2010/10/31

DJイベント"少女記号" @ 秋葉原Bar GARTEN

秋葉原Bar GARTENっていうところでDJイベント"少女記号"に参加してきました。

今日のK-POPブームが来るより遥か昔からアジアのアイドルポップポップスに興味を示してイベントを通じて紹介してきたDJしじみひばり/VJ ASTERIX!こと武田さんが主催するイベントが「少女記号」です。

武田さんとはDORF(ドルフ)と言うテクノポップバンドで一緒にステージに立ってたのですが、自分のアイドルポップ面の趣味が今日こんなに盛り上がって少女記号に出させていただく日が来るなんて、DORFやってた頃の自分からは想像が付かないことですが、いやー、5年も経つと趣味って変わるもんですねー(笑)。

DJイベントなので一人一人どうだった!っていう感想はやっぱり難しいので、ざっくりと感想を・・・。



秋葉原Bar GARTEN

「ガルテン」って読むのが正しいそうです。

Webを見ると、黒を基調としたサイトで、人形の写真なんかあるので「ゴシック系か?」と思ってたのですが、店内に入ってみたらそんなにゴスゴスしてなかった(?)でした。随所に秋葉原っぽさも感じるものの、落ち着いた雰囲気のバーでして、たまになんらかのOFF会に使われたりするところみたいですね。トイレ入ったら「○段マカロンを食すOFF」みたいなチラシが貼ってあったのが印象的でした。

秋葉原周辺の飲食店の整いっぷり、ここ15年で目覚しいですね。15年前はほんと牛丼サンボとじゃんがらラーメンくらいしかなかった気がします。今じゃこんなおしゃれなバーまで出来て・・・。

秋葉原のおでん缶って今日、名物みたいになってますが、昔は食い物屋がなかったから重宝されてたのですかね。よくわかんないけど。

ここのビル1Fにインド料理屋もありますが、この建物のこのフロアの上にはアイドルプロデュースカフェ喫茶全力がありました。インド料理屋、おしゃれなバー、アイドルカフェ・・・カオスですねー。

Bar GARTEN、個人的に推しポイントはハートランドが飲める点!

自身のノイズデュオに「ノイズなのに爽やかさを感じる名前をつけたい」っていうところから「ハートランド」を引用したのですが、このビール、そもそも好きなのです。

自分のDJの出番前まで、実はちょっと緊張していたのでハートランドがぶがぶ飲みましたが、おいしかったです。

そのほか、ちょっとした料理も食べられるようで、この日だけか不明ですがチャージ料もなかったでした。良いですねー。



DJについて

一応自分が扱ったものですが、最新K-POPからレア・アジアアイドルポップ、普通に良い選曲なクラブ向けJ-POPなんかが流れたりとどんどんと手数の少なさを実感する中で、最初に生稲晃子「麦わらでDance」のアルバムに入ってるちょっとミックスされたバージョンから流し、そこからハロプロのベキマスあたりを流しました。DJつっちー☆さんだけ喜んでくれました(笑)。

しかし、一応フロアと呼べるスペースがちょっとはあれど、踊るハコって感じじゃないのであんまりアッパーなの流す雰囲気じゃなかったですね。

逃げ場のない、踊るしかない深夜イベントとはちょっと違ったまったり交流イベントっていう資質もあるみたいなので、そういうところで流すと良い音楽、っていう視点も養いたいですね。

自分の前にDJ童貞さん(女性です)がプレイしてましたが、選曲、曲ごとのBPMなんかの具合が非常に整っててうまかった。場数もあるのかもしれませんが、非常に機材慣れした様子がかっこよかった。

つっちー☆さんは元々早稲田のハロプロ系DJサークル?かな? 爆音娘の人だそうですが、色々なポップス愛を持ってるようで、これまたうまかった。自分も浅く広くなつもりだけども、J-POPに関しては疎いなーと痛感しました。もうちょっと勉強したいもんですね。

