2009/05/27

プリングミン @ 下北沢Club251

ラーメン辰屋で食べた後、見るのを諦めていたプリングミンのライブに急げば間に合いそうだったので、メンバーに行くよ!なんて言っていたこともあったので頑張って自転車漕いで行って来ました。

場所は下北沢Club 251

対バンは手描きLIFEEdBUSe-sound speakerでした。


着いたら丁度プリングミンでした。

手描きLIFEのメンバーがアンケート配りに来たんですが見れなかったので断りました。
頑張れ手描きLIFE!(どんなバンドかよくわかんないけど・・・)

この日のセットリストがプリングミンのblogに書いてあったので転写しておきます。

  1. the time has come
  2. Go ahead!
  3. 7days
  4. 新曲
  5. make my day
  6. this world is yours


少し久しぶりに(とか言うわりに20日しか経ってないけど)プリングミンを見たわけですが(前回はこの記事)今回からセットリストを変更したそうで、それが見ものですた。


最初はライブで毎回やっている定番の「the time has come」。四つ打ちから始めてダンサブルに盛り立てる展開で、やる都度この曲は新しくなっていく印象でした。
サビ部分にコーラスをつけたみたいで、雰囲気が変わってました。

そして次がまだ未発表の新曲「Go Ahead!」。跳ねた感じのギターカッティングから始まって軽快なサビに繋がる曲です。この日発表なったわけではないけど、記事書いてるのがもう6月なので(笑)書いておきますが、この曲が次のシングルとして7月にリリースになるそうです。

MCを挟んで次が「7 days」。これは最近毎回やってますね。
ミドルテンポでプリングミンらしい「身近さ」が言葉の中に含まれていて(そばにいるよ、と言ったフレーズ)とても温かな気分になりますね、これ。

次が新田くんのゆっくりとしたリバーブが心地よいリードメロディが印象的な新曲。
今回初めて聴きました。遅い曲でプリングミンの「スローな曲は壮大に」と言った特徴が生きた、伸びやかで広々とした、だけどもだだっ広くてぽかーんとしてしまうような、どこまでも広がるような感覚を覚える曲でした。まだタイトルが未定っぽいですが、なんだか泣ける1曲の予感です。


MCを挟んでシングル「make my day」に銀魂のエンディングでおなじみ?の「This world is yours」をやって終わりました。

しかし前述の辰屋の記事にも書きましたが、相当疲れていて断念しようかと思ってたけど、見に行ってよかった!
とても元気になれました。

Vocalのやまちゃんの表現力(動きや歌)も最初に見た時に比べてずいぶんとポップさを増し、プリングミンとしてのバンドのポップさ、プロさ?もどんどん良くなっている気がしました。

このまんまシングル発売までめきめきやっていって欲しいですね。


ちなみにこの日折り込まれていたフライヤーにプリングミンの自主企画「東京でuwanosora」のものが入ってました。

2009/06/24(水曜日)、渋谷のO-NESTにてTHE モールスシンゴーズtrademarkSCARLETらが出演するそうです。

事務所の専用ページで予約が出来るそうなので予約しておくと良いと思います!



次がe-sound speaker。

彼ら、一度フルカワミキを見に行った新宿LOFTのライブの時に確か対バンで出ていた気がするのですが、案の定フルカワミキとgroup_inouを少し見て帰ってしまったので見れずじまいでした。

今回見て思ったことですが、ライブもすんごく本数をこなしていて、うまいし、ポップさも十分なのだけども、いまいち面白くはなかったです。
何も悪くはないんだけども。

しいて言えばMCが特になく、MCでしゃべるのも別に好きじゃないっぽいながら、やっぱり曲間をもてあましているのもちょっともったいない印象でした。

特にしゃべるバンドじゃない、とは言ってましたが、やっぱりシーンとしてしまうのは音で溢れるライブハウスにとっては厳しいですね。



そんな日でしたー。

ラーメン辰屋 辰醤油ラーメン



この日は(新代田店)の二郎食べようと思っていたのだけども、疲れが酷かったので、見に行くライブもよして寝てようって思ってました。

が、とあるラーメン二郎つながりの方が「下北沢にライブ見に行こうと思ってて、そのついでにラーメン陸でも食べに行こうと思ってるけど、どう?」と言った感じのメールが来たので、せっかくのお誘いなので「行きます!」と返答。

