ex.C-ZONEの2人組 Verge主催イベント
度々開催されては見に行ってる渋谷ハチ公前の無料イベント“渋谷パラダイス”にも1度出演していたので見に行けば良かったものの、いまいち見る理由が自分の中で弱くて見にいけませんでした。解散してからでは遅いですね。
しかし、C-ZONEに在籍していた山本夢、北村静香によるユニットVergeが盛んではないけども活動を継続しているとのことで、どういうパフォーマンスが出来る人なのかは体験できるあたりに望みを掛けてました。
そんなわけで、Verge情報を調べてて見つけた今回のイベント。SHIBUYA-REXでのイベントなのに「先着100名ドリンクチケットプレゼント 入場無料」とまで書いてあり、なんてありがたいイベントだろう!と思っておりました(笑)。
しかし、TSBって何?って思ってたのですが、現地に着いて貼ってあるポスターを見て納得。東京スクール・オブ・ビジネスの略でした。詳細は存じませんが、単純にVerge主催ではなく、お金が出てるからこそドリンクチケットの配布まであるんだなーと思ったのでした。ありがとう、TSB!(笑)
余談だが、SHIBUYA-REXは1drink分600円が必要で、ドリンクチケットとなるピックを2枚もらえる。これらを1ソフトドリンク×2として使うか、1アルコールと交換するか選択肢がある。アルコール飲まない人には案外嬉しいソフトドリンク×2なのだが、1コインで済まない会計が若干面倒ではある。この日もらったのはピック1枚、つまりソフトドリンク1杯分だった。いやいや、それでも無料で頂けるのはありがたいです。
19:00 Verge MCからスタート
無料イベントで、活動歴の長いFeamも出演とあって、結構混むんだろうなと思ったのだが、REXのホール後方の柵(以前はなかったのだが、この日久しぶりにREXに入ったら出来てた)あたりに寄りかかって見るに、程よい感じだった。つまりは、後ろまでぱつぱつの人入りではなかったと言うところで、前方はなかなか混雑していた。Feamもじっくり見たいのだけども、前方でフィーマーの皆さんとわちゃわちゃ出来るほど、まだまだFeamのことわかってないので、フィーマーとFeamの動きは後ろから傍観することにしたのだ。(余談だが、後方柵の内にTSB関係者と思われる女性が10人くらい、エントランスのところにTSB関係者と思われる男性が8人前後いて、普通のライブイベントとはやはり少し雰囲気が違った。)
さて、冒頭はVergeのお二人がステージに登場。アーティスト写真でまとってる衣装ではなく、恐らく私服で、お洒落な若い/かわいい女の子が出てきたと言う感じだった。
簡単な自己紹介とイベントについて説明し、Feamを招き入れて5人でのトークからスタート。
ライブアイドルとしてお互い長いキャリアを持つ彼女たち、背中が大胆に開いたFeamの衣装を見て「元気なFeamからセクシーなFeamになった気がする」とVerge山本夢ちゃん。なかなか共演グループ同士のトークってそういえば聞いたことなかったので、なんだか興味深い時間だった。
Feam YUKI「新曲は私が作詞/8月からやります。今日はやらない」と瀬戸千明ちゃんが抜け、橘真理ちゃんが復帰してからの初シングルに収録される曲についても触れられたりした。
およそ5分程度のトークが終わり、彼女たちが座っていた高めの椅子が片付けられ、その間に入り口で配布された抽選券の説明などをしていた。
椅子が片付いたところでFeamのライブスタートとなった。
19:06 Feam
名乗ってからの1曲目は「これから生まれてくる瞳のために」(シングル「Earth」収録)。会場に入った時は「案外100人の先着なんてすぐ埋まるだろう」と思ってたのでさっさと入って2~30人程度だったのだが、Feam始まる頃には60人くらいお客さんが入ってて、さすがFeamだなーと思った。
なんやかんやで真理ちゃんを迎えてからのFeamを見るのは今回が初で、やはりメンバーが変わった寂しさはあったのだが、元々Feamのメンバーだった真理ちゃんの馴染みっぷりもさすがで、違和感は特になくて良かった。と言うか、真理ちゃんが大変好みのルックスで普通に良かった(笑)。
2曲目「Earth~丸い地球に片隅はない~」。千明ちゃん在籍時最後にリリースされたシングルで、自分が丁度見始めた頃によくやっていた曲なので、千明ちゃんボーカルでもう聴けないのは惜しいなとは思ったのだが、弾けた表情でステージで踊る真理ちゃん見てたら、今は今ですごく良いなと思ったのでした(笑)。そして変わりなく、ステージ前で間奏前にぶつかり合うフィーマーのみなさんも楽しそうだった。
2曲目終わりでこの後のアメーバスタジオでの公開収録、TOKYO IDOL FESTIVAL 2012、TOKYO AUTO STYLE内で展開されるTOKYO IDOL STYLE(通称“TIS”)の告知、9月から公開の「踊る!大捜査線」の映画に出演した話題などが出た。
