神聖かまってちゃん(myspace・wikipedia)のレコ発屋根裏2DAYSの2日目のライブも行って来ました。
場所は下北沢屋根裏。
2009年9月4日のブッキングぶりの下北沢屋根裏ですね。
セットリスト
- ゆーれい未満
- 天使じゃ地上じゃちっそく死
- 笛吹き花ちゃん
- 自分らしく
- 学校に行きたくない
- 通学low
- 死にたい季節
- 美ちなる方へ
- ロックンロールは鳴り止まないっ
- いかれたNeet
- 肉魔法
- ちりとり
- ぺんてる
- 夕方のピアノ
- 23才の夏休み
- あるてぃめっとレイザー
ちばぎんがMCで「アンコールはありません。だって、はけられないんだもん!」とのことで、予定調和感たっぷりのアンコールの声なしで、その分たっぷりとやりきりました。
ざっくりとした感想:オープン前の雨降り極寒待機
この日は雨で、狭い下北沢屋根裏に入るのに長蛇の列が出来てて、みんな寒そうに待ってた。
かまってちゃんを通じて知り合った人とだべりながら、入り順で言ったらかなり後ろの方だったのでふらふら待ってました。
途中、水中、それは苦しいのジョニー大蔵大臣氏とすれ違って、向こうがあまり認識してなさげだったけどちょい喋ったりしました。(何回か喋ってるんだけどなぁ・・・)
ざっくりとした感想:パンパンの客、入場、有名人
最後の最後あたりで入り、入り口ドア付近で待機。ちょっとは余裕があってそんなにきつさは感じなかった。
ふと見たら坂井真紀さんが目の前に! blog見ましたよ!なんて思わず声をかけてしまった。
前日の渋谷屋根裏の前に思いついたアイデア、monoくんに三菱MONO消しゴムを投げつけるというアイデアをこの日も実行しようと思い(前日はみさこにちょっと渡しておいたら、さりげなくみさこがmonoくんに投げつけてくれた)、大量にmono消しゴムを持っていたので、先に開場に入って行った友人たちにもおすそ分けしたのだけども、坂井さんにも1つプレゼントしたら後にblogに載ってびびった(笑)。
坂井さん、特に背が高いわけじゃなく、普通にでかい人々が目の前に居たことであまり見えてなさげだったけど、楽しそうに見てた感じでした。
見渡すとあのバンドの方、音楽情報サイトのナタリーの方々なんかも居た。(ナタリーの方は面識がある)
かなりの混雑っぷりに確実に空気が薄くなるのを感じつつも、少々遅れてかまってちゃん入場。
しかし、客がぎっちぎちに入ってるので入場がまず人の壁を掻き分けて入らねばならない、という状況。入場に5~10分はかかってたんじゃないかな。こんな入場見たことない(笑)。
下北沢屋根裏は建物3Fにあるので電波は入る、ってことで配信をやりながらライブをやるっていう意向だったみたいで、メンバーの手にはWebカメラのついたノートパソコンが用意されていた。
入場で四苦八苦して、ステージで良い感じのだらだら始まり。期待が膨らむのでした。
ざっくりとした感想:ライブ本編
とにかく空気が薄くて、200人前後の消防法スレスレの人数が建物内に居たことでの湿気も物凄く、みさこが途中MCで言っていた話によると「シンバルが結露してる」状態だったらしい。そんなライブ聞いたことないよ(笑)。
"の子"の腕が相当切り立てだったようだが、最後列の位置からじゃその様子はまるで見えず。視界確保は無理だなと諦めました。
この日よかったのは、かまってちゃんがグダグダだった点。グダグダしつつも密度の濃い、内容もレアなもの含めてたっぷりやりきった点。
疲れもあるだろうに、そんなにダウナーでもない、程よいテンションの"の子"を中心に、この1年を振り返りながらだべったりする感じのゆるいライブだった。でも前の方はパッツパツで何人か倒れそうなほど圧迫されていたようで。メンバーが気遣ってた(笑)。
酸素ボンベをわざわざ持ってきてる人もいたみたいで、一部でまわされてる様子が後ろから見られた。
内容はとにかく楽しかった。あとは、辛かった(笑)。あれだけ人入ってれば辛いよ・・・。
ライブを終えて・・・
後方に居たので早めに出て、Tシャツを1枚確保しつつ、せっかくだから何か力になろう!と売り子してました。Tシャツもどんどん売れていく様子で、ちょっとは力になれたかしら。
デアデビルコラボTシャツ「RIBON CUT」をまとっていたのだけども、おそろいのTシャツの人なんかがすれ違うとちょっと恥ずかしかった。でも笑顔でおそろいですね!なんて言い合えるのも不思議な距離感だなーと思いました。
この日のライブはとにかく過酷な環境だったけど、見てた人の満足度はとても高かったんじゃないかなーって思える、そんなものだった。
だいたい客がはけ終わったあと、ふらっと通った"の子"にお疲れさん!なんて言ってみたのですが、案の定体力を使い切った顔でぼんやりとした応答でした。の子お疲れ!
竹内くんの映像撮り、終了宣言
この日をもって、昨年のかまってちゃんの注目度が上がる前から映像を撮ってはYouTubeにアップし続けていた竹内くんが「かまってちゃんライブ録画終了宣言」をツイッター上でしており、それを惜しむ声が会場でも上がってました。竹内くんもお疲れ様!
一つのカメラで全員を均等にそれぞれ映していくことを心がけていたという竹内くんの映像は、全体を良いアングルで写したり、急に良い"抜きアングル"になったりと、プロの何台もカメラを駆使した編集映像よりも遥かに人間視点、臨場感があり、その映像でかまってちゃんのライブに行ってみようって思った人もたくさんいると思います。
竹内くんのライフワークはかまってちゃん以外でも続くみたいだし、竹内くん自身がまったくかまってちゃんを見に来ないわけではないらしいのだけども、カメラマン以外にもライターとしての側面も持つ竹内くんの今後の活動も楽しみにしたいと思います。(個人的に大阪のピンク映画劇場での記事が衝撃だった)
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