だがしかし、並ぶことや駅から遠いことを考えると行き辛い&その後の予定に響きそうだと思ったので「辰屋にしませんか?」と振ったら、そっちになった。

辰醤油ラーメンを久しぶりに食べたけども、やっぱりうまい!
自家製麺ではないみたいだけども、こってりしたスープににんにく、刻んだねぎが入っていて、それがとても絡んでおいしい。

鰹節も主張し過ぎない調和を見せてうまい。

うまいしか書くことないですが、そんなとこです。

横からの図。

2009/05/23

Space Gathering Open Air













某所で行われたSpace Gathering Open Air。

川沿いのキャンプ地で、中洲の部分にDJブースを築いてやってた。
環境は非常に良かったのだが、ただ夜になってから天気が下り坂で、猛烈に雨が降ってて、翌朝やっと止んだ。

夜は寒かったなぁ。

森林浴、滝、川、山を体感したのでした。
朝食べたタコス(キーマカレーなひき肉)に黒ラベルはすんごくうまかった。
あと野菜カレーもなかなかおいしかった。

2009/05/21

Phew,ウリチパン郡@下北沢BASEMENT BAR

Phew+H.N.C、ウリチパン郡あらかじめ決められていた恋人たちへの3マンライブがあったので下北沢BASEMENT BARへ行って来ました。


前座として2回くらい対バンしてるCreepy popが出てたそうですが間に合わなかったでした。が、ちらほらメンバーには会いました。

あと、あら恋も着いた時に丁度終わっちゃいました。残念。


中に入ってみるとすんごい人の入りでした。
さすがにこのメンツは人が集まるだろうと思ったら、想像通り。

ウリチパン郡ですが、鍵盤3人+ドラムの強烈な組み合わせでした。
前知識ほぼゼロだったんですが(ドラムが元ボアダムスの千住氏でVocalがOORTAICHIの人っていう程度)名前はよく耳にしていたので楽しみにしていたので、とても楽しかった!

鍵盤3人っていう、生演奏なのに音の厚みがあるっていうのが何しろ独特ですごかったです。

ドラムもとてもうまいしで文句なしにかっこよかった。
歌も、ステージ向かって右手側の小柄な方、ハイトーンながら丁寧に歌う感じの歌がぐっと来ました。
オオルタイチの人も聴いてて落ち着くようなポップさをにじみだしていて、かといって一辺倒なわけでもないくライブ全体の流れもうまくて大変良かった。

今度CD買っちゃおう。


ラストがPhew + H.N.C。

Phewはもう、ただただ独特ですごかったんですが、バックがほとんどMOSTっていうのも見ものでしたね。

ただ、見ている最中にちょっと嫌なことがあってすごく落ち込みました。
逆に自分が人に対して嫌なことをしてしまったかもしれない点も含めて、なんだかこっからすごく気分沈みました。

とてもよいライブだったんだけどなぁ。
アンコールでMOST的パンク大爆発!っていう時の会場の雰囲気はすごかったなぁ。

2009/05/20

サーティーン @新宿motion


よくライブハウスで会う神宮さん率いるサーティーンのライブがあったので、遊びに来てーとのことで行って来ました。場所は新宿motion

この日は出演時間が遅いとのことで、あらかじめゴールデン街で一杯飲んでいきました。
いや、2杯呑みました(笑)。

空腹で2杯飲んだからべろべろでした。



この日の出演はアルバボーンエジプト文明ズヒダリキキSumaris、そしてサーティーンでした。


アルバボーンは呑んでいたので見逃して、エジプト文明ズから。

トリオ編成でファンクを基調としたバンドでした。
ベースボーカルで、結構声が高い印象で、自分の印象としては「8~90年代の頃に居たインディーズバンド」っていう印象。

