2011/03/30

HUH + disk-3 + heartland @ 小岩bush bash

HUH + disk-3 + heartland第二弾ライブ、やってきました。

場所は小岩bush bashでした。




出演

bush bashブッキングになります。




HUH + disk-3 + heartland

写真がないので、寺田くんの設置したカメラでの映像で音付きでお楽しみください。

やった感想として、難しかった!

bush bashのステージの広さにも限りがあるのでheartland組は床這いつくばり系演奏なんで、ステージから降りたところでやったんですけど、外音が強くて自分の音が全然聴こえませんでした(笑)。

かつ、余ってたアンプってことでマーシャルを使ったのですが、やはりマーシャルは「出したい低音」が鳴らない印象で、もっと研究が必要だなと思いました。

そもそもBassみたいな低い音を出すのに特化した機材を持っているので、ギターアンプじゃ思う存分鳴らないですね。あらゆるライブハウスにJC-120が2台ずつあったらJC使うんですけどねぇ・・・。なかなか難しいですね。

まあ、ある機材でやる、っていうのに慣れるのも最大の目標なので、マーシャルの時はマーシャルなりの音が出せるようになると良いなと言った感想でしょうか。

THREEの時(2011年1月)に比べるといまいちな結果にはなりましたが、出音が被ってない故のミラクルはまだ起こせると思うので、また機会があったらやりたいと思います。

HUHのお二人、disk-3のお二人、ありがとうございました。




S/T

bush bashの床中央あたりに機材を配置し、座布団を敷いて向かい合っての演奏。2人組。

Sequential Circuits Six-Trackなんかあったりと、シンセ好きは反応しそうなものがありました。演奏内容はどっちかというとジャーマンエレクトロ/ジャーマンプログレな方向になってました。

終わった後にお二人が「ジャーマンな感じになっちゃった」みたいなことを話していたのが印象的だった(笑)。




earthbound

ELEKTRO HUMANGELの方がやってるユニットだそうですね。

ノイズ担当の方と向かい合わせ2個1ドラムセットを2人で叩きまくる、と言う編成。

音数が多くて圧がすごかった。

ELEKTRO~も聴いたことないので聴いたみたいです。




MYQ

COSMIC NEUROSEてバンドのギターの方のソロだそうですね。

複数台のエフェクターを並べて、ギターアンプJC-120、マーシャルを鳴らしてのギターノイズ。

反復フレーズみたいのが出てきたりとギターノイズらしい部分もあった。最後はすぱっと終わった。すぱっと終わるノイズの、すぱっと終わったあとの静寂は美しいですね。

2011/03/28

ごっこレーベル&ふーてんき共同企画 "狂都の狂った高校生ッ 東狂デビューGIG!!" @ 大塚MEETS

ごっこレーベル&ふーてんきpresetns「狂都の狂った高校生ッ 東狂デビューGIG!!」に行って来ました。

会場は大塚MEETS




出演

ごっこレーベルこと、ドタマカチワルドのヒロポくん(ex.バイナリキッド)と、ふーてんきこと(?)松本章さんの共同企画みたいですね。




大塚MEETS

初めて行きました、大塚MEETS。

大塚のライブハウスと言えば、自分の中では高校生の頃に知り合いのコピーバンドを見に行った「大塚CAVE」を思い出すのですが、バンド活動なんかをしていて、そのハコの名前を今日耳にしない、しかしながら大塚にライブハウスが1軒あるらしいことは耳にしている。もしや、CAVEってMEETSになったのか?と思ってたのですが、予感的中。

店内に入って思い出した、このレンガ造りの室内。かつてビートルズがやっていたライブハウス「CAVERN CLUB」を意識した内装とかなんとかっていう。いやいや、超懐かしい。15年ぶりくらいですよ、ほんと。

この日ドリンク担当をしていた ゆとりぱんく君(from キングサーモン)にその話をしたら「CAVEのことなんか知ってる人いないっすよ」とのこと。ゆとぱんがまだ幼少の頃だからな、そりゃ知らないよな。




狂犬の中の狂犬 キャンセル

以前阿佐ヶ谷にあるロフトAの深夜帯を使って行われた「ごっこレーベル 新人発掘」なる企画に応募されてきた京都の高校生バンド「狂犬の中の狂犬myspace

ドラムス、ベース、そしてリコーダー&ボーカルと言う(笑)、何を考えてるのかよくわからない編成のバンドで、送られて来たデモが面白いとのことで、その夜、流行った。その夜は。で、ヒロポくんが「ぜひ東京に呼びたいですね」なんていう話をしていて、それがやっと叶った!・・・と思ったら地震ですよ。

