憧れの宮ヶ瀬
そこから発展してd-tranceの映像など見ていると、どうも特定の場所でやっている動画が多かった。それがこの宮ヶ瀬のステージでした。
そこから、色々宮ヶ瀬の話を人から聞いていると、Finolia Factoryもよくやっている、C-Lip界隈(Chu!☆Lips、Feamなど)や色彩RECORDS周辺(d-trance、Starmarieなど)も出てたらしく、今年の夏の花火大会の頃にはきっとFinolia Factoryがやるはず!と、宮ヶ瀬経験者が語っていたので、意識して予定を調べてたところ、いよいよ確かな情報が出た為、同行者を募って車で向かうことになりました。
私も文章を書かせていただいた同人誌「What is idol?」のバックナンバー、vol.6に書かれた某さんによる宮ヶ瀬の話が面白く(「邪魔してくるDQN」の件が特に面白かったw)実際どんなもんなんだろう、と言う期待も胸に臨みました。
14:00ころ 到着
現場に着くまで、道がとにかく細く、たどり着くのに道が1本しかないみたいな場所だったので、帰りは混みそう&当たりにお店とかなさそうだなと思ったので、行き道でパンなどを購入。いざ現地についてみると美味しそうな串焼きが次々に焼かれていたりと、お祭りムードにすっかりやられた。…が、お金にも限りがあるので、それらの誘惑に負けないように、ぐっとこらえた。
自分が運転していたのでお酒は飲めないのだが、お祭り+素晴らしい眺望+空気うまいと言う環境を十分に楽しんでる人たちは次々お酒を飲んでて、ちょっと羨ましかった。しかしながら、お酒を飲まなくても十分心地よい環境で良かった。
駐車場に車を止めてから、どこでやるのか皆で探したのだが、私の車の同乗者は宮ヶ瀬経験者がいなかったので、少し迷いながら歩いた。丁度盆型になった公園だったのだが、盆の下まで行ってしまい、そこからさらに上ったら、YouTubeで見たことがあるステージが出てきた。
思ったよりもシンプルな舞台だった。映像によっては背後に証明、飾りなどがあったのだが、この日は見渡す限りの山。アイドルと山、なかなかないことだと思い、わくわくしてリハーサルを待った(笑)。
出待ち、入り待ちでもしないと私服は見れないものなので、ありがたく眺めさせてもらった(笑)。
最初はFG学園塁球部から。イントロ箇所でPA担当に「煽り入ります」と言葉で伝えていた。マイク使わなさそうなところで下げられないようにっていうことだと思うのだけども、しっかりリハしてるなーと思った。
簡単なリハが終わって次はchoice?リハ、「悲しき運命」から「夏色プリズム」を披露。続いてサバゼロも2曲リハーサルをやっていた。(サバは聴きこみが足りなかったので曲名が片方不明だったが、「yeah! yeah! yeah! ~南風ふいたら~」などあわせていた。)サバリハは“ミサティ”こと藤倉美咲ちゃんがいなかった。
“あっきー”こと佐藤あきほちゃんがワンピースのノースリーブTシャツみたいのを着ていたのだが、なんだかとてもよかった(笑)。その他、あの子の私服がかわいいだの、あれはないだの、見てる同行者と一緒に話しながらリハを楽しんだ。
リハ、Rizumuさんはやらなかった。「彼女は偉いから、きっとゆっくり現地に向かってるに違いない」とか勝手な憶測をしながら、こちらもそれはそれで楽しんだ(笑)。
15:00 本番前
しばらくそのままで、誰も直そうとしなかったので、なんだか不吉だった。リハにもいなかったし、Rizumuさんちゃんと出るのかな?と言う勝手な不安がよぎったが、少ししてようやく立て直しされた。(無事Rizumuさんもライブやりました)
