2016/07/17

Chelip&鈴木花純コラボCD発売記念イベント【友情のうた〜あなたへ〜】(2016/07/17) @ 渋谷Milkyway

Chelip & 鈴木花純コラボCD発売記念イベント【友情のうた〜あなたへ〜】を見に、渋谷Milkywayに行ってきました。


どうだったか

表題にある「友情のうた〜あなたへ〜」は鈴木花純(ex.テレジア)とChelipのコラボ盤として企画されたものだそうで、2016/08/08にリリースされるという話で、それに関連したテレジア&Chelip主催イベントという感じだった。

先にその話に少し触れると、「あなたへ」という楽曲を2つのアレンジで2組で楽しめるという内容になっているらしい。

出順で簡単にどうだったか感想書いておきます。


とみにか共和国・黒猫の憂鬱・少女閣下のインターナショナルの楽曲がまとめて聴けるのはTRASH-UP!!コンピレーション「Merry X'mas & Happy New Year Song Book」だけ!


2016/07/08に活動休止した 少女閣下のインターナショナル の楽曲を網羅した「殺人事件」はまだまだ多分普通の値段で買えるので、amazonで謎のプレミア価格で買ってはいけないと思います。タワレコなどで買いましょう!
11:00 スタートだったものの、電車の都合とおなかの都合(前日に石神井公演駅付近にある井の庄で辛辛魚つけ麺食べたせいで、大ブレイク!)で到着が11:20頃になってしまった。電車の都合なかったら10分ぐらい巻けた気がするのだが、そもそもの支度が遅かったのが悪い。

最初に出てたのがかちあげガールズ。成り立ちについてはよくわからないが、さゆなし(黒猫の憂鬱)白川花凛(ex.少女閣下のインターナショナル)とみにか共和国斧乃井もこ(GlimGrimm / ex.甘飴ぺろ・みさぺろ)の4人で構成されるグループで、ニコニコ超会議が初舞台だったような気がするが、この日見たのが初だったので、個々はわかってるけど、活動内容とか、自分はよくわかってない。最後の曲に先日活動休止をした少女閣下のインターナショナルのレパートリー「mug」をやっていたのだけ見れた。ツイッターで少女閣下演出担当の長田左右吉(そーきち)くんが「少ナショの曲、誰かオケ貸すんで、やっていいよ」的なツイートしていたのに呼応して、メンバーが在籍するユニットがやってるという形に収まったみたいで、それはそれでいいんじゃないかと思った。言い方を変えると、黒猫の憂鬱がライブでやっているような、ポップスを流してさゆなしが適当に踊るのを自分はもう楽しむことができなくなってしまったので(飽きた)、そういう方がいいなと思った。

とみにかさんが曲作れる人なので、彼女がその4人でならこういうのが!みたいな頭で曲をやるのでもいいのではとは思ったのだが、実際すでにやってるかもしれないし、これからそうなるのかもわからないしで、ちゃんと見てないから、追えてないから想像は膨らむばかりですね。

続いて11:22(2分押し) ぽろぽろバロック。2&(ダブルアンド)、偶想dropなどを手掛けるDMproduceの新ユニットというぐらいの情報しかなかったのだけども、だいたい音楽性はそんな感じだった。かつてDMが手掛けてた「我等メロLIVE感」というユニットの頃(2012年頃?)に比べると、楽曲や音色がしっかりしてる・アグレッシブなサウンドが良い印象で、逆言うとガラメロの時はなんであんなに手が抜けていたのか気になった。

メンバーは4人組で、一人金髪ショート。偶想流れのDMファンっぽい人が数名すでについてる印象なのだが、対バンの客層と被っておらずで、あまりなじんだ感じがしなかった。最後らへん、メンバーがフロアに1人降りてきたりしたのだが、こういうのを見るとよく思うのだが、アイドルならばステージ上で演じ切って欲しいなと思った。

11:39 ハッピーくるくる(Twitter / Soundcloud)。見るのは2~3回目ぐらいなので、そんなに見てるわけじゃないのだが、二人とも小柄かつ かわいいのと、ゆったりした感じの衣装をまとっていて、アグレッシブ過ぎないサウンドで独特の位置にいるようで、いい印象を持ってたのだけども、この日もとても良かった。