来られなくなった本人たちもがっかりしているだろうが、呼ぼうとしていたヒロポくんが一番がっかりしてるんじゃないかな。

自分もある意味で一番楽しみにしていたのが彼らだけに、見られなくて残念だった。

CD-Rが送られて来たそうで、それの売り上げ金は全額東北に寄付するとのことだった。CD-Rだけお買い上げ。

狂犬の中の狂犬はめげずに、機会あったらまた東京来て欲しいものです!

ちなみにメンバーの名前はVocal & Recorderがアメリカンドッグ(笑)、Bass&Vocalがロリータドッグ(笑)、Drumsが暴れん坊ドッグ(笑)。

ちなみに写真は、3/28にちなんで「ミツヤ」ってことで、この日呑み放題としておいてあった三矢サイダーたちです。うまかった。




松本章ソロユニット Garapon Zoo

2009年7月 渋谷LUSHの映画「不灯港」公開記念イベントを主催していたアキラさん。その日は「司会・直感」と書いてあり、まさに「直感」で裁いてる感満載のスリリングなMCっぷりが爽快だったのが記憶に強く残っており(直感により、はしゃいでたらステージに上げられたし)、あのアキラさんのグループとは一体・・・?と思って臨みました。

赤犬時代を知らないので、章さんがどういうミュージシャンか実は一切知らなかったのですが、この日はボーカル、エフェクトボーカル、その他エフェクター各種にチェロ、トランペットを使った演奏でした。バンドメンバーには小銭さん(ex.ミドリ)、そして鍵盤に小宮一葉さんっていうきれいな女性がおりました。

どのくらいあらかじめ決まってることがあるのか不明ですが、「直感」っぷりが全開で、演奏が物凄くスリリングで見てて面白かった(笑)。

小銭さんのドラム、以前かまってちゃんとミドリが対バンした時でしか体感してなかったので、あまりどういうプレイをされる方か存じてなかったのですが、いやいや、良いですね。結構好きな音色のドラマーでした。(あんまドラムのこと詳しくわからないけど)

小宮さんの鍵盤は、Bassの代わり?にNovation Bass Station鍵盤付きみたいのを置いて、ピアノ音色用に鍵盤をもう1台のドアーズっぽい編成でやっていて、アナログシンセの音だったり、エレピの音だったりをあれこれ使っていて興味深かった。と言うかこの方が気になる。

で、肝心の章さん。冒頭はグローブをはめて「誰か、キャッチャーせいや」と言い、構えて投げ・・・ずにフェイントかますなどのパフォーマンス(笑)。キャッチャー ヒロポ「た・・・球が消えた!」と良いリアクション(笑)。

冒頭から腹よじれたwwwww ライブハウスで撮れる写真じゃないでしょ、これは!

その後、トランペット+エフェクトでのセッション、即興っぽい歌(及び、スタジオでちゃちゃっと作ってきたっぽい歌)を披露しつつも、謎のまとまりの良さ、強引さで魅せた。いやー、章さん凄い。「ベタ イズ ベター」なんていう歌詞の歌とか、なんかわからないけどポップさの塊だった。

その後も「3人揃って、ガラポン・ズー!」とポーズを取りつつ「ほら、みんなもやってみ!」と章さんのペースでグルーヴ感が生まれる。

あと、チェロ手にして、弓が見つからず探し回る一面もあった(笑)。結局Bass Ampの上においてあるのを発見してひと段落。途中で卓上に置いてたエフェクターも落っこちたり、缶コーヒー飲んだり、和やかだった(笑)。




カミイショータ グループ

カミイくんバンドのライブは2010年10月の彼の企画以来の2回目ってことで、見てる回数は浅いですね。その割りに案外カミイくんと会ってる気がするので、そんなに浅い気もしてなかったり。

鍵盤を弾いている野兎が2010年4月9日のライブをもって辞めるとの話だったので、もう見れる回数も少ないかなーってことで、これも楽しみにしていた。

以前見た時はカミイくんが企画者だったこともあり、気が張った印象があったのだけども、この日は呼ばれた身、結構リラックスしてやっているような印象だった。

カミイくんがどういう人かはだんだんわかってきたのだけども、彼の音楽に関してはまだまだ聴きが浅い自分ですが、パンク的な側面と、彼がずっと持ってきたであろう「やんちゃさ(若さ)」、そして繊細さが溢れてて良かった。

