lapin(アリス・ラパン)、三極三銃士の3ユニットがそれぞれメンバーの脱退などを経て散り、それが一つになったようなユニットといったところだそうです。

後に寄ったバーのマスターにその話をしたのですが、ある程度大阪のアンダーグラウンド話に長けてそうなのに「聞いたことないなぁ」と言っていたので、ほんと独立した活動してるのかなという印象だった。少なくともJeanne Maria筋の情報だけたどっててもラインナップに名前が出てこなかった界隈で、他にイベント情報を調べていて、例えば日本橋のアイドルカフェ、アイドルミーツ界隈の人たちが出演しているイベントとかとも接点がない、そんな印象のグループかなと捉えてます。


浪速六歌仙 1stシングル「死ぬな!! / 僻み根性」
一応流通に乗っているので、関東でも購入可能。プレスCDです。
イベント自体の話に戻りますが、始まる前時点での集客はだいたい50~60人で、ワンマンライブというわりには快適で、好きな位置で見れる混み具合でありがたかった。(終演時点での集約はもっとあったようです)

驚いたのが、お客さんの半分ぐらいが女性だった点です。メンバーの友達、家族と思わしき人も多くおり、前の方に始まる前から位置している、グループのTシャツを着た人はそんなに多くなかったのも、固定ファンがまだそこまで多いわけじゃないのかなという印象でした。ファンが多くて雰囲気出来上がってる!という現場よりも、ふらっと行った自分からしたら居やすい雰囲気で安心しました。

会計時、入口でサイリウムとクラッカーを渡されたのですが、後々物販の時にわかったのですが、渡してきた人はグループのスタッフの方でした。ライブ冒頭で記念すべきワンマンを祝してクラッカーを鳴らすタイミングがあったのですが、お客さんの息が合ってなくて、バラバラで四方八方からパンパン!と鳴っていて面白かった(笑)。

公演の全体的な流れをざっと書いておきます。


浪速六歌仙「死ぬな!」MV
色々酷い。狙ってるのはあるにせよ、色々酷い。だが、そこが味わいに繋がってると思う。
派手めなSEで「728(なにわ)」と書かれた、それぞれのイメージカラーの生地のパーカーを着用したメンバーが順番に登場、あらかじめざっとチェックしておいたので知ってた「死ぬな!」からスタート。2曲目はシングルにも収録されてる「僻み根性」と、早速持ち曲を使いきった印象の構成だった。

3曲不明、4曲目はこの手のアイドル(“パンク”がキーワードになってる系?)のカバーとしてわかりやすい「nerve」が入った。わかりやすいのはそれぐらいだったので、個人的にどこでも聴ける曲を聴きに来てるつもりは全くなかったので、結果として良かった。「nerve」後のMCでピンク担当のかのんちゃん(twitter/YouTube自己紹介動画)「ババアになると3曲連続つらい」と語っていた。年齢が気になったので、ライブ終了後の物販でかのんちゃんに接しにいったのだが「19歳」と語っていた。まだまだ全然若いじゃないか!と言ったら「やっぱりJKには負ける」みたいな話していた。この調子で、ライブ全般でかのんちゃんの「BBAアピール」と自虐は続いた。

MCの話にちょっとシフトするが、「ヘタレ」「パンク」「アイドル」がキーワードになってるユニットなのだが、個人的に赤担当のいろはちゃん(twitter/YouTube自己紹介動画)が一番「ヘタレ」感が出てて良かった。ビジュアル的にかわいいなと思ってたので注視してたメンバーなのだが(ツイッターもあらかじめ見てた)、4曲目終わりのメンバーの着替えを繋ぐためのMC(かのん&いろは)の際、緊張からか、かのんちゃんの手を握りしめて不安そうにMCしている姿が印象的だった。ライブ終わり、いろはちゃんとも話に行ったのだが、(良い意味で)慣れ慣れしく明るいかのんちゃんに対して、とても腰が低くて丁寧で物静かな人だったのも面白かった。赤担当でセンターポジションなのに、この「ヘタレ」感、関東のローカルグループでもあまり見られないキャラクタだなと思いました。

かのんちゃんの毒舌も全体的に酷く、「(メンバーの着替えに対して)おっそ! Tシャツに着替えるだけやのに、遅いわ」「こんなパーカー作ってるからお金ないけん」と福岡弁を交えて運営に毒吐いてたのも面白かった。「中年オヤジの汗が蒸発して張り付く、キモい」とも言っていて、とにかく酷かったけど、終始笑顔なのが良かった。

着替え時のMCにキャラクタが濃く出てたので、そこの話を引っ張りますが、かのん&いろはペアのMCで3人の着替えが終わり、残りの3人でMCをしていたのだが、この時、青担当のひかるちゃん(twitter/YouTube自己紹介動画)、かわいいなーと思ってみていたのだが、まったく喋らず、頷いてるだけだった(笑)。のちのMCでも「なんか喋って!」とメンバーに言われるぐらい喋らない子で印象的でした。


参考:革命戦隊レジスタンス「We are Resistance」
浪速六歌仙 緑担当 あやなちゃん(twitter)が在籍してたユニットだそう。

参考:TOKYO喫茶「トーキョーキッサ」
ここ数年で気に入ってる自己紹介ソング。メンバーの名前がAメロの歌詞にうまく組み込まれてて お見事。イントロの突き抜け方、Bメロからサビへの展開と、メンバー全体のダンススキルの高さ、声色やキャラクタの豊かさの面でも気に入ってます。
ライブの話に戻ります。セットリストは、上述の3組のレパートリーだった曲を引き継いでるものもあり、個人的に「We are RESISTANCE」の歌詞を差し替えただけっぽい「We are 浪速六歌仙」が良かった。トランス調で始まるものの、サビのメロディが結構平坦な印象で、あんまりぶちあがる感じがないまんま淡々と進行する曲で、他に聴いたことない雰囲気が気に入ってます。あと、個人的に短いフレーズの中で無理に詰め込むことが多い自己紹介ソングの類が大好きなのでピックアップしてみました。

レジスタンスからは「愚かなDreamer」「GOING MY WAY」、Alice Lapinからは「純潔ロジック」、三極三銃士からは「引きこもりシャイニング」らがやられたのは確認できる/できたんだけど、他はよくわかりません!(メモ取ってたけど、照らし合わせようがない!)

