2009/09/27

舞台「ネジと紙幣」見てきた

江口のりこが出演する舞台、「ネジと紙幣」が天王洲の銀河劇場にてあったので行って来ました。

これ高いので(S席8000円、A席6000円)、さすがに江口のりこファンと言えど貧困にあえぐ中じゃきついなぁと思ってたのですが、江口のりこの魅力についてさんざん語ってあげたとある友人(ありともDJのSちゃん)が観に行ってきた!とblogに書いていたのを見て、なんだか悔しくなってきたので(?)なんとかお金を捻出して行って来ました。



そもそも、チケットは残っているのだろうか?と思ったので、まずSちゃんに席の状況を聞いたのですが、やや空きはあったからチケットは取れるのでは?と助言を頂きました。
が、オークションを見ていたらS席8000円のものが6000円ちょいで出品されているのを発見。
日にちが迫る中での丁度空いている日の券だったのでなんとか競り落とし、7000円を下回る額で券をGetしました。

2Fのボックス席、客席側から舞台を見ての左壁側の括られた、見晴らしの良い席でした。

で、席は見晴らし良かったんですけども、この日思い切り熱があり、かなりしんどい状況でして、しかしながら6000円超払ったチケ代を水に流すわけには行かないのでユンケル ロイヤルを飲んで行って来ました。

ユンケル、まずいと思ったら案外おいしい味だったので安心しました(笑)。
(ノドが腫れ気味だったのでまずい味飲むと吐いてしまうかも、とか心配してました)
1000円越えた薬感が出てくる高額ユンケル、高いのはビンビンくるなんていう話をうっすら聞いていたのでさぞかしまずかろう、って思ってたんですけどね。
でもその1200円くらい(イトーヨーカドー価格)で熱が下がるわけではなかったので、いずれにしてもしんどかったですね。
(咳も出るし、日和インフルエンザ感染なんぞしたらもっとまずいってことでマスクもヨーカドーで買っていきました。)



公式ページによると、この作品は近松門左衛門による「女殺油地獄」を元に倉持裕が脚本などを手がけた舞台がこれだそうです。

主演は「世界の中心で愛を叫ぶ」での熱い演技が印象的だった森山未來と、ともさかりえ。
ともさかりえは倉持氏作品に2度目の主演だとか。

「ともさかりえの演技とか、別になんも前知識ないせいもあるけど、どうでも良いなぁ」とか思いつつ、森山未來はセカチューをDVDで見て何気に結構好きだったりしてるので(笑)、それが期待第二位、期待第一位に江口のりこの演技ってことで臨みました。

しかしキャスティングが豪華ですね、これ。

森山未來 / ともさかりえ / 田口浩正 / 根岸季衣 / 長谷川朝晴 / 江口のりこ / 細見大輔 / 野間口徹 / 満島ひかり / 満島ひかり / 近藤智行 / 吉川純広

「テレビで見たことある人」が揃ってる感じがしますね。
おかげでかわかんないけど、チケが高いっつう。



ストーリーも公式サイト「ストーリー」から転載しておきます。

常に何かにいらつき、家業を手伝わずに遊んでばかりいる行人。
家族にも愛想を尽かされているが、幼馴染で姉のような存在の桃子だけは行人を見捨てることなく、
面倒がおこる度に叱ったりなだめたりしてくれる。桃子は傍目には幸せな主婦そのものだが、
実は夫と子供との関係に悩み、なにか満たされない気持ちを抱えていた。

花火大会の夜。行人は入れあげているキャバ嬢が、自分以外の男・赤地と花火を見に来ると知るや激怒し、
男を蹴散らしてやろうと襲撃の計画をたてる。軽い威嚇のつもりが、悶着の末、誤って半殺しにしてしまう。
奇跡的に怪我から回復した赤地は、件の暴力沙汰をきれいさっぱり忘れてしまったように、
行人に儲け話を持ちかけてくる。不穏な空気を感じつつも、
これまでとは次元の違う悪事に引き寄せられていく行人・・・。

なぜ行人は、桃子を殺さなくてはならなかったのか?