なんだろう、曲調がちょっと古臭いと言ったら言い方がよくないですが、イカ天とかの頃に居そうな印象の雰囲気が感じられました。

あんま曲、好きじゃなかったです。
ピック弾きでスラップっぽいサウンドを出すのはすごくうまかった。
でもなんか、ギターの音と言うか、演奏方法と言うか、あまり好みでなかったです。



お次がヒダリキキ。


ヒダリキキは以前一瞬だけ見ましたが、今回はフルで見ました。

以前感じた、90~2000年代の日本のロックバンドの影響を受けてやっているのだろう、っていう感触とはまた違った側面が感じられました。どう言葉で表現して良いかわからないけども。


1曲、ちょっと音がしゃりっと言い過ぎてて左のテレキャスの子、もったいないなーって思ったところがあったのですが、何にしても女の子がテレキャス弾いてるのは良いですね(何)



次がSumaris。


どことなーくミッシェルガンエレファントの影響が感じられる歌い方、サウンドのバンドでした。
ギター(Mustang)でハウリング鳴りっぱなしにして客をあおったりとパフォーマンスは大きくてよかったですが、いまいち好きな感じでもなかったので中途半端に見てました。
と言うか、この時点で相当酔っ払っていたのでよく覚えてないのが本当の話です(笑)。

ギターの音が分厚かったような・・・そうでなかったような・・・。



最後がサーティーン。


サーティーンの時も酔っ払ってて、楽しかったっていうことくらいしか覚えてません(笑)。


終わった頃にギターぶん投げて、落ちどころが悪かったみたいでギターのネックが折れてました(笑)。
ビザールギターで安物と言えど気に入っていたみたいで、本人笑顔ながらに軽くショック受けてました。


この日は自分含めて結構回りのテンションが高くて、本人たちも結構高いテンションでライブが出来たみたいです。


客席側から歌ったりもしてました。「一度やってみたかった」とのこと。


と、こんな日でした。

2009/05/17

Epiphone SST Classicと低価格エレガット弾き比べ

Epiphone SST Classicなるエレガットギターを入手しました。

27000円でした。安い!




ガットギターとの最初の出会い

自分のファーストギターって自宅にあった、父親が昔から持っていた全音のガットギターでして、当時はエレキ及びスティール弦のフォークギターが触りたかったんでしょうね、状態も悪かったそのギターは家を建て直す際に一緒に処分しちゃいました。(誰もメンテしてないステューデントギター、入門ギターゆえに今思うとすごい酷い状態でした)




ガットギターへの想い

ギターを始めた当時はLUNA SEAなんか聴いていて、楽器のことを細かく見ていたので「ロックバンドでも色んな角度から完璧なサウンドを構築する為にガットギターも使っている」みたいな情報を得て「ガットも弾けるべきだ!」なんて思いつつ、高校時代に神保町の中古楽器屋で河野のガットギターを弾いてえらく感動したのが忘れられずで「いつかは良いガットギター手に入れるぞ」なんてずっと思い描いてました。

しかし「クラシックギター」と称されるように、クラシックでも使われるナイロン弦を用いたギターはロック分野で発達したエレキ、スティール弦のフォークギターに比べてどことなく高い。

もちろんピンからキリまでなんだけども、イメージとしては高級な金管楽器や木管楽器、ヴァイオリンなどのオーケストラで用いられるような楽器類の高さと言うか。

上には上があると思っていたら入手できずじまい、挙句エレキにはまってエレキばかりの家になっていたわけです。




入手へのきっかけ

そんなこんなで気にしていたけど実際使う用事がないので需要がなかったんですけど、今東京エスムジカのコピーバンドを手伝ってまして。

そこでギター弾いていて、「紺碧の空を後にして」「オレンジの実る頃」などのスパニッシュなサウンドを取り入れた曲が疾走感と突き抜けるポップさがあって歌い手の子2名が「やりたい!」って言ってたのでやることになったんです。

エレキで弾いてたんですが、悪くないんですけど、やっぱりガットの音が欲しかったので思い切って買っちゃおうて思ったわけです。




エレガットを比較した

調べだすと楽しいので、数日の間に一気にリサーチしました。

前提は

  • 低価格(10万円を超えない、せいぜい5万、あわよくば3~4万円)
  • 良くはないけど、悪くはない
  • かさばらない(
でした。
上記コピーバンドにて、エレキも持っていくので機材が増えてかさばるのが嫌だ、っていう理由です。


