2009/12/31

WELCOME TO 2010~New Years Gate Special at URGA~ @ shinjuku URGA

新宿URGAの年越しイベント「WELCOME TO 2010~New Years Gate Special at URGA~」に出演してきました。


顔ぶれは以下。



まず最初が辻本裕之さん。

この方は初めてでした。
アコースティックギター1本で歌うフォークシンガーで、MCで言っていたのですが旅をしながら歌を歌っている人みたいです。

で、MCによる情報のみですが、若い頃から日本中をギター背負って旅をしつつ、沖縄が気に入って沖縄に2年くらい居て、沖縄でCD作って、ラジオDJをやって、そして都会のネオンが恋しくなってまた新宿に戻ってきて、ゴールデン街で毎日?歌って今に至るとのことだそうです。

うちのバンドメンバーが言った言葉が一番しっくり来るので借りますが、押し付けがましい言葉のない真っ直ぐで温かいポップミュージックで、とても良かったでした。

中には沖縄で吸収した音楽の質を取り入れた曲なんかもありましたね。
彼がいるお店、どこなんだろう。ゴールデン街はたまに行くので、どこかでまた会えたら良いなとふと思いました。
一言くらい言葉交わしておけばよかったかな。


Bartleby。


URGAでお世話になってる、ブッキングなどされてる厳さんがドラムで参加しているバンドだそうで。
Guitar & Vocal氏は矩形トレモロをかけたような歌唱方法で徹底していて、ポジパン系のマイナーコード多用の印象がある音のバンドでした。The Cure聴いたことあまりないんですけど、人が「初期のThe Cureみたいだ」と言ってました。


個人的にこのバンドで気になったのが右側にいたギターの方。
年代ものと思われる良い感じに塗装が経年変色をしたブルーメタリックのFender USA Jaguarを使っていて、それだけでも楽屋に置いてあるのを見て「かっこいいなぁ」と思ってたのですが、足元にはBig Muffの第二期型、通称「ラムズヘッド」を置いてました。(あとLittle Big Muff)
ライブハウスで生ラムズヘッド見るの初めてかもなぁ。・・・初めてじゃないか。

以前池袋ROSAで対バンしたビッグファイアのメンバーの方も置いてたわ。


で、何気においしかったのが、弦楽器隊3名の足元にそれぞれ違うBig Muffが置いてあった点。
Bassの人のところにはトライアングルノブタイプの初期型Big Muffと思われるペダルが、Vocalのところにはロシア産Big Muffがありました。音もそれなりに使い分けてる感じで別に被ってる印象もないあたり尚ポイント高いですね。


そんな気になる機材満載のBartlebyでした・・・。



次がBURST HEAD LOLLIPOP HONEY。

この方たち、どっかで見たことがあるような気がしてたのですが、一時期よく調べてた人たちが載ってるサイト、ARTiSMと関係あるみたいですね。ARTiSMがなんであるかいまいちわかってないのですが、よくフューチャー・エレポップ系の人であったり、サイバーパンク系の人だったり、ゴシック、ロリータ方面(コテ寄りのV系とは違う方面のやつ)の方が載っているので、そっち方面の情報を調べている際によく見てたサイトです。

前知識0で見たのですが、ラップトップに仕込まれたエレクトロ・パンク・ポップと言えるものに生歌&ベース(Rickenbuckerがかわいい!)っていうデュオでした。

案の定、大晦日ということもあってかお客さんがちょっと少なかったのですが、みんなで手拍子したら楽しそうな曲があったりしました。

あと、勝手にカウントダウンやってました(笑)。


Bassの方の笑顔がほんと良くて、その旨あとで言ってみたら「だって本当に楽しいんだもん」と仰ってました。あぁいう楽しさが伝わってくる笑顔が撒けるステージは良いですね。

Emotional Ticonのメンバー、絢坊もとても細い人なのですが、絢坊より細くてびっくりしました。そして絢坊が「私は細くない」とか言ってるのは、それは違うと思ったのでした。脂肪を分けてあげたいと思ったのでした・・・。