これをざっくり読んだ時点で後味すっきりの喜劇ではないことが読み取れますね。


もう劇の公演が終わってるので思ったことテキトーに書きます。
  • 江口のりこ、足長い。
  • 江口のりこ、細い。
  • 江口のりこ、すらっとしててきれい。
  • 野間口さんの役、気持ち悪い工場の新人ってとこだったのだけども、彼みたいなきらりと光る脇役、好きだなーって思った。森山未來に吹きかけられた水を「濡れてるよ?」と言われたのに対して「マイナスイオンです」と受け答えする様は面白かった。
  • 田口さん、テレビでよく見る人だけども舞台での演技も重厚感があって良かった。
  • 森山未來、舞台はそんなに経験がないみたいな記事をどこかで読んだのだけども、結構悪くはなかった。むしろ彼の存在感はやっぱり良いですね。自分が女性だったら好きになってそうな印象。
  • ベテラン、根岸さんの演技も安定感がさすがにあって、味わいもあってよかった。
  • 満島ひかりちゃん、元フォルダー5だそう。目が悪くてあまり見えなかった・・・。
  • 舞台の設備が非常にちゃんとしていて、物凄いお金かかってそうだった。今まで見た舞台で最もお金かかってる。(KERA MAPも相当手の込んだ芝居ではあったけども、舞台設備は工夫を凝らして安く上げている印象だったのに対し、こっちは完璧に工場、家を再現していて、しかもそれがグリグリ動いて場面展開になってたので圧倒された)
  • 終わりが後味悪い内容だった。
  • モヤモヤさまぁ~ずにも出たことがあり有名な虎ノ門のネジ屋、有限会社三和鋲螺によるネジキューピーが公式グッズとして販売されていた。

リスト書きすると見づらいですけど、まぁ、こんな感じです(笑)。
芝居見るの好きではありますが、やはり専門的に語るほど見識がないので、思ったことをざっくりと、です。


江口のりこについて特記しておくと、彼女はキャバ嬢役で、ちょっとアホそうだけど物語の重苦しさをどっかひょうきんな方向に持っていくような「名脇役・新個性派」と呼ばれる彼女にふさわしいような位置の役で、おかしなセリフがいくらか用意されていたみたいです。

やっぱり彼女の東京乾電池的な演技はあらゆる舞台のスパイスになるから良いですね。
それでいて個人的に彼女の見た目も佇まいも好きなので、もう文句ないです!



また江口さんの舞台を見れる日を楽しみにしてます!
(全然劇レビューになってない・・・)

2009/09/25

伝説のすた丼屋 すたみなカレー

先日初めて食べたすた丼。

別にやみつきにはならないとか、多いからそんなに求めてるものじゃないとか言っておきつつも、すたみなカレーがあったのが気になっていたので、また行ってしまいました(笑)。

カレーが好きっていう理由もあるのですが(毎日カレー食べたいくらいカレー好きです)気になったので食べてきました。

うーん、やっぱり量多いですね。
豚肉少ないっての知ってたので増そうか迷ったのですが、具合悪かったのでやめておきました。

ご飯少な目で食べたいなぁ、これ。
カレーの味はまぁ、おいしかったです。もうちょっと豚欲しかったなぁ。

emile@高円寺HIGH

emileのライブがあったので高円寺HIGH行ってきました。


出演はSCARLETmyspaceeco systemeco system、そしてこの日の主催であるキュマバロウmyspaceでした。

「Some Candy Talking」っていうイベント名で、女性ボーカルを中心にブッキングして月1でやってるとのことでした。

SCARLET、ここ1年くらいで3回くらい見たかしら。
結構好きなバンドになってきたのでemileと対バンで一緒に見れちゃうのかー!なんてテンション高めで行ったんですけど、入ったらもうSCARLET終わってました(笑)。


