TOWER RECORDS Presents POP'n アイドルなるイベントがあったので、縁あって行かせて頂きました。
急遽行くことになった
面子的には全然見たい顔ぶれだったものの、ここ最近の財難故に行くわけに行かずで情報もシャットアウト気味だったので、この日にこれがある!という確かな情報は頭に入れてなかったのですが、友人が都合が悪くなったとのことで、チケットを譲ってくれました。ありがとうございます。この借りはどこかで返したい!
そんなわけで、じっくり見てきたので、そのレポートとなります。
入場~始まるまで
この日の面子、層が被らなさそうな、かつ若手、勢いのあるアイドルばかりが出演ということで、お客さんの顔ぶれどんななんだろうとお台場まで自転車を走らせながら考えてたのですが、自分が地下アイドル現場ばかり足を運んでいたせいか、やっぱり色んなタイプの人が居るなーと思った。
スマイレージのTシャツを着た、なぜかサッカーチームの旗を持った若者、女子流のタオルを首に巻いた人、東京女子流のTシャツを着て寒い中スタンバイしてる人、色々居た。
自分はなんだかわからないけども、スマイレージのタオルとLinQのTシャツを持ってきていた。
結局、入場した時間がギリギリだったのと、自分が見た位置が比較的余裕がある場所だったので、特に着替えることなく、持ってきたものが取り出されることはなかった。(面倒くさかったのが最大の理由ですが・・・)
色々あって館内に入ったのは開始数分前。やや小走りで、チケットに書いてあった場所へと向かった。2F席。
この日の情報をさっぱりわかってなかったので、2Fは自由席だと勝手に思い込んでいたのだが、持ってたのは立ち見のチケットだった。結果として席の後ろ側に立つこととなった。
AXの2Fなら間違えて上がってしまったことがあるので、どういう景色かわかってたのだけども、何気にZeppの2Fは初だったかもしれない。(忘れてるだけかもしれませんが)
思ったより立ち見客が少なかったので、好きな位置で見れそうだなと、嬉しかった。ちなみに1Fはオールスタンディングなのでお客さんがびっしり埋まってて、あそこには入りたくなかったので、ここで良かったと思ったりもした。ちなみに2F立ち見、本当に快適でした。
17:36 開演/出演者入場
17:30スタートとのことだが、少々押してスタート。
暗転して、スクリーンにPOP'nアイドルロゴが映し出され、出演順に次々アイドルたちが紹介された。
最初にステージ真ん中に設けられたトンネルから出てきたのはバニラビーンズ。この日は司会も務めるとのことで最初に登場だった。もうすっかり「若手アイドルたちのお姉さん」と言った位置が定着した印象もあり、なんとなく頼もしくも見えた。
続いて東京でのワンマンライブを控えたLinQがぞろぞろと登場。想像以上に大所帯だなーと思った。そして、前回の感動のワンマンライブの思い出が少しよみがえって胸が熱くなった。
3番目はSUPER☆GiRLS。何気に機会がさっぱり無くて見たことがなかったスパガ。スパガ童貞を捨てる日が来たのだなあと身構えた。この日唯一見たこと無いグループだったのだけども、アー写などで見ていた通りのキラキラ感で満ち溢れていた。
4番目は東京女子流。高い歌唱力を持つ"あぁちゃん"こと小西彩乃が骨折で不在と言う話をうっすら聴いていたので、改めて4人で登場するTGSを見て、ステージはどう展開するのだろうと思った。
最後に入場したのはスマイレージ。ここ最近一番見てるグループだと言うこともあって(あと、見てる期間も個人的に一番長かった)、この顔ぶれでスマイレージはどう輝くんだろうとわくわくした。
17:38 タワーレコード 嶺脇社長 挨拶
この日出演のアイドルの子たちがステージにびっしりと並び、華やかだった。バニラビーンズがマイクを取り、開演の挨拶を行った。