DJぱとさんは色んなアイドルのCDを持ってきているようだったけど(ゆうこりんの小西康陽の曲なんか流してましたね)もっと色々聴かせて欲しいものです。



場慣れしてなくて緊張してて、あまり交流できませんでしたが、また出させていただくかもしれないので、機会あったらお越しくださいませー。

2010/10/30

北極ラーメン+ゆで卵 @ 蒙古タンメン中本 目黒店

ももクロの後、具合が優れなかったのだけども、どーしても北極が食べたかったので、目黒の蒙古タンメン中本へ。

先日食べた冷やし肉醤麺がどーもパンチ力がなかったせいで、やっぱり北極だよな!とか思ってしまったのも大きい。

以前蒙古タンメンを食べた際にもらった卵のサービス券があったので、ゆで卵トッピングして食べた。実においしかった。

ももいろクローバー セカンドデビューツアー秋の陣 ~天下を獲りにいくぜっっ!!~ 17:00回 @ 石丸ソフト本館

週末ヒロイン ももいろクローバーmyspaceを見てきました。

会場は秋葉原 石丸ソフト本館




まずは整理券を得る

アイドルのイベントレポって「かわいかった」「すごかった」とかしか書くことがないような気がするので、周辺のことを書きます。


と思ったら、以前(10/2)に同様の記事書いてましたね。

この日も朝9:45頃に秋葉原に行き、同行者と合流して石丸ソフトの前に並びました。その時間で既に200人超並んでたかしら。物凄かった。

台風が近づいていて雨、風が凄かったのですが、みんな良く並ぶよ・・・。

整理番号は酷かった。ので、立ち見を覚悟。結果としてステージを客側から見ての左手、女性優先席の後ろ側の2列目をなんとか確保。フリコピーヲタの被害を食らう可能性があったものの、実際はそんなに酷い目には合いませんでした。

同行者3名は100番以内の整理番号を見事引き当て、なんとか着座しての観賞となってました。うらやましいぜ。

しかし、この日、ももクロに興味があったが現場初体験っていう方が居たので、その方にはなんとしても座ってみて欲しかったので、良い番号引いていただいてよかったですね。いきなりで振り付けコピーヲタの中に立たされたらトラウマになっちゃいそうですからね。




イベントはどうだったか

1曲目から立った位置からブリッジ後転×2が繰り出す新曲「ピンキージョーンズ」からスタート、途中MCやグダグダな曲ストップ(これ、毎回あるけど、いい加減どうかと思う)などを挟みつつ、1200円払って入った客たちに全力のパフォーマンスを見せ続けるももクロちゃんたち。

結果として11曲もの(内、ピンキー2回やったけど、そんなの関係なし)曲数を激しく踊り歌った彼女達。さすがに見てる側が「もう踊らなくても良いよ!」って思ってしまうほどに力強く踊る姿には何回か泣きそうになりました。

特に凄かったのはやっぱり高城れにちゃん。彼女は首痛めるんじゃないかっていうくらい首をぐんぐんと振り、ひじ痛めるんじゃないかってくらい腕をしならせて振り、足腰痛めるのでは・・・?っていうくらいのステップをにこにこ笑顔で放ち続けるのです。やばい。本当にやばいです。

なのでれにTシャツを買いました(笑)。3000円だったかな?これに1000円上乗せでTシャツ型ミニチュアストラップなどのセットが付くけどどうするか?と言われたのですが、グッズ収集はTシャツとプラスアルファと決めてるので断っておきました。いやー、やっぱグッズ収集ってお金かかるから気をつけたほうが良いですね。ペンライト(1500円)も買いそうになりましたがやめました。(そのうち買ってそうだけど)

とにかく物凄いライブだった。ももクロにはつくづく、恐れ入ります。


2010/10/29

cacucacucicagica presents " The Right Offspring #5 ~せかいじゅうのかいじゅう~ " @ 新宿motion

cacucacucicagicamyspace presents " The Right Offspring #5 ~せかいじゅうのかいじゅう~ "なるイベントがあったので行ってきました。

会場は新宿motion




出演

cacucacucicagicaこと(?)、修理さんっていう方の企画だそうで(ライブハウスでよく顔はお見かけするのですが、いまいち直接の接点がなくて話したことはないのですが)、ひらがなのバンドを集めてみた企画だそうです。

この日で一旦うみのてが活動休止とのことで、締めくくるにふさわしい内容でやる!と本人達の気合も感じられたので、これは行かねば!と見に行ってきました。

あと、このひらがなだけで集めた割りに、ありそうでなかった顔合わせが実現されてるのも実に素晴らしい、とライブ見終わって思いました。




やまのいゆずる

会場に着いた時間が時間だったので、もうやまのいゆずるは終わってるだろうと思ってたら中盤終わったくらいで、3曲くらい見れました。

SUMMER SONIC 2010のe meetsブース以来ですね。・・・て、もう既にその記事を書いているつもりでいたら、夏の期間はblogサボってて書いてないですね。