で、最初に見たのがeco system。

関西のバンドだそうで。
4人組の女性バンドで、髪が金髪?であったりと結構見た目が派手な印象のバンドでした。
いやーしかし、なんつうか、曲が個人的に全然面白くなくて楽しめませんでした。
ちゃんとレッスン積んで練習してきてるんだろうなーっていうかっちり感があるのだけども、「プロっぽい」と言ったらいいのかな。
いまいちインディーズ臭さと言うか、ライブバンドだぜと言った雰囲気がないと言うか。

見てきたものを色々文字におこしていていつも思うんですけど、やっぱりどこかオルタネイティブ(音楽性を指す「オルタナ」「グランジ」の類の意味では、「もうひとつの」と言う意味でのオルタナ)であり、そのバンド、その人にでないと出せない魅力が溢れているのが好きなんだなと、そう感じました。

その点で見てちょっと物足りなさを感じたのでした。

鍵盤の方が、鍵盤はドラム側向いてるんですけど顔を客側に向けて一生懸命パフォーマンスしている図はなんか好きでした(笑)。あんなにボーカル並みに顔、表情で歌ってる鍵盤はそういないですね。


次がemileでした。

emile、この日リハなしだったそうだけどもギターはじめさんの音が物凄くでかくて耳が痛くなりました(笑)。
はじめさんも自覚していたそうで、終わったあとへこんでました(笑)。

その話などしていたらドラム館山さんが「耳栓買うべし」と助言をくれました。
以前emileの練習をスタジオ取ってる時間が被ったので覗いた時に館山さんが耳栓していたので「耳栓なんかしちゃってー、なんかずるい」とかちょっと思ってたんですけど、いやいや、耳は命ですよ音楽やる上で。
彼の「耳栓をする」っていう選択、生音をダイレクトに聴かない"逃げ"のようにも見えるかもしれませんが、やっぱり音がでかすぎると耳も傷めるし、正確なバンドの音を聴けなくなっちゃうので正しいですね。

このブランドのが良いなんて話聴いたんだけど、忘れちゃったな。
あとで検索しなおそうっと。

特定帯域はちゃんと聞こえる、完全にふさがない高機能耳栓が良いそうです。

しかし女子イベントってことだけども、千木良さんはステージ映えするから良いですね。かわいいですよ。

ベースちばめぐさんもそこそこ好調みたいでなによりです。
旦那さんであるゴッチさんも客で来てたので寂しくなかったのでした(笑)。



ラストがキュマバロウ。

キュマバロウの新作のジャケデザインをはじめさんが担当したそうで(はじめさんの本職はデザインする仕事だそうです)、デザイナーとして知り合ったけどもバンドでも交流ができた、みたいな話でした。

しかし、キュマバロウなんですけど、お二人は元クリプトンの人で、クリプトンなんて自分が高校時代に見ていた「BANDやろうぜ!」とか「GIGS」によく載ってたグループなんで「本人かー!」と、ちょっと感動でした。(とは言ってもお金なかったからクリプトン聴いたことなかったんですけどね)

ボーカルの方も良いんですけど、個人的に鍵盤のなおこさんの見た目が好み過ぎてドキドキしました(笑)。
サウンドもなおこさんが一人で作っているそうなんだけども、とてもクオリティの高いエレクトロ・ポップでかっこよかったでした。

サポートのギターの方がTelecaster DeluxeだかTelecaster Customだか忘れてしまったけど使っていて、ワーミーペダルでオクターブ音を上げたりするプレイがとても面白かったでした。
ノイジーに使ってるワーミーしか見たことなかったので、あんな効果的な使い方が出来るのだなと勉強になりましたね。エレクトロポップに柔軟な上下する音を入れる場合にすごい相性良さそう。


具合が変だったのでこの後打ち上げとかやってそうだったけど勝手に混ざるのはやめて帰りましたー。
(結局翌日発熱した)

2009/09/24

2009/09/24(THU) 三田本店



お休みを取っていたので三田本店に行ってきました。
久しぶりに行ったけど、ほんとおいしかった。
そして、いつ食べても打ちのめされる。
確実に打ちのめされるこの感じこそが本店の威力。