あと、西荻窪のMother Earthなる無国籍カフェレストランもやられてるとのことです。西荻窪寄った際には頭に入れておこうと思います!東京女子大のそばだそうです。



続いてDECO-SOUL。

3人組でVocal、Guitar、Drumsの編成。
Bassレスなのに7弦のJackson StarsのKellyタイプのギターから奏でられるサウンドは重厚で、Bassレスさを一切感じさせない音でした。
声も圧力のある声に低音デス声も出していて幅広かったです。ラウド系ってところでしょうか。


Vocalの方が空を蹴るようなアクションがあって、結構危なかったですね。食らったら失神しそう。
うちのメンバーが体当たりもされてました。
やや前で見てたんですけど、どさくさに紛れてドリンクカウンター側に逃げました。



堕空。

このバンドの打ち込み機材とベースを担当していた方、以前Dick-Son-Crazyで対バンしていた方で、今回は改めて挨拶しておきました。


以前見たDick~はノイズの洪水のような中で女性が叫ぶと言ったものでしたが、こっちではVocal(でもやっぱり女性、違う人だけど)の人が怪しく踊りつつ、打ち込み機材から奏でられるインダストリアル、ゴス系のサウンドに外国人によるギターが混ざるというものでした。

藤井さん(上記の方)の多様性を伺える時間でした。
そして、Dick~でもやってた「ベースを壁に叩きつける」をこっちでもやってました。
(後にEmotional Ticonのライブ中にちょっとカバーしてみました、壁に叩きつけ)



続いてうち、Emotional Ticonでした。

今回は大晦日だったので今年を振り返ってbest of Emotional Ticon・・・とか言って今年最初の方にやったBlack Sabbathのカバー(案の定「Iron Man」だけど)、「除夜の鐘」、そして「大掃除」、そしてその後に新年を迎える気ゼロのキーボード破壊をしました。

意識してなかったのですが、掃除してから散らかすっていう展開は振り返ると面白いですね。


あとで録画したDVD見たんですけど、自分の音が一切聴こえませんでした。
リハなしだからちょっと遠慮しちゃいましたね。遠慮してちゃだめだわな。
でかすぎもだめだと思ってたんだけど。

写真はmo氏が撮ってくれました。いつもありがとうございます!



煌浮(きろう)。

Vocalが以前対バンしたさくらんぼの人と一緒で、やっぱり彼、圧倒的に歌がうまいですね。
音程がすごく良いのと、歌い方も変に叫んだり耳についたりっていうことのない安定感のあるもので、初めて聴く歌でも着実に人の心を捕らえていくような素晴らしいものです。

このバンド、あとメンバーの演奏力も総じて高く、かつURGAはノイジーな人が多い印象の中での非常にクリーンかつ勢いのあるポップ/ロックサウンドで良かったですね。

さくらんぼもそうだけど、やっぱり彼のVocal力ですね。すごい。


向かって右のギターの方、ESPのギターを持っていたのでオーダーしたのか聞いたら、そうだとのことでした。3シングル、Floyd Roseトレモロユニット搭載のレスポールシェイプっていう、思いっきりSUGIZO仕様でした。いやでも、あのシェイプ&3シングルって無敵ですよ。良い音してました。(ナットの弦固定ネジははずしてあったみたいです)

maxonのModulation Delayまで置いてあった徹底振りは良いですね。



ラストがsqid。


sqidは池袋のどこかでライブしてきて、そのままハシゴで新宿に来たみたいでした。
以前対バンした際はアンプヘッドを持参し、ワウペダルとチューナーしか足元にないと言う男前なサウンドを奏でていたVocal & Guitar HIGOさんでしたが、今回はURGAにあるMarshall JCMで臨んでました。
話によると「最近ハコにあるJCMでも結構いけるなーと思ってやってみる」とのことでした。
JCMでも男前なメタルサウンドを奏でてましたね。


ただただメタルっていうよりは新旧メタルサウンドを取り入れた音で、低音の出も現代的な視点で良い気がするし、テクニックもあるしで、改めてsqidのメタルサウンドはちょっとでもメタルのことが好きだった人の心をぐっと引き出すもの、もしくはメタル好きの人の心も打つようなものだなと感じました。

