2010/01/31

少女記号 @ 渋谷effect

テクノポップバンド、DORFmyspaceでステージを何回も共にしたVJ ASTERIX!こと武田さんが不定期ながら継続して開催しているDJイベント「少女記号」に出させて頂きました。

場所は渋谷Effect


出る経緯

上述のバンドDORF、タカミは2003年頃に加わりまして武田さんと知り合いました。で、当時からアジアアイドル、電波ソング、テクノポップに興味が深く、「少女記号」は当時から既にあったのでした。

最近DORFとしての活動はまるっきりないので久しく会ってなかった武田さんでしたが、mixiなどでお互いの同行は察している距離感にありまして。
たまにEmotional Ticonのライブに遊びに来てくださったりもしつつ、「中学生時代に出演オファーて出来るのかな」と言う話が出て、その流れでタカミも中学生時代も少女記号に出ることになったのが今回でした。




出演





イベント後記 中学生時代とDJについて
中学生時代と少女記号の間繋ぎをしたので半マネージャーみたいな感じで、ライブの練習(と言うかカラオケ?)にも同伴したりしていたのですが、いやー良いですね。楽しかった。

タカミとしてはテクノポップ繋がりで武田さんとの関係があるので、武田さんもそう来るかなと思っていたそうですが、一応そういうのも用意しつつも、他のDJの方が結構ボーカロイド、オートチューンばっきばきのエレクトロ曲を流していた様子を見て「ハロプロが足りない!」と勝手に察してハロプロ攻めで行きました!

あまりハロプロ周辺を流す人はいなかった様子で(と言うか出尽くしてるから避けられてるのかしら?)被りなく十分に楽しく流せて満足です。曲順は忘れましたが以下を流したと思います。
  • 南青山少女歌劇団 SWEET & TOUGHNESS
  • チームDEKARIS 恋の無敵コマンド
  • プッチモニV ピラッ!乙女の願い
  • ℃-ute 大きな愛でもてなして
  • 真野恵里菜 はじめての経験
  • S/mileage ぁまのじゃく
  • ℃-ute セブンティーンズVOW
  • ガーディアンズ4 Goning on!
  • MM学園 合唱部 めちゃモテI LOVE YOU
  • Berryz工房 スッペシャルジェネレ~ション
  • ℃-uteまっさらブルージーンズ

テーマとしては「DJイベント"ありがとう!おともだち"のカバー」でした。

いつもは自分よりもヲタ歴の長い諸先輩方のDJで踊ってる自分ですが、今回はそれを集約して「ありとも感」を出すこと、ここに注意してみました。
・・・と思ってたら"ありとも"で酷いDJを炸裂させる伝説の男、DJ BOOKOFFが遊びに来ててびびった(笑)。(CLISMSのタカ吉田くんまで来ててさらにびびったw)

「めちゃモテI Love You」は購入メモにも書いた通り、しじみウケを狙って買っておいたのですが、良いですねこの曲やっぽり!

ありとも常連Uくんも居たおかげで「まっさらブルージーンズ」では℃-uteのライブ感が渋谷Effectに流れました。ありがとう!Uくん!

あとやっぱり、チームDEKARIS、これがポイントですね!
購入メモに書いたので一読してみてください。
今後はDEKARISは必携アイテムになりそうです!

その他ですが、モーニング娘。のコンサートに欠かさず行ってる方が居たみたいで、終わった後に良かった!と言ってくださったのは本当に嬉しかった!モー娘をよりによって1枚も持ってない自分ですが・・・(笑)。




イベント後記 その他出演者について
ぽらぽら。さんはかつてDORFで1度対バンしたことがあったのですが、久しぶり過ぎてお話が出来なかったですね。またどこかでお会いできればと・・・。

コスモワークスさんもDORFで一度対バンしてるのですが、こちらも久しぶり過ぎてお話できなかったですね。MCの原稿まで書いていたみたいで、かっちりとライブしてました。

ナゴムユニオンさんはナゴムのコピーバンド的なものだったんだけど、征露丸Xを見た時も思ったのですが、とにかく楽しい歌をみんなで合唱して盛り上がれるのって良いですね。コピーだろうがなんだろうが良いやって思わせられる不思議な魅力に満ちてました。

あと、DJですが、タカミの後にやっていた"童貞"さんが物凄かった。
タカミからバトンタッチする際に、機材の使い方がちょっとわからない的なこと言っていたので、リハで見知った機材のことを一応伝授してからはけたんですけど、一瞬初心者の方か俺と一緒じゃんとか思ってたんですけど、いやいやとんでもない。つなぎが完璧で、しかも全編猛烈にアげる曲ばかりで踊り続けたら疲れそうな程の猛烈なDJでした。トランス気味?なのかな。
あまりそっちの音楽には長けてないけど、アニソン、アイドルあたりのアッパーなのを立て続けに流してました。

そう、あと機材なんですけど。
ライブもやる為に普通のDJミキサーのセッティングでなかった点や、4chミキサーの1chが故障していたりと、状態があまり良くなかった点と、ほんとリセットされた状態の最初だったので「・・・?クロスフェーダーが効かない?」と言った障害が待ってました。
クロスフェーダーをどうアサインするかもセットできる種類だったみたいで、コスモワークスさんがライブやってる際にあれこれいじってなんとか把握できたから良かったものの、DJとして行ったのに「この機材はちょっとわからない・・・DJできない」になってたら酷かったですね。

あとこれも知らなかったことでお恥ずかしいのですが、DJてマイヘッドフォン持って行くものなんですね。
渋谷LUSHでDJする際はLUSHにあったヘッドフォンを借りてたので「会場側にDJ機材一式と一緒にあるもの」と思い込んでたのですが、DJ箱だとヘッドフォン持参は結構あるっぽいですね。
「そんなことも知らないでDJだぁ?」とDJ先輩方に怒られそうですね。今後は気をつけたい次第です。(まぁDJ箱でDJする機会が今後あるのかわかんないけど)




そんなわけで、アイドル流しまくるDJ楽しかったです。
"ありとも"が最近なかったのでちょっとした発散になりました!

武田さんありがとうございました!

P.S お隣、道玄坂カフェでは「ポケモンオフ会」やってました。
あんま人居なくて淋しそうでした。

ここ、貸切スペースみたいで、たまに元電波子、現在日本茶などのアドバイザーなどをやられてるらしい滝島梓さんがお茶会やってるみたいですね。
電波子、未だにCD取っておいてるほど思い出の人でもあるので、行ってみたいですね・・・!