確か野菜からめあぶらにんにくで注文。
麺固めってコールしたけど他に麺固めで頼んだ人のが先に出て、その他の人と一緒に出てきたので麺固めじゃなかったと思う(笑)。
でもいい、いずれにしても本店はうまい。なんでも良い。うまければ。

2009/09/23

Emotional Ticon@池袋LIVE INN ROSA

Emotional Ticonとして池袋LIVE INN ROSAにてライブやってきました。

出演は以下。

FlakesだけWeb発見できなかったです。


Flakes。

一切情報がなかったのですが、2009年9月に解散したピノリュックの元ギターの人のバンドっぽいですね。
どことなくRadioheadの影響を感じるようなバンドでした。

鍵盤の女の子の鍵盤スタンドのところにバッグがかかってるのが良かったですね(笑)。
リュックしょいっぱなしでライブやるParadise(っていうバンド)ってのもいますが、これも良いですね。



ビッグファイヤa.k.a北朝鮮。


自分らの出番前だったのであまり見れず。
機材だけで恐らく100万は越えてるであろう物凄い機材たちが並んでました。
VOX(かどうかわからないけど)のPhantom、そしてツインネックのSTEINBERGERのベース、あと恐らく自前のOrangeのアンプ。


ヴァイオリンとギターを担当する方のもGibsonのツインネックのSG。足元にはカオスパッドが置いてありました。


ギターの方のエフェクトボード。
Big Muffのラムズヘッドが置いてありました!これだけで7万か8万しますからねー!
初めてラムズヘッドステージで使ってる人見たわ。(ゆら帝とかブッチャーズ吉村さんとか使ってるんだろうけど、さすがに足元見たことない)

そんなわけで機材のことしか思い出せませんでした(笑)。



Emotional Ticon。

ステージの写真はないので、最近タバコをやめたけどマッチを何故か持っていて、本番前にマッチが焦げる匂いを嗅いで癒される絢坊の図を載せておきます(笑)。
それお香じゃないから!!!! でもマッチの匂いって良いですよね。


このライブ後にもいくらか誘われていたのですが、ちょっとネタ作りに詰まってきてる感があったので一旦打ち止めとしました。(とは言っても11月に予定があるんですけど)

内容は前回とそんなに変わらずで、鍵盤破壊はしないっていう方向性でやりました。
ドラム森のセッティングがノイズセット2式あるっていうのが大変っぽかったですね。
わずかに手伝いましたが、もはやローディーを必要とするレベルに行きつつあります。


あと、この日のライブ、自分のノイズセットがなぜか音量ががたっと下がるトラブルがあり、本番中にいくらか問題となってそうな電池駆動エフェクターを抜いたりしたのですが、問題が解決しませんでした。
DODのDEATH METALをON/OFFした際にどうも音が下がったっぽいのでそこかな?と判断したのですが、それを抜いても音量減少が直らなかったのがなんとも、やるせないと言うかふがいないと言うか・・・。

この日の為にリサイクルされた「成瀬」っていう曲、自分の中で(あまり聴いたことないんですけど)MUSEやcold playやbloc partyみたいなイメージのアレンジで臨んでやったんですけど、すげえ良い曲に仕上がったものの本番で音量問題があってから台無しになってしまいました。
超悔しかったのでまた是非やりたいです、成瀬(笑)。

しかし、以前全然関係ないライブで「成瀬ー」とか歌ってたところ、本当に成瀬さん(audipopのドラマー)と対バンになるとは思いもせずで、実現してしまったのが面白いですね。


あ、ステージの写真ないと思ってたけど、この日はEmotional Ticonのローディーではないけど身近な距離感にいる某氏が撮ってくれてたので写真あったや。


あと1枚載せておきます。
いつもありがとう!T篠さん!



killvo。

このバンドはスカイフィッシャーのギターの中田さんていう方の新バンドだそうですね。

ビザールなベースをアグレッシブにエフェクトを駆使して弾きまくり、ドラムとのデュオでロックンロールする感じでした。今のFRICTIONが2人編成でエフェクトを駆使しているそうなので(最近のFRICTION見たことない)、それに近いものなのかもしれませんね。