あと、演奏している側と目が合うのが良いですね!(笑)
AKB48を見に行って感じた"どきっと感"に近いものを感じました(笑)。



そんなこんなの年越しライブ、カウントダウンではみんなでクラッカーを鳴らしました。
誰かよくわからないけど、狭いURGAに集った人たちと乾杯をして迎える新年。

終わってから安楽亭でみんなで打ち上げかねて焼肉食べました。おいしかったなぁ。

画像は振る舞い酒を飲んで潰れて、なぜか楽屋のラック最下段に収まって寝ていた煌浮のVocalと、俺も入れるよ!と言って自ら収納されたURGAの沫山さんの図。

2009/12/29

GOOD VIBRATION COUNTDOWN 2009→2010 @ 秋葉原GOODMAN

highered-girl、撃鉄、太平洋不知火楽団など、よく顔を知ってるバンドに、見てみたかったバンド(the mornings、ULTRA BIDEなど)が揃ったライブがあったので秋葉原GOODMANまで行ってきました。


顔ぶれは以下。

「GOOD VIBRATION COUNTDOWN 2009→2010」と題されたイベントで、低価格かつ濃厚な顔ぶれのライブを見ながら2010年を迎えよう!みたいな企画っぽかったです。


冒頭からは見れなかったのですが、着いた時にやってたのがhighered-girlでした。

彼らは振り返って見ると今年は個人的に2回対バンしたり、何回か見に行ったりもしたもので距離的には近いですね。(と言うよりEmotional Ticonの2メンバーがとても親しい様子)

フロアライブでリハなし、転がしスピーカーでのモニタリングもなしと言ったもので、ちょっとやりづらそうではありましたが、相変わらずギター&ボーカル、そしてドラムのデュオながらベースラインもしっかりと響くサウンドメイクで見事だなーと思いました。


以前、自身で改造した(と言うより再編した?)LINE6のアンプヘッドがあったのですが、それがなかったので機材からはずしたのか聞いてみたら「リハなしで持ち時間短いから持って来るのやめた」とのことでした。
都度栃木から機材を車に乗せて持ってきてるので、荷物量とかも考えてるみたいですね。

せっかくなので足元写しておきます。機材ファン必見。
すっきりしているのはパッチケーブルも自作していて適切な距離で作ってあるため。
一部スイッチャーとかも自作してるみたいです。良いなぁ、作れる子は。

久しぶりのhighered-girl良かったですよ。うん。



そして次がステージ側、Vineger Music

初めて名前も姿も知りました。

そんなに期待しないで見ていたのですが、ちょっとエキゾチックなサウンドで、ボーカルもインドっぽい(インドの音楽あまり知らないけど)民族音楽的な歌唱で(日本語詞なしのメロディのみ)、シタールを思わせるような響きを生かしたギターのプレイなども含めて、あまり見ないタイプのバンドで面白かったでした。

1回見ただけなのでこの文字にした印象が正しいか不安ですが、なかなか面白かったなーと思ったのははっきり覚えてます。
ジャズベースが良い雰囲気の使ってた。


ギターボーカル氏のペダル。
オクターバーだかギターシンセだか、よくわからないけど不思議な音の秘密が知りたくて撮ってみたんだけど、よくわからなかった。(LINE 6のコンパクトエフェクターはいまいち勉強不足でわからないですね。パネルで見分けつかないと見抜けないしで)



次がフロア側、太平洋不知火楽団

彼ら、今年のGOODMANのライブにて、どのライブでも暴れまわって弾いてるベースの大内くんが急に失神して演奏が中断する事故があったそうで、そのこととかをMCで触れてて面白かったです(笑)。
話によると救急車まで来たものの、特に異常はなかったそうで。


にしても元々暴れまわって弾くバンド故に、柵のないところで演奏させると危険ですね。
大内くんがもう、とにかくベースを振りかざしまくって、頭もぐんぐん振り回しながら動き回るものだから、大内くん側で見ていた客がこっち(聡吾くん側)に逃げてきてました。(写真は顔が残像になってる大内くん)