2010/01/30

プリングミン,cumuloninbus,東京カランコロン @ 渋谷LUSH

プリングミンmyspace、LUSHでお世話になってる宮内さんがドラマーを務めるcumuloninbusmyspace、メンバーによく出くわす東京カランコロンmyspaceらが対バンとのことで渋谷LUSHに遊びに行ってきました。


出演

渋谷LUSH、下北沢BASEMENT BARで繰り広げられているBeat Happening!シリーズですね。

ちなみにこの日、Beat Happening! Tシャツなるものが売られてました。
2000円くらいかな。カムロニンバスの方が着てました。



最初が東京カランコロン
東京カランコロンを見るのは2回目ですかね。(1回目見た時の記事はこちら

なんだかんだで良い付き合いになりはじめているカテゴライズ不能バンドのエポケーの雄平くんとも親しいことから以前も見るチャンスがあったにも関わらず見そびれていたので、この顔ぶれにカランコロンが居るのは良いなぁと思い最初から臨みました。

新年1発目にカランコロンでも鍵盤などを担当する日本松ひとみちゃんを渋谷O-NESTで見たばかりだったこともあり、その他何回かメンバーとばったり会ってたりで、なんだか久しぶりな気がしないのも不思議な距離感ですね。

改めて見てみたカランコロン、良いですね。
遊び心満載ながら悪ふざけとか悪ノリっていうそれではなく、「いたずら心」に満ちているような音楽です。彼らの身に纏う衣装の彩りとか、立ち姿とか、子供を前にしても受けそうな優しいキャラクターも持ち合わせているなと感じました。(言葉遊びっぽい歌詞もあるので、そういう印象かな)

かといって、楽器マニア的にも興味深いEpiphoneの妙にレアそうなフレット抜いてあるレフティーベースとか(右利き用を左に調整してああるらしい)、ツインギターでなかなかアンサンブル的にも緻密なサウンドとか、その辺も面白いです。

まだまだ親しんでる時間が少ないので細かくは文字にはできないですが、毎回じんわり良いなぁと感じるのでした。

余談ですが、今度日本松ひとみちゃんとうちのバンド、Emotional Ticonが対バンすることになったので、カランコロンとは違いますが、全然相容れない双方が同時に見れるライブがあるっていうのがもう、今年一番の奇跡のような気がするのでお暇な方は3月17日新宿URGAエポケーHUHmyspace企画、お楽しみに!




続いてcumulonimbus
渋谷LUSHでブッキングを担当する宮内さんがドラマーを勤めていて、劔さん経由で紹介していただいて1回対バン1回ブッキングしていただいたことがあって、いつもありがとうございます宮内さん!

そんなお世話になってる宮内さんが叩いているインストロックバンドがカムロニンバス。
昨年の夏に初めて見たのですが、その手の音楽ファンの期待を裏切らないどころか、期待を超えて胸躍らせる良い演奏が安定して聴けるので、都内ライブをだいたい欠かさず見に行ってるプリングミンの対バンにカムロニンバスが来るなんて、こんな食い合わせもあるんだなぁ!とBeat Happening!シリーズの底力を感じました。

インストでありながらポピュラーな質も備えて聴きやすさがある音なので東京カランコロンやプリングミンなどの歌ものと並べてもリスナーを退屈させないライブで楽しかったです!

以前見た時はオールナイトイベントだったのでさんざん酒をあおっていたので細かく覚えてない点があったのですが、今回ゆるりと見ていて気付いた点を少々。

曲によってはベースの方が鍵盤(エレピとオルガン)を弾いたりするのでベースが欠けるのですが、逆にベースを弾く曲では鍵盤が抜けるわけです。で、そういう曲では事前に仕込まれたオケに合わせて演奏しているみたいですね。
オケを使っていると言えど、生演奏的なものを重ねているので「打ち込みを使っている」と言ったサウンドとは違い、3人の演奏に+αでセッションされてるかのような自然さが良いですね。

あと、KORGの古そうなでかいオルガンを使っているのですが、オルガンの音も良いですね。




viridian
ギター&ボーカルの女性を中心とした3人編成で、ドラムとエレキギターが居ました。

クオリティの高そうなポップミュージックを奏でている様子だったのですが、プリングミンに向けて息抜きしてたのであまり見れませんでした。
愛知県在住だそうで。



次がプリングミン
セットリストは以下。
  1. 今、君へ
  2. トンネル
    • MC
  3. ありがとう(新曲)
  4. 今、君へ(reprise)
  5. time has come
  6. make my day

この日はカムロニンバスが出ていたこともあって宮内さんから広がるLUSH繋がりのバンド仲間たちも居たりと、プリングミンを見たことない友人たちにその姿を見てもらえる、みたいな妙な気持ちで臨みました(?)。


前回の高円寺HIGHでのライブは、ワンマンライブを越えて突き抜けた様子のVocalやまちゃんのパフォーマンスが高円寺HIGHで繰り出すには狭すぎるくらいのもので、物凄いパワーを放出していたのですが、会場の雰囲気が正直そんなにシンクロしてない印象があったものの、この日は各種バンドが集うブッキングであったことも関係して色んな人がフロアに溢れいてたので、やまちゃんのパフォーマンスが行き場を失うことなく会場にとどろいている様子が良かったですね!


1ファンでありながらおせっかいな気持ちではあるのですが、やはり自分が良いと思うものがより多くの人に響いて、その届いた人が楽しい時間を過ごせるっていうのは嬉しいことです!


前回見た「ドラム"梅田先輩"を迎えた新年東京1発目」よりも着実にお互いのシンクロ率を上げてもいる様子で、確かに前回より良くなってました。かつ、やはりライブのテンションがよく会場の雰囲気も良かったので本当に楽しい時間でした。


MCではBassひろやすくんの背中に明け方激痛が走って、それで起きたっていう変な話をしてました。「今もちょっと痛いです」とか言ってたけど、20代半ばでなんなんでしょうか。お大事に、ひろやすくん。


新田くんの新兵器、スライドギターが登場です。よくあるスライドギターのプレイの音ではないのだけども、新田君の新兵器、今後の発展に期待です!





ラストがアナ
アナ、以前下北沢Queでプリングミンと対バンした際に初めて見ましたが、パフォーマンス性の高さとダンスチューンでファンが多いなと言った印象でしたが、今回もアナが最後に締める!と言った雰囲気でした。大勢お客さんも居て盛り上がってましたね。




終わってから見回したら、渋谷のライブハウスで知り合った人や、新宿のライブハウスで知り合った人やら、ほんと知り合いがいっぱい来ててとてもとても楽しい1日でした。
こういう統一性がないけど楽しい、っていうブッキングの素晴らしさを感じました。
雑食だけどおいしい!みたいな。

自分もいつかそんな企画が出来たら良いなと思う次第ですが、まぁ、色々あるので追々・・・。
(漠然と企画構想があるので、いつか具体化できたら、てところでしょうか)

そんなわけで、サポートドラマー"梅田先輩"とシンクロ率を上げてどんどん突き進むプリングミンから目が離せない、そんな1日でした。

2010/01/29

2010/01/29(FRI) 新代田店


ラーメン二郎新代田店にて、小豚ラーメン。
鰹節。
いつもどおり。うまいしか言うことがない!

