2009/08/29

神宮さん企画「小企画」@秋葉原リボレPart.2

サーティーンmyspaceの神宮さんの企画「小企画(こきかく)」なるものが秋葉原の練習スタジオ、リボレパート2にてあったので行ってきました。

リボレ、練習スタジオではあるんですが、ライブが出来るくらいの設備がある101部屋っていうのがあって、そこでやってまして。

照明もちゃんとあるし、広さも小さなライブハウスとして上等な感じでした。
青山LOOPや西荻窪BINSPARKより広いかも)




顔ぶれは覚えてる限りで書きます。

まず橋爪くん from キャキャmyspace

彼の前に夜の夢によるお笑いステージなるものがあったみたいなんですが(笑)ぎりぎり間に合いませんでした。
入った時に山田さんがステージに居て、なんか知らないけどかわいく振舞ってました。
客席側からは「きもい!」とかって声も上がってましたが、いやいや、かわいかったです(笑)。

で、橋爪くん。
キャキャってバンドの人だそうです。

日本の青年が歌うパンクロック!っていう感じが良かったです。
どことなくTMNの「still love her」を思わせるような、言葉数の詰まっていない風通しの良いミドルチューンが印象的でした。(多分本人は全然「Still love her」は意識してないと思いますが・・・)



主催の神宮さんfromサーティーン。


なぜか瓶底眼鏡。フリードリンク&フリーお菓子について言及。
この日はとりあえずパーティーって感じで、みんなで持ち寄ったお菓子やらお酒やらを飲んで楽しもう、と言ったライブハウス経営者視点のノルマがどうのこうのっていうのがない、実にゆるい雰囲気でやってました。

そしてこれがフリードリンク。
なんか高そうな酒ばっかりありました(笑)。
入手が難しいなんて言われてる森伊蔵も一升瓶でありました(笑)。

ただ、ビールにチューハイの類がなかったので、このままじゃみんなつぶれるだろ!と思って途中で(お金あまりなかったけど)買って勝手に追加しておきました。

よりによって夜コーラこと、コーラショックばかり買ってきたのですが、みんなどれくらい飲んだだろう。
あれカロリー高いですね、びっくりするほどに。



続いてえびのお寿司お姉さんmyspace

かわいい+馬鹿=卑怯、ずるい! っていう魅力満載のえびのお寿司お姉さん。


ぎゃーぎゃー騒いで、胸がきゅんとするようなドカドカしたロックンロールをがりがり!とやって駆け抜けてました。
もう、酔っ払っててよくわかんなかったけど楽しかった!っていうか、ずるい!



ミキサー担当は埼玉の録音巨人こと、こいちくん。
motherの企画でも彼が一通り操作していたけど、さすがですね。
エフェクトいじり大好きだもんだから、ぱきっとリバーブ抜いたりとか好きに操作してました(笑)。

彼、知識があるのでこういう自主企画ライブで設備あると威力発揮しますね。
しかも本人楽しんでそうっていうのがなお良いですね。


照明は「光の番人」としてか、ひかりちゃん(笑)。
fromデロッピードロッピーmyspace



続いてゆうひさんmyspace

ゆうひさん自体は初めてなのですが、Vocalを務めるかえるちゃんはぴぺぷぱの頃に1、2回・・・いや、あんてなちゃん居ないバージョンのイモノイズとして見たのかな、忘れたけどしばしば見てますね。

ぴぺぷぱ分解となって、ゆうひさんになってからは初。
思ったより良いバンドでした。(別に悪いものだろうとはなから思ってはいませんでしたが)
なんつうか、かえるちゃんの声、女性にしては低いんですけど、形容するならばUAのようなしっとりとした低い女性Vocalと言うか。
UAも他の人に置き換えられない魅力を有してるアーティストなのですが、そんなしっとり低め系っていうカテゴライズで言うと例えやすいかなと言った具合。



続いて太平洋不知火楽団。


ベース大破事件を耳にしてから初めて見ましたが、直ってました。
これも巨人の仕業かしら?