ARIA Sinsonido AS-100CARIA Sinsonido AS100

まず最初に目をつけたのがアリア(荒井貿易)が出していたSinsonido(シンソニード)シリーズ。

これ、ボディに当たる部分がフレームになっててネックとブリッジ部分のみの構成で見た目が非常にしょぼい(笑)。

骨組みだけっていう印象だけども、逆を言えばこの上なくそぎ落としたデザインで、これは最高にかさばらない!と思って目をつけました。

これ、ちょい傷品みたいなのが都内楽器店にて3万以下で大量にあって売れ残りまくってます。とは言え、新製品ではないので買っておかないとまたひょいと見かけることもないかも・・・とか思い出したら気になったので触れてきました。

触った感想としては以下。

  • 値段が低価格で良いが、値段相当のしょぼさ
  • 音色はピエゾピックアップからの採取なのか、そんなに悪い印象はない
  • 弦だけ響く感じだが、ちょっとノイジーでクリアでもない。
  • トラベルギター(旅行に持っていく用)としてはかさばらなくて良い
  • 自宅以外で使うにはいまいち
  • フレームが離着可能で持ち運びは良いが、固定パーツがなく穴に挿さってるだけだから立って弾くに弾けない印象
  • そもそもストラップピンを装着するところがないので立って弾く前提で作られていないっぽい
  • どことなくネックが握りづらく、作りも少し荒い印象
ネガティブな要素が並びますが、あくまで今回捜し求めた趣向に合ってないってだけで、これはこれで魅力があるものではありました。(特異な存在だけど)

そんなわけでこれは選択肢からはずしました。


Ovation Celebrity CSE243Ovation Celebrity CSR243

上記Sinsonidoを探して立ち寄った渋谷IKEBE 246ギターズアコースティックフロアにて見つけた、Ovationの低価格帯シリーズのCelebrityのエレガット。

エレガットとイメージしてGodinっていう高級エレガットブランドが真っ先に思い浮かんだのですが、エレアコで超有名なOvationは忘れてました。

ほほーと思って、値段は自分の中では高め(7万円切ったくらい)の値段だから買う意識薄めでちょっと触ってみました。

触った印象としては、さすがOvationと言ったクオリティ。ただ、ボディ裏側が樹脂で出来てるOvationならではのサウンドと言うか、あんまり好きでない音色と弾き心地でした。

これは個人の好き嫌いの問題ですが、この価格でこの音だったら悪くはないなと思いつつも求めてるもの、価格(やっぱ高い)ではないのでやめました。


Cooder TCS-550NCooder TCS550S

まったく考えてなかった、と言うか今回初めて知ったのがCooder。

まず「Cooder」て、ライクーダー?みたいな感じで、いまいち響きがしっくりこないあたり微妙かなと思いつつ、まぁ物は試しと思って弾きました。

これは吉祥寺の新星堂ROCK INNで見つけました。

新品で値段が35000円くらい。TAKAMINEなどを扱っている共和商会が輸入してるみたいですね。

テレキャスターシェイプでソリッドボディ、でもエレガットっていうスタイルでした。
ソリッドボディのエレガットはまったく考えてなかったので目からうろこでしたが、触った印象としては無駄なノイズが乗らず、バランさーみたいなつまみがついていて曇った音からカラっとしたブライトな音まで作れ、わかりやすいEQみたいのが確かついていたような気がしました。

ソリッドボディは扱いやすいなーと思いつつ、3万超えているあたりで「あと一声安ければなぁ」と思いつつ、ブランド名もよくわからないからよく調べてからにしようって思ってその場を去りました。

で、さっき調べてみたんですけど、通販のサイトでぽちぽち出てくる程度で、やはりいまいち情報が固まってなくて微妙でした。これからでしょうね、このメーカーのレビューが広がるのは。(と言うかもう上記のEpiphoneを手に入れちゃったから面倒で調べる気がしてないだけですが・・・)