Camera Obscure来日公演(フルカワミキ、OGRE YOU ASSHOLE) @ 新代田FEVER

フルカワミキのアルバム発売が近づいていて、フルカワミキ情報を探っている頃に発見したライブがこれです。

Camera Obscurewikipedia来日公演。

場所は新代田FEVER

これ、Camera Obscureの来日公演なので5000円くらいするチケットがちょっとなーと思ってまして。
あとCamera Obscureがなんなのかいまいちわかってなかったのです。

なので渋ってましたが、COOKIE SCENE主催である点と、対バンにフルカワミキ以外にOGRE YOU ASSHOLEが出演ってことで、一貫性0ながらなかなか見れない顔ぶれに興味が沸いて、急遽チケット代捻出しつつチケット確保して見に行って見ました。


最初がOGRE YOU ASSHOLE

彼ら、「しらないあいずしらせる子」がリリースされた頃に名と音を知りまして、高い声のボーカルが中村一義とかを思い浮かばせるな、と思いつつも、Modest Mouseの来日公演で確か対バンを務めていたりとポップミュージックファンに大義的に愛されそうなサウンドの幅を持たせているあたりが興味深くてCDを当時買いました。(当時って言ってもここ2年以内の出来事だけど)

なので、あまり知らない方ですが、知っているバンドかつ、このタイミングで見れるか・・・と構えてみてみました。

いや、良かった!
いまさらこのblogで取り上げるまでもない活躍をしているバンドですが、とても良かった。
ライブパフォーマンスとしては、あまり動きはないのですが、あのバンドでしか出しえないような不思議な音が溢れたバンドサウンドが魅力的です。

あえて難点?を言うと、どの曲もだいたい同じスピードで、内容の変化には富んでるものの、やや単調かなと言った点はファン以外に退屈さを感じさせてしまうかもしれないなと思いました。

CD、上記しか持ってないので、彼らも色々リリースしているので知らない曲ばかりの演奏でしたが、だいたいどんなバンドかわかっているとある程度楽しめるものでした。もうちょっと彼らの音楽を知ってみようと思ったのでした。



次がフルカワミキ

フルカワミキ、「サイハテ」でまさかのボーカロイドものの唄のカバーでレーベル移籍第一弾をリリースしたのですが、内容がどうあれ、フルカワミキの声の魅力は健在で良いなと再確認していたので、このタイミングで彼女のライブを見たい!(久しぶりだし!)と思って臨みました。


彼女のソロデビュー作「Coffee&SingingGirl!!!」と「サイハテ」以外は新曲で、新作アルバム「Very」に収録されるんだろうなーと言ったエレクトリックな内容のライブでした。

バンドメンバーはラップトップ、ドラム(女性)、ギターの3人で、フルカワミキがたまにベースを手に取ると言ったもの。
メンバー全員動物の覆面(鳥、猿、犬?)を被っており、正体は不明でしたが、ラップトップ担当の方がツイッターで「明日フルカワミキさんのライブに出ます」みたいなことを言っていたらしいので、ある意味中の人が割れてる感じでした。


しかし、3年ぶりくらいかな。フルカワミキのライブを見たの。
以前は新宿LOFTに見に行って、確かgroup_inouとか出てたんだっけな。違ったかな。

詳細は忘れたのですが、1stアルバムを出した後、「サイコアメリカ」をライブでやっていたのを覚えてます。

その頃はベースにナスノミツル、ギターにナカコーこと中村弘二、ドラムに城戸紘志の顔ぶれで、音は結構粗くてフルカワミキの声の魅力が若干押されているような印象を受けるライブで、正直な話あんまり良くなかったでした。
(その後だかに出た2nd「Bondage Heart」は最高に内容が良かったのですが)

故に、今回はどうだろうと思ってみたのですが、SUPERCAR後期で採用されたエレクトリックサウンドに帰ってきたという言い方も変ですが、フルカワミキとエレクトロっていうのはやはり相性は良いなと感じました。かつあまりロック味の押し出されてないライブにもそれは合っている印象でした。


ただ、あえて言うと、フルカワミキの音楽って彼女自身が物凄い明るさとか、人を元気にさせる何かを放つタイプと言うよりは、むしろ物静かながらじわじわ光っているタイプに感じられることもあってか、ライブ自体はエレクトリックな音ながらみんながダンスするようなものではないかなと言った印象でした。

「Bondage Heart」は特にそういう資質と離れた彼女ならではのポップ/ロックがじんわり堪能できる作品だっただけに、次のエレクトロ仕立ての作品は通して聴いてどう感じられるのか、その一部が見られたようなライブでした。

なんだかんだで彼女の作品、声、彼女の容姿など、どこ取っても好きなので楽しかったです(笑)。



ラストがCamera Obscure

彼女ら、一部で有名らしいのですが自分はさっぱり知りませんでした。

が、物販コーナーにてCDを見て、タワーレコードで見たことあることに気付きました。
日本で言うところのネオアコ的な音楽の盤を探し回っている頃に多分1度くらい手に取ってたかもしれませんね。

でも聴いた事がなかったのは確かなので「果たしてどんなものか・・・」と思いつつ、フルカワミキの時に何気に前から2番目の位置まで行けたので(OGREファンがごそっと前から居なくなった時に前に詰めた)、そのまま2列目と言う好環境で臨みました。

メンバーがステージに現れてまず思ったことは「みんな色んな意味ででかい!」でした。
男性メンバーは背も体もでかくて、ベースの方なんかお腹もでかかったです。
あと、(失礼な表現かもしれませんが)みんな程よくおばさん、おっさんっていう年齢なんですかね。
若くはないなと思ったのですが、逆に「良い演奏が聴けそう」な雰囲気が見た目からにじみでまくってました。

始まってみたらもう、魔法がかかったようなドリーミーでシンプルなコード展開の曲が次々と披露されました。「次々」とは、ようは1曲の構成がシンプルなので短いわけです。
なので知らなくても十分楽しめる流れの良さがあったし、どの曲も無駄が一切なくてほんと楽しかった。

途中でトイレで出ようかな・・・とかお腹と相談しつつ、この曲が終わったら出るか・・・とか考えてたら気付いたら全部見てました。


個人的に特に良かったなーと思ったのがトランペット!
Pale Fountainsの作品で聴かれるAndy Diagramのトランペットのような、柔らかでほかに切り込むことのない旋律が本当に心地よかった。

思ってた以上に良くてとても満足して帰りましたよ。
素敵な夜でした。



クッキーシーン関連のイベント、今まで2件しか行ってないですけど、2回とも充実してましたね。
なんか信頼できる印象が強くなりました。

2010/01/27

Addy(ex.Buzy 當山奈央の新バンド) @ 渋谷 duo music exchange

Buzy(ビズィー、wikipediaのメインボーカルを務めていた當山奈央wikipediaを中心に結成された新バンド、Addyが始動するとの情報を耳にしたので行って見ました。