マイクを持って歌い、そのままマイクでギターをじゃーっと弾いちゃうのがマイブームみたいなことを言っていた(&以前の高円寺のライブでもやっていた気がする)。そんなカミイくんです。

エレキを先日紛失したそうで、新たに買ったFender USAのテレキャスターをかき鳴らしていたけども、ちょっとカリカリした音で、もうちょっと中域がふくよかだとギターの音も生きそうな印象がありましたが、カミイくんのバンドバージョン、もっともっと良くなっていく気がするので、また見に行きたい次第です。




ドタマカチワルド

以前はバイナリキッド名義で活動していたが、メンバーが抜けたことを受けて改名をしてドタマカチワルドとして活動しているヒロポくん。そしておなじみ?のミシガンくんと"ぐ"の3人。

「ぐ」を外人に名乗ったら「good?」と聞き返されたとの話から、ドタマになってからも暴れてるんだろうなーと楽しみにしておりました。

編成はヒロポがギターボーカル、ぐ は鍵盤&ボーカル、ミシガンがドラム&ボーカル。だいたいバイナリと一緒!

でも、めちゃめちゃ弾けるギタリストが抜けて、普通にドラム担当が居なくなって、彼らなりに気合が入ったのか、ドタマをかち割る気なのかは不明ですが、以前よりもスマートで、ニューウェーブ臭くなった印象があった。例えるならPlasticsのパンクさ。かっこいいサングラスを掛けてるせいもあるかもしれないけど、ヒロポくんの"ナゴムが好き"な部分から直系だったパンキッシュな歌唱方法も、どこかジャパニーズ・ニューウェーブ的に近づいた印象で驚いた。

そこらへん、終わってから「意識的に変えたりしたのか?」と聞いてみたのだが「いや、特にそのまんまだけど」みたいな話をしていた。ヒロポが意識してないところで何か変化があったんかしら。

そういや、"good"こと、ぐ もパンダ面をはずして、彼女が別でやってるde!nial寄りのニューウェーブ/アートポップ/ディスコポップらへんの気配を漂わせたサングラス姿になってて、これも驚いた。

ミシガンはそのまんまで、なんだか和んだ(笑)。

しかし、バイナリキッドのステージであった「ミシガンとヒロポでどうにかしなくちゃ」感が特にこっちではなく、さっぱりしたバンド然としたいでたちに新鮮さを感じた。

ヒロポの「やる気」はいつだってまっすぐで好きです!

ちなみに、写真があまりなかったのは、VJ的に流していた映像の邪魔しちゃいかんな、と思ったからなのですが、フラッシュ焚かないとさっぱり映らないくらい暗かったゆえ、です。ヒロポも「暗くてよくわからなかった」とか言ってたし(笑)。




ハジメタル(ex.ミドリ)

ミドリの鍵盤、ハジメタルさん。ミドリ解散後は自身のバンドを用意したり、サポートで活動したりと色々模索中の様子ですが、この日はソロで出演。

上述の通り、あまりミドリに長けてないので、鍵盤うまいなーな印象しかなかったので、果たしてソロでは何が繰り出すのか・・・?!

Nord Electro 2やサンプラー、ボコーダーなんかを使った即興のクラブミュージック的なもの、ピアノソロなどを披露しつつ、ミドリでもやっていたハジメタルさんボーカル弾き語りの「春メロ」などをやってた。この曲はほんと、良い曲だと思う。それ以外がほんと、夜中2時くらいのチルアウトタイムなテクノみたいな感じで、聴いててちょっと眠くなった。

途中MCから、ハジメタルさんが小学生頃につけていたと言う詩集の朗読があったが、これが一番面白かった(笑)。




最後は何故かみんなでセッション

ハジメタルさんが大好きだったと言う、大塚愛の「さくらんぼ」をみんなで歌って終わりました(笑)。

2011/03/27

140 Live FINAL 2日目 @ 秋葉原 石丸ソフト本館

秋葉原 石丸ソフト本館の閉店イベント「140 Live FINAL!」2日目も当たったので行って来ました。




2日目はももいろクローバー、ぱすぽ☆、NICE GIRL プロジェクト!

