以前のサーティーンのライブ@渋谷LUSHの記事はリンク先をご覧ください。
出演は以下。
- The Rouxtz(myspace・audioleaf)
- ひらくドア(myspace)
- The SALOVERS(myspace・閃光ライオット紹介ページ)
- ガウディーズ(myspace)
- きのこ帝国(myspace)
水口さんって方がブッキングしてるBeat Happeningシリーズですね。
総じて、みんな出演者が若い、っていう日だったみたいです。
(Beat Happeningシリーズは高校生以下は学生証提示で割引があったりする、若い世代に優しいイベントみたいです)
最初がきのこ帝国。
以前話した際に、まだ大学生になりたてっつうのに機材やら音楽やら、やたら詳しいなぁと言う印象を受けたので、一体どんなバンドやってるんだろうっていう興味があったので、いよいよ目撃ってとこでした。
見て思ったこととしては、まだバランスをどうにかできる感じがあるにせよ、結構演奏がバンドとしてうまい点がすごいなと思ったのと、個々の個性が見るからにばらばらながらもバンドとしての「突き抜けない系のポップ感」みたいのがしっかりとあって好感触でした。
ステージを客側から見ての右手側にVocal&Guitarが立ち(髪短いけど女の子です)、センターにサイドギターが立ってるっつう変な立ち位置でしたが、そういう点から見ても、あまりにポップ過ぎる方向性や決まりきったことをあえて避けているような、そんな雰囲気も感じられました。
1曲目はSlow Diveを思わせるようなゆっくりとした轟音の中で歌が伸びていくもので、この曲がとても良かったでした。
最初、上述の髪が短い子がサイドギターかなと思ってたのですが(以前のその話した際に、もう一人の子がしっかり学校に行っているみたいな話をしていたので、勝手にそう思い込んでいた)センターでない位置で歌っているっていうものだったわけですけど、意外と歌声も良かったです。
他の曲はどんなだったか1回目の鑑賞だったから忘れてしまったけども、若いからキャンキャンした感じがあるのかなとか頭の片隅で思っていたものはすぐに拭われました。
関西にツアーしに行ったりとなかなか精力的なようで、12月頃に企画もやるとか言ってた気がするので空いてたら見に行こうと思います。
いやー、音源もあったら聴いてみたいとこですね。
とても興味深いバンドです。
ありきたりなシューゲイザー系のバンドにならないように突き進んで欲しいですね!
話が締まるようで締まりませんが、バンド名に「帝国」とついているので、ついゆらゆら帝国を思い浮かべてはサイケデリックな感じ、60'sなロックの匂いがあるのかなとか最初思ったんですけど、上記のような2000年以降と80'sのシューゲイザーの味を隠し持つような音楽性だった、っていうのも変な裏切り感があって良いですね。
やっぱりグループ名は音以上に語らないですね。
お次がガウディーズ。
箱ものギターを持つGuitar&Vocalにベースとドラムのトリオでした。
このバンドもギターうまかったなぁ。
うまかったのは覚えてるけど曲は忘れました。
お次がThe SALOVERS。
このバンドが若い、っていう話をきのこ帝国Vocal氏から聞いていたのですが、さっき調べたらまだ17歳みたいですね。若っー!
このバンドが始まる頃にEMIのスカウトなどをしている有名な加茂さんが現れました。
今ちらっと加茂さんのblog見たらこのバンドのことが書いてあったので、閃光ライオットに出演してなんらかの賞を得たのを契機に加茂さんのフォローを受けているんでしょうかね。
そんなこんなで見たのですが、ハーフっぽい背の高いギター(Gibson Les Paulモデル弾いてた)の人の音がちょっと耳に痛かったですが、演奏はかなりうまかったですね。
最近の高校生は恐ろしいとただただ思いました。
Vocalがちょっとかすれた感じの声で歌っていて、Rickenbuckerをかきむしる感じだったので、どことなくチバユウスケ(The Birthday)とかの影響があるのかな、なんて想像したのですが、今の高校生バンドマンへ影響が強いバンド、人って一体なんなんですかね。
しかし、高校生と言うのになぜGibsonのギターだったりRickenbuckerを持ってたりするのか解せないですね。お年玉で買えるような代物じゃないし。親が買い与えたとしても安価なものじゃないので、バイトを猛烈に頑張ったか、家が金持ちかっていう発想にしか至らないので、前者だったらよくやった!だけども、後者だとしたら・・・って想像してたら物凄く悔しくなってきました(笑)。
高校時代の自分と言えば、1万で兄の知り合いから、兄を経由して買ってきてもらったCharvelのギターしかなくて、これがまたぼろぼろで切ない思いをしていたのです。
それを思とほんと、なんで今の自分ですら持てないようなRickenbuckerを・・・とか、もうそういう話はやめましょうね!
その時は17歳っていう情報を知らないで聞いていたのですけども、やっぱり若さが溢れる感じがあって、そこは良くも悪くもでした。もうちょっと垢抜けたらかっこいいのかもしれませんね。何はともあれまだ17歳。そんな感じでした。
次がひらくドア。
ひらくドアは渋谷LUSHのトイレにメンバー募集の紙が貼ってあるのをよく目にしていたのですが、見る日が来るとは思ってなかったですね。
その募集の紙、何か漫画のコラージュのようなもので、噴出しのところに募集の旨が書いてあり、恋愛妄想系?だか萌え系だかっていう表現で伝わるのかわかりませんが、そんな感じの絵面のを使っていたので、こざっぱりとはしてない音楽なんだろうなーとか思ってたんですけど、ふたを開けてみたら結構こざっぱりとした音楽でした。
それどころか、80年代後半の、日本で俗にネオアコと言われるようなサウンドを経由して過ぎたような質の高い、よく練られたポップミュージックだなと感じました。
期待していなかった分、不意を突かれたと言ったところでしょうか。
男性Vocalの主旋律に対して女の子のハーモニーだったり、かけあいだったりっていう歌の構成もとても面白くて良かったでした。
また何かの対バンで見てみたいバンドですね。
「ザ・ルーツ」って読むらしい。読めないよ(笑)。
このバンドは先述のきのこ帝国Vocal氏が「かっこいいですよ!」なんて言っていたので、具合がやや優れなかったものの最後まで残ってようって思って構えてました。
トリオ編成で、彼らも若いとのことだけども、物凄い勢いのあるライブをやってました。
個人的に熱かったのはGuitar&Vocalの片足を上下に激しくアクションしながら後退したり前進したりの動きの大きな点。他のメンバーも熱いアクションだったんだけどもVocalの動きが一番際立ってた。
もう、初めて見て動きしか覚えてないってよっぽど動きに特徴があるバンドなのかってとこになってしまいますが、そんな印象でした。
テレキャスをざくざくと弾く感じとかは良かったかな。歯切れの良いカッティングでした。
ただ、曲については結構忘れてしまいました。
きのこ帝国、知り合ってから見たってあたりが気持ちの入り方が違うわけですけど、それにしても結構良かったのは見に行った甲斐がありましたね。
そんな1日でした。
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