この規模で人パンパンで太平洋は熱いですね!
物凄く盛り上がって大変でした!


聡吾くんがなぜかギターにチューハイぶっかけて、拭いて弾いてるのは意味不明でした(笑)。
あと聡吾のギターが客の頭をクリーンヒットしてました(笑)。
あとで猛烈に謝ってたなー。さすが聡吾、楽しい(笑)。


ドラム津金くんも良い仕事してます!



続いてファンタスタス。

太平洋で室内がぐちゃぐちゃになって、もみくちゃで疲れたのであんまりちゃんと見れませんでした。

でもファンタスタスもとてもよかった。
日を改めてちゃんと見たいと思いました。



ラストがサーティーン。


もうみんなくたくたになってましたが、盛り上がりはサーティーンできわまりました。



この日はサイドギター本田さんの卒業式も兼ねていたみたいで、本田さんラストに華を添える大入りってところでしたね。
なんかしらないけど、本田さんラストの姿にうちのバンド(Emotional Ticon)の人が泣いてました(笑)。


なんつうかもう、どうだったかって言ったら盛り上がった!
これ以外出てこない。
実に良いライブでした。


神宮さんが「いつものライブでこれくらいお客さん来れば良いんだけどねー」とか言ってたのがひっかかりますが(笑)、1000円ぽっきりでフリードリンクは魅力的ですね。
でも内容も良かった。


最後に神宮さんの物凄いブサイクに写ってる写真を載せておきます!



そんな大盛り上がりライブでした。

神宮さん、またこの企画やってね!

2009/08/27

Emotional Ticon @ 新宿URGA

Emotional Ticonとしておなじみの新宿URGAでライブやってきました。

対バンは
でした。

この日の企画者はいつもありがとう!の早瀬くん。いつもありがとう!


最初がチャーハン。

なんかご飯の記事みたいですな。
サーティーンの神宮さんのソロ名義です。

「チャーハン アンコールじゃなくて、チャーハンお替り」とか「チャーハンでおなかいっぱい」とか、なんかその名義を用いて文章作るのが面白い感じですが(笑)、2~3曲程度弾き語りしてました。

ギターは貸しました。見事手ぶらで現れた(笑)。

昼間は自由が丘のサークルサウンズで練習してきたそうで、そこで飲んだビールがおいしかった、っていう歌を歌っていたり、仮想の最低バンド「ウンコス」の解散ライブを歌った歌など、独特の世界観でゆるく、最低で最高な楽しさでやってました(笑)。

いやでも、神宮さんの歌心は良いですね。弾き語り結構良い。
サーティーンの際は結構吼える唱法を使ってますが、切々と歌う場合、彼の日本語の感覚がとても生きますね。

また聴きたいです。チャーハンおかわり!


次がNAVA-NAZU。

元々Paradiseの人だそうだけども、現在活動できないみたいでNAVA-NAZUとして出演。
Paradiseのドラムのせきぐち氏がギターボーカル、ドラマーは知り合いの人っぽいです。

いやしかし、普段ドラマーとのことだけども、ギターうまいし、コード感が独特な響きのものを多用していて、かなり良かった。

1、2曲目が同じ曲だったのも良かった(笑)。
リュックをしょったまま演奏している姿が印象的でした。

ノイジーな部分とポップな部分を持っていて、ノイジーな時は激しく、ポップな時は疾走感溢れるポップさを放ってました。


次がエポケー。

エポケーだけ前知識ゼロって感じでしたが、太平洋不知火楽団のライブなどでよく見かける青年がおりまして、「あー、彼か!」と一人で納得してました。

彼、名前忘れてしまったけど今見てみたら「雄平」くんって言うみたいですね。
お父さんと入力端子なるデュオもやってるらしいですね。親子デュオってすごいなぁ。
親子で音楽やってる人たまにいるけど、デュオやってるっていう人はなかなか見ないですね。

で、どんなバンドだったか。
人数がとにかく多くて、フルート、ギター、ベース、そして鍵盤にドラム、ホルンなんかも居たかしら。

URGAのステージにきちきちになって立って演奏してました。
よく覚えてるのは、鍵盤の彼の動きが怪しいっていうとこでしょうか。

「様子のおかしいかっこよっさ」を放ってる感じでした。
まだ全員若そうでした。またいつか対バンしたいです。
意味不明さじゃ負けてられないですね!(?)