以前たまたま知り合い、そして対バンしたサツキ・ヤング氏率いるヤング・フラッテリィズともメンバーが被っているユニットで、2010年、今年のSUMMER SONICの一般応募枠で票を集め、そして審査を超えてSUMMER SONICの特設ステージに出演した彼らです。

"やまのいゆずる"自体は以前から名前ももちろん知っていたので、ヤング・フラッテリィズと対バンした際にVocalの彼とはかすっていて、CD-Rももらったりしていたのですが、すぐには聴いてなくて、しばらくして聴いてみたらとても良かったので、それ以降うっすらファンだったりします。

この日、ライブスペースに入ったら機材トラブルがあったのかなんなのか、ちょっとぐだっとした進行だったものの、持ち前の(良い意味での)「テキトーさ」で場を繋いでました。

歌声の質的にはわかりやすく言うならコーネリアスとかの、あまり声を張らない感じのものなのですが、トラックが基本打ち込みだけどもなかなかよく出来ていて、そこに生ベース(兼女性Vocal)と、サツキ・ヤング氏によるYAMAHAのサンプラーいじりまくりノイズがクリアさを容赦なくえぐるっていうライブです。・・・言葉じゃ説明しづらい。

去り際、布袋テレキャスターで目を隠し「・・・ぁあぁん・・・」と喘ぎ声を放ってライブを終えました(笑)。

ちょっとでも見れて良かったでした。




うみのて

上述の"やまのいゆずる"と同じく、2010年のSUMMER SONICにe meets一般応募枠にて見事出場を果たした太平洋不知火楽団のVocal&Guitarを務める笹口聡吾くんのソロ、笹口騒音ハーモニカのバンドバージョン「うみのて」。

どっちも聡吾くんの曲が主軸なので差があるのかと言われたら「ある!」と言える内容の違い。太平洋はやはりトリオ編成なのでメンバーに依存した演奏、かつこの3人のそこそこ長い活動期間を経て練られたバンドサウンドがその"色"だと思うのですが、うみのてはあるイベントに出演する為に笹口ソロ弾き語りに着色するような感じで組まれたバンドだったそうで、1回だけの予定だったけど、案外続いた、っていうものだそうで。

聡吾くんがギターを置いてマイクを持って歌う瞬間がある辺りも特徴でしょうか。

この日を持って一応活動休止とのことで、ゲストに太平洋不知火楽団の写真なんかよく撮ってるまなちゃんが鉄筋で2曲のみゲスト参加してました。

しかし太平洋不知火楽団もそうなんだけど、このバンドも聡吾くん以外特にぺらぺら喋るわけじゃないあたりが興味深いですね。Bassの早瀬くんblogは黙々とBassを弾き、その背後で意外と良い仕事をしているんだけど、たまに爆発してギターを振りかざしたりする高野くんblog、そしてリズムを支えるHOMMヨmyspaceの菊井さん、そして聡吾くんで構成される"うみのて"。

太平洋よりも唄を聴かせる印象が強いのと、ツインギターの曲が多いあたりでサウンドの違いがくっきりしていて面白かったんだけど、あまり回数見れなかったのは残念。・・・ながらも、本人達録音のベスト音源を入手しておいたのでいつでもおさらい可能!

聴きそびれた人はmyspaceにでもアクセス!




よしむらひらく

彼の名前もよくライブハウスのスケジュールで目にしていたのだけども、見るのは初めて。

茶髪で濃い顔の彼。最初出演者だと思わなくて、背が高くて濃い人がいるなーくらいに思って視界に入ってたのですが、彼がよしむらひらくだった。

どんな音楽だろうと思ってたんだけども、鍵盤、ベース、ギター、そして彼自身のボーカル&ギター、コーラス(女性)兼 鍵盤ハーモニカ、そしてドラムの多人数で、楽曲のポップさも良かったのだけども、メンバーで奏でようとしているものが的確に表現できてる印象で、ポップミュージックとしてはかなり完成度の高いものでとてもよかったでした。