YAMAHA SLG-100NYAMAHA SLG-100N

エレガットを思い浮かべて実は真っ先に欲しかったのはYAMAHAのサイレントギターでした。

これ、確かmiyauchi yuriくんがステージで最近使っていて(彼曰く、しょぼいガットギターを使っていたら、見るに見かねて某有名アーティストがくれたとのこと)、彼のプレイ、音楽性によるところも大きいですが、非常に澄んだ音色が魅力的だなーって思ってまして。

値段を調べたら5万超と今回調べた中でもやや高めの方。

渋谷のMUSIC LAND KEYにて見つけたので弾きました。(でも店頭にあったのは確か100ではなくて、120の上位機種だったかな?)

これ、弾いた感想としてはやっぱりよく出来てる。
インドネシア産ながら仕事きっちり、粗さが特に見られず、音もクリア。
一部パーツをはずせるらしく、少しコンパクトに持ち運びが出来るようになってて、上記のSinsonidoと違ってストラップピンを兼ねた固定パーツがあるために立って弾くことも可能になってました。

あと、自宅で静かに練習することを前提にした「サイレントシリーズ」なのでヘッドフォン端子、そしてヘッドフォンでもナチュラルに聞えるようにリバーブを3モードくらい搭載、EQでサウンドキャラクターも変えられるあたりも芸が細かいです。

なぜかAUX INもあって、外部音源を繋げて仮想合わせ練習まで出来てしまうあたり、YAMAHAの徹底した「サイレントシリーズ」の良さがふんだんに搭載されてます。

カタログを見るとポール・ロジャース(Free、Queenのボーカリスト)、ブライアン・メイ(Queen)や、リー・リトナーなど世界的に活躍するミュージシャンにも愛用され・・・と言った文言もあるように、しょぼいっちゃしょぼい楽器だけども、ピエゾピックアップから拾われる無駄のない音、そして無駄のないデザイン(ボディが薄いのでエレキギターと同様に扱える感触)が好評の模様。

確かこのサイレントギターが出たばかりの時に同じくYAMAHAの音楽事務所に所属する中島みゆきがキャラクターを務めて広告に出ており、その時に「ある意味で便利だけど、だせえ」って思っていたわけですが、実用面から見たらやはり良いですね。

ただ、やっぱり値段が5万超えてるから断念。

で、これらを弾いて結局246ギターズにて見つけたEpiphone SST Classic、これも一応弾いておいて気になっていたところ、調べたら結構手ごろに入手可能であることが判明して、ふらっとそっちに行ってしまいました(笑)。




Epiphone SST Classicについて

写真は我が家のGibson SJ-200と並べてみた写真です。
遠くから並べる分にはそんなにチープにも見えない印象です。
さすがGibsonのグループ会社であるEpiphoneてところでしょうか。

このギターの特徴は以下です。

  1. ソリッドボディを採用した「チェット・アトキンス」タイプ。
  2. サウンドホールがなくピエゾピックアップの為、ハウリングに強い
  3. 2ピースの木材で作られたスカーフジョイントを採用している。
  4. サウンドホール風に見えるデザインがされていて見た目がクラシックギターっぽい。
  5. Epiphoneのロゴが入っててなんだかかっこいい。
  6. ストラップ・ピンがネック付け根、ボディ中央下部にある為、立っての演奏に向いている。
  7. セットネックでどことなく高級感UP。
  8. Shadow製のプリアンプが搭載。Treble、Bassの調整も可能。


1つめですが、チェット・アトキンスなるGibsonから出ている、ギタリストChet Atkinsのシグネイチャーモデルがあるのですが、それがソリッドギター・エレガットの元祖だなんて言われているみたいで、それを元に作られたモデルだそうです。

1に関連してますが、2つめのピエゾ採用ですが、ナイロン(ガット)弦の為にコイル式のピックアップが使えないことも関係してますが、振動をブリッジ(弦を固定する部分)から直接拾ってアンプから鳴らすことができることでハウリングに強い側面と、物を伝って聞える弦のクリアなサウンドはピエゾの最大の魅力ですね。
マイクで拾う場合とサウンドのキャラクターは変わりますが・・・。

