ノイズデュオ、Heartlandとしてライブやってきました。場所は高円寺Show Boat。
SPUTNIK KOMBINAT（myspace）企画「bloody 地獄門 bloody 03」でした。
誘ってくださったワキザワさん、ありがとうございました！
その他の出演はDEEPCOUNT（myspace）、Rose Hip Garden、雷怒音（audioleaf）でした。
まず最初がHeartland、自分らでした。
18:30からで平日（金曜日だけど）ってこともあって、誰も来てくれないのではなんて懸念していたのですけど、結構かけつけてくれたので嬉しかったです。来てくれた人に感謝です。
この日はスタジオで事前に音を出して、やりすぎないようにしつつライブに臨んだのでぼちぼちでしたね。
あと、先日買ったエフェクター（DigiTech DIGIVERB）のおかげで、かなり想像を超えた深い音が作れるようになったのでイマジネーションも膨らみまくりで、やっていて楽しかったです！ノイズっていうと、どうしてもやかましい、耳をつんざくような刺激的な音を想像されがちなんですけど、そういう音楽って聴く人を選ぶものなので、そういう傾向が出来てしまうこととかはノイズをやる上での問題点でもあります。
やはりポップミュージックと比較してメロディがない、歌詞もないともなると音だけ聴きたい少数派に限られてしまう。しかし、この限られてしまうながらも、少しでも興味を持ってもらえるような「聴いたことない音の演奏」をすること、これは課題ですね。
耳をつんざく音は結構簡単に出せてしまうのですが、そういう音も含みつつ、それに頼らない音響、それはもう、今後ずっと研究していきたいところです。
今後も頑張ります！
次がRose Hip Gardenでした。長髪にすらっとしたベルボトムを履いた身なりのVocal & Guitarの方がGibson Firebird弾いているトリオ編成のバンドでした。
こういう言い方で良いのかわかりませんが（あまりハードロックを知らないもので・・・）、王道を行く正統派のハードロックと言った感じでした。
しかしFirebirdすごい似合ってます。こういう人が弾くべきだっていう感触です。
トリオながら薄さを感じさせない熱いGibsonの音がかっこよかったです。
楽屋で入れ替え時に少しだけ話したのですが、ベースの方がとても気さくで嬉しかったです（笑）。
お次が雷怒音でしたが、うちらの演奏見に来てくれた友人たちに礼を言いに行きがてら軽く一杯飲むつもりで出たら、入ったお店（高円寺のまる九が全品めしがうまいっていう状況で一杯じゃ済まなかったので見れませんでした。
まる九、また行きたいです！（笑）
雷怒音さんはSPUTNIKさんと仲良いみたいで、うちらもこの日お世話になっちゃいまして、見れなくて申し訳なかったのでまた改めていつか見に行きたいと思います。
次がDEEPCOUNT。DEEPCOUNTはSPUTNIKワキザワさんが、彼らを招いた企画をやりたかったとのことで今回のイベントとなり、女性的なバンドではないのでEmotional TiconではなくHeartlandを呼んでくださった、なんていう話がありまして。
DEEPCOUNT、一切知らなかったのですが、彼らがなんであるかを示すインタビュー記事を相方宛にワキザワさんが送ってくださったのですが、時間がなくて読めず（笑）、結局当日を迎えたのでした。
この記事で初めて知る人のために、彼らの結成にまつわるインタビュー記事のリンクを張っておきます。
まとめて言うと「ポスト・東京ロッカーズらへんのパンクロックの血を引く人たちによる様々な音楽性を擁した、とてもかっこいいバンド」です（笑）。
インタビュー記事にて江戸アケミ（じゃがたら）らへんの話が挙がっていて、やはり大きな存在かつ影響を受けているらしい（対バンなどしていた関係なので友人、同僚、同輩的な位置づけかな？）のですが、自分がリアルタイムでない点と、あまりじゃがたらを聴いたり映像で見たりをしていないこともあって、その類の視点から見ても「すごい人なんだねー」っていう感触が薄いのが正直な話なのですが、音楽は百聞は一見に然り。バンドは生で見てこそっていうのを痛感する、そんなバンドでした。
リハの時点で相当かっこよかったのですが、本番にてリハでやってなかった曲なども聴けたわけなのですが、どれも素晴らしかった。東京ロッカーズっていう単語自体は80年前後の東京周辺のパンクシーンを指す言葉なのですが、ポストと言える、そのちょっと後頃からやってらっしゃる方たちみたいで、年齢的にはベテランの領域なのですが、何かオーソドックスであったり、様式的な何かをやり続けていると言うよりは、知識や技術をそぎ落としたスッキリとした感触の音を出すバンドで、ただ積み上げただけでも出来ない、組み立てようとして組み立てたと言うよりはやはり「引き算」の上で成り立っているような透明感と静寂さが音に現れているようなサウンドでした。
バンドは複数人で音を出すもので、基本的には足し算だと思うのですが、「引き算」っていうワードが出てくるようなバンドは珍しい印象ですね。
とても淡々としているようで脈々と流れる血が生を感じさせつつも、隙間が静を感じさせるようで、とても動的と言うか。
何にしても形容のしがたいロックでした。
本人たちも楽しそうで、非常に良い雰囲気でしたね。
ラストがSPUTNIK KOMBINATでした。
SPUTNIKさん見るのは2回目ですね。何気に少ない・・・。以前ワキザワさん経由でshow boatに出演した時ぶりだとすると1年ぶりか・・・。時が経つのが早いです。
SPUTNIKさんはアッパーで濃厚でパンチの効いたロックなのですが、DEEPCOUNTととはまた違った魅力があるので、魅力被らない＆どっちも濃いので酔いました！
やっぱりワキザワさんの自前ORANGE（アンプ）にフレットを抜いたと思われる、うねるRickenbuckerベースがかっこいいです！ベースとドラムばかり聴いているのか、記憶を辿るとそのラインばかり頭に蘇るのですが、ギターもかっこいいです。
そういえば、SPUTNIKさん、リハが超早かったのがウケました（笑）。
結構お酒が入ったなーと言った感じのライブで、楽しかったです。
呼んでいただいてほんと良かった。ありがとうございました！
打ち上げではDEEPCOUNTのギターの方が「打ち上げで弾こうと思って」と言うことで持ってきたガットギターで色々弾きながら歌うっていうのやってまして、「Won't be long」からあぶらだこまで弾いてました（笑）。手広い・・・。
この後、渋谷HOMEにてこの日やっていたDJイベント「ありがとう！おともだち」へ乗り込みました。
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