場所は秋葉原の同人誌を扱うお店、コミックとらのあな秋葉原店B。
能登有沙とは・・・
一度だけこのblogでも名前を挙げたことがある能登有沙。「のとありさ」と読みます。まぁ、難なく読めますかね。
彼女はハロプロエッグオーディションでハロプロの研修生になった初期のメンバーのうちの1人で、昨年(2009年)卒業の時点でエッグ最年長だった人です。元モーニング娘。の吉澤、石川、テレビで大活躍の里田まいらも所属する音楽ガッタスのメンバーとしてもCDデビューを果たしている人です。
そのエッグから卒業となったものの、通常であれば、例えば真野恵里菜のようにソロデビューを果たしたり、スマイレージのようにメジャーデビューが約束されたりするんですけど、能登有沙のオタク趣味が良い具合に咲いている点と、年齢が20歳を超えていてていまいちフレッシュさに欠ける点と加味したかどうかは知りませんが(笑)、彼女は「アップフロントエッグ」所属となりました。ちなみに音楽ガッタスのメンバーとしても引き続き残ってるようです。
エッグを卒業してもエッグに行くと言う、万年研修生とも言える童顔のオタク趣味の成人女性、それが能登有沙!唄って踊ってプラモデルも作って作詞もすると言う謎のマルチっぷりに、知れば知るほど興味津々なのでCDを買ってみようと思ったのでした。
そもそも知ったきっかけは、昨年夏ころにハロプロへ興味が沸いてきた時に、丁度彼女はハロプロエッグ卒業の時期で名前が挙がっていて知った点、長い間最年長としてエッグのお姉さん的ポジションを担ってきた点などからでした。
しかし、もうちょっと踏み込んで見ると年下の同輩、後輩たちにどんどん追い抜かれていったり、大学受験に失敗して短大に進むことになったり(大学へ無事編入果たしたそうですけどね!)、地道に運転免許を取る為に教習所へ通ったり・・・、blogを通してかなり人間臭い姿が浮かんでくるではないですか。
それでも彼女は笑顔を絶やすことなく、ぼちぼち来る仕事と学問を両立させつつ活動を続けているわけです。なんていう等身大の生き方だ!そんな彼女の作詞した作品があるなんてみてみたい!と思って今回のCDを気にしてました。
「NO NIGHT EDEN」について
で、このCDなんですが、タイトルは「NO NIGHT EDEN」。"夜のないエデン"です。寝ないんでしょうか・・・?(笑)
最近このblog、せこさ満載でamazonのCD買えるリンクを貼ったりよくしてますけど、能登有沙のCDはamazon、及びタワーレコードなど全国流通しているインディーズ盤なんかを取り扱う店舗を見ても売ってません。大手芸能事務所"アップフロント"のタレントでありながらもCDが自主制作なわけです。
一応製品らしくはなってるものの、取り扱いが今まで通販かコミケなどの特殊な環境だけだったそうです。
が! 今回めでたくコミックとらのあな秋葉原店BにてCDを店頭販売開始するっていうニュースが流れまして、それを店頭まで買いに行った、っていうのがこの記事の話です。
CD買える+本人に会えるともなると同じ金額でCD買うなら出向こう、っていう基準で動いてみた結果なので、古くからの能登ファンには劣る記事かもしれませんが、あとまくぶろぐならではの無駄なふり幅でざっくりレポートです。
現場レポート:行くぜっ!怪盗少女
15:00開演と書いてあった為、とりあえず30分前の14:30までにはCDを確保しておこうと思いつつ、売り切れてたらどうしよう・・・と問い合わせしてみたところ「まだ数枚残ってる」とのことでお店に向かいました。
以前から売られているCDの新調盤(以前は赤、今回は青)なので、予約しないとはけるもんじゃないだろうと思ってたけど、自主盤故の少なさも加味しての「残りわずか」だったのかもしれませんね。うっかり。
店頭でCDを買い、整理番号は何番だっけな・・・。広いイベントスペースじゃないので真野恵里菜のイベントほど高い数値ではなかった辺りに規模の違いを感じました。一部ファンと思われる方がお店の横、前などに立ち往生している姿が見られたのでその辺にくっついてても良かったのですが、じっとしてるのもアウェー感を感じる為に少し歩いてみました。
そしたら居ましたよ、ももいろクローバー(wikipedia)が(笑)。
ももいろクローバー、以前秋葉原UDXビルの空いてるところでやってるのを目撃したわけですが、コミックとらのあな秋葉原店Bの裏らへんがUDXでして、音がガンガンに聴こえてきたわけですよ。
前回はノリで1000円払いましたが、今回は外から見てましたが、いやー、これをタダでみれるって良いですね。そして、はたから見て改めてピョンピョン飛んでる熱狂的なファンの熱気を感じました。
新曲「行くぜっ!怪盗少女」「走れ!」あたりも披露していたり、前回見た時に不在だった有安杏果(wikipedia)も居たり、この前以上の充実とパワー、熱気を感じました。・・・が、能登有沙のイベントが始まるので中途半端ながらUDXを後にしました・・・。
現場レポート:静か、譲り合い、和やか
ももクロから戻ると、少々会場準備が押してるとのことだったはずが、早めにOPENしたのか外のちょっとした行列は既に消えてました。
いずれにしても整理番号はかなり遅かったので前の方で見ることにこだわりはありませんでしたが、恐らく小さなイベント会場だと段差がないだろうな・・・と懸念していたので、・・・まぁ、どっちでも良いやと思ってみてました(笑)。
イベントが始まってみると、唄の最中は立って手拍子なんかもしているものの、トーク中は客が座ったりとかなり後方の人に優しいお客さんたちでいっぱいでした。
あと、スタッフ(と言うか事務所?に当たるアップフロントスタイルの社長さんだったけど)とファンがもう顔見知りなのか、スタッフに話しが及んだ時のキャッチボールがスムーズかつ和やかで、新参の自分にも「なんだか平和で良いな」って思えるイベントでした。
現場レポート:ゆいかおり
この日は同じチーム、HAPPY STYLE!(wikipedia)所属の小倉唯(wikipedia)、そして石原夏織(wikipedia)のユニット「ゆいかおり」も応援に来てまして、1曲披露してました。
アイドルの握手はタダで出来ないのが基本なので(?)、ゆいかおり分はコミックとらのあな限定発売の「3 flavors only」(3曲目にゆいかおり曲収録)を買った人対象で彼女たちとも握手が出来る、なんていうバーター的なポジションでした。うまい!