場所は渋谷duo music exchange
初回ライブの会場としては申し分ないライブハウスとしては大きな会場ですね。


出演



そもそも當山奈央とは、なぜ見に行ったか
ウィキペディア見れば早いんですけど、軽く紹介。

彼女はBuzyっていうグループにいました。大手芸能事務所のアミューズ所属。
Perfumeらと同門(BEE-HIVE寮なる寮で一緒に生活してたっぽい)であり、Perfumeよりも年上であり、先に知名度を上げていたCOLORを母体にして結成されたのがBuzy(ビズィー、wikipedia

ヒットに繋がるアニメのタイアップなんかもあり、同じ事務所のポルノグラフィティから楽曲提供を受けたりと、確実に当時のPerfumeと比べても待遇が良かったものの、今となってはPerfumeを知らない人はいないくらいPerfumeの知名度は上がってますが、当時はBuzyの方が優勢だったような気がするわけです。

Buzyが居た頃、少し興味があったものの、今ほどアイドルヲタ的側面がギラギラしてなかったので、たまたま見た「Be somewhere」のPVで興味が沸きつつ、アルバムはお店で手にはしたけど棚に戻したっていう程度の好意で、当時見に行ったりとかまではしてませんでした。


が、じわじわとアルバム買おうかという意識が出てきた時に、アルバムリリースからそんなに経ってない時期にあっけなく解散してしまいました。

當山奈央って、アイドルとして括るにはちょっと異色で、声は低く歌もうまくて、Buzyではなんだかセクシー路線の格好していたりと「かわいい女性アイドル」っていうよりは「かっこいい女性シンガー」の雰囲気があったので、一度は見たいなぁと思ってた矢先だったので残念でした。


逆に、いつか機会があったら當山奈央の歌声を聴きたいと思ってたので今回、たまたまどこぞかで情報を聞いて、行こうかどうか迷ってましたが、myspaceで公開されたデモ音源では當山Vocalが健在の様子が窺い知れてテンションアップ、前日にチケットを滑り込みで手に入れてこの日に至りました。



最初がRihwa

「りふゎ」なのか「りほ」なのか、MCからでは判別つかない発音で「誰これ?」と思ってみてました。(チケット見れば載ってると思ったけど、前座だから載ってなかったっぽい)

北海道から来た子で、高校生くらいかな?と思ってたのですが、今調べてみたら今年で21歳になる、現在20歳の子みたいですね。WebのBiography見てみると「Rihwa」は本名だそうです。(在日韓国人の方で、漢字だと梨華とのこと)
わかりづらい芸名だなとか思ってたけど、異国の言葉の響きだと知ってたらそうは思わなかったかもですね・・・。

明るく、にこにこと笑顔を弾けさせながらギターを鳴らして歌ってました。

どういう歌歌ってたか忘れたけど、MCでマイケル・ジャクソンの「This is it」を見た話をしていて、自身の紹介をあまりせず。「皆さんも見てみたら良いと思います!」って言ってたけど、マイケルのプロモーションしに来たのか?(笑)

あと、CD-Rをちょっと用意してきたとのことで紹介してたのですが、曲数の割りにすごく高い印象がありました。インディーズの自主制作に慣れてるので高く感じたのかもしれないですけど、Rihwaちゃんもインディーなんだったら安くした方が良いと思うんだけどなぁ。



続いてAZUMA HITOMI

この子も女性ソロシンガーで、自身でオケなども作ってるシンガーソングライターだそうです。
サポートに男性ドラムが居たのだけども、中学2年生とのことでした。(加藤瑠くんって言う人だそうです)中2なのに背も170cm超あるようで、言われなかったらそんなに若いとは思わないくらいの腕前を持っていて凄かったです。

しかしながら、AZUMA HITOMIちゃんがどういう人かとか一切知らないで見たんですけど、「スーパードラム男子」みたいのを紹介しちゃうと一気にかすみますね・・・。

彼女の音楽はまぁ、一人で作り上げたにしてはよく出来たエレクトリックミュージックだったんですけど、歌も音程が良くてうまかったのですが、それ以上の魅力を感じませんでした。(これは好みの問題ですが・・・)

ALESIS micronと思われる鍵盤なんかがステージにはありました。



次がAddy

Addy、この日が初ステージと言うにも関わらず、さすがに業界に関わってる歴が長いせいか、業界関係者と思われる人が大勢見に来ている様子でした。

後ろの壁側で「お疲れ様ですっ!」「あ、どうも~」と言った挨拶が行きかってました。
名刺交換が多いライブって、客として来ていてあまり良い気がしないですね・・・。

で、Addyですが。

事前にmypspaceで公開されていたデモ曲から期待できたように、當山奈央のVocalがやはり非常に良くて、心地よく聴けるポップ/エレクトロ・ロックと言ったサウンドでとてもよかったでした。

ただ、やはりロックバンドとしてのボーカルはまだまだこれからなのかなと言った、余裕を感じさせながらももっと初回らしい雰囲気のステージになってました。

静かな曲あり、激しい曲ありとバラエティに富んだラインナップも良かったですね。
今後きっとCDデビューなんていう話もあることでしょう。

1ボーカリストとしての「當山奈央」に期待が膨らみます。
そうそう、あと、當山奈央、背が高いですね!
ヒール履いてたのもあるんですが、出てきて「でかっ!」と思いました。
でもすらっとした手足がほんと映えますね。

画像はこの日配っていた(この日限りだ、と言ってたけどどうなんだろうか)Addyステッカーです。3枚もらいました。

あと、この日配っていたフライヤー。4種類ありました。

アンケートに答えると何かもらえるみたいな話があったと思うんですけど、特に何かもらえるようなことはなかったです。なんだったんだろう・・・。

あと「ライブに起こしくださいまして」ってアンケートの文言にあったんだけど「お越しくださいまして」の間違いだと思ったので指摘しておきました。



Addy終わった頃に疲れてきたのと、トイレに行って帰ってきたら席を取られそうになったので(ちょっと、むっとしました)次の出演者が誰かわかんないけどがっついて見るつもりはなかったので席を譲って帰りました。

この日はLD&Kレーベルいちおし?の南波志帆ちゃんなんか出てたみたいなので気になってましたが、Addy気分のまま帰ったのでした。

2010/01/26

mother,夜の夢 @ 新宿nine spice

新宿nine spiceにてmothermyspace夜の夢myspaceのライブがあったので行って来ました。


出演



新宿ゴールデン街でラーメン屋「凪」に寄ってから行ったので優しくして♪は見逃しました。
つか、すごいバンド名ですね。気になる・・・。

そんなわけで最初に見たのがシャロンドラッグストア

鍵盤の女性と男性ドラムの2人編成でした。
(今おさらい程度にaudioleafの音源聴いてますが、たまに男性もボーカル取るみたいですね)

ライブと関係ないけど、WebのProfile写真が「OLとサラリーマン」風で面白いです(笑)。

歌が真ん中にあるポップなメロディを聴かそうっていうスタンスが伝わってくるデュオでした。
ドラムが多彩なプレイをしたり、鍵盤もうまいので好きな人は好きな感じかもしれません。
個人的にあとベース1本でもあったらかなり好きかもしれない・・・と言った印象でした。

空に抜けていくような爽快さがあって、そういう部分に少しだけfra-foaとかに似た印象が感じられて、fra-foa聴いてた時期とか思い出しました。(でもfra-foaの激しい部分はない印象かしら・・・?)