1日目同様、とりあえず出来る限り応募しておいたのですが、私立恵比寿中学wikipediaYGAwikipediaあたりははずれましたが、一番見たかったももいろクローバーwikipedia、その次に見てみたかったぱすぽ☆wikipedia、そして大トリを飾るNICE GIRLプロジェクト!wikipediaの3つに当たりまして、先日整理券引き換えに行って置きました。




11:00~ ももいろクローバー

震災により、シングル「ミライボウル」発売前後を駆け抜けるキャンペーン9日連続のうち、6日目にてストップしてしまった彼女達。

4/10に脱退する予定の早見あかりちゃんとしても最後のリリースに関するキャンペーンだけに気合も入ってただろうに、ここに来て途中でイベントが出来なくなることの無念さ、これも計り知れないなと思いつつ、休む暇もなく駆け巡った彼女達の体を心配する1ファンとしては、不本意ながら休みを余儀なくされて気合十分のステージが見れるのではなかろうか、そんな期待も抱きつつ臨みました。

いつものように「行くぜ!怪盗少女」をアレンジした出囃子が流れた後、無音で登場する彼女達。衣装は制服をモチーフにしたシンプルなもの(カーディガン+プリーツスカート)。真剣な表情で並んで立ち、震災で被害に遭われた方への哀悼のコメントを言いつつ、「今、私達に出来ること」として、笑顔を届ける為に頑張る旨を告げました。リーダーの夏菜子ちゃん、改めて見て笑ってないと、目力が物凄くて、唇も厚いので、凄い濃い顔だなと思いつつ、やっぱり夏菜子は笑ってる方が良いなと思いました。

セットリストは詳細忘れたので、気になる方はググって頂くとしてじゃぽかるさんが結構細かく解説してらっしゃる)、震災直後から、何かこのそわそわした気持ちへの励ましになる曲はないかとあれこれ音楽を聴いてたわけですが、やはりももクロで言えば「未来へススメ!」、この曲以外に思いつきませんで、まさに今の日本の「くじけそう」なくらいダメージを食らったところへの応援歌のように聴こえて、初めてこの曲を聴いた時の"漠然とした希望、漠然とした未来へ進むのだ!"っていう像がはっきりと今に当てはめられて、一人でじんとしておりました。・・・と思ったら案の定「今にぴったりなこの曲をやります!」と続いて「未来へススメ!」が来て、会場で泣きそうになりました。

「どんな どんな 困難でも きっと きっど立ち向かえる 一人でくじけそうでも 助け合えば大丈夫」この歌詞がどれだけ染み渡ることか。

久しぶりにステージで歌って踊った彼女達の力の充実具合もそうですが、この日をはずして4/10までイベント0、これが間近で見れる最後と思うと、見る側の緊張感もなぜだか高まった次第ですが、とにかく、350枚中の1枚を引き当てられたことに嬉しさを実感しました。

ちなみに140Live FINAL!のほかのライブ中でももっとも整理番号の良い、整理番号12番を引き、最前列ど真ん中で彼女達を見ました。こんなに間近でももクロ見たのは最初にUDXのところで見た2010年3月7日以来でした。・・・と言うかあれから1年くらいしか経ってないってことにちょっと今驚きました。どんだけ躍進してんの、ももクロちゃん・・・。

中盤MC中、自分の推しメンである高城れにちゃんを見ていたところ、彼女が喋ってないところで、以前の立川同様に笑顔を返してくれたり、最前列の素晴らしさも堪能しました。

最後、見送りハイタッチ→チャリティ写真物販と、彼女達の長い労働が続きました。チャリティ写真はイベント終了後から売っていたのですが、イベント当選者以外も買えるってことで、猛烈な数の人がももクロに会いに石丸に訪れました。(メンバーから写真お渡し、となってました。)

これ、12時過ぎから16~17時頃まで続いたみたいですね。その終盤の様子を見た人の話では「(地震で)休まってるのかなと思って見てみたが、物凄い顔色だったので心配になった」とのことだった。

ちなみに私が写真を買う際は、お会計を夏菜子ちゃんがやってたのですが、一人5setまで(1つ500円)とのことで、5セット買ったんですけど、お金でかいのしか持ってなかったので10500円を夏菜子ちゃんに渡したところ「・・・えーっと・・・」と計算が出来てませんでした(笑)。「8000円のお釣りだね」って言ったら「ありがとうございます。。。」と深々と頭を下げてお釣りをくれました。あかりちゃんがしばしば「すいません、うちのリーダー、アホなんです」なんてバラティ等で言っている姿が浮かびました(笑)。夏菜子頑張れ!(笑)