バニビの紹介で、ステージ真ん中のトンネルから今回主催でもあるタワーレコードの社長にして大アイドル好きとして有名?な嶺脇社長が登場。「17:30開演のハードルの高いイベントにお越しくださいまして、まことにありがとうございます!」と、1アイドルヲタがどこにハードルの高さを感じているか、よくわかってらっしゃる挨拶で面白かった(笑)。
自分が見たいアイドルが出演とのことで、1ファンとして楽しみである旨にも触れつつ、去って行った。
17:43 バニラビーンズ
そんなわけで冒頭はバニビのライブからスタートした。
オープニングアクト的な立ち位置だったのか、持ち時間はおよそ15分で、曲は「サカサカサーカス」→MC→「トキノカケラ」→「ニコラ」のみだった。
聴きが浅いこともあり、バニビは他のアイドルに比べて自分はあまり楽しめないのではないかとは思っていたのだが、Zepp 2Fの後方立ち見エリアから聴くバニビは音としても 良かったし、楽曲もこの日出演の誰とも被らないもので、なんだかとても楽しめた。
なにより、ゆるゆると乗りながら楽しむバニビは贅沢だった。ライブハウスできつきつの中見るバニビより、こういう楽しみ方の方が良いんだなーと、発見もあった。
やはりヲタ側が「ヨッシャイクゾー!」と言えるような曲もないし、ダンスチューン!っていう曲もない、むしろアコースティックなサウンドが生きるものが多かったので、お客さんのノリは上から見てる限りではあまり良くはなかったのだけども、1Fで見てる人にはどう聴こえたんですかね。2Fはとても楽しかった。「サカサカサーカス」がとにかく優雅だった。
MCでは、自己紹介にてアイドル研究を趣味と語るレナちゃん、東京女子流 新井ひとみ・庄司芽生、LinQ 高木悠未、SUPER☆GiRLS 前島亜美、スマイレージ 和田彩花を"推しメン"として挙げていた。うーん、さっぱり自分とは推しが被りません!(笑)レナちゃんの趣味の感じだと、自分が最近楽しんでいる地下アイドル現場とか足を踏み入れても「推しが増えなかった」と言われそうな、そんな感じがした。
レナ「前にZepp Tokyo来た時はBUCK-TICKを見に来た」とも語っていた。アイドルからBUCK-TICKまで、なんだか良いなと思った(笑)。
ほか、MCでは4月リリースの新譜「チョコミントフレーバータイム」、3月10日にKDDIデザイニングスタジオのイベントにてお披露目を行う旨に触れつつ「他にイベントが被ってなかったら、是非遊びに来てくださいね」と、嶺脇社長同様に1アイドルファンっぽい発言をしていて面白かった(笑)。
18:00 LinQ
メンバー登場前、裏から"LinQコール"がマイクを通して会場に響いた。「またLinQがやってきたのだ!」と思って、なんだかぐっと来た。でも、このコールの順番を覚えてないので、にわかだなーとも自分自身思った(笑)。(結局、現地に遠征行くような資金もないので、以前東京に来た以来の生LinQコールですから、仕方ないですね・・・)
「Love in Q-Shu!!」と締まり、イベント共通SEが流れ、スクリーンにはLinQのアーティスト写真が映し出され、薄暗い中メンバーが続々とステージに登場した。衣装はおなじみ?の白いもので、博多織が取り込まれたと言う帯も見られた。
1曲目は彼女たちの1stシングルでもある「ハジメマシテ」から。以前東京に来なかったメンバーも含めた、現地で公演をやっているLinQに限りなく近い、ほぼフルメンバーで臨んだ今回のステージ。人数の多さから感じられるにぎやかさもそうなのだが、改めて「これがLinQなんだなぁ」と、文字や映像以外で感じる"本人たち"がそこに居ることが嬉しくて、なんだか涙が出てきた。
あと、以前の東京で行った初ワンマンライブ @ 新宿LOFTを含むリリースイベントのことなどを思い出したりもして、以前東京に来たメンバーはまた会えた、今回初東京のメンバーにはやっと会えた喜びがあって、それも胸いっぱいになった。なので、「ハジメマシテ」やってる最中は一人で猛烈に涙流しながら見ていた(笑)。