でも歌の感じとかもどことなく東京ロッカーズらへんの影響を感じるようなパンクさがあって、かっこよかったです!


audipop。


オーディポップは99年頃にリリースされたV.A「TOKYO NEW WAVE OF NEW WAVE」に収録されていて、そのCDをよく聴いていたので10年越しの対バンとなった印象です。
いやーバンド活動してると何が起こるかわからないですねー。


でも何気に初めて見たのですが(モトコンポ、スプージーズにスカイフィッシャー、シカゴベースは見たことあるんだけどポリシックスとオーディポップは見たことなかった)メンバーが増員されたようで、パートチェンジもあったみたいで、聴いたことある音とちょっと印象は違いましたが、10年は活動しているだけあって安定感のあるライブで楽しめました!

大学の先輩が対バンか何かした関係か、結構親しいなんつう話を大学時代に聞いていたので、終わってからの打ち上げでその旨聞いてみたら「そんな人知らない」って言われました(笑)。
ちょっと寂しかったけど、結局あれはなんだったんだろう・・・って今思うのでした。



ラストがcuberix。

ブッキング担当したジャンボさんの同級生だかっていう繋がりのバンドだそうです。
この日、別件で来ていたうちのバンドの知り合いの方もジャンボさんと同級生とかの関係だったそうで、絶妙な人の繋がりがROSA内にありました。世の中狭いですね!(説明が難しいけど)


UKロック的な感じだったかな。
ギターボーカルの方が使ってるギターがStratocaster Eliteだったのが良かったですね!
レースセンサーと見間違えそうですが、レースセンサーの元となったピックアップが確か搭載されているっていうモデルで、80年代の路頭に迷ったFenderの謎ギターのうちの1本と言えそうな代物。
「Eliteですよね?」って聞いたら「よくわかったね!」なんていう返事が返ってきたのでふたりでにまにましてました(笑)。

熱いステージで良かったのですが、結構酔っ払っててどんなだったかうろ覚えです(笑)



終わってから少し打ち上げして帰りました。
お互い素性よくわからないけど対バンをきっかけに呑むのって面白いですね。

ジャンボさん、お誘いくださいましてありがとうございました。

2009/09/21

ラーメン大 高円寺店


ラーメン大が高円寺にあるっていう話をこの前日に聞いていたのですが、すた丼を食べてしまいお腹が空いてなかったので食べませんでした。

が、ぽちのライブで一緒に居た人たちは食べたみたいで、なんか悔しかったので早速食べてきました(笑)。

ラーメン大、名前が「大」になる前の「ラーメン二郎」を名乗っていた蒲田店へは案外行っていたので「二郎とは別物」「二郎インスパイヤ系の元祖」「量は別に多くない」などなど特徴を知っていたので、調子に乗って「大盛り」を注文しました。

いやでも、ラーメン二郎のような圧倒される感じがそもそも感じられない「ラーメン大」なので、大盛りで丁度良い感じでした。

野菜の盛りはどの二郎よりも極悪な盛り方するのは以前ラーメン大蒲田店にて体感済みだったので、今回は「ちょい増しで」と言ってみました。
程よかったですね。

で、別物と言えど結構近い食べ物ではあるのでおいしく頂きました。
これはこれで良いと思います。別に否定的には思わないですね。

「元・二郎で二郎を名乗れなくなった正統な系譜にないラーメン大」って言う位置づけに自分の中でなってるんですけど、何にしてもラーメン大、今お店の数が結構増えてきたので嬉しいですね。
またたべたいです。

お店のロケーションも良いですね。駅から5分も歩かないです。すた丼屋とも近いですね。
ロータリーから通り沿いに南に3分程度かな?そんなにかからないか。

神聖かまってちゃん デモCD


神聖かまってちゃんmyspaceUFO CLUBのライブの時に販売開始しだした1stデモCDです。

この日結構持って来てたそうですが、流血パワーか知らないけど全部売り切ったそうです。
すごいですね。

内容は「ロックンロールは鳴り止まないっ」「23才の夏休み」「ちりとり」と3曲。
いずれもスタジオでレコーディングしたバンドサウンドになってます。

これ、結構賛否両論で「の子が一人で作ったデモの打ち込みのゴキゴキした感じが良かった」とか「ギターのい音が聞こえすぎ」とか「微妙」とか、この形に収まったことに対して苦言を呈する人もちらほらいるみたいですね。