新曲の話題も改めて出て、「今日もレッスンしてきたんですが、みんなで振りコピしたくなるようなダンスなので、お楽しみに」とのことだった。「ちょっとだけ見せちゃう?」と、指で作ったLの字をびしっと示したところ、「以上のL!」なる曲でLの字をジャケットで見せているRizumuを想起した人が居り「やっぱRizumuだな!」と言う声が上がっててウケた(笑)。
3曲目「雨のエチュード」では整ったフィーマーたちの振りコピも見られ、なんかわからないけどFeam現場はほんと楽しそうだなーと思った。
最後は大好きで止まない曲「明日へ」(シングル「今伝えなくてはならない事がある」収録)で締められた。タオル振り回す曲は埃っぽくなるのであまり好きでないのだが、この曲の「何度でも立ち上がれ/何度でも立ち上がろうよ」のフレーズがくじけっぱなしの自分にはとても力強いメッセージで、何回聴いてもぐっと来ます!(こういうメッセージ性が苦手でFeam好きになれない人も居るかもですけど…)
ぶつかり合ったり、振りコピしたり、タオル掲げたりの楽しそうなフィーマーとFeamの時間があっと言う間に過ぎ、ライブ終わりではフィーマーによるメンバーの名前+頭文字コールが入り、ああFeamのライブってこうだったなと改めて思った。もうちょっと見に行きたいですね、Feam。
19:29 Verge & 糸あゆみ MC
Feamが終わってフィーマーが物販に備えて前方から居なくなり、ちょっと寂しくなったフロアを前にして、再びVerge登場。今度は糸あゆみさんを迎えてのMC時間となった。
Verge北村静香ちゃんと糸さんが同じ兵庫出身で、糸さんもVergeと同じ所属事務所と言うことで、一時期寮で一緒に過ごしてる時期があった話題が出された。日頃対バン、共演してても、その2組のトークを聞いたりする機会はなかなかないので、貴重な話だなと思った。そして、楽屋やプライベートのノリの一面なのか「ローラの真似がうまい」と明かされ、糸さん、嫌々ローラのモノマネをやらされていたのだが、あまり客側からのウケは良くなく「ほら、なんか滑ったみたいになってるじゃん」みたいに言ってて面白かった(笑)。
先の告知を挟んでからのライブとなった。
1曲目もしっとり聴かせる曲だが、簡単なMCを挟んで2曲目もしっとりとしたバラード曲だった。「空気読まずにバラード2曲歌わせてもらいます」と断りを入れつつ、「“ありがとう”っていう言葉が好きなんですが、会えなくなった大切な人に向けて書いた歌詞です」と触れられた「Dear」を披露。こちらも実に良い歌声で、興味も知識もなかったのだけども、とても良い時間だった。
3曲目「ずっと」を最後にやって終わったのだが、その前にも歌詞について「ありがとうの気持ちを込めて書いた歌詞です」と言っていた。自身で作詞されてる曲が多いんですかね。
アイドルを見に来たつもりではあったのだが、Verge企画でアイドルから実力のあるシンガーまで見れるっていうのも良い縁だなと思った。
19:56 抽選会
糸さんのステージが終わったところで抽選会へ。
入場時に配布された抽選番号で、当選者10人 サイン色紙、Vergeと3ショットが3名、山本夢 私物ぬいぐるみ1名、北村静香私物 沖縄手ぬぐい1名と言う内容だった。北村「使えるものの方が良いかなと思ってこれにした。ぜひ使ってください」ともらう人のことまで配慮してて微笑ましかった。逆に山本夢ちゃんのぬいぐるみ(ユニバーサルスタジオジャパンで買った思い出の品らしい)が、かわいがってたぬいぐるみとのことで、なんだか生々しかった(笑)。
どんどん抽選して行ったわけだが、咲岡さんのTシャツをまとったファンの人が当てたりしていた。終盤になって「海外旅行当たったみたいに喜ばれても(色紙だし)気まずい」と言い出したり、Vergeのお二人 非常に弁が立つなーと思った。
色紙の抽選が終わり、続いて3ショット。結果から言うと、この日Vergeは売り物がなく、物販をやらなかったので、3ショット撮れる貴重な機会だったのかなーと思うと、やっぱり羨ましかった。が、3ショット撮影に当たったヲタの方が、知り合いの方から舞台に上げられたところで「面白いことやって!」と囃されてて、それはそれで辛そうだった(笑)。自分の場合、1人で見に行ったので誰も囃されないとは思うので、それはそれで辛いですね(笑)。
撮影されたチェキはその場で2人にサイン入れられ、若干手際が悪かったのだが、ゆるりと進む時間も、お客さんがやたら多いわけではないので、まあそれはそれで良いかなと思った。
3ショット撮影最後の当選者は、Vergeのお二人と舞台で共演したことあると言う男性だったみたいで、知り合いが当てた偶然にVergeのお二人が驚いてた。
20:10 Verge & 咲岡里奈 MC
色彩RECORDSでデビューし、最新シングル「ケサランパサラン」よりUNION MUSICに移籍した咲岡ちゃんの登場。
C-ZONE界隈については無知なので後から知った情報ですが、現在マネジメントが同じってところでしょうか。しかしながら、咲岡ちゃんもライブアイドルとしては3年超のキャリアを持っており、C-ZONE時代からの付き合いとのことだった。みんな長いですね!