お次がうるせぇよ。

「うるせぇよ。」だけじゃバンド名かわからないので、フライヤー印刷した際に彼らの名前の下にmyspaceのアドレス書いておいたんですが、一体どれくらいの方に伝わったのでしょうか。

対バン「うるせぇよ」じゃ、まるで問われたことに対してキレてるみたいですね。

このバンド、見るの初めてなんですけど、ベースがサーティーンでサイドギターを現在やってる(この記事書いてる現在は一応卒業したけど)本間さん。彼、本職(?)はベーシストなんですね。

あと、ギターが蔵で見た内海さんでした。
この日、久しぶり過ぎて話せませんでしたが・・・。
(かれこれ1年ぶりですね、会うの)

あとサーティーンのライブなどでよく見かけるドラムの方なんかも居たり、知ってる顔感たっぷりのバンドでした。

ライブですが、どこかNew YorkのNo Waveらへんを彷彿とさせるようなひやっとした雰囲気と、強烈な音を叩き出す4人のパンクロックって感じでかっこよかったです!

内海さんのアスカ(ラングレー)ギターも健在。
1年前見たプレイがどんなだったか忘れかけてましたが、Legend製のギターに愛情いっぱい注がれた感じは良いですね。
夜の夢の山田さんも昔Fenderのコピーを出していたTomsonを愛用しつつかっこいい音だしていたり。良い機材に依存しないかっこいい音だすこと程かっこいいことはないですね!(よくわからん誉め方ですね・・・)

出演前だったのでじっくり見れませんでしたが、かっこよかったです!


ラストがなんとうちらでした。

で、ここまで見ていて思った。
ちょいノイジーな、むしろノイズなんかを放つタイプのバンドを集めた企画か?みたいな。

この日のEmotional Ticonは、2年目にして初の全編歌ものロックをやるっつう内容で、しかも全曲新曲っていうのでした。
「それまでのEmotional Ticonを知ってる人に対してどういう反応が得られるか」と言う実験精神でやってみたんですが、いやー、賛否両論でした、見事に。

夜の夢motherの2バンドの人が来てくれていたんですが、彼らには概ね好感触な反応が来たんですけど、それ以外は「んー」「たまにやる分には良い」など、微妙な反応が・・・。

まあでも、2年に1度っつうことで・・・!

でもこれをきっかけに持ち曲ってやつがが一気に出来たので、今後はそれらを磨きつつ色んなタイプのバンド活動が出来ればなとか思ってます。(ノイズだったり、ポップだけだったり、とかね)

しかし、ギターでバンドやるの楽しいですね。

よく「なんの楽器をやってる人なのか?」っていう質問に対して「ベース弾いてるバンドもあるけど、それは現在休止中で、もうひとつ盛んにやってる方では主にノイズをやってる」って言うと「???」っていう反応されるので、それもあるし、ギターが好きだから「ギター弾いてるよ!」って言いたいけど別にバンドでは現在ギタリストしてないっていうこともあって複雑だったのですが、これでやっとギタリストやってるよ!って言える気がします。

今後もギター弾くシーンが出てきそうでフレッシュです!


この日、チャーハンa.k.a神宮from サーティーン氏(名義長い)が誕生日だったみたいで、みんなから小さく祝われて結構楽しそうに酔っ払ってました。
良い光景だー!