個人の感想ですけど、の子がバンドでやりたくてバンドメンバーを募集して、集めたメンバーで録音したものだからこれが然るべき形だと思うし、現在どんどんうまくなっていってるバンドとしての演奏力をまさに今パッケージしたっていう点で見たら、その後の布石となるものなのではないかなと思います。

個人的に演奏にまったく問題はないと思うし、アレンジもとても自然で、余計なものがないのと、4人でやっただけの演奏がまぎれもなく収録されているので、それが好きです。
デモの方が良い点ももちろんありますが(あら削りの、どぎつい打ち込みサウンドなど)それはそれで、バンドとして成り立っていく様を1リスナーとして今後も楽しみだなと思ってます。

神聖かまってちゃん @東高円寺UFO CLUB

「チーム変態」っていう酷い名前のイベントがあったので行って来ました。

場所は東高円寺UFO CLUB

<注意>
当記事中、流血画像があります。閲覧にご注意ください。



出演



余談
この日も節約の為、自転車で高円寺まで向かったのですが、2日連続で高円寺に自転車で来るっていうのはなんか良いですね。

高円寺は住んでみたいなと思える面白い街なので、地元民にでもなった気分でした。
(まぁ、片道40分くらいかかるんですけど・・・)

自転車で現場に着くと渋谷LUSHで毎月第二金曜日の夜に開催されているDJイベント「ありとも」でおなじみの顔がちらほら。
特に待ち合わせていたわけじゃないけど馴染みの顔に会えるって良いですね。
さぞかし人が入るだろう&UFO CLUBは狭いのでパンパンなんじゃないかと言う懸念から少しうんざりしていたのですが、少し拭われました。

ちなみにこの日はチケット完売、当日券もなしと言う状況でした。

かまってちゃんの映像を毎回撮ってる第六のメンバーとも言える竹内くんもカメラを持って来てました。
YouTubeにアップされているかまってちゃんのライブ映像は竹内くんによるものが多いですね。



オープニング

最初はオープニング習字(笑)。

冒頭から意味不明度満載な異様さで見てる側の期待が膨らみます。
女子2名による巨大筆による出演バンド名記入→「チーム変態」の文字がでかでかと紙に書かれていきました。

バックでは誰だかよくわかりませんがドラム叩きながら声をデジタルディレイか何かでホールドさせながら出演バンド名でノイズが出来上がっていくようなパフォーマンスがありました。



まず最初がチッツ


チッツ、初めて見たのですが、関西のバンドだそうですね。
Vocalのやや小柄な濃い顔した男性が上半身裸で力強く歌謡する!っていう歌謡色の強いロックバンドでした。

この歌謡センスが実に良かった。
古臭すぎないながらもストレートな音楽性で、そっち系がそんなに抵抗ない人だったら誰でもかっこいいと思えるような力強いステージでした。


途中客側に出てきて汗まみれの体でのパフォーマンスも繰り出してました。
最初のバンドから満員の客の中突っ込んでくる時点でもう見てる側としてはウキウキですね。この先何が起こっても大したことないだろう、そう一瞬思ってたのですが、少なくとも最後に出てくるオシリペンペンズが、過去見たライブで酒の瓶を叩きつけて割って暴れてたのを思い出して「まだまだ何か起こる」と思いました(笑)。


2010/05/08 写真追加分(3枚)





お次がシャムキャッツ

シャムキャッツはイメージ的には高円寺っていうよりは新宿motionや渋谷LUSHなどの都会的なライブハウスでのスマートな演奏をするバンドかなと言ったイメージが漠然とあったのですが、以前の十代暴動社企画の「にゃんにゃん温泉」とかそんなタイトルの企画にてレシーバーズポンポンヘッド、猫っかぶりゼネレーションなどとUFO CLUBにて対バンしていた経緯から、そっち寄り(そっちってどっちだかよくわかりませんが)のカラーも持ってるのかなーと思いつつのこの日が初見となりました。