ライブで見た印象と、音源だけで聴く印象とで結構違いますね。
ピアノのコード感と伸びやかなボーカルがなかなか心地よいです。
(でもやっぱりベースがあると個人的に満足度がかなり高い感じしちゃう)
audioleafで聴いてみてください。

ちなみにこの日、「凪」で知り合いのライターさんに遭遇したのですが、彼女は新宿LOFTへ向井秀徳ソロ、小谷美紗子ソロ、吉野寿ソロなる強烈なライブに行く予定とのことで、ピアノとドラムのデュオ見たからベース足りないなぁとか思っちゃったのかもしれませんね。(小谷美紗子トリオ結構好きです、見たことないけど音源は一時期結構聴いてました)




次がafter the greenroom

彼女ら、いつだか人伝に新宿nine spiceでベースの子とちょろっと話した際にバンド名をを聞いたのもあったので気になってました。

で、mother、夜の夢と対バンで出たっていう良いタイミングが訪れたわけです。

声は低めの女性Vocal&ギターで、ベースとドラムのトリオ編成。
Vocalに特徴があって、高いキーに浮き上がるようなメロディラインを多用した感じと言ったら良いのかな。
個人的にベースラインが非常に良かったな。

どんな楽器使ってるか気になって見てみたのですが、Vocal&GuitarはG&LのTelecasterシェイプのギターASATと思われるもので、エフェクターはCarl MartinのPlexiTone(Over Drive)、BOSS TR-2 Tremolo、MXR Phase 90(?)、BOSS DD-? Digital Delayなんか置いてるみたいでした。

BassはYAMAHA SBV(どんなモデルだったか忘れた)、SANS Bass Diver D.I、BEHRINGERのコンパクトエフェクターのEQ、BOSS DD-? Digital Delayなんかがあった様子でした。

やはり初回の拝聴なので、CDで復習したいと思います!(何気にCD買っておいた!)




次が夜の夢

夜の夢、何気に久しぶりでした。
相変わらず精力的にライブを重ねている様子ながら、いまいちタイミングが合わずで見に行けてなかったのでした。

いやー、この日は良かった。ポップさよりも低音フレーズがガラガラと迫ってくると思ってた「白痴」も、もうポップに聴こえてきました。
その他、彼らのCDを1枚も持ってないので曲名を知らない身でありながら、この曲知ってるけど今日良いなぁ!と思っているうちに終わっちゃいました。お世辞抜きでとても良かった。

そんなわけでこの日今のところ売られているCD-R3枚購入しました。
タカミ所有の「知り合い、インディーズバンドの音源」の中で一気に所有曲数が1位になりました。(笑)




続いてmother

mother、ドラムの玉置くんが2月の自主企画をもって卒業(脱退)するとの発表があって「極力見に行こう!」と思って臨みました。

終わりが見えたからといって何かが変わるわけでもない、いつものmotherでした。
しいて言えばBassのあさこちゃんがじわじわとうまくなってきてるっていう点は毎回言えますね。

あさこちゃんがコーラスをより一層するようになってきていて、以前はたまにコーラス言ってはマイクをOFFにさせて、みたいなことをしていたんですけど、出番増えてきてます。
motherの幻想的な音楽に女の子の声がこそこそっと入ってると雰囲気出て良いですね。
ただ、あさこちゃんの声量がそんなにないので何言ってるかまではなかなかわかりづらいのですが、今後録音されるかも知れない音源なんかでその言葉の姿を期待したいところです。

玉置くん卒業までカウントダウン、数少ないですが追いましたので(もう卒業ライブの日を過ぎてからこの記事書いてます)載せていく予定です。



ラストがquadrarium

quadrariumは2年前にJenny hone barの対バンで出てたっぽいんですけど、どうやら見逃していたみたいでして、久しぶりに聞く名前だと思いつつもmotherカウントダウンシリーズを見終わって満足してしまったのでほとんど見てませんでした。




と、そんな1日でした。

ラーメン凪 にぼしラーメン

新宿歌舞伎町の東側にあるゴールデン街唯一のラーメン屋、ラーメン凪で食べました。

久しぶりに凪に入ったのですが(と言うか2回目)、よく凪の話している新宿ゴールデン街「FLAPPER」の木曜日担当のユーキさんに遭遇!これは物凄い確立(笑)。

味玉を乗せて、にぼしだしが濃厚なラーメンをすすりました。
いやー、1回目食べた時は「にぼしだしがすんごいけど、しょっぱくはないから、しょっぱい派の自分としては物足りない・・・」とか思ってたんですけど、にぼしが濃厚ながらしょっぱくないこともあってすいすいとスープが飲めちゃう。

結果としてスープ完飲ですよ。おいしかった!
縮れた太麺もおいしいですね。
ワンタンの皮のような巨大な炭水化物もなんだかおいしいです。

ごちそうさまでした!

2010/01/24

デュオ"中学生時代"の撮影

しじみちゃん(a.k.a持田茜)とリス子ちゃん(ほとんどビョーキ・H∞B myspaceによるスペシャルユニット"中学生時代"

2人で再度やると言う予定が立ったのですが(1/31渋谷Effectでの「少女記号」にて)、それ用に写真作って限定で売っちゃおうなんていう話になったみたいで、撮影するとのことで手伝ってきました。

このblogに載ってる写真はいつもコンパクトデジタルカメラで撮っているのですが、リス子ちゃんがちゃんとデジタル一丸レフを持ってきていたので(さすがコスプレイヤー)、主にそっちで撮ったものが写真として採用されてましたが、合間でちょっと撮ったのを少しだけ紹介します。






余談ですが、この日持って行った衣装、これ、自分が会社の忘年会でGetした某アイドルが実際に着用したものでした。(参考
こんなところで役に立つとは思ってなかったので良かったです(笑)。

この日の終わり、リス子ちゃん案内のお店でご飯を食べたのですが、カクテルで「乙女の祈り」っていう、真野恵里菜のデビュー曲と同じ名前のものがあったのでつい頼んでしまいました(笑)。

これが「乙女の祈り」。おいしかったです!

ヒロポとミシガンのワイワイワールド @ 阿佐ヶ谷LOFT A

バイナリキッドmyspace阿佐ヶ谷LOFT Aのコラボ企画「ヒロポとミシガンのワイワイワールド」なるトークイベントがあったので行って来ました。

場所はもう書いちゃってますが、阿佐ヶ谷にある新宿LOFT系列の小さな会場でした。



MENU & CAST
当初予定されていた内容は以下の通り。
  • PA限界!! 爆音ファミコン大会!!
  • おもしろメンバー募集チラシ紹介!!
  • ヒロポ新曲初披露!!(好評だったらバイナリの持ち歌にします)
  • ごっこレーベル主催新人発掘オーディション!!(メイン企画!)