最初は新人メンバーから選抜されたユニット「FG学園塁球部」(塁球部と書いて「そふと部」と読む)から。
そふと部、Rizumuさんのバックダンサーで以前見たことはあったのだが、その日は塁球部としてのステージをやってなかったので、今回が初見だったと思うのだが、1曲のみのステージで、さっぱり、スカッと終わった。
1曲終わりのMCにて自己紹介、「おいっすー!」と元気良い挨拶が印象的だったが、8分程度ではあまり魅力がわからなかった。
フルだと5人とのことだったが、この日は3人だけのステージだった。
choice?を以前見た神社のお祭りではマリンセーラースタイルだったのだけども、案の定悪天候だったので存分に楽しめなかったのだが、今回は天気にも恵まれたので良かった。しかもメイド衣装で登場、聴きたい曲が聴ける!と言うフラグが早速立った。
曲は「恋のコの字はハートのメール」、MCをはさんで「Dokki Doki Days」「求愛型無敵宣言~hoice?がメイドだったら~」「夏色プリズム」でした。
この衣装、頭にヘッドドレスがついてるのだが、「無敵宣言」をやってる最中にどんどんそれが前方に落ちてきてる“まおまお”こと上原真央の姿がかわいかった(笑)。その他、“ひとちゃん”こと内田ひとみがエプロンの片肩部分が落ちてきちゃって踊りづらそうにしてるのも見られたり、メイド衣装は踊りに適さないんだなと思ったりしたのだが、そんなハプニングも含めてchoice?のステージはとてもとても楽しかった。
リハーサルではいなかったミサティがちゃんとこのときはいた。MCの時に言ってたが、足を怪我していて無理ができないとのことだった。しかし、以前見た時と変わりない、威勢の良い煽りは健在で、彼女の声のでかさがサバらしいなーと思えたのだった。
曲は「Thanks to you」、MCをはさんで「Lucky!愛が地球をエコロジー!!」「a reason」の3曲を披露。
サポートメンバーとして埼玉のお祭りに引き続き柳田久瑠実がいるサバゼロ、柳田ソロも見れたら良かったなーとは思ったのだが、そつなくこなせる彼女のポテンシャルの高さが見られて良かった。
ステージは横からも見れるのだが、小林沙弥香&ミサティあたりが横に向かって煽りをしたりと、前面以外にも気が配れるスキルの高さが伺えて、さすがリーダー&サブリーダーだなと思った。
最後に腕にはめたサイリウム・ブレスレットを投げるのがFinolia Factory恒例になってるのだが、手前で見てたちびっ子にブレスレットをプレゼントしていて良かった。お祭りでアイドルからブレスレットをもらった思い出はプライスレスですね。
Finolia全般予習が足りないので、アルバムとシングル数枚持ってる程度では、まだまだ聞いたことない曲がいっぱいみたいな状態なので、1曲目がなんだったかわからなかったのだが、それと2曲目「以上のL!」(新曲)、そして「KAFERATE☆KAFERATE」の3曲披露。
「KAFERATE☆KAFERATE」は何回も見てるので馴染みもあるので、見れて良かった。
最初の曲はソロで、2曲目はギターを持って、3曲目はFG学園塁球部メンバーがバックダンサーを務めてと、1人でのステージであることを生かした色んな見せ方だった。
「以上のL!」の最中で、オケが突然止まるアクシデントがあったのだが、持ってるギターの開放弦の音だけが鳴る瞬間ににやりとしてしまった。