メロディに抑揚がないという点では、浪速六歌仙としてのオリジナル曲「死ぬな!」もサビであまり持ち上がらない淡々と進行する曲なので、テイストは前身から引き継がれているというか、作家が同じようなので、そのままなのかなという印象です。

中盤のメンバーユニットコーナーで、いろは&あやなによる「UFO」のカバーがあったのだが、そこで日清やきそばUFOが10個近く客席に投じられたのが酷くて面白かった。パッケージのまま投じられたのだが、のちに割りばしも配布されたらしく、受け取った人の荷物の近くにはUFOと割りばしが置かれてた。

駄菓子をばらまく曲もあったのだが、「私の分もとっといて」ぐらいな話をしてるかのんちゃんの様も良かった。

まとめ

だらだら書いてて長くなってきたので中途半端にまとめておくが、とりあえず「見たことないものが見れた」「色々酷い」「程々に空いてて好きな場所でじっくり見れた」「決まりきったノリに支配された感がない」「ヘタレと自称してるが、本当にヘタレ感があって憎めない」「オリジナル曲を多数持っているが、よく聴かれる ありきたりな曲とは一味違うものばかり」「(個人的に)かわいいなと思えるメンバーが数人、身長の高さもバラバラで個性豊か」と言った色んな点から、満足して帰ることができました。

ただ、このとりとめのない感じからか、関西のアイドルライブで感じられる独特の雰囲気もそんなにない印象で、(人が言っていた言葉を借りるが)「ガラパゴス的なアイドル」なのかなとも感じました。

予約しておくと特典が付くという話で、去り際に「何か受け取ってる人がいる」のを察して、スタッフさんに確認してようやく予約特典を入手できたりと、至らない点は多かったものの、メンバー&スタッフ間は程よい関係みたいで、現場の雰囲気もピリピリしてなくて良かった。

過去のユニットでやっていた曲を演じる量も多かったことから、音源が欲しいなと思ったものの、メンバーの不祥事でお蔵入りになってしまった感があるものもあるようで、さすがに並べてはいなかった辺りは惜しかったので、浪速六歌仙として録り直した、まとまった音源が出ることに期待してます!

とは言え、撮影可能なイベントでファン(カメコ?)の方がアップされたアーカイブもたくさんあるので、それらで曲の雰囲気は察せられるかもしれませんね。

このライブの後に、かのんちゃんがグループを離れる発表があったり、新メンバーの追加もあったりと変化はあるようですが、独特の魅力をキープしながら突き進んでほしいなと思うところです。


最後に余談ですが、CDを開封したところ、折り曲げられてない、まっさらできれいな帯が入ってたのが面白かった。帯ってお店に並んだりする時に見えるところに付いてないと全く意味がないものなのに! ぜひ現物を手に入れて、その不思議な感覚を味わっていただきたいです!

2016/12/09-11 大阪&京都の旅(その1)

Jeanne Mariaメンバーを擁するスクール、ミサ・ミュージカルスタジオ主催の自主公演「MMS第7回ミュージカル公演 Moon Memories~時を超えた約束~」を見に大阪へ行ってきたのですが、前乗りして観光とかもしてきたので、それの話でございます。

2016/12/09 08:23 JR高速バス 初乗車

金銭的な理由で新幹線を乗らない、極力安く行き、現地で好きに遊ぶという方針の為、夜行バスしか今のところ大阪行きには使ってませんでしたが、今回昼の高速バスを利用してみました。理由は単純で、「使ったことないから」っていうのと、「安いから」という2点でした。

バスを予約したのが10月頃で、11月頃のヒマな時に、バスの乗り場を下調べしに行ってまして、まずはその話からです。

今回利用したのがJRが運営する高速バスで、金曜日の昼に関東を出発、夕方前に関西に着くという便でした。出発はJRの主要駅からという感じでしたが、自分が乗る場所として選んだのが「東名江田」バス停でした。

以前横浜のYCATと呼ばれるバス停から出発したのですが、これは結構らくちんで、駅から外に出ずにバス乗り場まで行けたり、東京南エリアに住んでる自分はアクセスしやすい点が良かったでしたが、東名江田も、東急線ユーザーには親しみのあるエリアで、初乗り1回なので安いということで、使ってみました。

「江田」とついているものの、最寄り駅はそれよりも二子玉川寄りに1駅行った「あざみ野」でした。徒歩でだいたい10~15分と、少々歩くものの、1回道を曲がる程度で単純なので、よっぽどじゃない限りは道に迷わないんじゃないかという立地でした。・・・が、下調べの時はたまプラーザから歩いたため、あざみ野からの景色が若干馴染みがなく、遠回りしてしまいました(笑)。

階段を上って高速道路まで登る機会なんて、こういう時しかないので、結構ワクワクするものですが、住宅街の中の人気のない階段を上るので、ちょっと怖くもあります。あと、下調べしていた段階で上った側が、実は東京方面行きのバス亭でして、それに気づいたのはバス乗車前20分でした。危なかった(笑)。

階段付近にも書いてあったのですが、高速バスのバス停には扉のない待合室が1つある程度で、トイレがありません。近隣住宅にトイレを貸してほしいとお願いする人がたまにいるらしく「苦情が来てるので、バスに乗ってからSAでトイレを利用するなりしてください」と注意書きがあった。自分もトイレに不安がある方なので(よくお腹壊す)周辺環境を事前に調べておいたのですが、あざみ野駅から歩いて高速道路を通過し、歩いて1分もしないところにセブンイレブンが1軒(2016/12時点の話)、そこからちょっと歩を進めて大通り沿いに吉野家が1軒ありました。ここで飲み物を買うなり、トイレ借りるなり、ごはん食べるなりすると良さそうです。ちなみに朝食として牛丼を食べました。うまい!