で、実際ですが、新人発掘コーナーが長引きすぎて大半をそこで費やしてました。

顔ぶれは以下。

レーベル主たちを呼んでデモをみんなで聴こう、っていうことでこの顔ぶれに。
うーん、全員顔見知りですね!

ちなみにデモテープのあて先は劔さんとこの会社、Perfect Musicになってました。

あとこのイベント、リアルタイムでネット中継する点、会場に居る人から匿名メッセージを受け付ける点などなど、ただのトークイベントでは終わらせない工夫がありました。(メッセージは小さな紙が用意されていて、そこに書いてバーの人に渡すと読まれる、と言ったシステム)
中継は最近twitterとiPhoneの急激な普及に伴い多用されているUstreamでの中継でした。



阿佐ヶ谷ロフトA
LOFT Aはライブも出来る場所と思っていたのですが、入ってみるとバーカウンターに客席少々と言った様子。あとから聞いた話ですが、ライブスペース側とバー側の2部屋?あるそうで、バー側の運営とトークのコラボと言ったものだったみたいですね。

この企画だけっぽかったですが、全ドリンク500円でした。高そうなウィスキーもその値段。会場で遭遇した某知人が高そうなのばっか飲んじゃうと言ってにまにましている姿が印象的でした。(相当飲んでべろんべろんになってたけど)
自分は車で来ていたのでウィルキンソンのジンジャエール、ホットコーヒーなんか飲んでました。ホットコーヒーは飲めるだけありがたいとは思ったんですが、インスタントっぽい味でそんなにおいしくはなかったでした。やっぱりこういうバーではお酒飲みたいですね!



第1部 ヒロポとミシガンのトーク
トークというより、ヒロポがiPod的な音楽プレイヤーで(何持ってたかはよく見えてないので知りません)あれこれ流して、それに対して語るというもの。
昭和のアニメの曲が多い印象でした。よくそんなのばかり入ってるなぁ・・・と思いました。

グッダグダでした(笑)。



第2部 ごっこレーベル主催新人発掘オーディション
バイナリキッドの音源をリリースする自主レーベル、「ごっこレーベル」からデビュー?!と言った名目の企画です。
ヒロポくんがどこぞかで聞いた「レーベルの人はデモテープ送られてきても大して聴いてない」と言った噂に疑念を抱きつつ、みんなで真剣に聞いてみよう、っていう構えもあったみたいですね。

いやー、この企画がすごかった。
どうすごいか。まさにカオス!

詳細はヒロポくんのblogを見ると良いと思います。

彼のblogに紹介されてないものもいくらか流されたのですが、非常にまともなファンク系のポップスとか、ギター弾き語りの女性とか、とにかく熱の入った音源も多かったですね。
ただ、「ごっこレーベル」がなんであるかを特に気にせず、本気で「デビューしたい」「音楽で食べていきたい」的な物がPerfect MusicのWebで募集したせいか多かったみたいですね。

ギター弾き語りの女性の音源、名前忘れちゃったけど、あれは普通にCD買って聴きたいレベルのクオリティでした。なんだったかなー、名前。思い出したら追記します。


ヒロポくんのblogの記事を見てみよう、って書いた時点で全然レポになってないですが(笑)、京都の中学生だか高校生の「狂犬の中の狂犬myspaceてバンド、彼らにはほんとやられた。

リコーダー&ボーカル(笑)、ベースにドラムのトリオ編成で、ノイジーなパンクサウンド一発録音の中に間奏で「ピーー!」とリコーダーが鳴るっていう(笑)。あとWebサイトに書いてあることのめちゃくちゃさ、コンセプト、発想、どの点で見てもアホ丸出しで面白かった!
ぜひともミスター十代暴動社こと長州くんには彼らを東京に招いて欲しいですね。



第X部 休憩&オリベU ギター講座
バイナリキッドになぜか居る超凄腕ギタリストのオリベUによるギター解説コーナーが休憩時間にありました。

バイナリキッド、見る以前から「8bitサウンドとパンク」っていう情報は知っていたのですが、生で見てやっぱり一番驚いたのはオリベUのギターのうまさ。うまい、速い、そしてエグくない。(ちゃんと8bitパンクサウンドに融和するプレイをいつもしている)

その彼によるギター解説は興味深すぎるので、休憩も忘れてじっと見てました。

彼、何がすごいて、その長引いた1~2部の間、ずっとヘッドフォンつけて楽屋で練習してた点ですね。ほんと練習好きなんだなーと。

ロック式ペグの話、カッタウェイの話などマニア度がややあって、ギター弾かない人からしたら????と言った内容だったかもしれないですが、不思議なフライングVの招待がわかって良かったでした。(映画「カルトムービー」で彼の出演シーンで彼が持っているフライングV、ちょっと不思議な形していたので気になってました。正体はESPにオーダーしたギターだそうです)



第3部 ファミコン大会
と言うか、ファミコンやる頃にはもうデモコーナーが長引きすぎて、始発までのちょっとの時間を使ってファミコンをやるっつうだけになってました(笑)。
みんなでファミコンやるのって楽しいよね!



ヒロポ記事へのリンクでレポ完了してしまったので、とりあえずこんなイベントがあったよ!っていう記事でした。

第二回も計画されているそうなので、詳細はバイナリキッドのWebサイトをごらんください。
楽しかったです!

2010/01/20

北神未海 with MM学園合唱部「元気になれっ!」発売記念ミニライブ&握手会 @ 渋谷タワーレコード

極上!!めちゃモテ委員長wikipedia)のテーマ曲になってる北神未海(CV:小川真奈) with MM学園合唱部の「元気になれっ!」のレコ発記念ミニライブ&握手会がタワーレコード渋谷店地下B1Fにてあったので行ってみました。


MM学園を見に行くいきさつ

ここ最近の"アイドル研究"と心の中で称していた現場に行ってみるシリーズの一環として、「NICE GIRLプロジェクト!(以降NGP)はどうなんだろう」という疑問から、あまりメンバーのことわかってないのに行ってみたのが今回でした。

以前遊びに行ったAKB48の公演も、あまりわかってない状況で臨んだので戸惑いは多かったものの、AKBの現在の盛り上がりを十分に感じ取れる会場の雰囲気には物凄い衝撃を覚えたのですが、果たしてNGPはあまり話題聞かないけど盛り上がってるのか、衝撃はあるのか、それが主題でした。

ただ、一応言っておきたいことなのですが、興味本位も確かにあるのですが、つんく関連でこれだけかわいい子いるのに、なぜにハロプロとNGPで耳にする頻度が違うんだろう、っていうのもあったし、ちょくちょく気にしているうちに「あゆべえがかわいいなぁ」とか思い始めたあたりもきっかけだったりします。
あと、友人が「おがまな握手したことありますよ」なんつう話をしていたり、NGP関連の話を小耳に挟んだのも興味を持ったきっかけだったりします。


そもそもMM学園て何?

