16:51 碧ミリア
最初の出番は色彩RECORDSあたりとつながりの濃い、Pure Craft所属の碧ミリア(あおい みりあ)。
スケジュール調べが習慣になっているので、名前ぐらいは見たことがあったのだが、この日初めて見た。
ゴージャスでゴスい雰囲気のドレスをまとって登場したあたり、気合いが違うなと思ったのだが、手に剣(鞘には入ってる)を持ってて爆笑した(笑)。
1曲目「空色DAYS」(中川翔子)のイントロが鳴り響いたのも面白かったのだが(オリジナル曲を持ってないライブアイドルのカバー曲定番中の定番だったりする)、剣を持ってるものだから相当面白かった。文字で書き起こしても面白さが伝わらないとは思うのだが、違和感と定番のコンボは物すごかった(笑)。剣を持っている関係か不明だが、スタンドマイクで歌ってるのも面白かったのだが(笑)、途中で鞘のことを忘れて刀を上げようとするものの、鞘が抜け落ちそうになって、慌てて鞘を押さえたのもおかしく、最後のサビではいよいよ鞘から剣を抜いて、なんとなく掲げて歌ってるのが最高潮に面白くて、「刀ずるい!」と思わず発してしまった。
MCにて自己紹介、「武器を集めるのが趣味で、今日持ってきちゃいました」と完璧ノリで持ってきてるっぽい話してて相変わらず面白かった。
2曲目はリリース予定と言うオリジナル曲(この日タイトルは聞けなかったが「マタアイタイネ」と思われる)を披露。2曲目最中も鞘を何回も落としそうになってるのがおかしくて歌に集中できなかった(笑)。
最後、持ってた剣とマイクスタンドを持って捌けるのも面白かった(笑)。
アイドル見に来てるのに武器持ってきてるっていうだけで、こんなに面白くなるとは想像もしてなかったので、実に“やられた”ライブだった。歌に関して書いておくと、高音キーがつらそうで、正直そんなにうまくはなかった。しかし、スキルが気にならない武器が目を引く、そんなライブだった(笑)。職務質問されたら、銃刀法違反で捕まりそうなアイドル、碧ミリアちゃんでした。
17:01 鈴森しの
2番手は上述のミリアちゃんと同じPureCraftの鈴森しの。
曲は「KISSして」(KOH+)、MCを挟んで「すずもりもり」(オリジナル曲)を披露。
2012/10/28にシングルが出る旨を告知していたのだが、同時発売のmetropop 2ndシングル「トキ☆メキ」との売り上げ枚数バトルを行い、負けた方が罰ゲームを受けると話していた。100枚売り上げが目標とのことだったが、鈴森が負けた場合は「芸名が“すずもりもり”になってしまう」とのことだった。負けても勝っても“すずもりもり”の安直さがインパクトあるので、クレジットが変わる程度だから良いんじゃないか?とも思ったのだが、本人的にはどうだったのか、今となってはわからない。
曲について触れておくが、「すずもりもり」は彼女がカバーしていたKOH+の曲と並べても、まあ良いかな?と言う感じのガールズロック/ポップと言う感じだったのが、サビでがつっと盛り上がるわけでもない曲だった。その後にがつっと来る曲があれば良いのかもね、なんて思ってたのだが、2013/01/26の「PureCraft2013年プレスリリース」なる無料イベントを行った後に彼女は活動休止状態になってしまった。(消息不明)後日の記事にも書きたいのだが、いつアップされるかよくわからないので、勢いでこの日あったことではないことをここにメモしておきたいのだが、その2013年1月のイベント前、2012/12/23にREV-LIMITとして鈴森しの&metropop森崎なな+ボーカリスト高橋ももかの3人で活動が始まったのだが、1ヶ月ちょいで急にREV-LIMITの活動も終了したのだった。
彼女の半年もなかった活動期間とは一体なんだったのか。断片を後日アップされるであろう記事でじわじわ書いていきたいと思います。
17:10 森崎愛里
この日が彼女を見た初回だっただろうか。ライブアイドルを辞した高山えりかが所属していた&ライブアイドルとしての活動もベテランの粋に達している森本亜美が所属するOffice Threepointの子と言うことで、気にしておりました。
Threepointの子はライブ活動とグラビア方面の活動をしているイメージがあったのだが、彼女も多分に漏れずそうだった。内容は確認していないのだが、ジャケットから察するに、結構きわどい水着を着てシャワー浴びたりする系のものっぽく(俗に言う“着エロ”の部類)、辞した高山えりか同様にどこか放っておけない感じがしてたので気にしてました(笑)。
愛里ちゃん、いざ生で見てみたら、とても透明感のある華奢でかわいらしい子で、歌声も力強くはないが、透き通った声が良かった。100%生歌だったかまではこの時判別がつかなかったのだが、楽曲のポップさと彼女の歌唱が実に良かった。