しかし、実にパワフルかつずっしりしてるけども、くどいエモさが出てこないのがこのバンドの不思議なサウンドですね。エモ過ぎるとちょっと抵抗があったりするのですが、聡吾くんの何気に透き通った高音が入ってきたりするとするっと力が抜けます。(彼、いつも声を張り上げて叫ぶように歌ってるけど声量があるタイプではないので、こう、耳を突き破られるような感じの威力がある類ではなくて、耳に痛くないシャウトで良いですね)

改めて、聡吾くんのギターがうまいなと思ったのもあるし、あれだけ頭振りまくってる大内くんも地味にベースラインキープしてるし、ドラム津金くんも着実にパワフルかつ丁寧なドラミングに成長しているような気がするしで(ドラムの専門的見地がないので感じたまま言ってますが・・・)、最初見た時よりも程よく凶暴で面白かったです。

そういや聡吾くんが相変わらずライブ中にビール頼んでた(笑)。
いつだかのライブでもそれやってたな。


演奏前、謎の構えをする大内くんの図。
彼の中でも「よっしゃこーい!」みたいな感じなのかもしれませんが、あのポーズ見てるとこっちも盛り上がってきますね。でもベース持ったまんま思いっきり飛び込んでくるので近くに居ると危険ですね(笑)。


はい、機材ファンの為の画像です。聡吾ペダル。
Danelectro Fab Tone、BOSS DS-2 TURBO Distortion、YAMAHAのDelayにTOKAIかどっかの赤いエフェクターが特徴ですね。(てか全部ビザール感がある)毎回思いっきり踏んづけてるYAMAHAのDelay、何気に頑丈なのか未だに壊れてないみたいですね。興味深い・・・。


そして動きがでかすぎて機材まで見てる人少なさそうな大内くんの機材。
BOSS TU-2 Chromatic Tuner、Ibanez Super Tube Screamerと思われるペダル、そしてSAN'S Bass Driver D.Iですね。Super Tube Screamerが特徴ありますな。



次がULTRA BIDE


生ける日本のパンクの伝説と言えるULTRA BIDE。
ノイズらへんの知識から入ってしまうと、どうしても「非常階段JOJO広重が居たバンド」っていう視点になってしまうんですけど(自分も多分に漏れずそうだったりしますが)、HIDEさんが現在も続けているバンドだったりするのです。

何回かアルケミーレコーズwikipediaから出ているJOJO在籍時のアルバムを買おうか迷って手にしては棚に戻し、としていたので、先に見る日が訪れて良かったです。

やはり再結成とか、復活とか、実際どうかよくわからないにせよ「かつて居たバンド」「伝説だったバンド」みたいのを「あの伝説の!」みたいな視点で見るのは良くないなと思う故ですね。

で、実際見ての感想ですが、リハは出演者全員なしっていうこの日のライブの中でセッティングにすごい時間かけてました(笑)。転換の間なしで、いきなりセッティングして音をちょっと出しながらライブスタート!っていう日だったんですけど、軽いウォームアップも兼ねてスタートまで時間かけてました。
「あと15分セッティング時間かかるから、みんな喋っといて~」みたいなMCでみんなから笑いが漏れてました。


にしてもHIDEさんの人柄が炸裂しまくってて面白かった。
ロックたるものがなんであるかをすらすらっと語ってたのですが、自由に楽しんだら良いっていう言葉に尽きそうな発言でした。
照明にも指示したりしてたけど、指示した割りに「途中から好きにやったら良かったのに」と言い出したり(笑)。

ただ、言ってることがちぐはぐなのではなく、究極的には一貫していて、その一言一言はとてもかっこよかった。

音楽的にはベース2人、ドラムの3ピース編成で、エフェクトを駆使したベースデュオの音が印象的なパンクサウンドで、ほかに例えようのない音でしたが、案外スマートな演奏でダンスナンバーとしても踊れるようなものでした。