物販でCDが売っていると、よっぽど嫌いじゃない限りはとりあえず買って、繰り返し聴いて気に入ってきたら再びライブを見る、というふうにしていることが自分は多いのだが、彼女たちは音源がなかった。が、人と話していて「Soundcloudにいくらか上がっていて聴ける、とても良い」という話だった。それを踏まえて、今この文字を書きながら曲を再生しているけども、ややテクノ寄りの音楽性で良い。激しくなりそうなノイジーな音が使われていたりはするのだが、あまりそこからぶち上ったりしないのも抑えめで好感触。

「天地想像」、MC、「(タイトル不明)」「パーフェクトトリッパー」「Starry Night」の計4曲を披露、MCでは きの(髪が短い方)「ののがアイスずっと食べてる」、のの(ツインテールにしてた方)「クーリッシュにハマって、1日2つ食べてたけど、さすがに甘いので、最近はやめた」、きの「私はずっと飴舐めてた。ごはんはあまり食べない、ミントの味で食欲が抑えられてる」と体に悪い話をしていて面白かった。ライブの終わりでは夏の抱負として「ハピくるをもっと広めたい。私たちも頑張るから、おたくも頑張って!」と語っていた。初見のお客さんは2ショットチェキ無料とかやっているらしいのだが、終演後物販の列がほどほどに長かったので参加はしなかった。


黒猫の憂鬱「君に花咲け!」
11:59 黒猫の憂鬱。昨年の活動開始間もないころは面白がって見ていたのだが、さゆなしの発言にあまりよく思うことがなくなっていってからあまり見に行かなくなってたので、少し久しぶりだった。5曲目の、近々TRASH-UP!! RECORDSよりリリース予定だという曲以外は足しげく通ってない自分でも知ってる曲だったので、その辺は普通に楽しめたし、自己紹介では さゆなしによる「さ~ゆとな~しが重なって(\はーどっこい!/) さ~ゆとな~しの 絆!」という謎のコールを くり子「それ私気にいってるから、もう1回」とアンコールしていた様などはほほえましくて良かった。

こうやって改めて見ると、一時に比べて落ち着いたなという感じもしたし、くり子が手掛ける新しい曲も相変わらず良かったので、不快に感じていた気持ちもだいぶ薄れた。

リリース記念イベントということで、Chelip&鈴木花純との出会いについて振り返るも、二人とも雑にしか覚えてなくて、その辺は黒猫らしくて良かった(笑)。



2016/08/08発売予定 「あなたへ」 鈴木花純盤、Chelip盤。ジャケは組み合わせると1つになるらしい。現物がどんな仕様なのか気になりますね。
12:27 Chelip & 鈴木花純

テレジアから使用しているシンフォニックな入場SEが流れ、すぐには出てこずで、違ったSEがもう一つ流れた。そのSEが流れてから3人が登場。Chelipは結構前から見てはいるものの、別々に見て知った2組が1曲を一緒に歌う姿っていうのは、なんだか不思議な感じがした。同じ音楽のフィールドで活動していると、こういう機会もあるもんなんだなというのを思った。

1曲目「あなたへ」を花純ver.で披露。こちらはChelip用に作られたオケに比べるとスロウで歌をじっくり聴けるようなアレンジになっていた。低めの声でしっとり歌うのが映えるChelipのボーカルがテレジア・アプローチで聴けるというのもなかなか面白かった。

「風に乗ろうよ」(2ndシングルカップリング)、「私のこと」(2ndシングル)は鈴木花純ソロで、MCでChelipを招いて「あなたへ」について少々トークをし、「あなたへ (Chelip ver.)」、「アシンメトリー」はChelipの2人で演じ、「アシンメトリー」2番サビ終わった辺りから花純ちゃんも合流して3人で締めくくった。

「あなたへ」についてのMC中、井次のリアクションがわざとらしくて、相変わらずな不器用さとかわいらしさで良かった。花純ちゃんは、ここ最近だと新宿SAMURAI(新宿URGA跡地に居抜き+ちょろっと改装でできた新しいライブハウス)に出演した時、DESEO miniでやったアイドル対バンライブではないブッキングライブ出演時に見に行ったのだが、日々着々と歌の練習をしている印象で、安定もしていたし、派手に歌わない・声色と言葉を大事にした歌に磨きがかかった印象で相変わらず良かった。


あみ&みいな による amiinaとしては最後のシングル「Canvas」。客の声を収録した再録を行う予定っぽい。
13:04 amiinA。オリジナルメンバーでグループ名にも組み込まれた みいなちゃんがグループを離れ、あみみゆ体制になってから10回目のライブだと、MCでみゆちゃんが言っていた。自分が見たのはこの日が2回目。