おまけ。
けぶりかすのてつろーさん。
彼とももう、6~7年の交友になるだろうか。何気に長いですね。
新横浜Bell'sに純情哀時雨を見に行ってた時に知り合った、対バンしたとかそういうんじゃないレアケースで知り合いました(笑)。(ファン同士知り合った、っつう)
いつもてつろーさんありがとう!

てつろーさんと言えばジミー・ペイジ好きな人なのでストラト持ってる図は案外レアですね!


楽しい一日でした。

2009/08/26

カルトムービー先行上映会 @ 高円寺円盤

しじみちゃん(a.k.a 持田茜)が主演するさそり監督による自主制作映画「カルトムービー」の先行上映が高円寺円盤にてあったので行って来ました。

限定30人だか40人と言っていたので見れるかなーとか思ってたのですが、とりあえずなんとか見れました。
円盤は狭いので40人は入らないだろう、って思ってたんですけど、だいたい20~30人くらいは居たかしら。とりあえず満員って感じでした。



そもそも「さそり監督」がなんだかわからなかったんですけど、インディーズ・バンド界で怪しく光るアーティストを使ったりして映画撮ってる方みたいで、かつてはアーバンギャルド主演の「アーバンギャルド天才馬鹿」、鳥肌実綾小路翔主演の「魂のアソコ」なども撮ってたりしてたみたいです。自称「俺が撮ったら、撮った後に売れる」みたいなこと言ってました(笑)。

鳥肌実や綾小路翔は言うまでもなく、アーバンギャルドも今じゃ知名度があがってきてるので真実味を強めたジンクスになりつつあるみたいですね。


で、今回は昨年いっぱいでAV女優を引退、現在は役者としての演技を磨きつつ、ちろちろと仕事をゲットしつつ、たまにDJやったり、ただアイドルに萌えたりっていう日々を送るしじみちゃんが主演、もう一人主演が先日の「ありとも」で「宮益坂のキョンキョン」の名を(俺から)与えられたクドウヒロポ(fromバイナリキッド)くん。

11月に座・高円寺で上映するそうで、それに先駆けて狭いところで先行上映、っていうイベントでした。

上記2名、そしてさそり監督に、その他の出演者でこの日居たのが
の2名でして、それぞれなんらかのパフォーマンスをしてました。


そんなわけで、なんらかのパフォーマンスレポです。

まずは語り部のミウさん。
この方、巫女だそうで。

で、どっかで見たことある名前なんだよなーって思ってたら、ジャパノイズらへんの人と結構繋がりがあるみたいですね。(一度、人を通じてHeartlandとしてイベントに出させてもらったことがあったので知り合いの知り合いくらいの距離感ですね)

こういう表現で言って良いのかわかりませんが、日本人女性の持つセクシーさみたいのがほんのり漂う雰囲気の方で、黒髪に月琴を弾くっていう絵がとても良かったでした。

月琴を弾く人ってあんまり見ないですからね。(特にライブハウスとか通っていても)

もう少し涼しくなってきた時に、晴れ渡った夜空に月でも眺めながら屋外で聞けたら良いなっていう感じの、涼しげできれいな、でもどっかマイナー調の曲を歌ってました。

イベント後の打ち上げで向かいの席に座ってたので少し話したんですけど、ジャパノイズらへんの繋がりがあるとは思わなかったのであんまり話せなかったですね。

素敵な方でした。


魔ゼルな規犬。

彼、出てるとは思ってなくて、パフォーマンスをやるっつう時に「こんなところでお目にかかるとは」と思いつつ初めて見ました。

近年、TASKEとかとの絡みで結構活動しているみたいですけど、自分がTASKE見たのって8年くらい前で、8年くらい前は彼、多分まだ活動してなかったのかな。

一瞬で終わりました(笑)。本編には通り魔役で出ています。



さそり監督。

最初はしじみちゃんとトークショー。
舞台挨拶みたいな感じで喋っときましょうよ、ってことでさそり監督がいくらか話を振るものの、だいたいしじみちゃんは笑顔で「はい♪」しか言わない受け応えっぷりに、なんだかにやっとしてしまいました(笑)。