面白かったなぁ。みんなのパンク兄貴って感じで、見てるthe morningsもノリノリの様子でした。


Rickenbucker Bassを弾いていたMakiさん側の機材。VOXの巨大なマルチエフェクター?と、良い感じのペダルが並んでますね。




次がSCSCS

・・・みたいだけどULTRA BIDEで疲れたのか、全然覚えてません。


何気にエフェクターばかり見ていたこの日(笑)。
ワーミー?が2台ありました。ワーミーを使ったプレイが印象的だったけど(効果的に、ノイズっぽい使い方ではない演奏としての使い方をしていた)、やっぱりぼんやりとしか覚えてないなぁ。
3人の合唱から始まったのは覚えてるけど。



その次に見たのが撃鉄
撃鉄経由で入ったので、一応撃鉄はがっつりレポ、ですね。


とは言ってももう特に改めて書くことが浮かばないので、写真をお楽しみください。

アクロバティックな動き、今回も構えたんですが、やはり難しいもので今回も失敗しました。
これは撮れるまで撃鉄を追い続けたいところですね。


白衣をぶん投げての激しいアクションと、誰かに殴られているような動きは先週と一緒です!
(先週見たばかりだとさすがに変化はないですね)
相変わらずフライヤーを配るジョージくんの図。


新兵器を出したジョージくん。(これ自体は何にもなってなかったけど、なんか面白かった)
これなんだろう。ホーナーのメロディカソプラノ風の謎の鍵盤ハーモニカ。


GOODMAN、天井がやや高いのでギターとベースの圧がある音が少し広がりを見せてスマートに聴こえました。
新宿JAMみたいな天井低いところでも見てみたいですね。

Bassのターシーの図で撃鉄レポ終了。



その次がthe mornings

the morningsがこの日一番見てみたかったバンドかもですね。
彼ら、ギターの彼とドラムの彼女によく人のライブで遭遇していて、一応お互い顔は知ってるんだけど、お互いどういうバンドをやってるか知らないっていうのがありまして。
会う都度挨拶はするくらい顔は見知ったものの・・・だったので今年中に見ておきたい、と自分の中で思っていたわけです。

この日、予定をどうしようか迷っていたところに、このライブのことを知ったのでthe morningsまで構えていました。

本当は人の家で忘年会やってるっぽかったから撃鉄見終わったら帰ろうとかと思ってたのですが、見始めたら面白かったので最後まで見てました。


いやーしかし、普段穏やかでにこにこした、愛想の良い2人だったのでどんななんだろうとか思ってたのですが、暴れる暴れる(笑)。この日、マサラワーラーっていうカレー屋?が炊き込みカレーを売ってたのですが、ボーカルはそれを食べたり、吹いたりと暴れまわってました。カレー食べながらやるライブは初めて見た(笑)。


彼らはフロアライブだったのですが、日ごろ対面するギター&ドラムの二人に、Vocal&鍵盤、ベースの2人も加わって散々やらかしてました。
Vocalは動きがでかいので人にばっしばしぶつかるくらい出てきてたし、ギターもティッシュを無駄に引っ張り出して投げーの、覆面被りーの、ドラムも女の子だけども暴れまわるメンバーの激しい音にがっつり食いつく変拍子などを叩き出してました。


ベースは地味に良い仕事してる感じで正直あまり印象に残ってないのですが(笑)、ノイジーかつ変拍子かつ暴れるっていうものでなかなか面白かったです。

うん、楽しかった!


