真野恵里菜(twitter・GREE blog・wikipedia)の単独ホールコンサート「真野恵里菜コンサートツアー2011~ハタチの乙女 801DAYS~」が渋谷C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)にてあったので行って来ました。
滑り込みで行ってきた
ハロプロのコンサートは5000円overなのでどれも結構高い。が、一応チケットは出払うみたいで、ファンクラブ先行申し込みが終わってチケットが発送された後なんかをオークションで見てみると、結構チケットが出品されていることが多い。
前方の席はもちろん値段が上がって定価を越えるし、2F後方の席なんか定価を当たり前のように割る。
久しぶりの単独コンサートの為(昨年は真野恵里菜&スマイレージで、むしろスマイレージのメジャーデビューがかかってる物だった)、これは行かねば・・・と思っていたものの、チケットが前日まで入手できてませんでした。(オークション見てたけどうっかり見逃してばかりだった)
前日、自身のライブがあったけど気合入れてオークションを確認、無事現地受け渡しで券を落札し、当日お昼に渋公前で15時スタートの昼の部のチケットを受け取りました。1Fのステージを客側から見て右手のブロック、10列目で4100円。定価割ってます。距離感は近かったけど、少し見づらいかなと言うラインでした。
セットリストと感想
まずセトリ。
- OSOZAKI娘
- お願いだから・・・
- MC
- Ambitious Girls
- VTR
- ダレニモイワナイデ
- 花言葉
- ごめん、話したかっただけ
- MC
- マノピアノ
- ラララ-ソソソ
- 乙女の祈り
- VTR
- 堕天使 エリー
- 21世紀的恋愛事情
- ラッキーオーラ
- MC
- 真野恵里菜スペシャルメドレー
- 青春のセレナーデ ~ 世界は サマー・パーティ ~ Love & Peace = パラダイス ~ 青春のセレナーデ
- MC
- 元気者で行こう!
- アンコール
- 春の嵐
- Tomorrow
- MC
- My Days for You
- まつげの先に君がいる
このコンサート、リクエストを募集した上でセットリストを決めるとのことだったのですが、結果的に2ndアルバム「MORE FRIENDS」のレコ発単独コンサートみたいのがなかったせいか、2ndアルバム曲が中心となったセットリストになったのかなと想像しております。
ちなみにリクエストで一番多かったのが「元気者で行こう!」だったそうで、アルバム曲中での1位が「堕天使エリー」だったとのことで、真野恵里菜が苦笑いしながらそれを言ってる様は良かった(笑)。そして「せっかく頂いたリクエストなので後でやりますけどぉ~」と少し嫌そうなところも良かったですね~(笑)
「堕天使エリー」は台詞部分はアフレコで流し、それに身振り手振りで演じてました。上述の敵が現れてこてんぱんに返り討ちにする真野恵里菜の迫力あるアクションは見ものでしたね。
説明の順序が悪いですが、冒頭にスターウォーズ風のVが流れまして、悪の総帥キングクエッションがどうのこうのと言う前説があり、そこから語り→アクション→キングクエッションが声のみで現れるっていう展開でしたが、キングクエッションによる真剣勝負が面白かった(笑)。
これ、ボイスチェンジャーを使った高い声の人がなぞなぞなどを出して真野ちゃんが答えるっていうもので、CDに入ってるのは正直寒いんですけど、ライブでやると真野ちゃんのうろたえる表情が見れて良かったです。
出題内容が1部と2部で違ったそうですが、1部見れた方の方が得だったのではないでしょうか?(笑)
- Q1:男性の真ん中にあるぶらぶらしたものは何?(ヒント:三文字目「タ」、人に寄っては皺がある
- A:ネクタイ
- Q2:2点の絵の間違い探し
- 全部見つけるものの、「褒美に水を飲んでも良いぞ」と言われるものの、飲もうとしたところで歌の伴奏が始まって強制的に戻される
- Q3:物真似 ビートたけし→古畑任三郎→徳川家康
- ビートたけしでは「コマネチ」→× 古畑は真似するが× 徳川家康は頑張って○をもらう
1門目は男性にしか付いてない物を彷彿とさせる下ネタ系クイズで、CD収録のものに近い感じでしたが「本当に言うんですかー?えー・・・でもやっぱーえー(ブッブー)」みたいにはならず、客側に意見求めると客が黙る→真野「なんで黙るんですかー?ww」みたいなやり取りがほほえましかったですね。結果としてネクタイだったのですが(笑)。
答えが出た直後はチアガールの格好したハロプロエッグの子たちが登場して、ポンポンを渡されてのチアガール風振り付けで強引に歌わされると言うものでした。
2門目も不意打ちエッグ登場で歌入り損ねると言う(笑)。3門目は徳川家康と無茶振りされるものの「拙者は徳川家康じゃ!」みたいな感じで頑張ったらまさかの正解をもらうという快挙(笑)。真野ちゃんは恐らく徳川家康のモノマネが出来る唯一のアイドルです!(笑)
しかしながらチアエッグ手段に囲まれて歌を歌わされるという展開。
終了後は「どいつもこいつも『ザッカリ』だよ・・・」とオフレコ音声で言い放ち、スクリーンには「エリー語解説:ザッカリ 『残念』と『がっかり』のくっついた言葉」みたいな説明が表示されて堕天使は終わりました。
ライブでこういう展開を設けられるっていうのも真野ちゃんの芸の幅ゆえでしょうか。