旧体制から引き続きでやっている「Drop」からスタート、「lilla」、MC、「soar」「Atlas」「Legacy」、MC、「マインドトラベル」「Singnal」、MC、「Canvas」のたっぷり持ち時間の8曲を披露していた。「soar」「Atlas」は、だいたい2分ちょいぐらいで尺が短いので、あっさりしていた。「monochrome」など、意外と長い曲も持ってるグループなので、こういう曲を逆に用意して、色んな世界感を1ライブで見せようというアプローチなのかはわからないけども、それがとても良かった。

前回、初めてみゆちゃんを見た時の感想はその記事を書いてないので、こちらに書いてしまうが、みゆちゃん、とても良い! 2人組の場合、その二人の魅力で成り立ってる部分が大きいと思うので、相方が変わることでグループの魅力が傾く場合もあるのではと思っていたのだが、6年ぐらいステージのキャリアがあるらしく、ステージでの見せ方、パフォーマンスのレベルの高さや声の出具合、どれを取ってみてもとてもレベルが高い子で、みいなちゃんとは違った魅力をamiinAに加えられたのではないかと思いました。あと、くりくりっとした目でかわいらしい(笑)。

あみちゃんの天然な部分と、みいなちゃんのふんわりしたMCもamiina/あみいな の魅力だったのではないかと思うのだが、amiinAになり、年齢の割に結構しっかりしてるみゆちゃんが、あみちゃんの扱いが程々にうまいのもとても良かった。あみ「今度MV撮るんです」 みゆ「MVとPVの違いは?」 あみ「MVはMusic Video、PVはPromotion Video!」とうまいこと言い当てたり、みゆ「この前、三者面談があったんです。仮成績っていうのがそこで見せられるんですけど、上がってました!」 あみ「何もしてなさそうなのに!」 みゆ「関心・意欲・態度が高評価でした!」 あみ「私たちは頭が良いということでー!」と妙なまとめ方をしていて愉快だった。

同世代の子から比べると全然擦れてないという部分がメンバーが変わっても相変わらずで、素敵なチームだなと思いましたとさ。


amiina、テレジア、Chelipは出演イベントがあまり被ることがなく、それぞれ別々に見にいってたのだが、それが一堂に会して1つのイベントで見れた。時が経つと、同じフィールドで活動が続いていると、出会ったり、離れたりっていうことがあるのだなと改めて思った。

Chelipは、再びセルフプロデュースに戻り、前体制に比べると新曲をどうしていくのか問題があるのかもわからないが、今回の新曲の振り付けについて彼女たちがMCで語った「舞台を広く使える振り付け/より大きな舞台でこの曲を演じていきたい」に叶うような、いい出会いに恵まれ、より充実していったらいいなと1ファンとして思います!

2016/07/08

アイドル塾〜in WASEDA〜 (2016/07/08) @ 早稲田大学 学生会館B203

アイドル塾〜in WASEDA〜なる観覧無料のイベントが早稲田大学 学生会館 B203なる部屋であったので、一般の人も観覧自由ということで行ってきました。


動機

参考:小泉花恋

参考:小泉花恋が所属していた上野アメ横ご当地アイドル bonbon ange。アメ横にあるセンタービルの一番上の階にあった「アメ横アイドル劇場」などでよくライブをやっていて、何回かライブを見てました。オリジナル曲「rainy magic」「アメヨコメルシー」らがオリジナル楽曲であったのに、CDが出てなくて、結局物販に行かないままオリジナルメンバーでの活動が気づいたら終了してましたが、今は新しいメンバーで活動再開しているようです。どうなんでしょうか・・・。
日頃ライブハウスで活動しているアイドル、ここでは「ライブアイドル」としておきますが、そういうライブアイドルのブッキングライブに足を運ぶ機会が多い自分からすると、「ユニドル」と言われているものがどういう活動しているのかは見えてきませんでした。

「大学のアイドルコピーダンスユニットのサークル」が俗にいう「ユニドル」に当たるそうで、たまにユニドルでまとまってライブハウスなどでイベントが行われているので、その存在・シーンがあることは知ってはいましたが、狙ってそこに足を運ぶことはなかったので、今回この早稲田大学放送研究会の企画、「ユニドルを学ぶ」というテーマがあったそうなので、自分には良い機会かなということで行ってみることにしました。(たまたま平日昼間がヒマだった、というのも込みで)