で、能登有沙のこと書く前に彼女たちのこと書くのもナンですけど、ゆいかおり曲の方が盛り上がっていて、唄間の「ゆいちゃーん!」「かおりー!」みたいな合いの手が多かったのでした。言うなれば、ゆいかおりの音楽がアニソン仕様に仕上がっていて、能登有沙の曲はアニソン的ではなかったわけです。・・・にしてもなぁ、能登有沙の発売記念イベントなのだから、もうちょっと盛り上がっても良かった気がします・・・。
現場レポート:能登有沙の唄と、イベント全体レポ
ゆいかおりについて先に書いてしまいましたが、一応彼女の音楽についても。
帰宅して歌詞カードをめくって初めて気付いたのですが、帯に「能登有沙全曲作詞」と書いてあるのでそれを知ってたんですけど、1曲目「午前2:30の彼」っていう曲、これ、アニメの深夜放送のヒーローに対して歌ってる歌でした!なんという!!!(笑)
その他「自重っておいしいの?」と言ったとぼけた感じの唄や「High Speed Motion」と言ったロボットものアニメのタイアップでもつけられそうなかっこいいナンバーなんかも収録されていて、「High Speed~」はイベントでも披露してました。
きついことを言えば、楽曲にいまいち盛り上がり要素がないっていうことから、典型的なアニソン風な作りしているゆいかおり曲の方が盛り上がってしまうのは仕方ないことなのかなーと思いつつ、でもやっぱり一人で頑張って狭いところで踊って歌っている"のっち"を目の前に、がんばれ!って心で思ってみてました。
唄の間には、来場した人向けのサプライズプレゼントとして直筆の手紙プレゼントがありました。・・・直筆だと?!
ファンレターをこっちから送って返事が来るんじゃなくて、こっちが見に行ったら手紙もらえちゃうっていう?! 普通の、人気のアイドルではありえない逆ファンレターですよ。これには驚いた(笑)。
結果として当たりはしなかったのですが、3枚(?)手紙を書いて来いといわれて「いや、ぬるい!4枚です!」と自身で感謝の気持ちを伝える直筆手紙を1枚追加したようなエピソードも話してましたが、能登有沙は暇なんでしょうか?(笑) まぁ、忙しくはなさそうですが・・・。
でも暇か暇でないかは別ですよ。っていうか暇なはずないじゃないですか!レッスンに大学に、イベントにプラモ作って・・・忙しいに決まってる!のっちは忙しい!Perfumeののっちよりきっと忙しいに違いないです!
何はともあれ、初の自主作詞盤のCDを手にしてくれた人に直接感謝の気持ちを込めて手紙を追加して書いてくるアイドルなんて他に居ないですからね。この奇跡の女の子の活動が生で見れるなんて、幸せです。
余談ですが、ゆいかおりからも1枚ずつ手紙プレゼントっていう便乗もあったのですが、手紙に貼るシールの話を熱く小倉唯が語ってたのがどうしようもなくかわいかったです(笑)。シールの話する中学生ですよ。そんなのかわいいに決まってるじゃないですか!
あまり熱く書くと気持ち悪いのでほどほどにしておきますが、歌もうまいし、踊りも踊るしでいっちょまえのタレント/アイドルのようではあるけど、話してみると中学生丸出しな感じは良いですね。楽しいです。
握手会+α
握手会があると言うイメージで臨んでいたのですが、直筆サイン入り写真プレゼント(本人から手渡し)なんていう手厚いサービスまでありました。すげえ!
かつ、人数が少なかったことも関係あると思うけど、握手会てそれまでのものだと2秒も握手できないくらいで「はい次の人ー」って感じではがされるんですけど、能登有沙の場合は15秒程度の握手で、全然はがされもしないっていう手厚さでした。すげえ!
ましてや自分から「はいっ!」って手をぴしっ!と差し出してくる有様。もー、ほんと尊敬しますよ!
能登有沙がプラモデル作ったり、ガンダムが好きだったりっていう側面に興味はあまりないんですけど(笑)、でも1イベント、1アイドル、1頑張る女の子としてほんと素敵な子です。音楽的位置から応援したいですね~。そう思いました。
ゆいかおりはCD買わなかったのですが、自宅であらかじめ見ておいた5月発売のメジャーデビューシングル「Our Steady Boy」は良さげだったから買うよ!と本人たちに言い残してその場を去りました。
そんなわけでこの日の戦利品紹介。
アイドリング!!!のアルバムはブックオフで購入したのですが、ももクロのちらし、ゆいかおりからもらったHAPPY STYLE!のちらし、そして能登有沙サイン入り生写真がこれです。
けなげに頑張る、そしてファンの満足度の為の猛烈な手厚いサービス精神、HAPPY STYLE!はアニメ方面に特化しているそうですが、非常に楽しいイベントでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