AKB48、モーニング娘。くらいまでなら一般的な認知が及んでいるので説明は不要かと思うのですが、NGPについては説明してもよくわからないと言ったことが起こりうるほどの怪しさがあるので、ちょっとだけ説明してみます。

とは言ってもこのblogを見返せばわかるように、アイドルファンとしてはそんなに歴が深くないので、大半はWikipediaやGoogle先生に聞いて知った情報です。

「MM学園合唱部」ていうのは上記アニメのテーマ曲用に結成されたユニットで、NGPの2グループ(THEポッシボーキャナァーリ倶楽部)とその他NGPの子たちで構成されているみたいです。

主役の声も務めている小川真奈(キャナァーリ倶楽部のメンバー、wikipedia)がイメージキャラクターとしてジャケットにも載っているんですけど、じゃぁNGPて何よと言われるとこれまた面倒臭い。

Webに載っているPower Pointみたいな資料が一番わかりやすいので興味ある人はそれを読んで下さい。
「ハロプロ関連であって、ハロプロではない」「つんくが関わってる」っていう点だけ押さえておけば全然OKだと思います。

最初の方のリリース(めちゃモテI Love You、めちゃモテサマーあたり)は名義が「MM学園合唱部」だったんですけど、「大好きになれっ!」「元気になれっ!」あたりから小川真奈を中心としたその他大勢みたいな位置づけに変わったみたいです。


MM学園はどんな活動をしているか

基本的にTHEポッシボー、キャナァーリ倶楽部っていうアイドルグループ2組とNGPの子たちなので、それぞれラジオなりテレビなり雑誌なりの仕事をこなしているようですが、MM学園のリリースがあると大勢でこまめに握手会を開催してCDを売ってるみたいです。

この日はおがまな(小川真奈)以外の「合唱部」メンバーは以下の通りでした。

この日が確か発売日で、その翌日、翌々日も秋葉原などでミニライブはないけどもトーク&握手会なんかも他のメンバーで開いていた様子でした。



・当日の様子1「整理番号から見る状況」

DJイベント「ありがとう!おともだち」の人々で連絡先を知っているメンバーを召集しまして、計4人で臨みました。(自分のアイドルの先生たるUくん(ありとも皆勤賞)、ラッキーメン(ガガキライズ)、そしてしじみちゃん(幼女好き)。)

が、時間になってもしじみさんが現れない!
前日にたまたまタワレコに寄る用事があったので、発売日前に夕方店頭にCDが並ぶのをゲットする、所謂「フラゲ」を人数分しておいたのですが、持って会場入っちゃ入れないと思ってギリギリまで待ってましたが来ませんでした。

この日はCDを買わなくても入れる様子だったので(握手には通常盤CDを買う必要がある)その旨連絡入れておいたのですが、結果として遅れて入ってきた際にCDを買って入ってきてしまっていたので1枚握手会券が余ると言う事件が発生しました。

一応列並んで入ってみたかったのですが、果たして列がどんなもんだったか。
多分そんなじゃなかったはずです。

以前参加した真野ちゃんの握手会は整理番号が300番台に至っていたのですが(当日CDを買った場合でそれ)、MM学園は前日に買って180番台、当日に買ったしじみちゃんの整理番号が230番台くらいだったような気がします。いずれにしても、真野ちゃんはその後も列を伸ばしていたので、真野恵里菜の半分も満たなかったかもしれないですね・・・。

整理番号から伺うだけでも、NGP周辺の盛り上がりがその他に比べてやや劣るのかな、と感じられるものでした。



・当日の様子2「会場に入ってみての状況」

会場に入ってみると、タワレコ地下の特典が待ってました。
ここ、いつもそうなんですけど、特典の参加券でライブが見れる、これだけでも十分特典なのに1drinkタダなんです。(54-71を見に行った際もそうだった)

これは他のインストアイベントとは違う良い点ですね。・・・て、これはタワレコのレポートになってますね。

舞台の前側、4列くらいは椅子が設置してあり、この辺は早めに整理券を手に入れた人が獲得できる特等席、と言ったところでしょうか。
にしても普通のライブハウス規模の場所で椅子があると、後ろの方の人も見やすいから嬉しいですね。

でも椅子が出せるくらい人が集まらないのか・・・とも思ってしまいました。
実際のところ、椅子が邪魔になることがないくらい、後ろ側で人が行き来自由に出来るほどの人の入りで、パンパンにはなってませんでした。

これは場所が寂れたデパートの屋上だった真野恵里菜の池袋のイベントに比べても全然入ってないなと感じました。

いやでも、見る側からしたら男性ファンが多い客層で、開始ギリギリに入ったけど結構見れる位置を取れたのは嬉しかったです。

そうそう、女性客がしじ氏含めて2人くらいしか居ませんでした。
これは驚いた。真野恵里菜に関しても男性客が多いと聞いたのですが(他行ってないからほんと知らない・・・。でもAKBのお客さんは結構女性も居た)、がっつり男性ばかりの雰囲気は物凄い。あと、少女漫画誌である「ちゃお」で連載されている原作ゆえに小~中学生の客なんかもいるのではと想像していたのですが、それが皆無でした。

ちゃおのお店、ちゃおスタイルでのおがまなのみで行われるイベントなんかは確か女の子限定みたいな制限があったのでこんな雰囲気ではなさそうですが・・・。



・当日の様子3「イベント内容」

イベントとしては「元気になれっ!」のレコ発なので冒頭はそれを披露してました。

THEポッシボーのロック系の曲で行われていたと言う「リアル・エアバンド」(各楽器を本当に持って、みんなであてぶりするっていうパフォーマンス)をMM学園バージョンでやっており、Vocalおがまな、Drumsあゆべえ、Guitarロビン、Bassまっちゃん、Keyboard×2にいくっち、もろりんが就いてそれぞれ担ってました。

いやー、ロビンがノリノリで見ていて楽しかった(笑)。

と言うか、おがまなもかわいいし歌うまいしで良いんですけど、個人的にポッシのアー写で大概真ん中に居るロビンが気になってたのも加味して、「ロビンやれるじゃん!」と強く思いました。

ロビン、ちょいしゃくれてるんですけど顔がすごく小さい上に、背がすらっとまぁまぁ高いので居るだけで存在感が違いますね。(しゃくれてる子好きなんです)

アイドルて愛想良く笑顔を振りまいてこそ、っていう部分もあると思うのですが、その点ではロビンは非常に高得点のパフォーマンスを繰り出してました。(自意識過剰なのかもしれないけど、こっちのアクションに応えてくれるような反応もありました)


その他、曲としてはNGPのコンサートでお馴染みっぽい、ポッシにキャナ両方がそれぞれのアルバムで歌っている「アンドゥトロワMIRACLE」、キャナ組だけ残って彼女らのアルバム収録の「Rainy~雨に打たれて~」あたりを披露、ポッシ組だけ出てきて(と言っても2人しか居ないんだけど)「ランチ=おべんとうの唄」などをやってました。(その後CDを買って聴いておさらいした分しか覚えてないのでセットリストは曖昧です)