話によると、エヴァンゲリヲンの制服モデルを咲岡・北村でやったりしたとのことだった。(これみたいですね)
そんな話をしながらも、微妙な力加減でくるくると回転してしまう椅子が地味にストレスだったのか、ちょいちょい椅子に対する不満を口にしていて面白かった(笑)。バーカウンターに設置してナンボ、っていう椅子は、ちょこんと座るには向いてないですね。
そこから少々昔話に発展、「(咲岡が)アリスの格好してた時はびっくりした」と言った話題が出てた。
他に咲岡里奈のゲーマーな一面を掘り下げるようなトークになったものの、やっているゲームについて話しづらそうに笑顔で交わす咲岡ちゃんがかわいかった(笑)。そんな様子を見ながら「(咲岡の)プライベートがよくわからないんですよー」とつっこまれつつ、咲岡「普通にマックも行くし、漫喫も行きますよ。体力づくりの為に走ったりもしてます」と語った。山本夢ちゃんにダンスを教わったこともあるなど、見えてなかった一面について触れられつつ、時間いっぱいと言うことで咲岡里奈ライブへと進んだ。
1曲目頭から盛り上げようと声を出してはりきっていた。ああ、咲岡ちゃんは煽りもうまかったなあと思い出しながら見た。
1曲目は何をやったか忘れてしまったのだが、2曲目はお馴染みの「Go on」を披露。咲岡ちゃんと、色彩時代の石井一城編曲の組み合わせは、ぱっとはしないのだけども、やっぱりしっくりは来るので、この組み合わせを聴いてたいよねと思った。
amazonなどに載っている紹介文によるとTVアニメ『アニメ星人~ときめきレシピ~』のエンディング・テーマ、AIC制作のエンディング・アニメーション『やきもち狂想曲(カプリス)』のテーマソングとのことで、このタイアップが決まった頃の咲岡ちゃんの話によると「アニソンシンガーになるのが夢だったので、夢に1歩近づいた。とても嬉しい!」とのことだった。この共演が見れる機会と言うのもなかなか珍しく(咲岡ちゃんが日頃活動している界隈と、池田彩さんが活動している界隈が若干違うと言うか…)、このイベントのこの顔ぶれに有難みを感じた。
二人で振り付けを考えたとのことで、その振り付けを持ってコラボが見られて、とても楽しかった。
20:31 池田彩
女の子に大人気のアニメ「プリキュア」の曲を歌ったことで非常にその筋では知られてる彼女。元々C-ZONEのメンバーだそうで、同じ界隈と言うことで今回の顔ぶれが実現したらしい。
自分が見始めたライブアイドルのところにUNION MUSICの人たちがあまり出てこなかったこともあり、名前くらい見たことあったけど…っていう人や、見たいんだけどなかなかタイミングがなくて見にいけなかった人がたくさん集ってるイベントは何回も言うが、本当にありがたいものだった。
池田さん、冒頭で「私のこと、初めて見るよーっていう人いらっしゃいますか?」と振りつつ、和やかにMCを進めた。ショッピングモールなんかでよくプリキュア歌謡ショーみたいので出られたりしている経験が生きてるのかなーと言う、慣れた進行にさすがだなと思ったりした。
ライブ1曲目は「Tresure Map!!」なる曲から。ロック寄りのサウンドの曲だった。豊かなボーカルがサウンドに負けてなくて、彼女の実力を見れた気がした。
1曲目終わりでは、関西弁で軽やかに喋っていた。(大阪出身みたいです)
2曲目「Road」は1曲目よりもスピード感のある曲で、構成もわかりやすくてキャッチーだなーと思って聴いていた。
3曲目「Unlimited」なる曲で終了。イントロで「後ろもー!」と煽り、さらに「関係者もー!」と、棒立ちで見ていたであろう関係者ブースから見てた人まで煽っててウケた(笑)。この曲もキャッチーでよく出来たポップ・ロックナンバーだった。
自分でも聴いたことがあるようなプリキュア曲とか歌わないのかなーとにわかに期待はしていたのだが、そういう曲はやらなかった。でも、逆にライブハウスでないと、彼女のオリジナル曲が聴けないのかなと思うと、日頃ショッピングモールでは歌わせてもらえないようなレパートリーが今日は楽しめたのかなと思うと、それはそれでやっぱり貴重だったのかもしれないですね。
20:48 池田彩&Verge MC
最後は池田彩MCにゲストVergeみたいな感じのMCタイムへ。