MCに入る際、暗転したまま、なかなか灯りが点かずで「…暗い」とぼそっとつぶやいてしまっていたのがかわいかった(笑)。程なくしてすぐ灯りは点いたのだが、間に出てしまう人柄にきゅんとできるのがライブハウスで見られるアイドルの面白さでもありますね。(テレビにも出るような“芸能界でやってます”みたいなとこだと、何かトラブルが起きても動じずに!みたいな訓練を受けてキッチリやってるイメージで、そういうところではなかなか感じられないにじみ出る人柄がたくさん味わえるのではないか、と言う印象ですね)
「初めて無料ライブに出てます」と話していたのだが、そんなタイミングに立ち会えて良かった。後のスケジュールを追って行った限りでも、この日の無料ライブ以降はCDリリースイベント以外、だいたい有料イベントだったと思われる。しかしながら、この日は物販で写真程度しかなかったので、お金がない限られた中で何を求めて行くか自分の中でテーマを決めていたのだが、それが「持ってないCDを買って行くこと」だったこともあり、特に話す機会はこの時発声しなかった。
2013年5月時点で、アイドルとしての活動を辞めると発表している彼女。やはりアイドルの半年は濃密で物凄く早く時間は過ぎ去るものなのですね。そういうのを痛感する、半年前レポートです。
17:20 心美響
続いて登場がLMP promotion所属の心美響(blog・tiwtter)。
LMP界隈は固まってイベントに出演しているイメージがあり、あまりそっちに足を運ばないので、見れて良い機会だった。
セットリストは「ETERNAL BLAZE」(水樹奈々)→「Synchrogazer」(水樹奈々)と2曲とも水樹ナンバーだった。アニソンシンガーになりたい/声優が好きっていう子の支持が相変わらず熱いのだな、とも思ったのだが、そもそも水樹奈々も声優の類もさっぱり知らないので、新鮮な気持ちで歌に耳を傾けて楽しんだ。
水樹奈々の歌が好きな人は、自分の印象ではどの方も結構うまい印象があり、彼女もこれまたなかなかうまかった。自己紹介ではまだ高校生らしいことを語っていたのだが、なかなか芸達者だなーとは思ったのだが、そもそも水樹奈々の歌い方があまり好きではないので、その影響にある感じがクリーンヒット!とはいかない感じが惜しかった。その辺は私個人の好みの問題なので、多分ライブアイドルの歌を聴いて行くに当たって、「水樹奈々好きでない」っていうのはかなり損していくことなんだろうな、とよく思うのでした。まあ、好きでないものは仕方ない。でも心美響ちゃんの歌はうまくて、そういうの抜きにしても、聴いてて悪い気はしなかった。
blogのタイトルが「ここみんチョップ!」だそうで、そのワードをたくさん発していた。それなりに印象は付いたので、それはそれで正解なのかもしれない。
17:32 AYA-絢-
続いて登場が同じくLMP所属のAYA-絢-さん(blog)。
LMP界隈は本当に全然知らないんだなーと思わせる顔ぶれ、新鮮だった。
そんなに若い!と言う印象の方でもなかったのだが、後々調べて行ったらBeForU(wikipedia)のメンバーだった(※)と知り、芸歴がそれなりにある方だったのだがと知った。
心美響ちゃんもうまかったのだが、AYA-絢-さんがこの日ずば抜けて歌がうまかった。このレポートは案の定半年以上経ってしまった2013年5月に記しているのだが、その半年以上経った中で見ても記憶に残る歌唱力だった。
セットリストは1曲目タイトル不明だがSphereの曲を、2曲目に「Anything Goes!」(大黒摩季)を歌った。テレビ番組に疎いのだが(テレビ番組の放送時間に合わせて生活のリズムを作るのが苦手なのでテレビはあまり見ない)、仮面ライダーOOO(オーズ)だけは少々見てる時期があったこともある、さすがに「Anithing~」は知ってた。それにしても、歌うのが難しそうな大黒ナンバーを歌いこなしてるのはなかなか驚いた。大黒摩季の歌は圧が強いので好き好んで聴かないのだが(水樹奈々も同様で、ちょっと圧があると苦手だったりしますw)、さらっと歌いこなしてるのを見ると、さすがの技量に驚きますね。
ライブ終了後、フライヤーだけもらいに行ったのだが(情報厨!)、気さくなおねえさんでした。またどこかライブハウスで、力強い歌声にびっくりしたい。
- 有沢みはる(ありさわ みはる)
- 9月4日生まれ。東京都出身。2004年7月、追加メンバーとして加入。2007年12月12日脱退。 2008年よりAYA -絢- と改名してソロ活動。
17:43 渋谷沙希子
渋谷のライブハウス17~18時台出演でお馴染みのトップアイドル(トップの方に出演するアイドル)の渋谷沙希子(blog・Twitter)も出てました。
セットリストは「白い花」(ZONE)→MC→「Just a moment!」(オリジナル)を披露。