一番盛り上がったのはMM学園としての1曲目「めちゃモテI Love You」でしたね。
あれはしじみちゃんも大好きみたいでDJでたまに流しているんですけど(しじ氏が来たのもある意味それ目当て)ノリもアレンジもVocalの掛け合いも諸々が良いですね。名曲。
しじ氏は遅れて入ってきてギリギリこれが見れたとのことでした。(彼女の一押し曲がまさにこれみたいですね)

途中トークなんかも挟みつつ(めちゃモテに関する話)、ミニライブ付きと言うには曲数が6曲くらいと多めでお腹いっぱいのイベントでした。
(他が真野例しかないんですけど、真野ちゃんインストアだとレコ発曲最初と最後に1回ずつ、間に1曲とトーク挟む程度なので3曲くらいが相場っぽいですね)
曲は知らなかったけどバラエティに富んでるという点では楽しかったです。


ただ、ポッシの曲、キャナの曲で振り付けはいくらNGP所属である点が一緒であっても共有はしてないみたいで、ポッシ側2人で寂しいステージになってたところにキャナ組が乗り込んできて適当に踊って盛り上げに徹していたのですが、キャナ組の踊りが適当過ぎて変な雰囲気になってました。(それはそれで面白かったけど)
Uくんは「あれは中途半端だ」と厳しい意見も漏らしてました。うぬ、確かにそうだ。



・当日の様子4「握手会」
握手会て、貴重な貴重なアイドル本人と触れられる一瞬であって、これがあるからアイドルの音源を発売日付近に買って現場にファン、ヲタたちが集結するものと思うんですね。

実際に一声かけてみての表情であったり、手のぬくもり、柔らかさであったりとか(あんまり言ってると気持ち悪がられそうですが・・・)、「やっぱアイドルってすげえ・・・」と思わせる何かが電撃のように走る。これが握手会の醍醐味!(多分)

一瞬のうちにどんな思いを伝えようとかあれこれ考えるわけです。

握手てのも、やっぱり列をなして握手していくので、誰かが止まると握手会も止まってしまう&拘束される子に負担があるってんでスタッフが適度に流すんですけども、それはそれは強引に流されるものだから通称「はがし」とも言われてたりします。
人気アイドルでは「はがしがきつくて本当一瞬だった」「はがしがきつ過ぎて握手が握手になってなかった」なんていうこともしばしば。でもそうしないと本当に終わらない握手会になってしまうこともあるのかもしれません。

過去にPerfume、真野恵里菜の握手会を経験したことしかないんですけど、Perfumeはもう一瞬過ぎて握手になってなかったもので、手が柔らかかったかのような錯覚を覚えるほどの一瞬のふれあいでした。

真野恵里菜はまだそこまで人気大爆発でもないのである程度のはがしは食らったのですが、握手として成立するレベルのものを体験できたのです。こちらから「新曲良かったです!」なんて言って真野ちゃんが「ありがとうございます!」なんていうレスポンスも成立するくらい。


さあ、NGPはどうか・・・。

先述の通り、会場に人がパンパンにいたわけではないせいか、はがしがとにかくゆるかった。
これには嬉しい反面、戸惑いました。
以前から大好きだったら「やっと会えた!」的な喜びがあったかもしれないのですが、なにぶん新参ファンと言う位置だと、まだまだ見た目以上の個人的なキャラクターを知らない状態なもので、「あゆべえ、かわいいなぁ」と思って臨んだものの、他のメンバーに「いやー良かったです」しか言えない状況でした。

で、「いやー良かったです」の後にまだかなり時間があったのが戸惑いのそれです。

向こう側から「またぜひ遊びに来てください!」とか「またよろしくお願いします!」なんて言っていただいたりして、なんか気を使わせてしまったような後味が残りました。(嬉しかったけどね!)

みんなかわいいし、キラキラしているし申し分ない子達なのに、なんでこんなに人が真野ちゃんやPerfumeに比べて集まらないんだろう・・・とか、あれこれモヤモヤしました。

真野ちゃんにPerfumeも下積みとも言える、人が集まらなかった時期を経て今に至るんでしょうけど、ただ、NGPの2組に関してはもう3年はやっているわけで、初年度の真野ちゃんがそれを越える集客っていう点で見ても「人数が多くて色んなタイプが居る」のに人が集まらないのは、もはやプロモーションの仕方に問題があるのでは、と思わざるを得ない印象が残りました。

THEポッシボーなんか元々ハロプロの研修生で、そこからハロプロ研修生卒業と同時にNGPに移籍する形で今に至るので、ハロプロエッグから音楽ガッタスで選抜を受け、そしてソロデビューの道で今に至る真野恵里菜と比較すると、明らかにNGPへの移籍のせいでいまいち知名度が上がらなかったのではないか、とかざっくり想像してしまったのでした。

キャナァーリ倶楽部はハロプロ出身者0で、モデルを多く擁するスペースクラフトの人たちなので、ハロプロから流れたファンではない新規ファンが居そうなイメージですが、「つんくがハロプロ以外で何かやってるらしい」の領域から出ない雰囲気があるせいか、ポッシボーとの混合ユニット「MM学園」ながらもこの具合ともなると、浮かばれない意外の何者でもないなとぼんやり思いました。(もう応援したくて仕方ないです。)

で、前述のように握手会参加券が2枚あったのですが、しじ氏が買って入ってこなければ、間に合っていれば問題なかったのだと言うことでしじ氏に参加するよう促したのですが、みんなこの「はがしのゆるさ」に戸惑っていたみたいで、1回で満足している様子で渋ってました。当の自分も渋ってたのですが、「じゃんけんで勝った人がもう1回握手できる」ことにしてじゃんけんをして、結局自分が買ったので2回握手してきました(笑)。


あゆべえは一番年上で、一番小柄(多分150cmか、もうちょい小さいかくらい)ながらもお姉さん格が出ていて、トークの進行なんかもなかなかうまい様子で「あゆべえ、やるなぁ」と思っていたので2回握手できるのは嬉しかったのと、あとロビンの魅力に気付かされたイベントでもあったのでロビンとの握手も2回は嬉しかったのはあるのですが、中心だったおがまなに意外に掛ける声が見つからなかったのと、もろりんの握手が厚すぎて有難過ぎたり、色々思うのでした。

大好きでCD複数枚購入して複数回握手する"ループ"するファンにはやや申し訳ない記事かもしれないですが、音楽の魅力から入って、そこからパーソナルな部分に興味が行くともなると、これは入口に過ぎないのでご容赦いただければと思います。



そんなわけで、そこらじゅうにamazonのMM学園のリンク貼ってみましたが(笑)、ようはもうちょっとMM学園及びNGPの子たちを応援しよう!って思った1日だったのです。

CDみんな買ってみよう!

めげずに活動続けて欲しいですね。とてもよいものを持った子たちです!