真野ちゃんを聴くきっかけになった曲、メジャー2ndシングル「はじめての経験」が今回はずされていたのはちょっとショックでしたねー。
ピアノ弾く→ダンスへ と言う曲は「ラッキーオーラ」のみ。ラッキーオーラやってくれたのはもちろん嬉しかったですけど、そこまでやったならやっぱり「はじめての経験」入れて欲しかったですね。
しかし、一説に「次の波が来たらさらっていっちゃうよね」っていう歌詞が不謹慎っていう説もありますね・・・。仕方ないのかな。お蔵入りだけは勘弁して欲しいです。
初期真野恵里菜の売り文句?が「ピアノ弾き語りアイドル」みたいな感じだったと思ってるのですが(案の定「はじめての経験」前は売り場でちらっと見かける程度だったので、的確なキャッチコピーを知りませんが、秋葉原のソフマップにしばらく掲げられていた「はじめての経験」のコピーには「噂のピアノガール」とあった気がします)、最近ピアノを弾く曲が減ってきているので、単独コンサートではそこに期待もしておりました。
ステージ真ん中にピアノを持ってきての初期曲を続けて演奏したところは本当に良かったですね。
2009年の厚生年金会館でのライブでは「世界はサマー・パーティー」のカップリング「ジャスミンティー」にてピアノを間違えてステージ上で泣くというハプニングがありましたが、今回は完璧!・・・とは言っても「ジャスミンティ」はやらなかったんですけどね。聞きたかったなぁ。(リベンジとか以前に曲が良いので普通に聴きたいと思ってました)
やはり入口となった「はじめての経験」そして「世界はサマー・パーティー」のことばかり書くのもなんですけど、「世界は~」に至ってはメドレーの1部分程度でさらっと終わってしまったのも惜しかったですね。
リクエスト1位とのことでアンコール前のラストを飾った「元気者で行こう!」があまり好きでなかった故に残念な気持ちになってるのかもしれませんが、「世界は~」はハロプロエッグが居てこそ成り立つ曲でもある故に(SUMMER PARTYと描く間奏部分の振りはエッグありき!)、せっかくエッグの子たち居たのでやって欲しかったですね。
昨年のジョイントコンサートでは、ジョイントと言うことでアルバム収録曲、カップリング曲みたいなものより、シングルA面曲が多かった印象ですが、この日は贅沢、かつマニアックな選曲が許される単独コンサート。
自分もリクエストにて挙げた、初期の名曲たちを提供したKANによる新曲「ダレニモイワナイデ」を初披露したんですが、マイクスタンドにマイクを置いた上で両手を使った振り付けを交えてやってまして、いやーーーー、これ、ほんと良かったです。泣きました、本当に。
歌詞の内容としては、もう年頃だから、黙っててもちょっと下心があることくらい私にはわかってるわ みたいな歌詞で、彼氏の部屋で会話が途切れて~みたいなフレーズもあるものです。
今まで清純派で押していた真野恵里菜が20歳を迎えたことで、ただの清純派から現実的な大人の女性を・・・と言う制作側の意向を感じるものなのですが、KANの楽曲はやっぱり優れてる!真野ちゃんにぴったりだし、他のアイドルがこの雰囲気を出せるかと言ったら出せないと思います。
「たまにエッチなサイト見てることくらい知ってる」と言ったフレーズだったり、「スカートの丈を少し短くしてきた」と言ったフレーズだったり、気付いてても誰にも言わないでと言う振り付けあたりでは人差し指を唇の前に差し出してトントンとする姿、もう全部が鳥肌ものでした。
この1曲にチケットを買ったと言っても過言ではないくらいに満足できたので、「はじめての経験」がセトリからはずれてたことは正直どうでもよくなったのでした(笑)。
ラッキーオーラ披露の途中でサインの書かれたゴム製のカラーボールを客席に投じていたのですが、最後から2発目くらいで最前列のカメラマンに思いっきり投げちゃってました(笑)。
「2階席にも届くように、次回まで鍛えておきます!」と曲終わりで言ってたのですが、力こぶを作って見せるものの、若干二の腕がふるっとしてたのは良かったですねー(笑)。びろんびろんのやわやわではなかったんですけど、コブはあったけど二の腕のぷるっと感、良い!
新曲「My days for you」も披露してました。
今回のコンサート名にも、これからリリースされれう写真集などにも「days」と入っており、キーワードになっているそうです。
楽曲は中島卓偉(wikipedia)が作曲みたいですね。THEポッシボー「Family~旅立ちの朝~」に続いて2曲目くらいですかね、つんくファミリーへの楽曲提供。(他にあったら教えてください!)
中島卓偉自身の曲はほとんど聞いた事がないのですが、ポッシに提供した曲については結構個人的に好きで、名曲なんじゃないかと思ってたので、シャ乱Qのはたけ、たいせいあたりが楽曲提供を主にしていた中で、変化を求めてか卓偉曲が来たのは個人的に歓迎ですね。1回しかまだ聞けてないので正確な評価はしづらいのですが、結構良い感じの、今後コンサートのラストにでも使えるのではないか?と言った泣ける歌詞のものでした。
発売が待ち遠しいです!
TシャツSサイズがすぐ売り切れになってしまい買うことが出来ずで、結局未だに真野Tを1枚も所有できてないのが唯一のひっかかり点ではありますが、久しぶりに単独コンサート、実に充実していて、自分の中のマノフレ度が戻ってきました。ほんと良いコンサートでした!
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