・・・で、地味に機材を撮ってたこの日。ギターの足元。
Big Muff的3つまみひずみっぽいやつ(詳細不明)にBOSSのOver Drive(OD-2?)、そしてここでもワーミー!
あとLINE 6のDelay Modeler。これほんと良く見るなぁ。この前AxSxEさんも使ってたし。便利なんでしょうね。



ラストがふくろだったのですが、先述の忘年会に行く為にちょっと見て帰りました。

「1日のドリンクの売り上げの新記録を作ろう!」とか言って財布からその場で1万出して振る舞い酒していたのは笑いました(笑)。
あれ、結局どうなったんだろう・・・。


以上、見に行くライブとしては2009年を締めくくるにふさわしいような濃厚なライブイベントでした。

2009/12/28

サーティーン,imamon,うるせぇよ。共同企画 "スーパードラゴンクエスト1" @ 新宿URGA

タイトル長い。

サーティーンmyspaceimamonmyspaceうるせぇよ。myspaceの共同企画が新宿URGAであったので行ってきました。



顔ぶれは以下。

最初がimamon。


imamon。この前見たばかりだったのですが、音がうるさすぎて何やってるかよくわからなかったので、音量以外の面で何か見出せないか、と構えて見てみました。

何気に少し始まってしまっていたので冒頭見逃したのですが・・・。

で、前回の記事では「メロディが希薄で、シャウトしてるシーンが多かった」的に書いてますが、やはりそれはそうなのですが、ところどころにエモいキメ見たいのが入っていて、そういうのが好きな人には結構良い音楽ですね。

そういうのも好きです!

このバンドのカラーとしてはやはり、爆音で、激しく、そしてエモく!なのかもしれません。
爆発するような衝動的な音楽。ぐりぐりっとした感じ。
でもおどろおどろしいとか、怖いっていう感じでないあたりが良いのかもしれませんね。
あと1回見ないとわからないから、また見に行きます!



続いてCHEWZ。


よく会う高野くんの演奏を何気に初めて目撃。
彼とは会ったらエフェクターの話しかしないくらいの機材繋がりと思っているのですが(あと二郎の話しかしない)、行動圏が近いことで知り合ったのでした。

よく笹口騒音ハーモニカ(太平洋不知火楽団の聡吾のソロ名義)でサポートで鍵盤弾いたりしているそうですが、何気に1回も見れてない。

そんなわけで高野君の演奏を楽しみに臨みました。


いやー、高野君、1曲目からシンバル蹴り倒す、鍵盤殴る、挙句持ち上げて2回くらいYAMAHA CS1xをぶんなげて最後はパイルドライバーみたいに叩きつけて破壊してました(笑)。


鍵盤に勢い良く足で乗っかって鍵盤を吹っ飛ばした図。


PA泣かせのアクションですね。(どこか出禁食らってるらしいw)

こんなに鍵盤破壊してる鍵盤奏者見たことないけど(昔センチメンタルバスのアキノリさんがRoland RS-09をぶん投げまくってるのはよく映像で見た気がするけど)、YAMAHA CS1xは長年持っていたものらしいので、もう・・破壊する玉がないかな?

前、彼のblogで愛用していたカシオトーンを破壊したみたいな記事を見たことがあったので、まだまだ出てくるのかしら。恐るべし。


Bass&歌は淡々としている印象があって、ギターの女性は荒れ狂ったノイズを出しまくり、高野くんは上の様、ドラムがどうだったか思い出せないのでした。
再現できるのか、あれ・・・。


BassがPeavyのだったのが良かったですね!(笑)



この日、途中でMC担当をしていた聡吾(太平洋不知火楽団)。

彼、喋るのが得意ではない方なのですが、変な安定感があって面白いです(笑)。
「はい、えー次はサーティーンですねーはい、サーティーンですー、はいー」みたいな。

手持ち無沙汰になったのかアカペラで歌いますと言って、手に持っていたサーティーンの新譜の歌詞カード見ながらサーティーンの歌を歌ってました。
YouTubeにもアップしたので一部をどうぞ!