ポスターやアーティスト写真同様の黒を基調とした和と中華を混ぜたようなアジアテイストな衣装に身を包んだVergeが、池田彩の「みんなで呼んでみよー!」の煽りで、ワンテンポ置いて登場(笑)。すぐに出てこなかった(笑)。
糸さんや咲岡ちゃん、Feamもそうなのだが、付き合いの長い連中と話すことと言ったら昔話ばかりで、C-ZONEで共に活動してきた3人ならではのC-ZONEトークが展開された。
フランスに公演しに行った時の話題が出たのだが「ニョッキがおいしかった」「時間がなくて、言葉も通じない中でタクシーを拾って、滑り込むように飛行機に乗って帰ってきた」などの話題が面白かった(笑)。マネージャーも居ない中、3人だけで海外から帰ってきたとのことで、スリリングな話題だった。
その他、寮で暮らしていた時の笑い話など、C-ZONE時代の話題は尽きなかった。C-ZONE見れてたらもっとこの話が楽しめたのかなとも思ったのだがC-ZONE知らなくても十分面白い話だった。
池田彩とのMC時間が終わり、池田彩がステージを去った後に北村静香(新潟出身)「関西人二人相手するのはきつい!」と言っててウケた(笑)。
「Verge、今回で2回目のライブなんですが、前回は2曲だけしかなかったんですけど、今回はもう1曲あります」と説明。以前秋葉原アソビットシティにて1日店長を務めた、みたいな情報があった気がしたのだが、それが実質1回目(C-ZONE解散から初動き)だったんだなと悟った。
1曲目はマイクスタンドにマイクを固定してパフォーマンスする曲だった。タイトルは「ユウエン」みたいな感じだったと思うのだが、よくわかりません(笑)。しっとり聴かせる曲で、バラードと言う感じでもない曲で、あまり聴かないタイプの独特な曲で、Vergeのアジアテイストの衣装やWebのアートワークとあいまって、興味深いものだった。
1曲目終わりでMC。山本夢ちゃん「初ひりょう」と、“初披露”がうまく言えてなかったりした(笑)。TSBの生徒との企画について振れ、「企画はTSBの方たちが練った/授業にも参加させてもらったりもしました」と語っていた。「VergeもDIYなので、企画を立てていくのを学生と共に楽しんだ」「崖祭(がけさい)と言うことで、祭りなので、楽しんでください!」とのことで、続いて2曲目を披露。
2曲目は「閃火~Burn up~」なる曲だったみたいです。ピアノから始まる麗しい雰囲気で、ギターカッティングが入って激しさも伴う曲になり、なんとも言えない雰囲気で良かった! 言葉で簡単に説明ができない感じの曲でした。
彼女たちのダンスも長いキャリアならでは!と言ったしっかりしたスキルが感じられるもので良かった。
3曲目はタイトル不明だが、恐らく「絆~FATE~」ですかね。(1曲目が初披露曲だったみたいなので) こちらもどこか和の香り漂う曲で、それぞれのダンスソロも挟まったりする構成で見ごたえがあって良かった。
ライブ終わりのMCにて「“楽しんでください”と言った割りに“oi! oi!”っていう曲じゃなかったですね~w」なんて言いつつ、魅せるところで魅せれるのってほんとかっこいいなーと、感心したステージでした。
Vergeの曲が絶妙な曲だったので、ぜひCDでも聴いてみたいと思ったのだが、アイテムがなかった。
最後はFeam以外がステージに登場して、クロージング挨拶なんかしていたのだが、Feamが一番人数の多いユニットだったこともあり、ソロ3人+Verge 2人だけで、すっきりしたクロージングになってしまっていた。
糸さんの曲もCDで聴いてみたいなとは思ったのだが、お金がないのでスルーしておいた。
帰り、蒸し暑いREX入り口の階段手前で、ライブを終えて衣装のままお見送り挨拶をするVergeが居た。
帰る人が皆Vergeと喋らないといけないみたいな雰囲気になってたのだが、ステージが良かった&衣装もかわいい&きれいなので、喜んで順番を待ち、写真も1枚ずつ撮らせてもらった。
二人ともかわいいし、きれいだし、良い大人だし(年齢わかんないけど、程よい落ち着いた雰囲気)、ダンスうまいし、歌うまいしで、とにかくVergeが良かったでした!
もう少し見る機会が欲しいですね。これからも期待してます!
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