2012/08/09

ハーフ系アイドルユニット 多国籍軍 4thシングル「暖かなあの道」リリースイベント(2012/08/09) @ 秋葉原アソビットシティ

ハーフ系アイドルユニット 多国籍軍blogの新譜リリースイベントが秋葉原アソビットシティであったので行って来ました。


19:02 Chirarhythm

多分この日の映像と思われるものがYouTubeにあったので、参考までに。「Everlasting Love」です。
SPIRAL MUSICのリリースイベントは毎回レーベルメイトの出演が豊かなのでありがたいです。

最初に出演したのがChirarhythm(チラリズム・blogでした。

3000円ぐらいで平日に行われてることが多いイベント、Love Mark Festiavalによく出演しており、その他ユニットに比べて見かける率が低かったので、この日の目当てはある意味でチラリズムでした。

SPIRAL MUSICにしてはお姉さんな顔ぶれで、位置づけとしてはセクシーユニットみたいです。お揃いのキャミ+ショートパンツと言ういでたちだった。人数は6人。

1曲目は「JUKE」なる曲で、ロックナンバーで、「タイガー!ファイヤー!」とMixを打つお客さんがあまり居らずで、穏やかな雰囲気だった。

1曲終えて自己紹介MCへ。松本ゆん、吉沢沙莉、阿部ミユキ、大月菜々、中山綾、あと1人(多分 花田恵美)と言った顔ぶれだった。ゆんちゃんが個人的に白くて、背も適当で(阿部ミユキちゃんが170cmくらいありそうな長身に対して、彼女は160cm前後と言う感じ。もう少し小さいかも?)、見た目もかわいらしくて良いなと思った。

それにしても、気さくな小~中学生よりも、二十歳過ぎの大人ユニットの方が変に構えることなく見れて良いですね。

後に人と話て出てきたワードなのですが、セクシー系大人ユニットなので、prediaやSDN48などの類とカテゴリとしては近いと思うのですが、どこか擦れた感じがあり、「錦糸町あたりのprediaだ!」と称してるのが実に面白かった(笑)。prediaに漂う、どことなく高級なゴージャスさみたいのがそんなにしない気楽さ、と言ったところでしょうか。

話は戻って、メンバーの話。リーダーの“なーちゃす”こと大月菜々ちゃんに至っては、バイク乗るのが趣味だと語っていたのも印象的だった。見た目がギャルっぽくて、バイクが趣味と言う“揃ってる”感。これでギャンブルとか飲酒が好きと言い出したら、“擦れ”度がさらに上がって良いですね!(?)

「チラリズムもCD出したいですね!」と多国籍軍のリリースを祝いつつも自身の活動も充実させたい旨を語りつつ、告知で翌々日土曜日の朝のROLL TOGETHERイベントに出演とのことだったが、「時間が朝の~」と言ったところで、お客さんから「早いよ~(笑)」と突っ込まれてた。土日のROLLイベントは出演者数増やして、前のめりにすることよくあるんで、早い時間に設定されるユニットも大変ですね。

2曲目は「Everlasting love」。1曲目とは違ったシンセベースがかっこいいダンスナンバーで、スパイラル界隈のイベントでよく見かけるお兄さんだけによる独特なMixがイントロで鳴り響いた。文字列がテンプレ(タイガーファイヤー/虎火など)に沿ってないので、誰も合わせられないMixが彼だけによって入れられる空間はシュールで面白かった(笑)。しかしながら、フレーズがテキトーだなーとは思ったのだが、なんやかんやで入れ切ってるのと、曲の尺が独特で、それこそテンプレ通りの入れ方するとずれるところまでちゃんと合わせてあるのが面白かった。

結局、チラリズムメンバーの個々の魅力より、彼のMixの方が印象に残ってしまうのも面白かったのだが、今後チラリズムはどうなって行くのか、やんわり見守りたいところです。

ちなみに、2012年12月現在この文字を書いてるので、一応補足しておきますが、9月リリースV.A「IDOL PARADE」に収録の滝口成美ソロでは、滝口成美 with JOY☆(ジョイスター)として、チラリズムメンバーが参加、それに合わせてか知りませんが、2012/09/26にJOY☆blogへと改名、上述2曲も「Everlasting Love / JUKE」として無事CD化されました。このときからメンバーは減ったそうですが、今後の活躍も期待してます!