以前とある方が近況を聞こうと電話した際に「今撮影か何かで○○に居るんよね?」と聞いたら「はい♪」と応えていて、それ以降も「はい」しか言わないから会話にならなかった、なんていう話をしてたのですが(笑)、まさにそんな感じ。

緊張しているわけじゃないんだろうけど、もっと慣用句を用意しておくと良いのかもね!>しじみちゃん

終わってから歌謡ショーと言う感じで、オケを流していくらか歌ってました。
女装・・・いや、女性?なわけですが、だんだん性別がよくわからなくなってくる感触を受ける程よいミドルトーンの声で、「ヨイトマケの歌」なんか歌ってました。

案外悪くなかったのだけども、気分がしじみちゃんに行ってたので、正直どうでも良かったでした(笑)。



元氣安さん。

「おいおい教」教祖だそうで、Queenの「We will rock you」を思わせるリズムが鳴り響き「おーいおい、おーいおい」と言う合唱を促しつつ登場。

若干下品で、若干被害が出る系のきわどい芸を放ちつつも案外誰とも被らない強烈なキャラクターとネタで円盤に集まった客はほかほかでした!

いやー、面白かった。

あとで上述の通り、打ち上げに混ざって喋ったんですが、超素敵な方でした。
(文字に書き起こせないような話がいっぱいあったなぁ・・・)

後日彼のblog見たらラーメン二郎新代田店にも行かれるそうで、その話題しておけばよかったなーと思った次第でした。
いつかまた会えると良いなぁ(二郎で)。



ラストパフォーマンスはクドウヒロポくんの弾き語り、そして最後はヒロポくんとしじみちゃんによるエンディングテーマのデュエットでした。

弾き語りでは中島らもの「いいんだぜ」のカバーなんかやってました。あとバイナリキッドの曲とかかな。


エンディングテーマ、すごく良かった。
胸がキュンと締め付けられるようなメロディとフレーズで、展開はあんまりないんだけど「無駄のない最高のポップソング」っていう感じです。
微妙な表現かもしれないけど、音楽ファンであればこの曲だけでも聴いてみて欲しいくらいです。



さて、映画についても触れておきましょう。

タイトルがそもそも「カルトムービー」なわけで、もう、そういう映画なんですが、全体的にローファイな仕上がりです。

俗に言われるミニシアター系、低予算映画ともまたちょっと質感の違った手作り感とわざとらしさ、そして奇怪な出演者と展開、これらがてんこもりのパラレルワールド的作品でした。

この手の映画が好きな人は好きなんだろうけど、きれいな作品、うまくできた作品を見たい人には向かないものかもしれないですね。

カルトムービーと呼ばれるもの、それは一体何かっていうことでサンプル?がいくらか流されたのですが、詐欺で捕まった大神源太氏主演の『ブレイド・オブ・ザ・サン(太陽の刀)』の予告編が流されたり(笑)、ジーコ内山氏が以前出演したと言うコマ撮りですっぽんぽんの男が動き回る『銭湯一番星』などが流されてました(笑)。

この『銭湯一番星』、かなりどうしようもないショートムービーでしたが(笑)、しょーもなさと、無駄に凝った映像が非常に良かったですね。
真冬に真っ裸でコマ撮りしてやったそうで、翌日全員風邪引いたとか。

そんな怪しい映像をチョイスしてくる監督の作品も異様な輝きを放ってました。
好きそうだな、って思った人は絶対見た方が良いし、別に・・・って方は絶対見に行かない方が良い、そんな映画でした(笑)。

しかし、上記で何回か言ってますが、しじみちゃんにヒロポくんについていって打ち上げに勝手に混ざってたんですけど、その席でさそり監督こと、ジーコ内山さんが言ってたことは実に大きい。