AM 08:23発のバスはだいたい時間通りに到着、予約した際のメールのエビデンスを見せて名乗るも「乗車券ってプリントとかされてきてないですか?」とのこと。JRの高速バスはこの点がその他高速バスと違かった・・・。

オンラインの予約サイトにログインし、Web乗車券を表示してほしいとの運転手の話があるものの、サイトのパスワードをさっぱり忘れてしまっていて、すぐにログインできる状態じゃなかったので、焦ったものの、そんなにせかす素振りもなかったので助かりました。ありがとうございました。(よく読んで、用意してなかったのは自分の非なのに、有難い・・・)

結果として、特別に支払いに使用したクレジットカードや名前等で照合してもらい、少々手間取ったものの、無事乗車できました。良かったー!

ちなみにパスワード再発行はIDがわかればまあまあすぐにできました。

今回乗車したバスは「東海道昼特急3号」というもので、二階建てバス/トイレ付き/3列シートというものでした。4列のものに比べてバス内の移動が若干しづらい通路の狭さはあるものの、席と席が離れているので、「4列シートで、隣の人の寝相が悪くて最悪だった」「体のでかい人が隣で、どうしても腕と腕が接触とかしちゃってキツい」といった問題は全くない点が良かったでした。お値段は平日の昼間ということで3900円ぐらいとお得な値段でした。(乗車2ヶ月前の予約時の値段です)

2016/12/09 15:21 京都駅 到着


今回もスーパーおいしかった本家 第一旭 たかばし本店の特製ラーメン 850円。小ライス100円でオーダーもして、炭水化物充したのですが、ちょっとしたら「忘れてました~」ってなノリで、たくあんが出てきました。たくあんもおいしかった。
若干押し気味の進行でしたが、SAでの休憩時間でうまく調整し、京都到着は予定時刻通りでした。素晴らしい!

今回京都で降りたのは、前回のような隣の席の人が酷いとかではなく、その偶然で出会った本家 第一旭 たかばし本店に再び行くためでした。朝5時から夜遅くまでやってる、しかもうまいと来たもんだ、食べたいに決まってる(何)。ランチタイムからちょっと外れていたものの、席はだいたい埋まっていてこの日も盛況でした。おいしかった。

ちなみに、おなか減ってたので、特製にさらに肉増やしてやろうかと思って「特製、肉増し(追加料金はかかる)で」と言ったら「元々多いですよ?」と言われてしまい、初心者感でまくってしまった。

時間があったら、二条城から北に数km行った、電車では行きづらい場所にある猫カフェに、知り合いがよく「かわいい!」とRTしている猫に会いに行ってみようかと思ったものの、夜の大阪の予定と若干時間が合わないので断念しました。

ラーメンを食べてから、京阪電車の駅から大阪・淀屋橋行きの電車に乗ろうと思い、鴨川にかかる橋を渡って七条駅辺りを目指したのですが、それより南に位置する東福寺駅に行くことにしました。が、この1.5km弱の道程で、おなかが痛くなってきて、大変な目に遭いました(笑)。ちなみに、橋を渡ってからコンビニがなかなかなく、東福寺駅に行くとデイリーヤマザキとファミリーマートが2軒、駅の入り口に公衆トイレが1つあります。漏らさないようにこらえて頑張って歩くも、トイレはどれも埋まってました(涙)。いらいらしながら、我慢しながら、デイリーヤマザキとファミリーマート、公衆トイレを行き来し、空いた公衆トイレに滑り込んで、なんとか事なきを得ました。ホント危なかった。

いくら梅田から通天閣まで歩いたり、京都→伏見稲荷→山一周→七条まで歩いた過去があれど、無理は禁物だなと今回悟りました。

2016/12/09 17:54 堺筋線 日本橋 到着/ホテル味園にチェックイン



ホテル味園 室内の様子。ベッド脇の照明等のスイッチが収まった箱がとても良い雰囲気を出していた。照明のON/OFF以外は飾り状態で機能してなかった。角部屋で小窓がついてたので、外の光が多少入ってくる部屋でした。テレビ載せる台は傾いてました。イカス!
京阪電車に乗って揺られること凡そ1時間、北浜駅で堺筋線に乗り換え、一気に宿を予約してある日本橋(にっぽんばし)に行くことにしました。なんとなく終点目指して乗って、そこから散歩がてらに歩くのは今回パス!

京都から1時間ぐらい電車乗らなきゃならないのに、通勤・通学系の人たちで結構電車が混みあってたので、以前乗った昼間の京阪電車みたいにガラガラなことはなかったのがちょっと残念でしたが、意外と早い段階でごっそり人が下りたおかげで、なんとか1時間ぐらい椅子に座って大阪市内へ行けたのは良かったでした。

“ポンバシ”についてから向かったのは難波駅東、千日前の通りよりちょっと南にある、昔からある味園ビル。ここの4Fにホテル味園という施設があるのですが、今回はここに一泊しました。

後に顔を出した大阪のバーのマスターも「よく予約取れたね」っていう話でしたが、2ヶ月前、たまたま見たら1部屋だけ空いてたので、予約しておきました。外国人観光客に人気みたいな話も聞いてたのですが、実際チェックインして室内に入ってみたら、外国人にはちょっと狭いベッドが置いてありました。170cm未満の自分でも足がちょうど収まるか、ちょっとはみ出るかぐらいのサイズのベッドでした。

室内にトイレ(ひんやり冷えた便座)とシャワーのみ付いており、湯船につかりたいわけじゃない人はちゃちゃっと室内で汗流したりできるので良い感じですが、シャワーとトイレの間にカーテンがないので、トイレの床や便座/蓋も水滴だらけになるので注意が必要です(笑)。

とりあえず荷物を置いて、街に繰り出そうということで、リュック内の必要ない衣類等をベッドに投げ出し、軽量化してから受付に鍵を預け、再び外に出ました。

ちなみに、寒かったらやだなと思って用意しておいた上着、全く使わなくていいぐらいで(自分、暑がりなもので・・・)、Tシャツにジャージを羽織って外歩いてても全然平気でした。(周りの景色からは浮いてたけど)