ちなみにチャリティの写真は在庫整理感がややある、お蔵出し過去写真のオンパレードで、1枚目は共通で「ミライボウル」のジャケ写真の別ショット、もう1枚はランダムでした。が、なんと全部しおりんの写真でした(笑)。しおりんが嫌いなわけではないのですが、れにが一枚も入ってないのは嫌だったので、現場で頑張ってトレードしまして、しおりん推しの方にしおりんを回して良い感じになりました。




15:30~ ぱすぽ☆

AKB48の人気が絶頂に達し、「会いに行けるアイドル」から「なかなか会えないアイドル」へと進化し、会いに行きたかった人は「会えるアイドル」へと流れていく。こういう流れがアイドル界にあるのですが(これがファンの奪い合い、アイドル戦国時代!)、ももクロもAKB48に対抗して「今、会えるアイドル」なんていうキャッチフレーズで自己紹介を行ってはいるものの、早朝から並ばないと会えない等々、だんだんと「なかなか会えないアイドル」へと進化しはじめております。

そのファン達が流れて行っているかどうかは不明ですが、「ぱすぽ☆良い」と言った噂をちらほら耳にするようになりまして、そろそろ見に行って見るか、と思ってたところに140で当選いたしまして、このたび初めて見る運びとなりました。

いやー、しかし、この日ぱすぽ☆は3ステージこなさねばならなかったそうで、午前中に六本木morph tokyoにてイベント(セクシーオールシスターズなどが出演のイベントだったのかな?)、昼過ぎに秋葉原、夜にまた六本木morph tokyoと言う過密スケジュールだったみたいです。

六本木からの到着が遅れた彼女たち、30分超押してイベントが始まりました。いやー、待ちくたびれた。

ぱすぽ☆との縁ですが、いつだかAKB48の劇場に当選して見に行った際に、AKBメンバーが静岡のFM番組にゲストで出演するとの告知をしており、ぱすぽ☆とも共演だと言ってまして、背後のAKBヲタ「ぱすぽ☆かよ!」とつぶやいていたのが記憶にあります。その時はまだ多分1stシングル「Let it go!」をリリースして間もない頃で、活動始めてそんなに経っておらず、今ほど噂が流れてない時期だった気がしてます。その記憶から偶然amazonのおすすめ欄に表示されたぱすぽ☆「Let it go!」を買ったのが最初なので、今回見れたのが初めてでした。知ってる曲は「Let it go!」のみ。悪い曲じゃないけど、一度DJイベントで流してみたけど、やはり聴く側がある程度曲に思いいれがないと場は盛り上がらないんだなーと、もうぱすぽ☆を流すことはないだろうと思い封印した記憶がある程度です。

さて、ぱすぽ☆のステージがどうだったか。

10人編成なので石丸のステージがかなり狭く見られるものの、昨日見たアフィリア・サーガ・イーストと比べて圧倒的に動くパフォーマンスに、めまぐるしさを感じるかと思いきや、きれいなフォーメーションがめくるめく披露される様は、彼女たちのテーマにもなっている「飛行/空/旅」を感じさせる爽快感があり、胸を打ちました。

唯一知ってる曲「Let it go!」からスタートし、発売が地震で延期になったメジャーデビューシングル「少女飛行」を華麗に披露し、ローラー付スーツケースを転がすパフォーマンスに新鮮さを感じました。

その他、既に昨年(2010年)12月にリリースされているアルバム「TAKE☆OFF」に収録されているであろう曲や、シングルカットもされている「GPP」「Pretty Lie」などもやっていたと思います。

いやー、「Pretty Lie」、一気に好きになっちゃいました。ほんと良い曲。ほか、「Go on a highway」もすごく爽快だし、飛行機内放送のマイキングを意識したマイクの持ち方だったり、色々独特で面白かった。

まだ「お決まり」の部分がわからないのですが、そういう部分抜きで楽しめるパフォーマンスのグルーヴ感が実に素晴らしかった。今後ぱすぽ☆も見に行こう!と思ったのでした(笑)。