元AV女優の子がエロ一切なしで、パラレルワールド的演出たくさんあれど、純愛の(軽くストーキングと言うか・・・)物語で主演を演じたっていう。これはなかなか前例がないことかもしれないですね。

まあ、映画が映画なので取り扱いが難しそうですが、役者としての開花をしたいしじみちゃんの演技に対する志がここから広がったら良いなと、しじみファン視点で思うのでした。


あと、この日、東高円寺UFO CLUBにて「イノウエリョウ祭り」が行われていたみたいです。
ガガキライズmyspaceのドラムとして活動するイノウエリョウ氏の、ガガキライズを含むその他のマルチな活動(ドラム以外にもトラックメイカーなどなど)が詰まったイベントで、そこに出ていたほとんどビョーキのボーカルでもある、コスプレイヤーのリス子ちゃんも映画上映中にUFO CLUBから来てました。

彼女もちょいと出演している映画なのです。

ちなみにこの日の円盤の店番は水中、それは苦しいwikipediaのジョニー大蔵大臣氏でした。

高円寺って面白いですね(?)。

2009/08/25

ガンダム@ お台場 潮風公園


お台場の潮風公園に展示されていた等身大ガンダム、実は行ってきたのです。

9月の最後の日に8月の記事書いてる時点でタイムリーさが完璧に失われてますが・・・(笑)。

しかし、そんなに見に行く気はなかったのですが、あと数日だよ!なんて見に行った人にそそのかされつつも、ふと予定を見たら今日しかない!とその日に思い、即座に行くことにしました。

とは行っても幸い東京都内に住んでいるのでちょっと行ってきた、っていうノリが通る場所なのがありがたいですね。

地方在住のガンダムファンなんか、何日かかけて計画でもしないと見にこれないですからね。
それを思うとありがたいです、このロケーション。

9月末現在、鉄人28号の等身大が兵庫の方にお目見えした、なんつう話を聞きますけど、それこそ自分が鉄人ファンだったらもう、困ったでしょうね。


広い公園にどーんとつったっているガンダムだったんですけど、思ったよりはでかすぎることなく、でも結構なサイズで、やはり感動しました。

良いですね。そしてこれを作っちゃおうっていう計画の、良い意味で馬鹿な感じがたまらないです。

オリンピックの東京誘致委員会みたいのも出資していたみたいで、公開当初の純粋なガンダムではもうなく、左肩にオリンピック誘致に関するロゴが入ってしまったバージョンだったのは残念ではありましたが、そんなにガンダムのイメージを破壊するほど強烈なロゴマークでもなかったので見て安心しました。(コアなガンダムファンは落胆しかかもしれませんが)


観光地対策と言った感じで記念品売り場、売店などが充実していて、もう、これは一種のフェスでしたね。

ハム焼きがうまい、と言う一度既に来ていたのに今回同行してくれた友人の言葉に踊らされるようにハム焼き買って、ビール買って飲み食いしたのですが、良いですね!
屋外で飲み食い、ガンダム、お祭りムード、これだけで相当楽しかったです(笑)。
結構酔いました。プレミアムモルツがちゃんと冷えてて飲めるのも嬉しかった。


おまけ。

お台場駅の案内の文字。
このフォントだけ見るとSDガンダムが待ってそう(笑)。
これ、何人同じこと思ったでしょうか。

2009/08/24

mother @ 代々木Zher the zoo

mothermyspace,audioleafのライブが代々木Zher the zooであったので行ってきました。

代々木Zher the zooはほんと久しぶりでした。
多分2008年1月以来。1年以上って・・・。

しかし、たまにライブハウスのスケジュールとかWeb上を見て歩くことあるんですけど、Zher the zooに至ってはもはや見ないですね、Webを。

この日気付いたんですけど、下北沢に拠点を持つUKプロジェクトが運営しているんですね、ここ。



この日は出演バンドが辞退したりで3マンになってしまったみたいです。

顔ぶれはザ・モコモコズmyspace、mother、そして29-enneagrammyspaceでした。


最初がザ・モコモコズ。

この日はmother以外、一切前知識ゼロ。
前知識ゼロの方がちょっと構えて見るから良いですね。
このブログをやり始めた当初の「良かったことをいっぱい記事にして発信しよう」って思ったことを思い出させます。