そんなわけで、日本橋から千日前通りを越えて北上し、心斎橋方面へと歩いて次の場所へ向かいました。(こちらの記事に続く

2016/10/01

アリスインプロジェクト 舞台「魔銃ドナークロニクル」(10/01 19:00 月組) @ 北品川・六行会ホール

アリスインプロジェクト 舞台「魔銃ドナークロニクル」(10/01 19:00 月組)を見に、品川・北品川エリアにある六行会ホールへ行ってきました。


はじめての“アリスインプロジェクト”の舞台観覧

歌って踊って演技するアイドルユニット“アリスインアリス”はかなり前から見ており、アリスインプロジェクトからそのユニットがという背景なんかもずいぶん前からわかってはいたものの、本体と言えるアリスインの芝居は今回見に行ったのが初でした。

見に行ってなかった理由は「高い」という点でした。

今まで、たまに芝居を見に行ってはいたのですが(ラベル「観劇」を参照)、それらと比べると微妙な値段設定。S席が6800円、A席が5500円という値段だった。世田谷パブリックシアターで見たKERA MAPの芝居のA席が6500円だったので、それよりもS席が高い。スズナリあたりで見た芝居は3000円とお手頃だったものの、規模が小さかったので、それはそれでと思っているが、見たことない界隈の芝居に興味ある子が出てるだけで5500円は高い・・・どうしよう・・・と悩んでましたが、今回目当てだったノンシュガーの二人(松樹侑奈栗野春香)がどんな芝居をやるのか見てみたいなという気持ちが勝った点と、ぼちぼちアイドルライブなど一緒に見てる人が「はるちゃん(中嶋春陽)の芝居見たい」と言っていたことで勢いが付いたので、今回見に行ってみることにしました。

結果から言うと、見に行って良かったかなと、それなりに満足してます。

細々とした・ざっとした感想

ものがたり

千年王国を夢見て、優秀な人間を仲間にする旅を続けるバイツ(吸血鬼)・彼岸子は、映画で見た女優、桜子を気に入り、日本にやってくる。 厚生省異端審問課はバチカンから情報を受け取り、桜子の元にドナー・神酒を差し向ける。
桜子を探し出し、千年王国の夢を説く彼岸子。桜子を保護し、彼岸子たちを狩る神酒。
彼岸子の理想を許さないバイツの貴族種、ハイネ。さらに、バイツを根絶やしにするためなら人間すら犠牲にする、バチカンから派遣された戦士コートニー。
桜子を巡る戦いは混戦の様相を呈する。それぞれの思いをかけて戦う少女たちの運命を巡る物語。
公式サイトより引用
あらすじは右記の通りでしたが、事前にざっと見たものの、キャラクタが見えてこないから思い描けなかったので、見てみないとだな!と思いました。

ダブルキャストで、「月組・星組」に分かれており、自分が見に行った公演は「月組」でした。理由は、そっちの方がライブ等で見たことある子が多く出ていた点でした。神白紗綾(ex.ひまわり女子)、森ふうか(パツイチ☆モンスター)の二人、そして松樹侑奈の3人が出演してました。星組側に栗野が出演していたのですが、こちらは栗野以外よくわからなかったので、今回は泣く泣く諦めました。ちなみにふうちゃんと栗野が同じ役柄だったこともあり、いざふうちゃん側で見終わってみたら、栗野版の演技も見てみたいなと思ってしまった。





アリスインアリス および アリスインアリス&フレンズのCDはつばさプラスからリリースがあり、流通している。2期スタート時期の「COLD BULLET」は手売りのみだった。この物語でも使用されたセーラー衣装はアリアリの衣装としても使用されてるっぽい。
主役と言えそうなポジション(シングルキャスト)に居たのがex.SUPER☆GiRLSで現在舞台での活動が多そうな八坂沙織で、チラシの出演者一覧でも一番最初に書いてあり、それとヒロインポジションの舞川みやこ(ディアステージ)辺りが軸なのかな?と臨んでいたのですが、物語としては誰が主役というわけでもなく、四つ巴ぐらいの入り組んだ内容でした。その中でものすごい活躍をしていたのが“アリスインアリス”2期メンバーのリーダーとしても活動している高橋明日香(あすぴー)でした。

“アリアリ”のメンバーは、アリスインのチラシやソフト(DVD)なんか見てもだいたい出演していたりと、アリスイン舞台のレギュラーみたいなポジションで、どういう位置なのかはわかってなかったのですが、あすぴーに関しては大活躍でした。“アリアリ”のライブ中での芝居パートでの演技っぷりを見てはいたものの、いざ役者志望の若手の子/アイドルの子らと混ざってみた時、場数踏んでて格が違うなーと感じました。同じく“アリアリ”2期メンバーでもある花梨ちゃんは、“アリアリ”ライブでのMCなどで見せる「かわいくて面白いマスコット的なキャラクタ」がそのまま使われている印象で、物語に柔軟さを添えるように機能していて良かった。初めて彼女を見たのは4年前なので、背含めて 大きく・立派になられたもんだなぁと感心してしまった。

メインキャラクタの演技は、八坂さんはさすがだなと言える感じだったのだが、“貴族種”の吸血鬼役をやっていた3人の演技がいまいち個人的にピンとこずで(八坂さんの背が高いのに対して、小柄だったり)、全部が全部パーフェクトではないなとも思うところでした。

“ゆうにゃ”こと松樹侑奈の演技については、ノンシュガーの本大会(“朝練”と呼ばれる定期公演に対する“本”に位置するライブ)での、栗野との殺陣を踏まえた寸劇で 彼女の演技を少しはかじる程度には見ていたものの、果たしてどんな役が当てられたのかな?というところだったのですが、物語のキーを握りまくっていた“あすぴー”演じる朝倉神酒と同じバイツ(吸血鬼)を退治する“ドナー”のうちの一人としての役で、終盤ではドナーの血を魔剣みたいなものに吸わせるというシーンで思いっきりやられるシーンがあったりと、なかなかおいしい役のようでした。