「地味」といわれる黄緑担当(また色も微妙!)の槙田紗子ちゃんだけ名前をあらかじめ覚えておいたのですが、いやいや、紗子ちゃん、かわいいじゃないですか。あと、Twitterで知り合ったBerryz工房が好きな方が推している"もりし"こと森詩織ちゃんも気にしてみてましたが、力強いパフォーマンスが印象的でした。あとは、プレイボーイに単独でグラビア載った"ぱすぽ☆のエース"といえる奥仲麻琴ちゃんなんかも目に収めつつ、回を追って研究していくか・・・と言ったところでした。(と言うか人数多すぎて10人は一気に覚えるのきついですね)




17:00~ NICE GIRL プロジェクト!

17:00と書いてますが、実際始まったのは18時過ぎでした。ぱすぽ☆押し過ぎ!・・・と言うか、ももクロの時点で既に15~20分くらい押してたかもしれませんね。

ぱすぽ☆終わって石丸7Fから階段でくだり、そのままNGPの待ち列に入る、まるでループしているかのような気分です。

待っていたところ、かつてセクシーオールシスターズのイベントや、神聖かまってちゃんのイベント(FACTORYの公開収録ライブ)の時に会った方に遭遇。その方とはNGPの話も合うので、どっかしらイベントでばったり会うことが多い。以前はS/mileageのCCレモンホールの2Fにて、席が近かったこともあった。

軽くNGPの話などしつつ時間を潰し、猛烈に遅れて会場内へ。1日3回も同じホールに入るのも妙ですね。しかしこれが本当の最後。

「もうNGPとか新鮮味もないし、良いっしょ」と見切りをつけてたであろう、かつてのヲタ(と思われる方々)もこの日ばっかりは特別、色んな石丸の思い出を胸にNGPでの見納めに来てたんじゃないでしょうか。

会場は満員! 看板撮る人続出!(私も撮りました!)


まず最初はキャナァーリ倶楽部からスタート。1曲目は「SWEET & TOUGHNESS」! 実はこの曲、キャナバージョンでライブを見たことがなくて(新参なもので)、今回見れたのが初でした。NGPも石丸でのライブ収めとして、縁の曲を持ってきたと言ったところでしょうか。この曲自体はオリジナルであった南青山少女歌劇団のCDを中学生頃(なのでもう15年くらい前)に聴いていたので思い出深い曲なので、感動のしどころが違うとは思うのですが、色んな思いが駆け巡りました。

しかしYouTubeにてPVで何回かキャナ版を見ていた故に、えり~なこと橋口恵莉奈が居ないことの物足りなさを感じてしまいましたが、キャナらしい、良い意味で激しさを伴わないパフォーマンスににやにやして見てました。激しくない=良くないわけではなく、これはNGPが守り続けるものかな、とも思いつつ。(激しさを増した新日本プロレスに対して、受けの美学を守り抜いた全日本プロレスの両極端だとしたら、NGPは全日っぽい感じと言ったら良いでしょうか)

ちなみにリンクで貼ったぱすぽ☆の「少女飛行」とキャナァーリ倶楽部の「かなりキャナァーリ1」のジャケが似ているのは気のせいです!

次、「夢を信じて」なる、同じく南青山少女歌劇団のカバー曲にして、キャナお披露目で歌ったという曲、2ndシングル「青春万歳!」などなど、140 FINALにふさわしいベスト的な選曲だったようです。(←新参なので憶測です)

この日、みっきーこと にわみきほが不在で、元々大所帯グループだったキャナがこんなにも人数減ってしまったんだな・・・と感じさせる点は残念でしたが、キャナが誇る天才 小川真奈がしっかり纏め上げる様はさすがだなと思いました。そしてキャナ中でも一番新しいメンバーに当たる最年少の"ちーちゃん"こと持田千妃来ちゃん、若いのに頑張るよね・・・と心の中でねぎらいました。

5曲ほどこなしてからTHEポッシボーにバトンタッチ。この二組がNICE GIRLプロジェクト!です。(他にもとっきーとか居るけど)