名義がいくつかあるようなので、この編成以外でもやってるのかしら。よくわかりませんが、またどこかで見たいですね。




ふくろ

ふくろはもう、以前対バンしたんだけども(2010/07/31 無力無善寺)、その際はトラブルもあったんだけど、猛烈な"音の洪水"のようなインストバンドサウンドを放っていてかっこいいなー!と思い、東京BOREDOM 2010でのtacobondsの前の出演でも客の大興奮を巻き起こしていて改めてかっこいいなーと思ってたので、ここに"ふくろ"を持ってきたブッキングの妙に興奮気味でした。

脱力したポップミュージック、笹口フォークワールド、素晴らしいポップミュージック、そしてふくろ!

THIS IS PANICは見逃したけど、この時点で相当お腹一杯ですよ。(グーミこばたくんのサンドイッチが売られていたので、それを食べた点も含めて)




らぞく

ラストが"らぞく"。1996年結成なので、この日の出演者の中でもベテラン感がある"らぞく"。

らぞくの名前を目にしていたのは2002年前後の新横浜Bell'sでしょうか。最近はあまり出演されてないそうなのですが、出身が藤沢だそうで、新横浜のライブハウスにしばしば出ていたっぽくて(全部推察です)、名前は見かけていたのだけども、当時見に行っていたバンドとの対バンになることはなくて、結局名前を知ってから数年経ったこの日、初めて目撃となりました。

ミクスチャー系のバンドだろう、と言ったイメージがあったのですが、確かにミクスチャーっちゃミクスチャーでしたが、それよりも、ハコを選ぶことなくどこでも出来るポップさと、ポップだけに収まらないロック感も有してて良かった。聴きやすかった。演奏もうまいし。

個人的にふくろで燃え尽きてしまったのでだらっと見てたのですが、らぞくできちっと締まったイベントになってました。




冒頭でも書いたけど、実に良いイベントだった。小畑くんの食い物も含めて。小畑くん、ごちそうさまでした。

2010/10/27

TOKYO SWING vol.8 @ 新宿URGA

新宿URGAでポップ/オルタナティブ/インディー寄りのバンドのブッキングを展開する早瀬くんblogブッキング・シリーズ「TOKYO SWING」に行ってきました。




出演

GRINCHだけ初ですね。後は対バンしたことあったり、つるんだことあったりでだいたい顔見知りと言うメンツ。でも程よくジャンルが統一感なかったり、総じてポップだったり、でもどっかちょっといやらしい部分を音楽的に持ってたりと、絶妙なメンツ!

思わず便意が出てしまったのでURGAについてすぐにトイレに入りました!




野兎

最初は"のと"!

野兎は音楽性も知らないのに企画に呼んでくれたり、話して見ると音楽の趣味が大変合ったりと謎のシンクロ率なのですが、野兎のライブ自体はまだ数えるくらいしか見たことがないです。でも曲がポップだからだいたい2回目聴くとメロディが頭に残る。

しかし、自分が見てないだけでまだまだいるのかもしれないけど、東京で一人でシンセかついでエレポップやってる人ってどれくらいいるんだろうか。特にライブハウスで普通のバンドたちにまじってやってる人たちって。

一部エレポップ/テクノ系同人の輪がでかくなったような界隈もあるんだろうけど、そうでないところで多種多様、雑多なところでそれをやるレアな野兎を応援したいものです。

神宮から謎のめがねを渡されてかけてやる、と言ったそうですが、案外恥ずかしがって一瞬しかかけなかった野兎ちゃんでした。

そういえばアナログシンセ、Roland SH-101のピッチが低かったけどもURGAの電源は大丈夫なのかとかステージでいきなりURGAに噛み付くの、やめてくれ(笑)。でも、いきなり厳しさを見せる野兎を応援していきたいものです。




GRINCH

早瀬くんがたびたび「GRINCHが良い」と口にしていたので、気になってYouTubeにて彼がアップロードしたGRINCHの動画を見てみて、ちょっと気になってたので、いつか見ないと!と思っていたら早瀬ブッキングに登場! これは見に行かねばってことで、今回一番の目当てはGRINCHでした。

女性ツインボーカル! まずそれが良い。うまい、うまくない、良い、良くないで判断すべきだとは思いますが、なんつうか、まず編成が良い!なかなか女性ツインボーカルってないですからね。レアさで言ったら断然勝ち。