以前よりも人数が多い&引きで見ている&高い位置から見下ろしていることもあってか、この曲でのフォーメーションなどにも気づくことができ、新たな魅力に気づけたのも良かったなと思った。
曲の間奏部分ではメンバーの名前を挙げるにとどまっていたが(何分人数が多い)、次々に出演メンバーが紹介される箇所があり、ああ覚えきれない!把握しきれない!と思った。その中で、今回東京に来ることをひそかに楽しみにしていたツイッター廃人アイドル(ずっとツイッターでつぶやいてる/夜中ずっと一人でつぶやいてるw)、略してツイ廃アイドルとして一部で話題になってる一ノ瀬みく(blog・twitter)の姿を探し当てて、やっぱり背でかいから目立つなと思った。ちなみにLinQ中では2番目くらいに背が高いらしい(1番は松村くるみ(blog・tiwtter)。彼女も東京に来ていた)。
最後のサビ前の落ちBメロ(とでも言うんでしょうか?)箇所では、大勢がきゅっと真ん中に集まる箇所があり、LinQならではの年齢、身長の幅の広さ、ダイナミックさみたいなのもそこから感じたりもした。(あまりきゅっと真ん中に集まるような動きを曲中に取り入れてるグループってあまりない印象があったのでそう感じました。)
「ハジメマシテ」が終わり、SE(曲+鐘)が鳴り響く中、ステージに椅子が用意され、前方では一部メンバーによる「L!(L!) i!(i!)」と言ったコールアンドレスポンスのような煽りがあった。やはり転換/準備の空白の埋め方がうまいなと思った。
その背景で用意された椅子を使う2曲目は「チャイムが終われば」でした。
この曲、以前東京で公演をやった際に「1グループ内に先生、生徒役が務められる年齢・キャラ幅を持ったメンバーが同居してる」ことに深く感動したものなんですけど、この日は単独公演でないこともあり、衣装チェンジの時間は省略されていた。仕方がないのかもしれないが"先生と生徒"が同じステージに立つ絵が好きだったので少々残念だったが、衣装チェンジはワンマンライブのお楽しみと言うことだなと、すぐに飲み込んだ。
LinQの大人組(Lady)以外で構成される若手組の"Qty"がメインとなるこの曲、今回引っさげて来た新譜のジャケットの衣装で現れたのだけども、やはりかわいいなとは思ったのだけども、Lady組の鍛え抜かれた腹筋に自分の中の軍配が上がっていたせいか、Lady組の登場を楽しみにしてて、あんまり集中して見れなかった(笑)。
グループ内でも低身長&若いってことで注目度/人気も高い高木悠未ちゃん(blog・twitter)の存在感(LinQは身長差を生かしたフォーメーションにしているのか、"ゆうみん"が真ん中になるケースが高い印象)はやっぱり強いなーと思ったものの、やはり興味が薄いのか、以前東京に来ていたメンバー以外があまりよくわからなかった。
しかし、テクノポップ要素の高いこの曲中でも、Bメロの生ボーカルが重なるところのライブ感は好きだった。LinQって生ボーカルの比重は高くないグループだと思うのですが、要所要所にそういう部分もあって、全編生でやるより、たまに生ボーカルが抜きん出て聴こえる部分が自分は好きだなと、そう思った。
自分が立っていた2F後方という場所柄もあるかも知れないのだが、低音(特にバスドラム)の音がやけに響いてしまって、音の繊細さが聞こえないなぁ・・・と思ったのも、自分の中で引きが弱かったのかもしれないですね。
高いダンススキル、鍛えられた体(筋肉美!)、そして美しさで魅せるLadyの曲なので、きっとかっこいい&キレイなステージを見せてくれるんだろうと、初体験にわくわくして臨んだ。
衣装はやはりおへそ周りが露出したセクシーな要素と、背中側は生地が中央に向かって残されているデザインで、腹筋は見えるけど背筋が見えないようなデザインだった。個人的にそこはあまり気にならなかったのだが、Ladyの筋肉に自分以上に好意を寄せている知り合いは「あの衣装のデザインはもったいない」と熱く語っていた(笑)。