見た目は結構若そうでスマートな風貌、これはだいたいイメージと大きく変わらなかったですね。
そして演奏ですけど、曲、演奏の面で見て結構オーソドックスながらもベタ過ぎないロックで、ポップポップしてるわけでもないあたりが大変良かった。

評判が良さそうだなっていうのは思ってたのですが、その理由もわかる気がしました。
日本のロックの、はっぴいえんどからくるりに至るまでの線路に乗っているかのような感じと言ったら伝わるだろうか。
そんなにアメリカンだったり、UKだったりっていう匂いのしない、しかしながら日本のバンドの「そういうロックやってます」っていう構えも感じられない自然体な魅力も良かったです。

個人的にTelecaster Deluxe使いがまた一人現れた、っていうのが良かったですね!(笑)。
これで知る限りで3人目。(Creepy popの浦野くんWAREKABUTOのコイデ氏にシャムキャッツのサイドギターの彼)

あれこれ思ったのはあるのだけど、さすがに見てから日が経って文章を書いているのでやや音楽性を忘れかけてますが、また改めて見たいと思ったことはしっかり覚えてます。
また見る!!!!!!




続いて神聖かまってちゃん


幕がかかっててもステージ裏の出す音がひとつひとつが「かまってちゃん」以外の何者でもないところから「次がかまってちゃんなんだな」とすぐわかりますね。
ひねりのないシンプルな鍵盤、ボコーダー機によるセルフハモリ(コーラス)、歪みまくったギターなどなど。

幕が開いてみると、なんだか様子がおかしい。
Vocalのの子の額から鼻にかけて何か黒いものがついてる。
ペイントか?と思ったのですが、どうも血が乾いたものっぽい。
「なんで血が出てるんだよ!」とツッコミたい気持ちでいっぱいになりつつ、日に日にバンド演奏の水準が上がっている音に耳を傾けてました。

1曲目終わったあたりで上着を脱いだの子でしたが、彼の腕には無数の切り傷がありました。会場どん引き(笑)。
よく見るとピンクの柄のカミソリを持ってまして、それで事前に切り刻んでいたみたいでして、乾燥して黒ずんだ切り傷があったみたいです。

で、結構暴れる曲「学校に行きたくない」あたりで「様子がおかしい」の続きが・・・。

持ってたカミソリで額を切り出しました。
血にそんなに抵抗がないと言ったらウソになりますが、でも見てる分には大丈夫だったのですが、さすがに「おわぁ・・・・」と思いました。
血に弱い人かわからないけど、2人くらい倒れたっていう話も後から聞きました(笑)。

ライブ終了後に「血に弱い人ごめんなさい!」とか言いながら血まみれのの子が土下座している姿もありましたが、もう、意味不明です(笑)。

個人的に物凄く面白かったのは、顔面血まみれで、たれてきた血で歯が真っ赤になってたのですが、それでタンバリンを持って歌っていたことについてMCで「これはオアシスを意識してタンバリン持ってきたんスけどねw」とか言いながらちょっとオアシスの真似をしたことです。シュール過ぎる(笑)。

軽く引いたのもあるのですが、引きすぎると笑いが出てくるみたいですね。
血まみれのライブっての、初めて見ました。
カミソリがもっと危ないことになるかなと思ったけど、結局自分を傷つけた程度で、あとは誰かが返り血を浴びた程度で済んだっぽいです(笑)。

ライブレポートなのに「返り血」っていうフレーズが出てくるのは良いですね!(笑)
これぞライブの真骨頂な気がします。
決まった曲を、練習してきた通りにやるだけじゃないパフォーマンス、表現、サービス精神的な面において、かまってちゃんの持ってる「何かやってくれる」感はこの上ないなと痛感しました。

多分、こういうことをduo music exchangで今度やる黒猫チェルシーmyspaceとの対バンとかでやったら完璧に半メジャー、メジャー業界から干されると思うので(笑)、ここに来てこれが見れたっていうのは良かったですよ。ラッキー☆(笑)