しっかり弾いてるわけじゃないなーとは思ってたのだが(ギターにシールドは刺さってないし、コード変わるのにあんまりしっかり抑えてなさげだし、ウクレレの時と一緒かなーみたいな)いざ開放の音が鳴り響くとちょっと気まずいですね(笑)。ウクレレもそうですが、弦楽器そんなに弾けないんじゃないか説が自分の中でじわじわ上がってきてるのですが、その辺はワンマンライブで弾き語りすることがあるらしいので、ぜひともRizumuさんのアコースティックライブ or ワンマンライブに足を運んで見てみたいものですね。(ピアノ弾き語りライブはちょいちょいやってるみたいです)
シャボン玉吹いたり、ステージ横側にも向いて歌ったりと、彼女も経験値の高さみたいのがにじみでた良い舞台の使い方をしていた。
1部終わりではchoice?のCDを買いに行ったりした。
“ゆななん”こと田中佑奈(2012年12月現在choice?からはずれ、ソロになるも引退済み)が居る状態で物販に足を運べたの初めてと言うこともあり、彼女が映ってる「少年が奏でるレクイエム」を購入。
1アイテム買うと1写真撮らせてくれるのだが、まとめて5人収めるに狭かったので、2、3に分かれて撮らせてもらったのだが、せっかくだからまとめて撮るべきだったなと、後から思うのでした・・・。
choice?物販に行ってテンションが上がったので(!)、FG学園塁球部、Survive-ZERO物販にも足を運んだ。
写真セットを購入すると、稀に当たりが入ってて、その当たりを使えば2ショットが撮れるのがFinolia Factoryのシステムなのだが、日頃のライブよりも、こういうイベントだと当選確率が高いと言う噂があったので、写真を欲しい気持ちはあったのだが、持ってないCDが膨大にあることもあり、そふと部側は「翔べ!そふと部~Catch the future~」を購入。choice?よりはSurive-ZERO寄りのアグレッシブな曲なのだが、そふと部のフレッシュさと彼女たちの動きの良さが良かった旨を語りつつ接触をしたのだが、名前と顔が一致してなさすぎたので、3人しか居なかったのはなんとなく気楽だった。
Survive-ZERO側はミサティソロ、小林さあやソロなど選択肢が多かったのだが、P-MODELのポストパンク期の重い1曲「列車」にイントロが似てると言う噂があった(New Wave好きの方がそう称してたw)柳田久瑠実ソロ「MY DEAR LOVE~人生は偉大~」を購入。サバメンバーに思い入れがないから出来る買い物なのかなと思いつつ、ミサティの怪我を押してのステージを押しつつの、あっきーの素敵な笑顔を見つつの、さぁやの高いスキルを誉めつつのでサバ物販は忙しかった。
1人だけ結構年上のミサティのルックスは個人的に結構好きなのだけども、以前見た時よりも「お姉さん感」がこの日高く見えたので、ライブハウスや夜のお祭りとは違った、陽が落ちる前の明るさは時に罪なのかなとも思った(笑)。
17:42 2部 FG学園塁球部
そんなわけでFinolia Factory 2部です。
FG学園塁球部からスタートで、1曲で終了。今回は「自分に出来るエトセトラ」をやっていた。(1部は「翔べ!そふと部」)こっちのシングルはまだ持ってないけど、お金ないなーと思いながら諦めた。
しかしながら、「翔べ!」側の方が勢いがあって好きです!
お祭りと言うことで、何を食べたかなどの話題をしつつのMCでさくっと終了。やっぱり8分で終わった。時間感覚がしっかりしてますね!