あと、たまにライブで見てて気になってた(物販には行ったことない)上野のご当地アイドルとして活動している“れんれん”こと小泉花恋(twitter)もゲストで出演するとのことで、夜に控えた少女閣下のインターナショナル 活動休止のワンマンライブを見に行く前に持ってこいだなと思ったので足を運びました。

どうだったか




参考:東洋大学 Tomboys☆ / 早稲田大学 ももの神づめ / 大妻女子大学 Candy holic
1限目( 15:30〜16:30 )、2限目( 16:50〜17:50 )と分かれており、1限目でもういいやと思っちゃったので2限目は見ないで帰りました。

放送研究会がどういう組織で、どういう企画をやっているのかもあまり把握してないで行ったのですが、なかなか立派な放送スタジオという感じで、昔テレビの収録観覧とか見に行った思い出が少しよみがえりました。(人に誘われて見に行った「シブヤ系うらりんご」等w)

出演は司会のお姉さん(多分放送研究会の人・女性・アナウンス修行しているのか喋りの具合は良かった)、人力舎所属の河野かずおさん(wikipedia)という芸人の方、ユニドルからは 大妻女子大学の Candy holic 、東洋大学朝霞キャンパスを中心に活動している Tomboys☆ 、早稲田大学の ももの神づめ 、そして「プロのアイドル」ゲストとして招かれた小泉花純でした。ユニドルは本来何人編成なのかは不明ですが、1組2人ずつ、計6人の出演で、司会の方が脚本に従って進行していき、お題に沿って回答していくという流れでした。

なかなか設備がしっかりしていた(照明が豊富、ステージ背景の投影や脇に設置されたモニターでカメラ越しの絵が客席からも確認しやすい等)り、放送局にちなんだディレクター、AD、スタッフのような配置もあるようで、手前でカンペ出して進行を補助する人もいたりで 本格的だなーとは思ったのですが、脚本がいまいち面白くなかったので楽しめませんでした。

「かわいい大喜利」「アイドルらしい自己紹介」「萌えシチュエーションを演じましょう」みたいな3つのお題に沿って、ユニドルの子が回答する、それを受けてゲストの河野さんとれんれんが合格か不合格かみたいのを答えるというようなのがおおまかな流れでした。河野さんがずばずばと回していけるのだったら、芸人さんなりの面白さが出たのでは?という感じのところ、「プロのアイドル」の答えが絶対みたいな雰囲気で若干潰してしまっていたこともあり、ひどいことも言えず、おもしろいことも言いづらいみたいな雰囲気でやりづらそうにしていた河野さん。「これ、おれ、要るか?(笑)」とちょいちょい口にしてたけど、ほんと機能してなかった。

れんれんはかわいく振る舞っていれば良いポジションだったので、それはそれで良かったと思うのですが、ユニドルの回答も凡だし、カンペからの指示が結構多かったのか、カンペ丸読みみたいな感じでアドリブ感もなければ意外性もない展開で、とにかく退屈な時間だった。

「プロのアイドル」とは?

「プロのアイドル」としてゲストに招かれたれんれんには何も非はないと思うのだけども、「ユニドルはプロのアイドルにかわいさを学んで、模範解答ぐらいかわいい答えができるようにあるべき」みたいな進行だったのだが、そもそも「ユニドル」はサークルだから、お金をファンに払ってもらっての商売はしてないってことでよいのかな?という疑問がわきました。たぶんそうなんだろうけども。

あと、ライブに関して、れんれんはオリジナル楽曲「上野でデート」が個人的に好きで、それが聴ければと思っていつも見ているのだが、自分が見た時はだいたい「ラムのラブソング」をやっている。この日のセットリストを一応あげておくと、相対性理論「地獄先生」、アニソンでおなじみの「ラムのラブソング」、オリジナル曲「おいしい魔法」「上野でデート」の4曲をやった。

この、オリジナル楽曲以外でパフォーマンスする点に関しては、プロも非プロ線引きはないのではないだろうか。

商売にしてない/してるだけで線引きすれば、非プロ・アマが「プロの方」と言うのは納得いくのだが、ステージに上がってオリジナルだろうが、オリジナルでなかろうが、歌って踊る時点で、大学のサークルといえど、同じ演者だと思うので、なんらかの線引きがされていることに違和感を感じた。

ちなみに模範解答をやっていたれんれんについてだが、個人的にかわいいと思っているので、なんでもOKでした!