あと、こちらも余談なのだが、イベント終了後の特典会にて、多国籍軍のCDを買った人(Sさん)が特典くじを引いたら、あまり希望のものが出なかったらしく、多国籍軍のCDをもっとも買ってるであろうファンの人に「何か特典券余ってたら交換してください」と交渉しに行ったら、チラリズムの特典券を普通にもらってしまったらしく、「誰と撮ったら良いのか、決め手がない!」と若干悩んでたのですが、Sさん、「僕と撮りたい人ー!」とメンバーに振ったところ、全員挙手し(笑)、結局Sさんが選んだらしいのですが、撮る際に「Cと!Cで!チラリズム!」と言うお互いのCをくっつけてハートみたいのを作る掛け声を全員でやってもらっていた(笑)。それも含めて「錦糸町(のキャバクラ)感ある!」みたいな話題で盛り上がった(笑)。

そんなに興味がなかったはずのチラリズムのチェキ撮影が案外面白いことを証明してくれたSさん、ありがとうございました!(笑) 自分も撮ってみたくなったのだけど、チラリズムではなくなってしまったのが残念(笑)。


19:14 ウルトラガール

2012/10/18にリリースされた「てんきゅ!」
少し久しぶりのウルトラガールでした。

この日の衣装はパジャマで、後のMCにてそれについて説明していた。

1曲目は「正義の味方」でスタート。SPIRALのユニットってどんどん人が抜けて行くイメージがあったのだが、ウルトラガールだけ安泰で続いてることもあり、良い勢いを保ってるのではないかなと思った。

1曲終わりでMC。パジャマについて一言ずつ、鈴木希空blog「着ぐるみです!」と言う話が出たあとに、この日15歳の誕生日を迎えたらしく、メンバーやお客さんからハッピーバースディの歌を歌ってもらっていた。続いて多国籍軍メンバーからサプライズでケーキ登場、便乗してピコピコハンマーを手に持ってる大崎きらがお客さんにツッコミ入れらていた(笑)。中学生の誕生日を祝ったことはなかなかなかったので良い経験だった。

新井郁花→ピンク豹柄、麻生智世→シンプルな長袖の寝巻き、金子ゆい→サッカー日本代表のユニフォーム、川﨑芹奈→水玉のパジャマ、渡辺アリナ→ピンクのゼブラ、白川花音→ピンクのタンクトップ、広瀬光悠→水色のフードのついた半そでのパジャマと言う格好だった。金子ゆいの浮きっぷりが良かった(笑)。他の子たちがリアル中学生!って感じで、なんだか申し訳ない気持ちになった。

誕生日+パジャマで、多国籍軍のリリイベなのにすっかりウルトラガールの時間になりつつあったこの時間、2曲目は「てんきゅっ!」でした。流すオケが違ってやりなおしで、出だしが悪かったのだが、大変良い曲で聴けて良かった。後の話だが、SPIRAL関連のユニットを渡り歩き、現在ソロで活動している吉田優里blog作詞とのことだった。彼女作詞の曲はイニーミニーマニーモー「らぶりんすたいむ」がありますが、そちらも良い曲で、ゆりぽ作詞曲にはずれないですね!

ウルトラガールの多彩な顔ぶれがたっぷり堪能できるソロパートが含まれたダンスもとても好印象の曲でした。


19:29 多国籍軍


TIFで先行販売していた「暖かなあの道」と、この日やっていた新曲「永遠に続くこのメロディ」も2012年内にCDとして出ました。リリース早い!
この時点で相当充実した無料イベントですが、トリに多国籍軍登場。

「Love World」「永遠に続くこのメロディ」でスタート。2曲目はこの時点でシングル化されてなかった新曲で、誰でも知ってるクラシック”パッヘルベルのカノン”の旋律からスタートし、頭の中で戸川純「蛹化の女」が浮かんだ(笑)。最初はそれこそストリングスで始まり、どことなく神聖なムードが漂ってたのだが、アップテンポになるあたりも、「パンク蛹化の女」が浮かんで仕方なかった。まあ、普遍的な旋律なのでしゃーないですね!

MCにて自己紹介をはさんで、3曲目にやる、今回リリースとなった「暖かなあの道」に関する振り付け講座を簡単に実施してから曲に入った。Bメロで横に移動する箇所があるので、一緒にみんなで移動してくださいとのことだったが、アソビットシティでのイベントには制約があるので「気持ちだけ、お願いしまーす!」と語っていた。

「暖かなあの道」はテクノポップ寄りの、曲名通りの暖かな雰囲気の平和な曲で、TIFを経て充実しきった彼女たちにぴったりの良い曲で、とにかく暖かな気持ちになった。1stシングルがChupa!!の「LOVEシーズン」のリメイクだった(と言うか半音低いだけで同じ曲、歌詞は違うが)り、メンバーがじわじわ抜けていったりと、果たしてどうなるのだろうと言う気配が拭えなかったもの、良曲や機会にも恵まれて、喜ばしいなあと思った。

横移動はちょこちょこちょこーとしてて、ずかずか移動するタイプのものがそれまで他ユニットで多いイメージだったのだが、新たなる動きがかわいらしかった。特に大崎きらちゃんの小柄さとキュートさがこのちこちこちこーとした動きに合ってて良かった。

最後に、翌日のリリースイベントの告知もしてライブは終了した。


2011年夏~2012年初にかけて、SPIARL MUSIC内のユニットの発生、解散、吸収合併、脱退加入があまりに多く、応援しているファンから結構悲鳴が上がっていたのだが、多国籍軍の安泰もそうだが、ウルトラガールみたいな若いユニットもライブを重ねて磨きがかかってきたり、かと思えばチラリズムみたいなユニットも居たりと、2012年のスパイラル界隈はネガティブな意味なしで興味深いものですね。

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