最初は"あっきゃん"こと秋山ゆりか、"はしもん"こと橋本愛奈による「メロンのためいき」でスタート。

細かくは調べてないのですが、元々時東ぁみのバックを務めることでステージデビューを飾ったTHEポッシボー。彼女の持ち曲として当時この曲が歌われていたそうで(オリジナルは山瀬まみらしい)、石丸に濃い縁がある曲を持ってきたっぽいですね。・・・いやいや、でもTHEポッシボーとして曲いっぱいあるから、ポッシの曲やれよ・・・と一瞬思ったのですが、曲は紛れもない名曲なので、ポッシ2/5のメンバーによるそれに耳を傾けてました。振りつけらしい振り付けあんまりなくて、これもゆるくてNGPらしかった(笑)。

続いて「宇宙から~CRY FOR HELP!~」を披露。これも「時東ぁみと出てる人」名義の、非ポッシ曲(笑)。そこまでやるなら時東ぁみ呼んでくれば良かったのでは?と思えるセトリに吹いたwwww

しかし曲は改めて良いなと思いました。これ、ジャケが紫で変なコラージュっぽいやつで、自分の中でワースト・ジャケット・オブ・ジ・アイドルCDなんですけど(笑)、曲は良いんですよね。こんなときに聴けて良かった。

そして「LOVE2パラダイス」と最新曲をやりつつ、ライブでの定番曲(でもシングルのカップリング)「旅の真ん中」、シングル曲「幸せの形」を披露、石丸の思い出を含む全員のMCを挟みつつ、最後の最後は「ヤングDAYS!」で終了。ヤングDAYS!には胸が熱くなった。

で、石丸電気のCMで使用されている石丸の歌をみんなで歌いつつ、イベントは終わりました。




そして伝説へ・・・

イベント終了後、閉店時間まで多少時間があったため、最後の最後にセール品たちを見たりして時間を潰しました。

上述の面識ある方が、以前私がつぶやいた「時東ぁみの『宇宙から』が安い」と言う言葉に惹かれて、買おうと思ってるが見当たらない、とのことだったので、二人で棚を眺めたのですが、数日のうちになくなったみたいですね。未開封100円だったしで・・・。

そして店内に「蛍の光」が流れ、閉店ムードへ。お店が完全に終了する姿を見届けようと、多くの人が石丸前に集い、最後の最後は店長の挨拶、そして石丸ソフトで生まれた「石丸Mix」をみんなで唱和し、石丸ソフトはシャッターを下ろしました。


自分がアイドルヲタ化したのはこの数年なので、石丸ソフトの歴史に比べると浅いもので、全然世話にはなってない方だとは思うのですが、ももクロ、THEポッシボー(と言うかMM学園関連)で何回も足を運んだ石丸には、この数年のアイドルの思い出が凝縮されてます。

改めて淋しいですが、ただただ、感謝するばかりです。楽しい思い出をありがとう!!石丸ソフト!

2011/03/26

ENDON presents "Between Silences" @ 新大久保EARTHDOM

ENDON主催 "Between Silences" があったので新大久保EARTHDOMに行って来ました。




出演

SUDDEN INFANTがアメリカより来日の上、PAIN JERKとジョイント "PAIN INFANT" としてやる予定が地震の影響で頓挫、PAIN JERK単独での出演となったようです。




ENDON × DLS

セッティングが大変ゆえか不明ですが、ENDON×DLSからスタート。凶悪すぎる・・・・!

DLSはいつだかSOUNDROOMだかtest-toneだか忘れたけど、六本木SUPER DELUXEにてHUH寺田くんらが参加しているものでライブを見たことがあった気がするのだけけども、ノイズコア?のENDONとコラボとは、何回も言うけど凶悪!

かなりスタートが押し、この日外の気温がめちゃめちゃ寒かったので辛かったですが、いきなりこれで熱かった。

手前に積み上げられたテレビの搭2本、終盤危ないんじゃないかなと思ったら、案の定倒れて(笑)、ステージ中がテレビが散らかってるっていう現象が起こった。

手前の方でバトルが繰り広げられていたのだが、ENDON vocalが結構動いたので後ろの方まで巻き込まれてた。怖かったー(笑)

EARTHDOMでendon見るの、良いですね。音も物凄いし。

メンバーの愛甲くんによるエフェクターブランド、M.A.S.Fも物販にて展開されてました。値札書きながら、エフェクターへの思い入れを語ってて面白かった。




JUNKO

非常階段の叫び続ける女性、JUNKOさん。

非常階段、何回か今まで見てきてますが、叫んでるのはわかってるんですけど、大概は客を煽りまくるJOJOさん、そしてマイヒーロー、INCAPACITANTSの2人の音に気が行ってしまいがちで、実際どこまで叫んでるのかわかってなかった。