で、このバンドですが。
音楽性がまずユニークで、あんまり見ないタイプのバンドでした。
見た目は結構普通(っていう言い方も失礼かもしれませんが)なんですけど、まずベースレスで、鍵盤の女性がベースパートもシンセで担っていて、ちょっと調子はずれのピアノ(よくシンセに入ってるプリセットの音色名で言うところHonky tonk Pianoみたいな)でコードで弾いたりと、スタイルで言ったらThe Doorsと一緒のことやってて「熱いなぁ!」と感じました(笑)。

ただ、このシンセベースが無機質でオルガンみたいな、シンセ的な用語で言うとRelease値が0でSutain値がMaxで、みたいなまっすぐな音で減衰がなく、アコースティック感のないベースラインだったので、その辺はちょっと減衰する音色の方がこのバンドの音楽性には合ってたんじゃないかなーなんて思いました。


が、概ねなんていうんだろう・・・・。いまいち語彙力と言うか、知識がなくて表現ができないのですが、ポップでちょっとブルース的でもあり、それでいてあんまり人を突っぱねるような嫌な雰囲気はなくて、かといってJ-POP的な媚び媚びした雰囲気もない、それこそあんまり居ないタイプながらポップで素敵な音楽を奏でてるバンドでした。

これで伝わるのか謎ですが・・・。
またどこかで見る機会あったら話しかけてみたいところです。
いまいち、どうしてそういう音楽が成り立つのかが興味ありますね。

レフティで、右用ギターを持ち代えてるのも興味深いですね。
バンド名もかわいいし(笑)。



次がmother。

motherはここんとこCreepy popと同等の頻度で結構見にいけてるので目新しさは特になかったんですけど、なにぶんお客さんが少なかったですね。
これはmotherに限ったことではないんですけど。

すっかすかだったので写真たくさん撮ったので載せておきます(笑)。









2曲くらい目新しい曲やってました。
いやーしかし、この日の玉置くん(ドラム)側のライティングがなんか逆行気味でかっこいかった!

ちょっと下側から撮ったやつとか、なんか大会場のフェスに出たような奥行きが出てて良い雰囲気ですが、Zher the zooです(笑)。


ラストが29-enneagram。

このバンド、さっきWeb見て知ったんですけど、まだ1年もやってないみたいですね。
いや、1年目くらいか?ま、いいや(笑)。
物凄くうまいです。個々の技量ももちろんだけど、バンドとしてのかちっとしたグルーヴ感も良く、楽曲もよく出来てて素晴らしかった。

で、素晴らしかったんだけど、個人的に全然面白くなくて退屈でした(笑)。
なんだろう、何も悪くないんだけども。

で、彼らのWebをさっき見て、Profile写真見て想像通りの写り方してるのを見て「やっぱそういう感じかー」とか思ってしまいました。
なんだろう、何も悪くないし、一番お客さんも居たし。

やっぱりどこかオルタネイティブさが欲しいのかもしれないですね。
そういうタイプの人には向かないかもしれないけど、とてもうまくて、ファンキーながらもファンクばきばきっていう感じでもないので非常に見やすいバンドでした。
バンド名読みづらいです。なんて読むんだろう?トウェンティナイン エネアグラム?

Vocal&Guitarの方のTelecasterがP-90とシングルっていう仕様なのがちょっと気になりました。
プリングミンの酒井くんと同じ仕様ですな(笑)。


やっぱりどのライブハウスも月曜日は祭りの後っていう感じですね。
集客悪い印象でした。

でも喫煙者率も少なく、居心地の良い、程よく空いた感じで過ごしやすかったです。