物語がわからないと単語を出したところで全然見えてこないので、この辺は雑にしか触れませんが、久しく朝練出てなかった分を「魔銃ドナークロニクル」の芝居にあてていたこともあり、久しぶりに動く姿が見れて良かったなと言うのと、やっぱりかわいいなという点でも満足でした。

物語序盤で「悪役」の雰囲気を漂わせていた八坂さんが演じるバイツ軍団のアクション要員(?)に比べたらセリフの量も多く、その点も彼女は恵まれていたのではないかと思いました。ゆうにゃがノンシュガーメンバーの奈良怜那の代わりに出演した「キャプテン・ハーロック」の舞台を見に行った人に聞いたら、それよりは全然良いといった感想で、なるほどと思いました。

あと、「アリスインアリスの衣装」というイメージの強い黒いセーラーをまとう ゆうにゃの姿を見て、“アリアリ”のメンバーじゃないがアリアリのメンバーっぽく映り、なんだか複雑な気分でした。“アリアリ”自体好きだったはずなのに、つばさプラスがレコード会社として関わりだしてから、リリースイベントや購入特典の強化からのえげつなさに参ってしまったことが複雑に思った前提だったりするのですが、単純に日ごろ見ている衣装以外の姿が意外と似合っているなというのは良かったでした。写真セット2つ(2000円)買ってしまい、終演後の特典会でサイン入れてもらった。(結局アイドルおたくはチョロい)


ひまわり女子「キラキラひまわり」を流通盤でリリース後に解散。手売り音源は「キラキラひまわり」、先輩ユニットmocomocoのレパートリーだった「おかしのいえの作り方」をリリースしていた。解散後、神白紗綾は芝居方面にシフトした印象で、“みんちゃん”こと雪村美織は じゅじゅ の新メンバーとしてライブ活動中。
上述の ふうちゃんの演技は、ゆうにゃに比べるとセリフ量もそんなに多くもなく、アクションもない「ドナー育成訓練学校のドクター」みたいな立ち位置だったので、そんなに多く魅力に触れられる感じもなかったのは惜しかったですが、姿が見れて良かった。同じく以前から名前を知っていた“さーちゃん”こと神白紗綾ですが、演技がとっても良かった。ドナーたちを育てるプロデューサー/トレーナー的な立ち位置で、冷たく・切れ良く・サバサバとした演技を要する役どころだったのだが、うまくこなせているようだった。舞台に立つと、意外と小柄なんだなと改めて思った。ちなみに、ひまわり女子というユニットをやっていた頃は“みんちゃん”こと雪村美織(現・じゅじゅ メンバーとして活動)の方が小柄だったこともあり、そんなに小ささは感じなかった。

物販について


衣装姿の写真。普段見ている“ノンシュガー”衣装以外の姿が見られるっていうのもファンとしては買わずにはいられないですね。
小規模の演劇だと、終演後にロビー付近で演者が立っていて、演者のお友達などがねぎらったり、観客が感想を告げたりといった触れ合いタイムみたいのがあるのをよく目にするのだが、アリスインの舞台は「アイドルを起用した演劇プロジェクト」といった趣が強く、物販でグッズを2000円以上購入した人はサイン&握手がしてもらえるという風になっていた。

チケット発売イベントに演者を用意して、握手会を開いたりしている辺りもそうだが、この辺は商売がうまいというか、ズルいというか・・・(笑)。もっと早くから行くことを決めていたなら、チケット発売イベントにも行けたのですが、その辺は判断が遅かったですね。

ゆうにゃ「私たち(隣に居た方)、今日誰も特典会に来ないんじゃないかと思ってました!」と嬉しそうにしていたので良かった。その後、ぼちぼちゆうにゃ列も伸びてる様子だった。

もし気軽に感想を告げに行ける値段設定だったら、ふうちゃんやさーちゃんあたりにも行きたかったのだが、八坂さんなんかも2000円でサインみたいにしているあたり、平等でした。何人もめぐってるほど裕福じゃないので1サインで終了。

同行したNさんは、パンフレット(2000円)を買っていたのだが、「はるちゃんの写真が売り切れてた!」とのことだった。シスター姿のはるちゃん写真、確かにファンだったらたくさん買ってしまいそうですね。

自分が買った写真の話に戻りますが、4枚1セット 1000円で、葉書サイズのプリントで、5種類ぐらいありました。コンプリートには5000円。恐ろしい(笑)。そのほか、A4サイズの大きなプリントもありました。それ1枚の質よりも量を取ってしまいましたが、A4のを買って、自宅で額に入れて飾るのなんかもいいかもしれませんね。


ホールもきれいで、A席だったものの、中央寄りの席で予約しておいたら、結構良い眺めで、そこも良かったでした。

昔のアリスインの舞台に比べたら、広い会場で見れるのは良かったのでは?と、結構前から点々とアリスインの舞台を見に行ってる人がいっていたので、良かったのかもしれませんね。

2016/09/27

ブスiD主催 『アイドルだらけの逆噴射婚活!リターンズ』 (2016/09/27) @ 阿佐ヶ谷LOFT A

ブスiD主催 『アイドルだらけの逆噴射婚活!リターンズ』を見に、阿佐ヶ谷LOFT Aに行ってきました。


概要

トイレに貼ってあった告知の紙。
ミスiD(ミス・アイドル)というミスコン的なものがありますが、それについては説明は省きますが、若干それに被せた名前を持つ「ブスiD」。主催は元あヴぁんだんどの運営をやっていた柴崎という人(twitter)。あヴぁんだんどがクロスアイデア(じゅじゅ/リナチックステイト/地球人 が所属)に事務所移籍となってから始めたのがこれでした。

「ブス」と聞くと、好みでなかったり、見た目が良くないなと思った異性を男性が指す時に使う差別的なワードだったりしますが、この「ブスiD」の公開最終選考会のようなイベント(2016/07/11 @ 阿佐ヶ谷LOFT A)にも足を運んだ感想からすると、見た目が“ブス”だという人はほとんどおらず(自分の好き嫌いもあるので、“いなかった”とはあえて書きません)、「何がブスだ!かわいいじゃないか!」と思うぐらいの人たちがファイナリストとして残っているイベントでした。(逆にどんな人が落とされたのか興味深い)