テレキャスターと比較で、横から見た図です。ソリッドボディ(空洞の無い木の塊ボディ)の為、厚みはこの程度なので空洞のあるギターに比べてコンパクトですね。セミホロー(一部分だけ空洞を設けて空洞のあるギターの響きも取り入れたタイプ)でも良かった気がしますが、まぁエレガットでピエゾの時点でどっちでも良いような気がしますね!(これは個人の感じ方次第でしょうね)

チェット・アトキンスについて余談ですが、仲井戸麗市さんが盗難されたギターのうちの1つでもあります。
逆を言えば、この盗難事件でそういうモデルがあることを知ったのもありますね。
CHABOさんのギター、無事CHABOさんの下に戻ることをひそかに祈っております。

3はよく、コストダウンの為に丸々良い材をネック用に加工するよりも、使える材のはぎれみたいなものを組み合わせて加工する方が安く上がるし、強度も保たれるなんていう名目で使用されている工法ですね。値段から言ってスカーフジョイントだろうと思ってたんですが、あまり注視してなかったので後から気付きました。まぁ、これによってワンピースのネックよりサスティンが殺されてしまうなんて言われてますが、エレガットにサスティンを求めてないのでなんら問題はないですね。

サスティンにこだわる人はスルーネック(1ピースでボディ材の一部まで作られていてることで結構高い値段になってしまう工法のやつ)のギター使えば良いと思いますが、まー所詮エレガットですからね。

生音で勝負!の楽器じゃないのでこれまた全然いらないですね、サスティン。逆にエレクトリックだからこそ、ナイロン弦サウンドにエフェクトかまして実験的な音が作れると思うとわくわくしますね!

あとこのギター、デザインが良いですね。
上述のCooderのテレキャスシェイプのものはエレキを弾く感覚でそのままいける、っていうメリットはあったんですけど、見た目からナイロン弦のギターですよ!と言う主張が見えて良いです。エレキから持ち替えて、見た目が変わるから持ち替えた感もUPです。

デザイン面では、Epiphoneロゴ。これ重要です。プリントされてるだけだからこすれたら消えてしまいそうですが、Epiphone自体はGibsonのグループになる以前から存在する伝統のブランドなので、この往年のロゴを採用しているあたりはオールドギターメーカーファンには受けそうです。

このギター、次バージョンってのが存在するそうですが、そっちではロゴが近年の丸っこいものに変更となってます。次バージョンとの仕様の違いは面倒で調べてないのですが、新バージョンロゴじゃなくて良かったです。(写真はネットで拾った2.0なる次バージョンのヘッドロゴ)

Shadow製のプリアンプっつうのは、正直な話Shadowっていうブランドが何なのか詳しくないので何もありがたみを感じてませんが(笑)、使った感想としては別段問題ない、っていう印象。

上述のSinsonidoをお店で触った感触として、強くストロークした際に音が少し割れる印象があったのに対して、こっちはそんなでもないです。

あとソリッドボディの弱点として、サウンドキャラクターが空洞のあるギターに比べて堅いっていうところがあるかもしれませんが、一応このShadow製のプリアンプのEQでサウンドにキャラクター付けもできるので良いですね。

改めて足元にエフェクターを置いたり、アンプで音を作りこむ手間が軽く省けるので持ち替えにも向いてる印象です。

あと自宅で使うことをイメージしてかamplifer、headphone切り替えスイッチがついていて出力が使い分けできます。ヘッドフォンで試してないんですけど、ソリッドボディでアンプに繋がないと大きな音が鳴らせられない弱点に対応したあたりはエレガットとしてはありがたいものです。

そういう切り替え、YAMAHAのサイレントギターにもついていたんですけど、あっちはあっちでやや高級の部類ですからね。(と言っても安いんだが)




そんなわけで、安くてまぁまぁ使えそうっていうエレガットを入手できました。

低価格でエレガットを購入するきっかけの記事になれたらなとうっすら思っております。
(YAMAHAとAriaあたりはamazonのリンク貼っておきましたので、ぜひご利用ください。)