ユニドルの子もかわいいなと思う子はいたのだけども、どこの誰だか1日経ってきれいに忘れました。隣に座ってた大学生ぐらいの人が、その子だかそのグループのファンだったみたいで、声援を送っていたのが印象に残ってるぐらい。あとは撮影が自由だったこともあり、撮影趣味の方がいくらかファンでついてる印象の雰囲気だった。自分が足を運んでいるライブハウスでの公演とはまたちょっと質は違うんだなと思いました。

【脱線・派生の話題】線引きの問題について





参考:まなみのりさ「真夏のエイプリルフール/Results」 / おやゆびプリンセス「除雪魂」 / Le Siana「まほらば!」 / Fun×Fam 「未来Yeah!」いずれも“メジャー”流通している盤。
上記問題から派生した、直接関係のない話なのだが、今年に入ってからフォースミュージックから「メジャーデビュー」するグループが相次いだ。

「メジャーデビュー」って何を以てして言うのかよくわからなかったので、一時期調べていたのだが、「ISRCが付されていて、流通している」「お店でオーダーかければ取り寄せできる」「日本レコード協会の会員」の会社から音源が出ているといった線があるらしいことはわかった。

「フォースミュージックからメジャーデビュー」の中から一つピックアップして、例えば まなみのりさ 「真夏のエイプリルフール / Results」に関して調べてみると、発売元:㈱フォースミュージック販売元:コロムビア・マーケティング㈱ という情報が出てくる。コロムビアが販売元なので流通網に乗ってるので、そのCDが置いてないCDショップに行っても取り寄せしてもらえれば手に入るあたりでは、自主制作のアイテムとは違うので入手はしやすいのではないかと思う。

で、「メジャー」と「インディー」の差って今どれぐらいあるのか?という話だが、例えばエイフォース(日本レコード協会の賛助会員)から音源をリリースした 石川県のご当地アイドル おやゆびプリンセス、和歌山県のご当地アイドル Fun×Fam、奈良県のご当地アイドル Le Siana の3組も「メジャーデビュー」したと公式で言っているわけだが、ローカルアイドルに詳しい人以外でこれらのグループを知っている、見たことがある、耳にしたことがあるという人が一体どれだけいるだろうか。

「メジャーレコード会社」が関わることで良いこともあるのかもわからないのだが、今日CDが90年代に比べてあまり売れないという話はよく聞くもので、大手の広告代理店やレコード会社、事務所が関わってない、形だけの「メジャーデビュー」は、活動している側の売り上げをただただ吸われるだけで、全然メリットはないのではないかと思える。

リリース週に、いつもライブに来てくれる2~30人のファンに複数枚CDを買ってもらい、オリコンのチャートに名前を載せられた時に、地方では「オリコンに載った」というのはネームバリューになるという話を聞いたことはある。しかし、上位になっても誰も知らないのでは意味がないような気がする。

オリコンで上位ランクインが人気であることとイコールでなくなってしまった今日、どうして行ったらよいのか、おそらくみんな頭打ちなのだろうなと思うと、なんだか気分が暗くなってくるので、この辺の話はここで終わりにしておきます。(まとまってないけど)

まとめ

あまりに締まりがないのでまとめておきますが、「プロ」とか「プロ」でないかの線引きは難しいもので、「ユニドル」とそれ以外を区別する時に「プロ」以外の言葉で線引きをするのなら、何が良いかという話になってくるのだが、自分はライブ活動を主にするアイドルなので「ライブアイドル」で良いのではないかと思う。

「地下アイドル」「ド地下アイドル」「地底アイドル」みたいな蔑称ともいえそうな呼称も一部であるのだが、「メジャー(オーバーグラウンド)」に対して「地下(アンダーグラウンド)」のつもりだとしたら、今日上記のように、そこだけでは線引きは難しいので、大手のアイドルか、非大手のマイナーアイドルかといった区分になるのかもしれないですね。

たまに、ライブハウスで活動しているアイドルの子が「地下アイドル」という単語を発する場合があるのだが、もはやシーンとしては成熟していて 活動している人も多いから、いくらライブハウスが地下に多いとしても、「地下」と言うのはちょっと違うのではないかなと私は思ってます。