導入はさておき、その前述イベントで「グランプリ」となった人を中心に、現在「ブスiD」というユニット?名で雑多なステージ活動を展開しており、自作楽曲で歌う人(篠田美月さん | twitter/soundcloud)がいたり、毎回なんらかのテーマに沿って作ってきたアイテムを使ったパフォーマンスをする人(空洞さん | twitter)などがよくステージに上がっている。(数回見たけど、毎回違うので、決まった楽曲をやるアイドルというものではない)

で、その辺も参加+周辺で活動する(すなわちTRASH-UP!!ブッキングのイベントに出てるユニットだったり、そうでなかったり)アイドル/アイドル?な人たちを集めたバラエティ・イベントがこれでした。

この「ブスiD婚活」は今回2回目で、1回目は行かなかったのですが、なかなか好評で、平日の阿佐ヶ谷LOFT Aが人で埋まってる状況でした。ライブ活動もやっているアイドルも参加していたので、10分程度のミニライブ数組も見られました。

● ブスiD主催 『アイドルだらけの逆噴射婚活!リターンズ』本編の流れ
  1. フロアに大きく円を描いて女性陣が座る
  2. 男性がその周りをぐるぐる回って1分ずつ喋っていく
  3. 1周したところでお気に入りの相手の名前をそれぞれ紙に書く
  4. 紙を照合、お互いの名前が一致したらカップル?成立
● 出演者
ブスiD、tasotokyoガールズ(岬たん、吉野なおの妹、謎メン、まないこ、バニラ、じゅんじゅん)、ハートにポチコン、鈴木花純(ex.テレジア)、ヒャクショウイッキ、佐々木来夢×戦慄かなの、生春巻きとソース焼きそば(さゆなし、もこぺろ)、あやまんJAPANユース(相馬・セルフプレジャー・ルイ、ヘラクレス太田、絶倫乳輪かおりん、最終性器高田)、赤血球、米原康正、ハジメファンタジー
冒頭は出演者紹介+短いトークパート、本編が右記の通りの流れだった。

出演者も右記の通り。よくライブを見に行っていたテレジアの鈴木花純ちゃんもいたり、よくライブ見に行ってたけどしょうもない下ネタをステージで言うようになってからうんざりして見に行かなくなった某も出てたり(最近は本人も懲りて言わなくなったみたいだけど)、知ってる人もいれば、よくわからない人も出演といった感じだった。

あと、演者一覧に書いてない謎のV系っぽいメイクをした黒い服装の女性がいたのだが、名前が物騒だったこと以外思い出せず。見たことある人だったが、その人は先述の「婚活?」タイムには参加してなかった。とても不気味だった。

感想


店内に入る前に寄った、ミート屋のミートスパゲティ。大盛りにしてみたんだけど、結構パスタが太くて、並で良かったかなとおもいました。ずっとおなかいっぱいで苦しかった。でもおいしかったです。写真は揚げナストッピングもしてます。阿佐ヶ谷に行く機会あったらぜひ寄ってみてね!
既に接したことがある上記で個別に名前上げた人辺りは気軽に話せたのは良かったものの、大勢の人間がせーのでしゃべってるので、会場が結構騒々しい→話し声が聞こえない→声を張らざるを得ないというのが結構体力的につらかったのと、1分で回転させられるので、大した話ができたわけではない点もストレスでした。

本当の「婚活」も結局、知らない人と出会う・打ち解けるということが重要なところだと思うのだけども、その重みをソフトに感じることができるイベントなのかなという印象だった。柴崎の馬鹿野郎(笑)。

参加者は名前がわかるように、養生テープに油性ペンで名前を書き、わかるところに貼り付けて、名乗らずでも相手が名前を認識できるようにとしていたのだが、途中で話すことがなかったのかは不明だが、名前を人に剥がされ、それ以降名無しで回ることとなった。逆にそれのおかげで名前を知られずに済んだのはありがたかった面もあった。ありがとうございました。

あと、フツーに見に来た女性のお客さんも「男性と話す側」に回らされていて、そういう人と当たった時は「今日は何見にこられたんですか?」という話しかできなかった。

今日、アイドルの楽しみ方は「接触(握手・2ショット撮影・サイン時の会話など)」が多く語られることが多いと思うのだが、そういうのが好きなクチの人には、入場料+飲食代で色んな人と接せられるので面白い/おいしいイベントなのかなという気がしないでもなかったが、エネルギーをとても要するイベントなので、メンタル不調・体調不良の人は参加しない方が吉だなと思った。実際、演者某1名がメンタル不調だったみたいで、最後のマッチング時に某と某の相方がそれぞれ名前を書いたらしく、ステージ上で抱き合い、泣きながら「某ちゃんは私の恩人で…(号泣)」と語りだすシーンが見られた。

あと、ちょっと“その気”をこじらす人には向いてないイベントなんじゃないかとも思った。その辺のケアまで考えられてなさそうなので、このイベントが今後も続き、もし参加して不快に感じることがあったら、柴崎氏を苦情をぶつけたらいいんじゃないかと思いました。アイドルだけに限った話ではないですが、異性に一方的に想いを抱き、その形が好ましくない場合、向けられた側のストレス・ダメージっていうのがありますからね。

たまたま空いていた友人を一人巻き込んで参加したので、その友人と連番しながら時に3~4人で話したりしながらぐるぐる回って楽しめたかなという感じで終えられて良かったですが、本当に疲れました。柴崎氏の履いたズボンが冒頭のタイトルコールで、内股部分が割け、パンツが見える状態になったと言っていたが、参加者の感じたストレスがきっとパンツ割ける呪いに化けて現れたのではないかと信じています。

ライブパートについての感想は、まったく面白くないなと思うものや、安定の素晴らしい歌声が聴けたものと、色々でした。LOFT Aは逃げ場もあるし、トイレも複数個所あるので、好きに過ごせるのはいいかなと思ってます。


