2015 としまえん New Year Stageなるイベントを見に豊島園まで行ってきました。
動機
14:35~15:10 Peace Love
15:10~15:45 sora tob sakana
15:45~16:20 DiNity
16:20~16:55 アリスインアリス
17:00すぎ点灯式
演劇とアイドルライブを行き交う唯一無二のユニット、アリスインアリスのフルメンバーでのステージとのことで、事務所がバラバラでそれぞれ舞台での芝居をこなしたりしていることもあり、なかなか一堂に介することがないので見に行くことにした。
あと、この日のもう一つの目的が、DiNityだった。モデルアイドルと名乗るユニット、fineがレパートリーにしていた「向日葵バンビーナ」を収録したCDを彼女らが2014年末にリリースしたのだった。これが出たら買おうと前から思っていた。
元々はfine、DiNityの運営が一緒にやっていたと言われるanela(2010年頃のユニット)の楽曲で、それぞれで引き継いだという今日らしく、自分の知らない、かつオリジナルユニットについてあまり確かな情報を得てないとなると、調べ甲斐があるのも面白そうだというのがあった。何にせよ、DiNityに一歩踏み込むきっかけにしようと思ってたこともあり、このリリースを待っていたし、音源で聴けるのを楽しみにしていた。
結果からいうと、リリースイベントをまだ予定していたので、この日の物販では持ってきていなかった(笑)。ものすごくがっかりしたものの、常連ファンの方がそっと耳打ちしてくれて、その日「向日葵バンビーナ」の盤を持ち帰ることができた。その場でもお礼を言ったのだけども、改めてその機会に感謝です。ありがとうございます。
ライブがどうだったかをまずは書いておきたいと思います。
ついた頃にステージに上がっていたのがsora tob sakana。SiAM&POPTUNe(シャムポップチューン)の後輩ユニットにあたり、自分が見れた限りでもSiAMのレパートリー「LOVEカーニバル」などをやっていた。曲をあまり聴きこんでいないのと、誰がどうだという情報も得てないので、テキトーに見ていたのだが、ショートカットの女の子がかわいいなーと思って見ていたが、おなかが空いていたので豊島園入り口手前のマックで調達したダブルチーズバーガーとコーラをあおりながら見ていたので、やはり集中はできてなかった。神崎風香さんという子らしい。改めて彼女のライブを見れる時は集中して見ましょう、自分。
DiNity開始が15:45と言われていたのだが、sora tob sakanaが終わったのが15:25頃。司会のお姉さんが登場し、出演ユニットについて触れたりしていたのだが、ライブが見たいだけの自分からしたら蛇足な喋りで、退屈だった。
予定時間を少々巻いて、15:34頃にDiNityが登場。メンバーは“りンご”ちゃんこと杉原枝利香(リーダー)、大野一二三、佐藤美海、佐藤茉優の4人。以前からやっている1stシングル「ステージのない街角で」からスタート。MCにて自己紹介をはさみ2ndシングル「ペパーミントの風」、「君はひとりなんかじゃない」(1stシングルカップリング収録)、3rdシングル「zenbu OK」、MCをはさんで「ブルーハワイ~君に恋して~」(5th「向日葵バンビーナ」カップリング)、5thシングル「向日葵バンビーナ」、そして最後に4thシングル「茜色」の計7曲のたっぷりなステージが楽しめた。
個人的にこの日初めて聴いたような気がする「zenbu OK」にやられた。(※)「ステージのない街角で」などは以前から聞いていて、このシングルは買うの保留でいいやって思ってる程度で、そんなにグッときてなかったのだが、やたらダンサブルで振り付けも妙にキャッチーな「zenbu OK」の突き抜けたところに新たな魅力が見出せたのだった。
とりあえずこの日は「向日葵バンビーナ」を買って帰るのだと思ってて、そこから先は追々と考えていただのが、最後のMCで衝撃的な「活動休止」の話がされた。
彼女たちのライブで掴みとなっている「向日葵バンビーナ」が音源化されたばかりで、当初よりメンバーは確かにめっちゃ減ったけどこれからでしょう!と思ってたので、通ってたグループの話ではなかったがショックだった。
司会のお姉さんがライブ終了後に出てきて、その話に触れた時に“ひーちゃん”こと大野一二三が「私はまだ受け入れられてなくて…」と涙をこぼしだして、より重い雰囲気になってしまった。sora tob sakanaでも感じた蛇足感が見事に出てて、こういう司会の意味ってなんだろうとちょっと考えてしまった。(とは言え、彼女も仕事なんだろうけど)
舞台を捌けた後も涙が止まらなかったのか、現在リーダーとなった“りンごちゃん”こと杉原枝利香が抱擁している姿が少しだけ見えた。自分の中で始まろうとしてた(遅いけど!)DiNityが期限付きになってしまったのが残念だった。