曲は「蜩」、MCをはさんで「Over the Rainbow ~頑張るあなたへ~」、最後に「烈」でくくられた。
MCでは相変わらず元気いっぱいのミサティの声が鋭く、スピーカーの前あたりで見てた2部の私の耳を遠慮なく刺激して、辛かった(笑)。
「Over the Rainbow」の最中、花火の支度をしていたであろう方向から爆発音が3発くらい鳴ってびっくりした。そんな曲中でも、手前で見てる子供たちに気さくに手を振ってアピる小林沙弥香の姿が良かった。
最後、「烈」で“かっこいいサバゼロ”も見れ、一通り見たい面が見れたかなーと、満足なステージでした。
2部は最初から「以上のL!」を披露。MCをはさんでからアグレッシブRizumuコーナーへ、Limited R名義で出された「この雪と共に」(Survive-ZEROのカバー)、「恋歌」(元Survive-ZERO 酒井蘭ソロシングルのカバー)を披露。
日ごろ激しいダンスをやったりしないRizumuかあさんが、キリッとした表情でダンスを披露していて「これがLimited Rか・・・!」と思った。彼女もFinolia Factory内じゃ古参と言うこともあり、結構色々出来るもんなんですね。
「恋歌」ではタオルをまわす+そふと部がバックダンサーで華やかだったのだが、タオルがうまく廻るようにの工夫か、タオルの端が結ばれてるのが印象的だった。後のリズラー(Rizumuファンの呼称?)ではない人がRizumuさんを見かけた話でも、タオルの端が結ばれてた話題が上がってて、やはり妙なオリジナリティがあるのだなと思った(笑)。
最後にサイリウムブレスレット投げをやったのだが、2本は手前のちびっ子に、1本は投げたのだが、ステージ上方の屋根にぶつかって跳ね返ってた(笑)。
ソロと言うことで色んな工夫をしてくるRizumuさん、面白いですね。
そふと部始まった頃はまだ明るかったものの、choice?が始める頃には薄暗くなりつつあった。
choice?もTシャツ姿で登場。マリンセーラー衣装で来ることを期待してたらしい、Mさん(choice? 1stアルバム発売イベントの時に初めてお会いした人)が、マリンセーラー用の帽子を持ってきてたのだが共演叶わずで、とりあえず帽子をかぶって観覧してる姿が印象的だった(笑)。
曲は「求愛型無敵宣言」、MCをはさんで「夏色プリズム」「少年が奏でるレクイエム」、そして最後に「きらめき☆サマー」で終わった。
「夏色~」では一瞬オケが止まるトラブルがあったのだが、すぐに続いて難はなかった。この曲の最中でも後方から爆発音が聞こえて不安になったのだが、特にそちらも問題は起こらなかった。
だいたい3曲で終わってたのだが、最後の最後に「きらめき☆サマー」がきて、なんだか目的達成!くらいな手ごたえがあった。
あまり繰り返し見れてないchoice?だけども、実に多彩な曲があって、シチュエーションで色々なセトリで臨めるのも、改めて良いなーと思った。
choice?が挨拶して捌ける頃には、すっかりあたりは暗くなっていた。
ライブが終わってから
しかしながら、花火やってる最中だったら道空いてるんじゃね?なんて思っていたのだが、いざ車を出してみると、細い道のサイドに車がびっしり止まっており、しかも道幅が狭くなって、完全に詰まった(笑)。
とりあえず、今回の教訓としては、宮ヶ瀬までは道が狭いから、花火前後は身動きが取れなくなる、花火が終わらないと帰れないと言うことだった。
イベントが終わったあと、軽いノリで宮ヶ瀬のFinolia Factoryステージを見に来たことについて、上述のM氏から「花火を見ずに帰るとは片腹痛し」くらいにdisられたりしたわけですが、結果帰れなかったあたり、先輩の意見・意向を参考にして、まったり花火を見ていくことも大事なのだなと痛感したのでした。
冒頭で挙げた「お祭りに遊びに来てる、アイドルに特に興味のない地元のやんちゃな若者たちが邪魔してくる」と言うようなことは今回特になかった。
そいういう外的な圧からアイドルたち、そしてアイドルのステージ、そして“おれたち”の現場を守るべく、日頃別に話もしないフィノリアファン同士が、見えない団結をすると言う話が結構興味深かったのだけども、この日は平和だった(笑)。
地元のやんちゃな若者たちが暴れると言う点で言ったら、神社でのFinolia Factory出演イベントの時の方が荒れてたなーと言う感じだった。まあまあ、何はともあれ、少し遠出の、豊かな自然の中で見るアイドルのステージはとても清々しいもので、良い思い出になりました。
また宮ヶ瀬まで、車に仲間を乗せて、あーだこーだ語りながら遊びに行きたいものですね。
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