さっちゃんライブ、さっちゃんファンの方とさっちゃんの絡みが面白いのも1つの楽しみだったりするのだが、この日も某ファンの方が来てて、暗転している中で構えてるさっちゃんに向かって手を振りまくってて、冒頭から面白かった(笑)。曲にあわせて指揮をするファンの方の手を目線で追ってるさっちゃんも面白かった(笑)。
MCではいつも通りのダラッとした喋り口で「肘を昨日痛めた」と言う話題を切り出していた。相変わらず過ぎて「知らねぇwww」って笑ってたら、先述のファンの方に「おい、知らねえって言ってるぞ!」とピックアップされてひやりとしたので「続けて!www」とキャッチボール。
結局そんなにオチがなかったあたりもさすがなのだが、「ちょっと待ったと言われても、登らねばならない階段がある」とキャッチフレーズを掲げ、ファンの方「渋谷沙希子」と勝手にまとめ(笑)、2曲目「Just a moment!」スタートの流れはある意味で完璧だった。非常に楽しかった。
17:55 Merci
後から知った話だが、Merci自体、別のメンバーでやっていたそうだが、完全に人を入れ替えたらしく、この編成のMerciは2代目ぐらいだとのことだった。(前メンバーは小谷有里など)
さて、そんな情報もよくわからずで、とりあえず見てました。
この日のMCによると、この2人編成でのライブは2回目とのことだった。きらきらっとしたアイドルというよりは、クールなダンスユニットと言う風情だったが、特にめっちゃ踊る!と言う感じでもなく、淡々とこなしてる感じだった。曲は2曲で、恐らく「Run up」→「Eyes」をやったと思われる(この日だったか忘れたのだが、購入したCD-Rの音源とこの日のメモを照らし合わせての推測)。
喜屋武里奈ちゃん側は碑菜えみちゃんに比べて背が高くて細く、黒髪も印象的で、雰囲気的に好きな感じだなと思って見ていた。碑菜えみちゃんは喜屋武里奈ちゃんに比べて背が小さく、茶髪で“セクシー担当”と言う感じの雰囲気だった。
歌はユニゾンで、取り立てて感想を書く点はない感じだった。
18:04 Fleur*
波音とオルゴールの音が流れるSEから「あぶくのマーメイド」スタート。MCを挟んで「わっしょいPartyNight!!」の2曲を披露。2012/11/14にリリースのシングル収録の2曲をやった感じだった。
この日「あぶく~」をはじめて聴いたと思うのだが、それまでのややアップテンポで、時に和テイスト、時にメロディアスな面を見せていた彼女たちだが、しっとりとしたミドル~スロウテンポなアイドルポップを披露していたので、ちょっと驚いた。1st「スター☆クレッシェンド/君色未来」と、その他カバー曲(AKBの劇場公演曲「オネストマン」など)らの傾向からどんどん外れて独自色を強めて行くあたりは、色んなアイドルユニットを見て行く上でも差分が図られていて良いなと思った。
メンバーが3人から森田沙耶伽を加えて4人になり、サビ以外はソロ回しが多かったFleur*だが、2人ユニゾンを多用することで、それまでよりアイドルユニットとしてのボーカルの賑やかさと揺らぎが生きる、そんな印象を受けた。森田ボーカルが初期3人とも違ったテイストがあったのも、加わって面白みアップになったのかもしれない。「わっしょい~」では“みーにょん”こと早咲みほ&森田さぁやの2人がそれぞれ長い棒に「祭」と書かれた団扇が括られたアイテムを持って後方に立ち、囃しポジションを務めてるのが面白かった。これまた“賑やかさ”をとりあえず祭りの形で表現してみた!と言う感じで、そんなに奥深くなくて楽しかった(笑)。
アイドルポップは、例えばティーンの揺れ動く感情を表現したものだったり、女の子の恋心を歌ったものだったり、「その子/そのグループ」でないと表現できないような巧妙なものだったりも面白いのだが、なぜそんな曲をアイドルが歌っているのか?と思わせるような、とにかく明るい曲だったり、ひょうきんな曲だったり、そんなのもひとつの面白みだと思うので、こういう曲の登場は個人的に大歓迎です!(団扇がしょぼくて良かったw)
握手券が余ってたので、この日久しぶりに握手に臨んだのだが、さぁや加入後初握手だったので、その旨話したのだが、さぁやは相変わらずまったりと(良い意味で)テキトーな喋りで、気楽に握手できた。
行く都度「お久しぶりです」って言ってる気がするのだが、お金ない人間は必然的にそうなっていくものなのですね。しかしながら、久しぶりでも覚えててくれるだけ有難いですね。ありがとう、Fleur*。
ちなみに、この後、みーにょん+まりんの2人がFleur*から抜けました。やっぱり半年前のレポは古過ぎますね!
頑張って追いつきたい!
そんなこんなで、初めて見るものが多くて収穫の多い無料イベントでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