リンク:2009/11/03 duo music exchange

この日、マネージャーをしているさんがあら恋のライブで不在だったのでややトラブルが多かったですが(ややどころじゃないですけど)、諸々のタイミングが重なってのある意味で物凄いライブが繰り広げられたのでした・・・。



2010/05/08 写真追加



















血まみれが終わってすごくやりづらいそうに出てきたのが(笑)水中、それは苦しいでした。



しかし水中も活動年数が長いので、その辺はさらっと持っていきます。
アコースティック度が高いのに相変わらずパンキッシュでかっこいいですね。
歌詞が変態度高いですが。(「おっと乙武」が相当酷い)
「クフ王」っていう曲(曲?)が一番酷かったですね。もう、曲のタイトルになる言葉じゃないもの。
でも腹かかえて笑いました。

しかし何人かが言ってましたが、ボーカルのジョニーさん、髪を立てているのですが、なんか透明感があると言うか、風通しが良さそうと言うか・・・、ちょっと危うい感じに鋤かれてました。
ジョニーさんの毛髪は果たして大丈夫なのでしょうか?!今後が気になるところです。
(ジョニーさんすいません)

しかし粒ぞろいのパンク・ポップナンバーがそろってるので見ごたえありますね。
最後は「ドラゴンボーイ」で締め。


ヴァイオリンのパスタ林三氏が歌う「ことり酒」も印象的でした。




ラストがオシリペンペンズ



以前見た際、上述の酒瓶叩き割りがあったので、そういう物破壊飛び散って危ない系がそもそも好きじゃないので「うわぁ・・・」と引いていたんですけど、それに警戒しつつ見ました。
(だって、瓶の破片が目にでも飛んできたら危ないじゃない!)


今回は客席側、DJブースの前にドラムを設置し、ステージ側に乗って見ても良いっていう逆転のステージだったのですが、これは良いですね。
生演奏が目の前で、かつ客とのやりとりが生まれて変化していく様がライブ感満載で!


Vocalのモタコ、いつも酔っ払ってるみたいですが、この日も焼酎の瓶を持って居て頭がからだばだばっと焼酎を被り、瓶をぼとんと落としてました。
今回は割れなかったのでOK(笑)。(小さい瓶だから堅かったっぽいですね)
そこから最前列の客と「おいっ!」などと掛け合いしつつ、激酔っ払い客に若干押され気味で変なテンションになってるモタコの図は見ていておかしかったでした。


途中口に指突っ込んだので「吐くか?」と思ったのですが、案の定吐きました(笑)。
ゲロに流血、習字、上半身汗まみれの裸などが飛び出したこの日はもう至れり尽くせりですね!
ゲロは病気マンとの対バンで見ているので若干抗体がある自分にやや引きです(笑)。
そんなもんに抗体持ちたくないですが、たくましくなってきたみたいです。


しかしバーカウンターに乗って叫んだりと自由度高いですね。


自由な雰囲気が加速してか、最前列のギター側の客が酔っ払って、ギター弾いている人に思いっきり絡んでました。
それを見ていたドラムが思いっきり客の髪を引っ張って引き剥がしてる図も面白かったです(笑)。


なんか演奏以外の要素が多すぎて変なおなかいっぱい度満載のライブでしたが、ペンペンズのギターは以前も思ったんですけど、何気にうまいですね。
ぺけぺけしていてすばしっこい印象の音で。
Orville by Gibson(日本製)のメロディーメイカーと思われる、レスポールジュニア風シェイプのギター弾いてるのも良いですね。良い音でした。




そんなこんなで盛りだくさんのライブでした。

<2010/03/14追記>
  • 文章の体裁を少々修正しました。
  • この記事へのアクセス数が高いようなので、冒頭に注意文を追加しました。
  • 関連のある別記事へのリンクを追加しました。

<2010/05/08追記>
  • チーム変態(2010/05/13)の次回開催が近いので、チッツ、神聖かまってちゃんの画像を追加してみました。