で、実際音がどうだったか。

GRINCHのメンバーが数名ツイッターをやっているようで、誰が誰かってあんまり把握してないんですけど、彼らの記事を見ているとキーワードとして「シューゲイザー」が出て来る。・・・んだけど、YouTubeで聴いた時も、今回聴いた時も思ったのだけども、本人達が意識しているほどにその要素が前面に出てるっていうよりは、その要素を取り込みつつ、雑多ながらもメンバーでうまく調理したポップなバンドサウンドにまとまっている、そんな印象がありました。

よくシューゲイザーシューゲイザーって言ってると、様式にきれいに沿ったやかましいサウンド、ハウリング、そしてそのノイズの洪水とキレイなメロディが・・・っていうのが多いような気がするんですが、ポップなバンド大好きなので、これは相当ヒットです!

まだ結構若いバンドみたいで、どことなく荒削りな印象もあるのですが、デスい音楽(デス声、下水道声っぽいやつ)をポップに混ぜ込みつつも、その筋の○○コア系音楽にさせない、みたいな野心的な部分も面白かった。早瀬くん曰く「もっとデスいやつがあった」(デスいって早瀬くんが言ったわけではありませんが、ニュアンス的にそんな感じのこと言ってた)そうで。それも気になりますね。

足元にエフェクターがずらりと並んでるの見るのが好きな人にも良いし、女性ボーカルのバンドが好きな人にも良いし、「きれぶってるのはちょっとなぁ・・・」っていう人にも良いし、ポップミュージックファンにも良いんじゃないかっていう絶妙さ。また見に行きます!




エポケー

エポケーは少し久しぶり。でもエポケー以外でメンバーとどこぞかで顔あわせていたりするのでそんなに久しぶりな気がしなかった。

今回は見慣れないメンバーが1名増えてた。KORGのパッド型シンセ、KAOSSILATORを片手に持つ女性!

ステージ向かって右側、雄平くん(鍵盤)に歌川くん(Guitar&Vocal)、そして名前すいません、存じないんですがエフェクトボーカルとか音の鳴るホースを振り回してエポケーのサウンドの隙間に音を入れてくる男性と、向かって左側にそんなに派手ではないんだけどKAOSSILATOR片手に立つ女性、Bass文夫くんっていう対照的な図がなんだか面白かった。

会場にギターのショウヘイくんも居たので演奏するものだと思ってたら、彼は不参加だった。エポケーのメンバー構成が複雑と言うか、出入りが激しいと言うか、よくわからんです(笑)。コアメンバーはだいたい見えてるんだけども。

しかし改めて聴いてみると歌川くんの歌が丸さを曲に与えてるなーと思った。ざらざらしてるっていうよりは、丸い印象ですね。一筋縄にいかないねじれたポップミュージックなエポケーでしたとさ。

CDを買ったんだけど、いくらだったっけな。安かった。でもラベルにきれいなような、グロいようなアートワークが施されてて(KAOSSILATORの女性がデザインしたらしい)、中身は9曲50分ほど入ってて充実。ブックレットはないけど中身が十分に濃くておすすめです。CDで聴くと音のバランスが結構良くて、ライブで聴かれるノイズ成分もポップにまとまってる気がします。でも曲のふり幅が改めて、広いなーって今思いました。




サーティーン

サーティーン、今回は3人。見る都度人数がやっぱり違う・・・(笑)。10/3 渋谷LUSH&HOMEでのイベントで見たばかりなんだけども、その時は4人。

バンドとして安定しているとは言えないのかもしれないけど、色々な試行錯誤を続けているサーティーン、その時々で見える顔が違うのも面白みと思うと、度々見に行くのも面白いですね。(と言ってもあまり頻繁に見にいけてないですが)

サーティーン、「小企画vol.3」が2010/11/13に新宿nine spiceであるらしいので、みんな見に行くべし!(vol.1の記事はこちら、vol.2の記事はこちら。何気に皆勤賞か。vol.3も行かねば。)

