Chelipとは
結成は2012年夏とのことだったが、2012年夏前後はTOKYO IDOL FESTIVAL 2012の盛り上がりもあり、情報が多すぎるイメージがあったので、その頃はさっぱり知らなかった。
元々、山陰放送プロデュースの(UMU AWARD 2010にもエントリしていた)ラッテフレンズのメンバーだったらしい2人なのだが、名前で検索してもボカロ曲で“踊ってみた”の映像しか出てこなかったので、ポテンシャル未知数!ということで興味が沸きました。
地方アイドルで東京初と言う状況だと、どれぐらいの集客があるのかよくわからずで、混雑現場苦手派からすると不安だったのだが、勇んで行ってみました。
11:30前 イベント始まる前
店内からはリハーサルの音が聴こえた。結構しっかりやっているようだった。
ぽちぽちとそれっぽい人が集まり、イベントがあるのだなと言う感じは漂ったのだが、午前中と言うこともあり、思ったよりは人が殺到する感じではなかった。始まる頃には用意されたスペースが埋まるぐらいには集まってた。
disk unionの開店を待つなんていう行為も始めてだったが、アイドルの為にdisk unionオープンを待つと言うのも、なんだかそわそわした。
1曲目は「Che Che Chelip~魔法のコトバ~」から。楽曲の良さもあるのだが、あらかじめチェックしていた音源ではわからなかった歌声が良かった。マイクトラブルで藤井みおんvocalがうまく乗らない点はあったのだが、少しボーカル加工が楽曲に合わせてされていたのに対して、違和感なく溶け込む歌を披露していた。声は二人とも低めなのだが、歌えない音程を無理して歌う感じもなく、彼女たちに合わせて作られてるような気がして、そこも良かった。
1曲終えてMC。マイクが機能してない点について、トラブルをいい具合に笑って濁しつつ、グループ名乗り、そしてグループ名の由来を紹介、個々にも丁寧に名乗った。
「オリジナルが出来る前は別のことをやってた」と触れた上で、2曲目はボカロ曲「ハッピーシンセサイザ」で“踊ってみた”を披露。この辺の曲での映像はYouTubeにアップされていたので、まだオリジナル曲だけでセットリスト組めるほど曲数もないのかなーと思った。ボカロ曲については、都内のライブアイドル/インディーアイドルもちょいちょい歌って踊ってカバーしてるのを目撃していたこともあり、あまり新鮮味は感じなかったのだが、ダンスのスキルは確かなものなので見て楽しんだ。
「ハッピー~」を終えて、滑らかに3曲目「アシンメトリー」へと繋がった。これはオリジナル曲で、この日売られていたCDの2曲目に収録されている。こちらはファンク/ディスコ寄りの音楽性で、「Che Che Chelip」の四つ打ちエレクトロポップ寄りの音とは少し違うが、どちらもよく出来てて、改めて楽曲に恵まれてるなーと思った。こっちの方が歌が聞き取りやすかった。
3曲目を終えてMCへ。ワイヤレスマイクは用意されてなかったのでケーブルが絡まり放題だったので、それを直しつつ、お客さんに名前を復唱させたりして繋いでいた。
地元米子での定期ライブの話に触れつつ、「アイドル育成カフェがあるので、鳥取の女子高生のカラオケを聴きに来てください(笑)」と藤井みおん。東京もどの地方も、オリジナル楽曲少ない/ないところでは同じようなものなのかなと思った。
地元米子のDARAZ FMにて放送中のレギュラー番組の話にも触れ、「文明の進化はすごいですね、スマホでも聴けます~」と一言一言良い感じの節回しをしてたので面白かった。
話終わったところで4曲目「Che Che Chelip~魔法のコトバ~」に向けて「コールもお願いします!」と煽りつつ、がんばって進行するみおんちゃんに対して若干生返事の麻友ちゃんの姿が面白かった(笑)。そんな麻友ちゃんも、曲が終わる頃には額に汗を浮かべ、前髪が濡れていた。
およそ20分のライブが終わり物販へ。CDはレジで買わなくても大丈夫だった。
disk union側で特典の写真を用意するみたいな話があったのだが、特にもらえなかったのが結局曖昧だったのだが、初めての東京でのインストアということもあり、見れて良かった気分で十分だった。
ちなみに、このイベント以外に予定がなかったらしく、インストア1本の為に東京来るのは勿体無いと思い、どっかでイベントやっていけば良いのにと思ったものの、コネもなにもない状態だったようので、高田馬場 ムトウ楽器にでも寄ってみては?と進言したところ、ムトウ楽器側も「ぜひ遊びに来てくださーい!」と歓迎、イベントやるには至らなかったが、後にムトウ楽器でもイベントをやることになり、ムトウ楽器閉店に伴うムトウFesにも出演の契機となったあたりは、良い橋渡しができたかなと言う気がしている。
ちなみに、この日、このイベントが終わってからMAGICを見に、ムトウ楽器に寄った(笑)。謎の引力を発揮するムトウ楽器をたくさん感じるイベントでした。
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