手で持つワイヤレスマイクはなし、全員ヘッドセットを装着して、両手を含む全身を使った振り付けになっていた。Qtyの「さくら果実」が手の平を重ね合わせてずらす動きがキーになってるだけに、対照的なものにしているのかなと言う印象もあった。
やはり松村&一ノ瀬でかいなーと思いつつ、"ゆん様"こと奥村ゆいちゃん(blog・twitter)、杉本ゆさ(blog・twitter)あたりの"華々しさ"も良くて、やっぱりLadyの方が自分は好きだなと思ったりしながら見ていた。
しかし、自分の中では意外と若いと思ってた天野なつちゃん
(blog・twitter)がLady側に混ざっていたりして、不思議な感じがした。(93年8月生まれなので18歳、すでに高校は出てるみたいですね)
曲はドラムンベース+アコースティック+和みたいな感じで(これで言い表せてるかわかりませんが)、Qtyよりもタイトで良かったのだが、単独公演でやっていたLadyの曲の方がスポーティー/ロックテイストで好きだなと思った。(でも「さくら果実」も良いテクノポップナンバーですよね)
後半、「さくら果実」と同じ旋律が登場して"対"になってることを感じさせるあたりも面白かった。振り付けには扇子が使われて大人っぽさも際立った。
PVでも見られた人の配置の妙が生きたステージで最後までにぎやか、かつ見ごたえのあるパフォーマンスだった。終盤の3組に分かれて列を成してから、一人一人が左右に傾く振り付けは動き自体派手ではないんだけども、きびきびした動きで締まってて良かった。
曲が終わり、挨拶をしてLinQのステージは終了。満足感が高かった。
オープニングを務めたバニビ姉さんたちがここで登場。LinQとのMCコーナーとなった。
ここでは、あらかじめ聞いてあった/調べてあったLinQメンバーの特技などについて触れ、それをやってもらうと言うようになっていたようだった。
"ゆうみん"は「『特技:ならぬ顔』とのことですが、これはなんですか?」と言う振りに対し、その後「3、2、1、どうぞ!」と言った具合に披露することになってたのですが、ムンクの"叫び"のような変顔をさらしていた。それが結局"ならぬ顔"だったのかどうか、私にはわかりませんでしたが、ゆうみんのお茶目さがかわいかった。でも、せっかくなら「美空ひばり」の物まねをやって欲しかった。(自分が見た・聞いた限りではそんなに似てないですが、なんだかあれはあれで良いと思ってます!)
続いてLinQの中でも高い"ヲタ度"を誇るらしい、"あーみん"こと姫崎愛未ちゃん(blog・twitter)「『特技:魔法』とのことですが」と振られ、「あーみんの魔法で、みんなメロメロ~♪」と客席に向かっておなじみの魔法を放っていた。(少し滑った感じになってたのは気のせいです)
あまりむやみに広げたり引っ張ったりすることなく、歯切れよくバニビ姉さんが次の話題、告知へと導いていた。ここではリーダーの上原あさみさん(blog・twitter)がきっちり務めていた。新譜リリースのイベントラッシュ、そして2012/04/17のLinQ 1周年公演 @ Zepp Fukuokaなど紹介していた。
1周年公演はタイトルが「豚骨革命!濃すぎたらごめんたい!」と言うタイトルだそうで、「入場の1drinkもとんこつスープにしたい」と語っていた。とんこつの匂いが充満した大きめのライブハウスを想像すると、なんだかシュールですね。
そんなこんなで、後に出演したその他アイドルに比べて"ゲスト"枠だったので短めのステージだったものの、ほぼ全員で東京に出現したLinQの勢いあるライブは楽しかった。
長くなったので、記事を分けます。続きはこちらでどうぞ。
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