話は戻って、続いてアリスインアリス登場。日も傾いて影が多くなり、とても寒くなってきたとしまえんだった。「夢幻の地平線~多層世界のホライズン~」、MCをはさみ「COLD BULLET」、未CD化の「ともだちインプット」、「まなつの銀河に雪のふるほし」、MCをはさんで「ユピテルライダー」の5曲。
自己紹介では正月空け一発目のライブということで年末年始エピソードが添えられていた。宮島小百合はラーメン大好きを語っていることもあり「年越し蕎麦ならぬラーメンを食べました」、栗生みな「年越しは電車の中でした」、綾乃彩「ワインで年越し」、高橋明日香「禁酒してましたが、解禁します!」、花梨はあすぴーの自己紹介に被せて邪魔をして相変わらずのいたずらっ子ぷりを発揮(何話してたか忘れたw)、秋山ゆずき「昨日14時間寝ました」、相田瑠菜「正月食べ過ぎて太りました」と思い思いの年末年始の話が聞けた。
アイドルのステージだと、ティーンが多いこともあり、あまりお酒の話題って出てこないイメージですが、アリスインアリスはほとんどが成人だということもあり、意外と飲酒に関する話題が多い気がするのがいいですね。特にリーダーのあすぴーは結構お酒好きみたいで、あすぴー&綾乃彩あたりのその辺の話題はいいなと思ってます。大人のたしなみですね。
としまえんのエルドラドステージは広々としているので7人編成のアリスインアリスも贅沢に、広く舞台を使えるので、せまい舞台で見るよりはやはり良かったのだが、マイクを通して歌、台詞をアンプリファイするにはなかなか難しいのかなという印象だった。つまり、立ち位置など変わった時にちょいちょいハウリングが起こる/起こりそうになる。ヘッドセットマイクだから、なかなかその辺の調整も難しいのかもわからないですね。
しかし、何回見ても、どことも被らないユニークなステージで楽しかった。「ともだちインプット」はライブオンリー状態なので、フルメンバーでこれが見れて良かった。
物販は点灯式が終わってから観覧車の手前でスタート。薄暗い中、観覧車の温かな灯りだけで行われてて、正直暗かった(笑)。
アリスインアリスのリリースイベントに足を2014年末あたりに運んでて思ったのだが、5000円前後のアリスインプロジェクトの舞台にフットワーク通える財力のあるファンによるCDの買い支えの様は厚い/篤いなと感じるもので、この日も大勢のファン(20人以上は居たかしら。とりあえず盛況だった)が列を成していた。
「チェキ撮っちゃうかー?!」とか思ってたのだが、とりあえずDiNity物販に行くことにした。DiNityは5人~10人未満だったかしら、お客さん。
上述の通り、「向日葵バンビーナ」を求めて尋ねたものの「ない」とのことで、迷った挙句、長らく自分のライブメモで「いきものがかり(の“気まぐれロマンティック”に似ている)」と書かれていた「茜色」を買うことにした。(この日、「zenbu OK」のタイトルとそれが一致してなかったので)
「2700円です!」と言われ、はっとした。いつだか、値段を調べて高いなと思っていたのをすっかり忘れていたのだった。このシングル、CD+DVD+ブックレットの仕様のものしか存在せずで、CDだけの1080円程度の盤が用意されていないのだった。
この日物販に行くことは決めていたしで、意を決して2700円1曲(+inst 1曲の計2曲w)のシングルを買うことにした。「なあに、Seven's nine four(アリアリ栗生さんが一時期在籍していたユニット)の1曲3000円のシングルより安いじゃないか」、そう思うことにしたけど、やっぱり高い(笑)。
しかし、上述の「既に何枚か積んでる」方から1枚おすそ分けいただき、この日2枚DiNityの盤を持ち帰ることができた。
始めることにした日だったけど、終わりが見えた日でもあり、なんともいえない気持ちを抱えつつ、ikebukuro Dotにチャメっ娘☆WITCHESが出演しているとのことで、彼女らのライブも久しく見れてなかったので、ささっと移動することにしたのだった。
「zenbu OK」のリリースは2014/05/23だそうで、自分がDiNityのCDを確認しつつも購入を見送った記憶のある2014/05/14 @ アリオ川口のメモを見返したところ、この頃既にライブではやられていたらしいので、2015/01/03が初見ではなかったらしい。
自分の興味がどう沸いてるかで、如何に耳に届くか違うものですね。「テケテーした曲やってるなー」とは思ったらしいのだが、その日は「zenbu OK」のCDが並んでいたわけではなかったので、それからちょっとしてライブで見ていたら、もうちょっと早くDiNityにハマれていたのかなと思うと、なんともいえない気持ちになります。
余談ですが、この曲はBiSへの楽曲提供で知られる松隈ケンタ率いるクリエイターチーム「SCRAMBLES」メンバーでもある楠瀬拓哉(ex.Hysteric Blue)による楽曲だそうで、この曲のみ彼ということもあり、レパートリー内でも少々浮いた印象。逆にこの曲があったからDiNityへの興味が2つ以上になり、1月のDiNity通いのきっかけへと繋がった。
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