詳細はサーティーンのWebのライブの項目をご覧ください。

と言いつつ一応転載しておくと、出演者はサーティーン / 真美鳥 / きがわくんと27 / 壊れかけのテープレコーダーズ / erasers / 古宮夏希&コークスが燃えている! / 平賀さち枝(転換ライブ)だそうです。




kooreruongaku

この7日間で彼らは4回ライブをやったそうだが、うち3回見たことになりますな(1回は対バンだけど)。

ここに来て、メンバーが出揃ったことでバンドのモチベーションも上がってるってところですかね。非常に良い状態なんじゃないかなと見てても思います。

冗談でBassあさこちゃんに「さすがに飽きてくるかもなー」なんて言ったら、「セットリストも同じだから・・・」なんて受けられつつも、いざ本番を見て見るとそれまでの2回にはなかった語りが入ってた。「入れてみた」なんて言ってたけど、それもなかなか雰囲気が良かった。

そういえばざっくり書きすぎてスルーしていたが、最近の彼らは「Anarchy in the U.K」のカバーをやっている。原曲をずたずたに切り裂いて、まったく違うアレンジに・・・っていうものは大概別物になっちゃってて面白いものだが、kooreruongaku流のカバー術は「柔らかく、優しく、そしてちょっとポップにしちゃう」と言った感じで面白い。尖らせるような場合がロックじゃ多いけど、彼らはそういう部分では尖ってみせない。こういうアプローチが出来るところが良いですね。以前はJoy Divisionの「Love will tear us apart」もカバーしてたんだけど、そっちは原曲の持つ美しさを展開して、kooreruongaku的にした程度であって、今の「Anarchy~」ほど豹変したものじゃなかったので、今のこの、それは、とても面白いので、「豹変」なカバーが好きな人はぜひとも聴いて見て欲しいです。




次回TOKYO SWING vol.9を勝手に宣伝
11/28(日)新宿URGA "TOKYO SWING vol.9"OP18:00/ST18:30/\1800(+1D)

上記の内容だそうです。予約は各バンドか・・・なんらかの方法で早瀬くんに言って置けば大丈夫だと思います。(参考:早瀬くんblog / twitter

タカミも行けたら行くので、タカミに連絡してくれても早瀬君に伝えておきます。(つか、ここまで書いたら直に早瀬君に言った方が早いわけだが・・・)

2010/10/26

辰醤油ラーメン大盛り @ 松陰神社前 辰屋

世田谷区の二郎インスパイヤ系を食べる会、久しぶりの集いです。ていうかそんな集いそもそもないんですが。

つけ麺も迷ったけど久しぶりなので、辰醤油ラーメン、しかも大盛りで頼んでみた。800円。

吐くほど多いってわけじゃないけど、すごく苦しかったけど、おいしかった!

2010/10/24

上野下アパート(同潤会アパート)

"同潤会アパート"の愛称?で親しまれていた、同潤会が作った鉄筋コンクリートの建築。

wikipediaで見た程度の知識しかないんですが、表参道にあった"同潤会アパート"は好きでよく見に行ってたので、あの景色がなくなってしまったことが残念に思っていたのですが、よく調べて見ると、あと1軒だけ残ってるらしいことが判明。日に日に老朽化が進み、見る見る数が減っていった"同潤会アパート"を今見ておかねば!と思ったので、残っている上野下アパート(東京メトロ銀座線 稲荷町駅近く)まで行ってみました。


上野駅から歩いたのですが、10分も歩かないくらいなのでそんなに遠く感じませんでした。

しかし、老朽化で取り壊されて数が減ってきたっていう話ですが、実際見てみたら、やっぱり鉄筋が露出してる箇所とかあって、そこから鉄筋が腐食していくとなると耐震性にも問題が出て来るんだろうなーと思いました。

出来た当初からこういう色なのか不明ですけど、褐色の建築が趣があって良いですね。洗足周辺に洗足会館なる建築があって、それも結構古い建物で雰囲気が良いのでたまに長めに行くのですが、なんとか残り続けて欲しいものですね。

表参道の同潤会アパート跡地に出来た表参道ヒルズの一部は、同潤会アパートを再現した建築になってはいるものの、やっぱり再現したものと本物とじゃ違いますからね。

通りに面したところの木は銀杏が多かったので、もうちょっとすると黄色い通りになってるんでしょうね。

またちょっとしたら行ってみようかな。


余談ですが、通りすがりの自転車のおばちゃんが写真を撮っている自分を見て「?」って顔で見てきたので「同潤会アパートですね」って言ったら「あーやっぱりそうだったのねー(略)」みたいな感じで同潤会アパートの思い出を語りだしました(笑)。近所の住民ではなさそうだけども、この古建築は視界に入ってたみたいで・・・。謎のおばちゃん。また自転車でするーっと駆けて行きました。