「野生の蛇に初めて出会った」と語っていた たかださん。
あと、忘れてた。ブスiDファイナリストに残っていた「高田」さんという女性、結構衝撃的な人だったので気になってたのですが、そののちに あやまんJAPANユースにもなったという話があり、久しぶりに見られるのを楽しみにしてまして、「最終性器高田」の芸名を得て、再会できました。あやまんJAPANユースに加入した話を聞いたら、本人的にも「私、あやまんJAPAN合うかも」と対バンした際に思ったとのことで、受けたら受かったとのことだった。

あと、ヘラクレス太田というメンバーが始まる前に、「相手の名前」欄に「ヘラクレス」と書いて配布していたのも面白かった。大き目の“ぽいぽい”Tシャツをめくり上げてパンツ見せびらかしまくっていたヘラクレス氏、終盤バー側ですれ違ったら、結構へろへろになってて、なんて真面目なパフォーマーなんだと思いました。ヘラクレスは頑張った!


ざっとした感想ですが、そんなイベントでした。ただ歌って踊って特典会!みたいなインディ・アイドルシーンに違う風を…という姿勢が感じられる柴崎チーム“WEEK-END”、次はどんな感じになるのか、やんわり気にしております。

ちなみに余談ですが、柴崎運営時代のあヴぁんだんどとよく対バンしていた少女閣下のインターナショナルの演出・運営を担っていた長田左右吉(そーきち)くんも、少女閣下が活動休止となり、次のユニットを準備していたり(2016年11月頃から活動予定らしい)と、「2015年の次」に向かっているようで、時の流れを最近ひしひしと感じるこの頃です。

2016/09/22

2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その4)

大阪行ってきた話の続きです。「2016/09/20-21 大阪&京都の旅(その4) 」に当たります。(20-21としてるけど、22日の話。日付変わってるけど気にしないで!)


15:15 自由軒の名物カレー

名物カレー大盛り(950円) / 卓に添えられた紙ナプキン / お店外観
14:45頃にJeanne Mariaワンマンライブが終わり、ライブハウスから表に出たら雨が降っていた。帰りのバスは24時なので、これから9時間ぐらいはヒマである。困った(笑)。

雨天でなければ、道頓堀で観覧無料のイベントなどもあったようだが、なくなってしまっていたので、丁度よい時間を潰せるイベントもなくなってしまった。(有料イベントはちらほらあったけど、お金が底をつきかけていたので断念)

大阪にいるのだし、一度は自由軒の名物カレーを食べてみたいなと思っていたので、ざっと場所を調べて、心斎橋から難波方面に歩いた。雨避けでアーケードは大混雑だったので、傘を東京から持ってきていたこともあり、アーケードの一本隣の道を歩いた。歌舞伎町っぽい雰囲気の場所も通ったりした。風俗や紹介所、スナック、ホストクラブなんかが多くある景色だった。

だいたい1.3kmだったようだが、雨天だったことや知らない景色だということもあり、少し遠く感じた。うまいこと歩けばずっとアーケードでほとんど濡れないような歩き方もできそうだったけど、混雑していたので、時間はもっとかかったかもしれない。さくさく歩きたいので、道を外して良かったかもしれない。

で、自由軒到着。おばちゃん/おばあちゃんたちが切り盛りしてる、古き良き食堂って感じだった。

所謂「洋食屋」なので、フライの盛り合わせとかもおいしそうだなと思ったのだが、これから数時間時間つぶすのにお金をここで消費してしまっては、と思い、とりあえず名物カレーの大盛りをお願いした。(お腹空いてた)

大盛りだと卵が二つ落とされてて、それを混ぜながら食べた。程よく辛いけど、めちゃスパイシーってわけでもないので、卓のソースを少しかけたりしながら食べた。味が薄いわけでもないのだが、食べ方のひとつとして書いてあったのでやってみたのだが、ソースの味がそもそも好きなので、+ソースの味もたのしんだ、という感じで食べた。カツカレー頼んでる人とかもいたし、サーロインステーキ付をオーダーしてる人もいて、ちょっと羨ましかった。またいつか来れたら頼んでみようかなということで。

17:00 フルーレット 大阪第2回定例ライブ

MBS毎日放送本社1階「ちゃやまちプラザステージ」入口の掲示。
大阪行く前にイベント情報を調べ、友人・知人が教えてくれたものや、自分で見つけることができた情報をメモしておいたので、それを見ながら難波のビックカメラなんば店のベンチに座って考えていたが、いまいち気持ちが持ち上がらず、お金もないので、さてどうしたものかと途方に暮れていたのだが、思い直して、梅田駅からちょい北に進んだところにあるMBS毎日放送本社で行われる、フルーレットの無料イベントを覗いてみることにした。

Jeanne Mariaのファンの人と話していて「リトレットっていう妹分も出るらしく、JMファンもこの後数人行くらしい」と聞いていた。そんなに他のファンの人と話さないけども、全く知らない現場よりは落ち着くかなというのもあって、立ち寄ってみた。グループについては一切情報知らなかった。

放送局のエントランスのようなところに作られた、なかなかしっかりしたステージで、フロア後方は撮影可能エリア、前方は立ち見観覧エリアと分かれていた。保護者っぽい人が多かった気がする。完全無料で観覧できるイベントだったので、なかなか人も集まってた。

始まる前、吉田という男性がマイクを持って現れ、客の掴みを確かめていたのだが、関東人が思い描く「ひょうきんな関西人」をそのまま形にしたような軽い口調とジョークで面白かった。

その吉田さんによる「じゃあ皆さん!私が『フルーレット!』と言ったら『推すだけ!』と返してください!3回行きますよ!」と煽り。その前にツイートで「フルーレット見るだけ」とツイッターにほざいていたので、オフィシャルでブ〇ーレット被せするんかい!(笑)と思った。