果たしてJUNKOソロとは・・・・? 歌うのか?語るのか?叫ぶのか? これはお昼に見に行った小桃音まい級の前知識のなさで臨みました。

まず、前の機材が一通りはけられて、ステージにはマイクが1本。客側の照明が落ち、楽屋の扉が開き、小走りで軽やかにJUNKOさん登場するや否や「キャー!!」と猛烈な叫びを放つ。JUNKOソロて、非常階段からきれいに切り出したJUNKOソロかい!とぶったまげたのですが、それだけじゃ終わらない。そのまま30分前後彼女は叫び続けた。一人で。

彼女の叫び声はとにかくうるさく、物凄く心に訴えかける騒々しさを持っていると同時に、この上ないポップさすら感じる「女性の叫び声、悲鳴」のように思うのですが、それを息切れほとんどなしに30分やるっていうことの肉体的強さ、精神力。こんなことが彼女以外の他に出来るだろうか。と思ったら鳥肌立ちっぱなしで、30分間、鼓膜がびりびり言っているのがわかりながらも見入ってしまった。

非常階段は経験ある人多いかもしれないけど、JUNKOソロ経験者はそれにくらべると少ないと思うが、ぜひとも一度見ていただきたい。ほんと凄かった。

そして、1日で「年間ライブ300本こなす148cmのソロ・アイドル歌手」から「キャリア約30年の女性叫びノイズ」まで見てしまったことの食い合わせの悪さに、改めて色んなところ行くの楽しいなと痛感しました。(おすすめは出来ません)




長谷川静男

あぶらだこのVocal 長谷川裕倫さん、触媒夜の内田静男さんによるデュオ。

名前は以前から知っていたのですが、あのヒロトモさんがどういうユニットをあぶらだこ以外でやっているのか、やっと見れると言ったところでした。

ヒロトモさんはあぶらだこでも登場する篳篥にエフェクターを使った多様なプレイをし、内田さんはアコースティックベースにエフェクトをかましたプレイを中心とした演奏だった。

ノイズと言うよりはドローンで、ノイズ要素が入ってきたりもするものの、終始落ち着いた雰囲気の演奏で結構良かった。

自分がheartlandで演奏している音楽性にどっちかと言うと近いのでは?と思い、勝手に親近感を感じました。いつか共演できないかな・・・(笑)。

しかし、あぶらだこ、詳しくないけど大好きなので、憧れのヒロトモさんが目の前でなんかやってるだけでウキウキしちゃうもんですね! 最後片付けの時にセットリストの紙、くしゃっと持ったので「捨てるならください!」と勇気だして行って見たら、いただけました!「良かったっす!」て感想告げたらにやりとしてくれて嬉しかった。

しかしだ、このセトリがすごい!(笑)

  • 8分 静か
  • 5分 高域
  • 5分 底音
  • 8分 ノイズ(波)
・・・!

このざっくり具合にはもらった瞬間にやにやが止まらなかった(笑)。

ヒロトモさん直筆っていうのも興奮を覚えるポイントですが、内容がすごい! ヒロトモさんありがとうございました!




PAIN JERK

上述の通り、SUDDEN INFANTが来日できなくなり、ソロとなったPAIN JERK。

SUDDEN~を楽しみにしていたノイズ愛好家達が一丸となってマイクを奪い合い叫びました(笑)。

その模様をお楽しみください。



終わった後、みんな爽やかな顔をしていた。ノイズの現場では日ごろ見ないような全体のグルーヴ感が生まれたステージとなった。




SUTCLIFFE JUGEND

ラストを飾ったのがSUTCLIFFE JUGEND。通称"サトちゃん"(誰もそんな通称で呼んでない)

イギリスの2人組だそうで、ノイズっていうよりはインダストリアル寄りの音楽性だった。

写真で見ての通り、エフェクターの数が多いわけではなく、楽曲があって、それに声、ギターを重ねていくような感じだった。客を煽りながら、客もそれに乗じて返す、そんなやりとりがあった。ピンからキリまで出尽くしたこの日のイベント、最後が比較的ノイズ成分の少ない"サトちゃん"が出てきて、なんだか爽やかだった。

しかしながら、持っていたペットボトルのコカコーラゼロをぶちまけるのはやめて欲しい。(かかりました)




以上、物凄い1日を過ごしたレポートでした。