2011/10/11 13:45 追記

少々体裁を直しました。

2009/05/16

Heartland @新宿URGA

Heartlandとして新宿URGAでライブやってきました。

これは結構急に誘われたものだったんで、対バンはいつもと毛色が違う感じでした。

Jakki-&Theベス☆ちゃりてぃ穴虎69、病気マン(CINRAインタビュー記事)、中曽根が対バンでした。


トップバッターが自分らでした。


最近スタジオ入れてなかったのですが、どうにかなるだろうかと思ってやってみたらあんまりうまく行きませんでした。

相方くんが「ベース持ってきたけど本番で鳴らなかった」って言ってるのはいただけなかったです(笑)。

ノイズと言えどちゃんと練習しないとだめだなと痛感。
心入れなおします!



次が病気マン。

なんと自分たちの次が病気マンの出演でした(笑)。

病気マンは8年くらい前に見たことがあって、細々と名前を見かけていたので「ずっとやっている」ことは知ってましたが、まさか対バンする日が来るとは思っても見なかったです(笑)。
活動してるとどこでどうなるかわかりませんね!

病気マン、冒頭のリンク先のインタビュー読めばだいたいパフォーマンスがどんなかわかると思いますが、ほとんど裸の衣装に花がいっぱいくっついたギターを下げて、弾いてるふりして息絶え絶えな感じで冒頭は歌ってました。

後の方から打ち込みのオケをベースに叫びまくり、その後派手なパフォーマンス(火吹く、ゲロ吐くなど)を行ってました。

いやー、怖かった(笑)。
でも楽しかった。そして最低(笑)。

これを続けているのだからすごい。


終わってから少しだけ話したのですが、普通に話してくださいました。

あと、余談ですが、昔見た時は服着てました(笑)。
入院患者風で、点滴のようなものを持ってよれよれと出てきて・・・っていう。
ある意味で病気が違う方向に行った感触ですね。



お次がJakki-&Theベス☆ちゃりてぃでした。

こっちは打って変わって下ネタのオンパレードなスーツを着たパブロック、ブルースロック系のバンドでした。

「きわどいものをやっている」感じの自負があったようですが、「(病気マンのあとじゃ)なんともなく感じられる」とつぶやいている姿がなんだか切なかったです(笑)。

炊飯ジャーがステージに置いてあったんですが、「ゲロでも炊かないと面白くともなんともなくなっちゃったじゃないか!」的なことも言ってました。

結局炊飯ジャーがなんだったのかよくわかりませんが、ライブパフォーマンスとしてはなかなか動きもあって、ステージから飛び出してきて転げまわっていたりと臨場感溢れるものでした。


1曲だけティンホイッスル使ってる曲あったけど、ティンホイッスルのティンホイッスルらしい吹き方をしているっていう感じではなかったので、ちょっとだけ残念でした。



お次が中曽根。

友人の大chan(fromけぶりかす)にライブ告知した際に「中曽根知ってるわ」って言っていたので、事前に情報を一応得てました。


熱いステージを繰り広げるパンクロックのバンド、っていう印象でしたが、ドラマーが前に出てきてQueen熱唱するシーンがあったりと、なかなか飽きさせない展開が待ってました。

ただ、Queenが印象強すぎて他全然思い出せない(笑)。


>あと、高円寺界隈でバンドの写真撮りまくってる有名なおばちゃんも来てました。



次が穴虎69でした。


アナルトランスファーとかなんとかっていうのが語源だそうで、アナルとか言っているので下品な感じかなーと思ってたのですが(ブッキングで誘われる際に「バカロック、バカパンクみたいのを集めた」とも聞いていたし)、高速ブラストビートに乗せた畳み掛けるようなパンクロックバンドで、悪い意味でなく懐かしい感触を受けました。

と言うのも、ライブハウスに行き始めの頃、90年代後半~2000年代頭くらいのライブハウスに溢れいてたようなメロコア系のサウンドに少し近かったからです。
でもこういう熱いステージはいつ見ても錆びないもので、音楽性が好きか好きでないかは別でとても楽しかったです。



そんな1日でした。