にしても、この男性、スタッフかな?と思ったのだが、運営の男性はまた別にいたので、結局何物だか、今調べなおしたけど、よくわからなかった(笑)。

フルーレット 盤は流通しているみたいです。
2016/09/22 フルーレット 大阪第2回定例ライブ 公式でこの日の模様がそのまま上がってました(笑)。
ライブ中の告知などでわかったのだが、滋賀のご当地アイドルで、前身がFrilL FleuRで、「あ、それならCD持ってた!(はず!)」と思ったのだが、リニューアルして、妹分もできて、というところらしい。

イベントの流れをざっと書くと、冒頭はリトレットからで、3人編成で1曲やって終了。さらっと名乗って帰ろうとしたところ、吉田氏に「1部でも言うたやろ~。名乗らなんと!」と仕切り直しされて、個別に名乗って捌けた。小学5年生2人と中1の1人という編成だった。自分が見るには若すぎるなと思った。

子供たちが名乗った後に「46歳、よしでぇ~す」と被せる吉田氏。うざいけど不快ではなかった(笑)。

簡単にリトレットとフルーレットの紹介をはさみ、愛踊祭2016なるイベントにエントリした時の、東京でやった演目を再現すると触れられてフルーレットのステージスタート。こういう曲やってるのかーと、受けた説明をすっ飛ばして思ってたら、クレヨンしんちゃんの曲やアッコちゃんのテーマが演じられて、あぁそうか・・・と思ってしまった。

1~3曲目がその再現と言われるステージで、6人でステージ狭しと動き回っててなかなか好印象だった。曲はアレだけど。(←愛踊祭を好意的に思ってないだけです)

勝ち上がって東京の公演まで行ったが、優勝は逃したとのことで「来年はリベンジ!」という話だった。そこから3人招かれ、9人になった。ちょいちょい無茶ぶりを入れる吉田氏によって空気が凍り付く瞬間もあったが、色々温かさがある時間だったので悪い間はなかった。個別の名乗りを入れ、4~8曲目まで続けてライブ。MCをで締めたものの、アンコールで再び登場し、5曲目にやった「ジャポポポネーゼ」を再演して終了。

個人的に6曲目の寸劇風のスタートだった「ハートの引力」がアッパー過ぎず、メロディも良くて好印象でした。CDはこの日、半額で売り出し、1枚購入でチェキ券が付くという大セールをやっており、音源が欲しいだけの自分にも嬉しい売り方だったが、帰り際、財布に1000円札1枚+αみたいになってたので、買わなくて良かったような気はしている。CDが結局完売し、チェキ券だけの販売を臨時で行うほどの盛況っぷりだった。

曲は気に入る曲もあれば、フツーかなと言う印象の曲もあり、メンバーはかわいいなと思える子もいれば、そうでもないかなーという子もいたりだったけども、ステージの雰囲気も良かったし、たっぷり見れて無料イベントながら魅力に触れられるような充実した時間でした。大阪からちょっと離れたところのご当地グループがこうやって定期?的にたっぷり公演やっていってくれるっていうのはありがたいですね。大阪に住んでたら、ありがたく見に行っちゃうかも。

無料ハイタッチもやっていたが、メンバーの名前すら覚えきれてないので、ノリで行くのはやめておいた。

24:15発のバスを待つ、そしてバスへ

帰りのバスですが、いつも使ってるさくら観光ではなく、WILLER TRAVELにしてみました。値段は少し張るものの、いいらしいという噂を耳にしていたので、一度使ってみたかったのでした。

お金がないとさんざん書いてますが、クレジットカードですでにお金は払い終わってるので、あとはどう時間を潰すかで悩みました。

乗り場が難波とか梅田ではなく、梅田駅から西に1.2kmほど進んだ新梅田・大淀と呼ばれるエリアなのが少々大変でした。公式サイトの案内見ても「徒歩10分超」で書いてあったり。旅(というか稲荷山登山)で体力が消耗してたので、まったりゆっくり歩きました。梅田駅から北に伸びる線路の下の長い地下道をくぐって、新梅田・大淀エリアに到着し、あたりを散策しました。700mぐらい南に行くとガスト、天下一品がありまして、関西の天一食べたいなとも思ったのだが、時間つぶすには適切じゃないのでガストを選択。小さな焼酎の瓶とドリンクバーをオーダーし、唐揚げをつまみながら時間を潰した。車でなら立ち寄りやすい場所というイメージのところで、駐車場は埋まっており、打ち合わせだかなんだかしてる人々が多かった。

22時前までそこで2~3時間時間を潰したのだが、読む本やゲーム機なども持ってなかったので、結構しんどかった。本ぐらい持ってくるべきでしたね・・・。22時頃になり、バス待合のスペースへ。最初見た時には数人ぽつぽつと居た程度のそこに人がみっしり集まっていた。

少し高いバスだから、民度も高かろうと思っていたのだけども、結局夜行バスで4列シート、そんなには変わらないかなとは思いましたが、行きのバスが最悪だったので、帰りは全然良かったでした。が、間仕切りがシートにあったけど、若干乗り越えてくる時があったので、少し困りました。(ずいぶん行きのバスに鍛えられたものです。)

WILLERで使ったバス、リラックスシリーズというもので、シェードがついてるのが結構良かったでした。トランクは持っておらず、リュックで済ませていたので、足元にそれを置いてしまったので、あまりその点は活かしきれなかったけども、頭が落ち着くクッションも小さいのが備え付けられていて、悪くはなかった。ネックピロウは自分で持っていたので、それを合わせて使った。隣の席の人は、足元がみっちり埋まるほどに荷物を持ち込んでいたので、大変そうだった。


帰りは大崎に着くバスに下のだが、大崎に着くのは個人的に帰りやすくて楽だった。深夜バスといえば新宿のイメージがあったが、乗りやすい選択肢をここに来て覚えてきました。

今回の大阪、前乗りで一泊だったので、観光しようと思っていたものの、木曜日は万博記念公園の定休日だったり、雨天で動きづらかったりで、思ってた観光はできなかったけども、京都の稲荷山&ラーメンで別の楽しみ方できて、それはそれで良かったかなという感じでした。

長くなりましたが、こんな感じの3日間でした。