続いてサーティーン。


サーティーン、何気にちょい久しぶりでした。(下手したら8月のライブから一回も見てないのかな?)
神宮さんらには度々会ってるので久しぶりな感じがしなかったです。

今回はサポートギターにファンタスタスmyspaceの秋田氏がいました。
白い、どこのメーカーかよくわからないレスポールタイプのギター印象的でした。
しかし彼の音、Delayなどの空間系エフェクターの使い方がうまくて、サーティーンが少しシューゲイザー寄りの音になってるのが面白かったですね。融和性の高い、と言うか、どことも音が被ってないことで彼の音が非常に生きてて良かった。

サーティーンはおなじみの曲やら、新曲やらあれこれやってました。



この前サーティーンではないところでBass白井さんの演奏を聴いて、改めて彼うまいなーと思ったのですが、その視点が備わった上でサーティーン見ると、Drumsみほこちゃんもうまいのだけども白井さんとのリズム隊が改めて強靭であることに気付きました。

神宮さんのビザール感満載のギター(ネックが以前折れたのでPhotogenic製ネックになってる)に、地味に高価なエフェクター(高価っていうより高価になっちゃったMarshallのSHRED MASTER)とチープなエフェクター(Ibanez SOUNDTANKの60's FUZZ)、ビザールエフェクター(ビザールと言うには無礼だけど、BOSS DSD Digital Sampler/Delayなど)の組み合わせはやはり面白いのでついついそこばかり見てしまうのですが・・・。

この日は先日完成したアルバム「GOLDEN AGE」を持ってきていて、物販のところに置いてあったのですが、サーティーンとバンド名が小さいために「GOLDEN AGEっていうバンド名」みたいになってました(笑)。
そう思ってたところ、太平洋不知火楽団の大内くんも同じこと言っていたのでした。
買おうとしたら「Disk Unionにもある」旨言っていたのでUnionで買おうと思います!


そういや神宮さんの衣装?がローソンでした。
よく見ないと結構おしゃれです。よく見るとただのローソンなんだけど(笑)。



次がドラムスボー。

この組み合わせでドラムスボー?と思ったのですが、先日行われた「日本一無名で無謀な野外音楽フェス」こと、FIRE JAMにてドラムスボー体験をした人(誰だろ?)によって今回呼ばれたそうです。


ライブハウスやイベントの対バンってだいたい同じ傾向、似たカラー、世代が近いとかっていう接点を見出して組まれたりすることが多いのですが、主催側のちょっとしたいたずら心(ではないですけど)で、思いがけぬ出会いが生まれるわけです。そんなめぐり合わせを感じる瞬間でした。

ドラムスボーはある意味でどこにでも混じれる音楽性だと思うのですが、どこに言っても被らないので、ある意味ですごく浮く気がするものの、シンプルな面もあるので誰の心にもすっと入ってきそうなポップさも兼ね備えているのが良いですね。

前に対バンした時と大きな違いはなかったですが、ギター一人多重録音に対する様々なドラムパターンでの展開がなされてました。

個人的にギター多重録音時点での音量さが音色ごとにあると良いかなーって思ったのですが、追求しだすと「結局一人よりバンドでやった方が良い」みたいな話になっちゃうかな、とか自分の中で繰り返してしまったのですが、これをあえて一人でやることの意義がここにはありますね。

しかもたまにフレーズ録音失敗するところが人間臭くて大好きです!(笑)

見てた人からも好評だった模様。



STEINER。

名前も知らなかったので本当に初ですね。メンバーの誰も知らない。
で、聴いてたはずなんだけどどういう音楽やってたかもぱったり忘れてしまった。
また見よう!

myspaceで聴きなおした限りだとnew Wave、Punk、No Waveらへんの音が近いのかな。


一応ギターの人の足元をおさえてたみたいなので載せておきます。
BOSS CS-2 Chorus、DM-2 Delayが熱い。あとIbanezのWahかな?



ラストがうるせぇよ。


うるせぇよ。がトリて熱いですね。
うるせぇよ。は対バンもしたしで全然知ってるんですけど、この時もあんまり覚えてないですね。酔っ払っていたのかどうか。


内海さんギターが変わってたなぁ。以前は惣流・アスカ・ラングレーがたくさん貼ってあるLegendのStratocasterタイプのギター使ってたんだけど、Danelectroのギターになってました。


内海さんのエフェクトペダルたち。



ドラムスボー以降、あんまり記憶がない中途半端なレポートでした。

ただ、もうみんな知り合いみたいな感じで(顔は知ってるけど喋ったことない人も多数)楽しかった。
楽しかったことしか覚えてない。