2008/10/30

グーミ presents「アングラポップたち vol.4」@新宿motion

蔵ロックの最後を飾ったグーミによる企画「アングラポップたち」があったので行ってきました。

場所は新宿motionでした。
ここは2~3年前にmiimiってバンドを見て初めて来て、その後、友人のこうへいくんのライブを見に来た以来と言ったところで、多分今回が3回目かしら。
馴染みの薄いライブハウスでありました。

蔵ロックについては「蔵ロックフェスティバル」をご覧ください。(フェスって言っても小さなロックパーティーだけど・・・)




この日、Openが押していたのでちょっと新宿ゴールデン街のなじみのお店に一杯飲みに行ってから行ったのですが、案の定ゴールデン街でのむビールがおいしかったので最初のバンドは見逃しました(笑)。

この日の顔ぶれはKYATATS JOEmyspacenumber 0myspacemiyauchi yurimyspaceグーミmyspaceでした。




上述の通り、KYATATS JOEは見逃しまして、最初に見たのがnumber 0でした。

投影にて色々な景色やらなんやらを流しつつ、両サイドに演奏者たちがいる編成でした。
音楽性を言葉で言うとシガーロス小編成版と言ったところ。

若干マイナスイオンがふわーっと出るような、裏声Vocalがこそばゆく柔らかに歌われてました。

ラップトップ操ってる人がカホン、ピアニカなどマルチに機材を操っておりました。
ステージ向かって右の方はNord Electro?を弾いたりサンプラーを操ったり、アコースティックギターを弾いたりでVocalを務めてました。

リズム隊らしいリズム隊がいない編成ながら、なかなか壮大な雰囲気でまぁまぁ良かったです。





お次がmiyauchi yuriでした。

彼は数年前に1度見たことがあったので久しぶりに2回目見たといったところ。

その頃から音楽性は大きくは変わっておらず、ナイロン弦のギターを自作音源に合わせてプレイすると言ったスタイルでした。

彼の作り出す音はエレクトロニカとしてのツボをつきつつ、そこに終始しない幅広い音楽性が垣間見れる素敵なものでした。

今回使っていたのはボディの空洞がない軽そうなエレガットギターに、ラップトップ機材いくつか(見えなかったけどミキサーとか置いてあった気がする)、そしてエレクトリックパーカッション用パッドでした。

ここ数年の彼は高橋幸宏氏から好評を得て、氏のツアーの前座を務めたなんていう大仕事もやってきたみたいで、かつて見た時よりも「より充実」してました。

「なかなかギターがうまい人」なので演奏も安定しているし、とにかく心地よい、そんなエレクトロ・アンビエント・ミュージックってとことですね。


ぱしゃぱしゃ写真撮ってたらMCの時にこっちに気付いたみたいで、さらっとVサイン送ってきたので載せておきます(笑)。

一人で場数をこなしてきただけあるような流暢なMCで程よく客側もほぐれてました。
見事。


数曲やったあと、グーミ3人にアコースティックギターの方を交えたバンド編成版を披露してました。


グーミとはよく一緒にやっているみたいです。
グーミはトリオながらヴァイオリン(及びギター)、ベース、ドラムなのでエレガットとの相性も抜群、彼の音楽性をバンド型でやれる唯一のバンドなのかもしれませんね。
とても良いコラボレーションでした。


おまけに、ヴァイオリンの小畑くん(くん付けして良いのかよくわかんないけど)のヴァイオリンです。


彼がモニター用に使っていたGrecoのヘッドフォンアンプです。モニター用に使うとはなかなか良いアイデアかも!

モニター用に使いつつ、D.Iに繋がってました。ラインでヴァイオリン。





グーミその1ラストがグーミでした。

グーミは3人とも演奏してる時の表情がとっても良い!ので写真を多めに載せておきます。


小畑ギター楽器もてきとーに紹介しておきます。

小畑君(君付けで良いのかやっぱりよくわかんないけど、もう良いか)は赤いFender Mustangです。
ピックガードがちょっときらきらしたタイプですね。

蔵の時思ったんですが、この界隈はMustangの人が多いですね。
でもなんだか、みんな似合ってる気がします。

さりげなく後方でドラム飛田さんが小さなマリンバを叩いてます。
マリンバの音色もそうですが、ボーカルの跳ねるような掛け合いとハーモニーがとにかく心地よいですね。


藤井さんベースの藤井さんは蔵の時と同じく、メタリックブルーのジャズベースでした。


ヴァイオリンの途中で楽器を持ち替えてヴァイオリンVocal編成にも変わります。


下からシャボン玉写ってる絵途中でシャボン玉が吹かれてとても幻想的なステージになってました。

機材的に見たらNGですが(笑)、やっぱりシャボン玉は良いですね。
すぐに消えてしまうけど思い出としてはよく残ります。


小畑君エフェクターこのblogでお約束の、気になる人の足元チェックです(笑)。

ARIAのプラスチック筐体のコーラス、BOSSのベース・グラフィックイコライザーにMaxon?のOver Driveのようなエフェクター(つまみいっぱいある)、そしてヴァイオリンの多重演奏用と思われるBOSSの小型Loop Stationが置いてありました。
案外シンプルですね。Maxonと思われるエフェクターはフットスイッチが二つついていて、ブースト機能っぽい感じで使えるんですかね。

案の定酔っ払ってたのであんまりサウンドがどこでどう変化したのか思いだせません(笑)。

ラストになんだか良い雰囲気の写真を2枚、でかでかと載せておきます。








以上、充実したグーミのイベント「アングラポップたち」でした。

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