2010/10/23

カミイショータグループ presents "ヒーローインタビューでプロポーズVol.2" @ 東高円寺UFO CLUB

カミイショータmyspaceくん企画「ヒーローインタビューでプロポーズVol.2」が東高円寺UFO CLUBであったので行って来ました。




出演

一応カミイショータグループ主催ってことだそうですけど、カミイくんがブッキングをしたとのことです。




HOMMヨ

オムも何回か見てるので、このblogにもちらほら出てきてますね。

ダウナーながら歌が真ん中にあるロックバンドなので、曲知らなくても聴けるところがオムは良いですね。(あんまり曲覚えてないのもあるんですけど)

女性の3人組で、女性ボーカル大好き!みたいなタイプの人には受けなさそうですが、オムはオムでかっこいいです!




チッツ

始まる前に「今日のチッツはアコースティックversion」と小耳に挟んでいたので「何かが起こる・・・!?」と思って見張ってました。そしたらステージ後ろから登場のチッツ。

チッツの曲は最初に見た時から言ってますが、歌謡感覚が素晴らしいので、これまた曲を知らなくても案外楽しめるのですが、歌詞の内容がネガティブなもの、残念感溢れるものがたくさんあるところにシンプルなロックが響くってものなんですけど、この日はギター1本(いつも見られたモズライトではなく、エレアコ)にパーカッション、それにVocalだけだったので寂しい曲の"寂しい感"が水増しされ、より感情がむき出しになったかのようなそれらにとことん打ちのめされました。

なんつうか、見ていてにやにやが止まらないライブ、久しぶりに見れましたよ。チッツみたいなバンド東京に居ないもんなぁ。

チッツのことなら竹内くんのレポートが濃厚だと思うので、自分もちょっとチッツ勉強したいところです。

今回も竹内くんがばっちり映像を撮っていたので、この日の模様を窺い知れます。

物販で「DJ肉棒」なるものがあり、なんだかわからなかったので手を出さなかったのですが、チッツのメンバーによるものだそうで、カミイくん、竹内くんのツイートを見てる限りではとても変な内容だそうで、最高っぽそうなので、買わなかったことを最近悔いています。




XIRA XIRA FANTASTIC

ミドリのVocal & Guitarとして知られ、最近はソロ活動、ソロコラボを活発に小さいライブハウスで展開しまくっている後藤まりこ氏と、LSD march、オシリペンペンズなどで活動している道下さんって方のデュオだそうで。

道下さんのギター、Stratocasterには良い感じのトレモロなんかがかかってて、後藤さんはアコースティックギターを持ち、二人で掛け合ったりしたデュオでした。

後藤さんはやっぱり声色が良いですね。少女のようなかわいらしい声を出せたりもするけども、叫んだりもする。道下さんの声はダウナーな感じで、それらが行き来する、ちょっとけだるい感じの音楽性でした。

しかしカミイくん、若いのにこういう人たちを個人で呼ぶっていうのは素晴らしいですね。そういう交渉術と言うか、見習いたいものです。




カミイショータグループ

ラストはカミイくんバンド。

一応このメンバーでよくスタジオ入ってるっぽいことはツイッターの彼、及びメンバーのつぶやきから知っていたのですが、実際どうなのか。

初めて聴くカミイくんの歌。彼の人柄は知っていたので期待していた部分もあるのですが、繊細な男子の歌が詰まってました。調子に乗ったりもしつつも気さくで人懐こい彼だけども、歌には繊細さが溢れてて良かった。

CDも買いました。(「48%」なるCD)CDは家で一通り聴きましたが、こっちは弾き語り。なかなか良かったです。

バンドの演奏は、この編成でやる初めてのライブとのことだったと思うのですが、野兎の持つカラー、シンセサイザー弾きっていうカラーも程よく入ってるし(SH-101のランダムMOD→OSCみたいなやつでのノイズとか)、MS2000から鳴らすオルガンの音も程よく溶け込んでたし。Bass原田くん、Drumsのなるくんのプレイも特に際立った何かがあったわけではないのだけども、唄が真ん中にあるバンドにおいてしっかりと支えた演奏でよかった。