でんぱ組.inc(twitter・wikipedia)主催イベント「でんぱんち!Vol.01」にBiS(wikipedia)が出演するとのことで、高円寺HIGHであったので行って来ました。
出演
秋葉原のヲタ芸発信基地(?)、ディアステージ発のアイドルユニット、でんぱ組.inc主催ってことで、前座には男装ユニットAIZENなんかも出演して、高円寺が一気にディアステ化!って感じでしょうか。
どうだったか
アイドルのライブで撮影基本的にNGなので、ざっくりレポートです。
実はこの日AIZENが出ることを知らなくて「BiSの出番が2番目くさいから、もしかしたら最初のCutie Pai見逃しちゃうのか?」と思ってたので、到着したらAIZENがやってて少し安心したのはありました(笑)。
中野腐女シスターズの男装ユニット、腐男塾(現・風男塾に改名、wikipedia)に相当するようなものだろうと漠然と捉えたのですが、まあ、だいたいそんな感じでした(笑)。
しかし、腐男塾に関してですが、はなわ楽曲提供で彼の曲があまり好きじゃない&熱血男子感と言えるカラーを秘めた活動スタイルが全然興味沸かなかったので、心の隅でどこか馬鹿にしていた面があったのですが、日比谷野外音楽堂で行われたAISA主宰のイベントにて見た彼女ら・・・じゃなくて彼らの姿、これは見事なもので、「男装してる女の子たち」っていうより「美男子な奴ら」感が見事で、意外にも「あれ・・・?かっこいい・・・!」と思ってしまったくらい楽しめたので、AIZENはどうなんだろうってとこですけど、まあ、かっこよかったですよ。
きれいな女の子が男装してるんだから美男子になるに決まってるじゃないですか! そんな現実を突きつけられた感じがしました。
曲は自分が見た限りでは関ジャニ∞の「急上Show!!」や嵐の「Troublemaker」など、ジャニーズナンバーが主で、ジャニーズにほとんど興味がないのでちょっと萎えましたが(笑)、やる気十分ながらジャニーズ本家には敵わないステージングの様はちょっと好きになる気配すら漂ってて、なんだかいとおしかったでした(笑)。
写真は適当にぐぐって出てきたメンバーさんのblogからの拝借です。
もうちょっと男装系の興味を深めて、またディアステにでも臨みたいところですね。
お次がなんと主催、でんぱ組.incでした。トリに出るのかなと思ってたんですけど、その日遭遇したパッセ・・・知り合いのOさん曰く「古川未鈴ちゃん(twitter・blog)がこの後、別仕事がある」とのことで、早めの出番になったっぽいですね。
でんぱ組.inc、あまり詳しく知らなかったのですが、ディアステージ内の店員としても働きつつ、ディアステのステージにて歌って踊ったりしてる子のユニットみたいで、夢眠ねむちゃん(twitter)や上述の未鈴ちゃんなんかはソロでもディアステ外でも活動してたりと多彩なグループみたいですね。あんまその筋詳しくないのですが、さすがに古川未鈴ちゃんは知ってました。
そんな彼女を擁するでんぱ組.inc。上述の知り合いの方OさんからCDを1枚頂いていたのであらかじめ聴いておいたのですが、エレポップ寄りの楽曲に個性豊かな5人の声色が混ざって、独特のカラーを漂わせていてなかなか良かったので期待しておりましたが、ステージングも衣装も込みでなかなか良かった。
しかし、最大の魅力はディアステージで磨き上げられたでんぱ組.inc&そのファンたちによる現場の一体感だと感じました。これに勝るものはない。
特にヲタ芸を打たない人からしたら、みんなして同じ動き(しかも高速)しててマスゲーム的なものにしか見えないので、ちょっと居合わせるとアウェー感を感じざるを得ないのですが、アウェー感以上に見てて面白いレベルでの動きが堪能できます!
Oさん曰く「いつもはあそこで未鈴ちゃんがジャンプしてミラーボールを触る動きが入るんだけど、高円寺HIGHの天井が高いのでそれが入らなかった。」と言う場面があったのですが、最前列を守る?ヲタの方がステージ前の柵からハイジャンプを決めたんですが、ミラーボールに触れることなく着地するシーンとか、結構見ごたえありました(なんのレポートだよって話ですが、まあ、そういう現場のレポです!)
あまりアイドルのイベントでヲタ芸打ったり、コールしまくったりするとうざがられますけど、ディアステはそれが全許容されてる空間、日頃好きで見に行ってるアイドル現場とちょっと雰囲気が違うのでとても楽しかった!
またぜひ見たいところです。
2番目がBiSでした。ディアステ/でんぱ組.inc客による猛烈なグルーヴ感を前に、研究員(BiSファンの呼称が研究員、新生アイドル研究会なので)はどう出るか?!と様子を見つつ、1研究員としてやや前の方で見てましたが、いやいや、BiSもBiSで会場との一体感を巻き起こしてて爽快でした!
所謂「THE ヲタ芸」的なものは露骨には取り入れられてないものの、ライブアイドルシーンでも高い熱さを持つBiS現場がでんぱ組.incの後に並列で並ぶって面白いですね。他流試合のようで不思議な相性の良さすら感じ、ブッキングの妙を実感しました。
- Give me your love全部
- nerve
- My Ixxx
- MC
- BiS
- レリビ
- MC
- パプリカ
あと振りつけが簡素なのでみんなで振りコピできるってあたりも"楽しい・参加できる"ことのハードルの低さっていうのもあるかもしれませんね。
楽しかったです!
ラストがCutie Pai。この日出演した中で何気に一番キャリアが長いCutie Pai。3~4年くらい前に1回だけ人の伝で物販の手伝いをしたことがあったり、その翌年くらいに下北沢屋根裏でライブを見てたりと、アイドル鑑賞が趣味になる以前から縁があったCutie Paiです。3年ぶりに見ることになるってことで楽しみにしてました。
写真代わりに貼ったamazonの画像は3人時代ですけど、現在はまゆちゃんが相変わらず主軸で、サポートと言う形?でメリーさんっていう方が居るみたいで、この日は2人。
「おもちゃの国から来た」と言うフレーズは相変わらずで、立っている時のポーズもお人形さんスタイルをキープしていててちょっと感動した。
あと、3人時代、まゆちゃん自身で作った曲のクオリティはそれなりに高かったんですけど、年を経て色々バージョンアップされたのか、今回聴いた曲はどれもクオリティが高くてものすごく良かった。
地下アイドル感漂う、良くも悪くもチープさが以前はあったんだけど、今やってる曲にチープさがほとんど感じられず、まゆちゃんのステージングもCutie Pai8年目と言う長さを感じさせる立派な動きで不足0!かっこよかった。
どこかでどかんとブレイクすることなく、地道に続いているCutie Pai。メンバーも流動的で、まゆちゃん/きわさん/チッチの3人時代から別の3人編成に変わって・・・とか色々あるみたいですが、また3年後に見たいものです!・・・嘘です! 3年後といわずにまたどこかで機会があったら遭遇したいものです。
ラストに出演者全員ステージに登場して「でんぱーんち!」とみんなで叫んで終わりました(笑)。
ラストは未鈴ちゃんは既に居なかったのですが、和やかでじめっとしたヲタワールドが高円寺に広がった、そんな「でんぱんちvol.01」でした。
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