2011/12/04

バーサス祭!!しず風・絆~kizuna~第二弾in初めての東京ワンマンライブ-ぶたマルなライブできるかな!?- @ 芝浦studio cube 326

"バーサス祭!!しず風・絆~kizuna~第二弾in初めての東京ワンマンライブ-ぶたマルなライブできるかな!?-"なるイベントが芝浦 studio cube 326 2階にてあったので行って来ました。




しず風/絆~kizuna~を擁するバーサスプロダクションの祭典

所謂地方アイドル/ご当地アイドルにカテゴライズされるしず風、そしてその姉妹ユニットの絆~kizuna~ですが、彼女たちが所属する「バーサス・プロダクション」主催のイベントでした。

小学生/中学生タレントとして、その筋では高い知名度を誇るらしい真野しずく、立花風香の二人以外にもジュニアタレントが多数居るらしく、その子たちも連れてきた!と言う大掛かりなもので、イベント帰り際には芝浦cube前にはマイクロバスが置いてあったりした。

今回の個人的な見所は、しず風がライブにてやってる「アイドルとロックの融合、"Iロック"」のバンドバージョンが見れる、と言うところでした。果てしてどんなもんだったか。ざっくりとレポートです。


バーサスレポッター

先日のT-Palette Recordsのインストアイベントにて、Twitterでの現場実況をお客さんにやってもらう「タワーレポッター」と言う企画があったのだが、バーサスの社長はしけいさんの提案で「バーサスレポッター」を募集するというものがあった。

撮影やレポートをしてもらうというもので、色んなアイドルライブにいらっしゃる方や、先日一緒にタワーレポッターをやった方2人などなど、いくらかスタッフパスを首から提げての「バーサスレポッター」をやっている姿も見られた。

ので、この日のライブについては色んな方のblogなどに画像がアップされてると思うので、画像をご覧になりたい方は検索してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、この日はバンドバージョンでの演奏もあるとのことで、それがとにかく楽しみだったので、レポッターやってると楽しむのに十分気力を注げないこともあって、自分は応募しなかった。(既にチケット申し込みしていたこともあるしで)




開場まで/開演まで

チケットはイベント協力でLive Versionが関わっており、Live Versionのサイトからメールで予約が出来たので、入口で予約番号を伝えての入場でした。

予約番号を忘れてしまっていたので、受付にて名前を申告して、それで対応してもらった。cubeのスタッフさんにはお手数おかけしました。(チケット代は3000円+1drinkでした)

芝浦はとにかく人の気配がない、車しか通らない、海沿いだから風が寒いのなんので、開場までが結構しんどかったのですが、そこは辛抱強く待ちました。

この日、cubeのビル内でリッキーフジが関係しているイベントがあったらしく、プロレスラーと思われるごつい集団がビルに入っていく姿が見られて何事かと思ったのですが、色々イベントできるスペースがあるcubeならではの光景でしょうか。

しばらくして開場、エレベーターでも上がれたのですが、階段もあったので、そちら側から回ってフロアに入った。ロッカーはあったのだけども、端っこが案の定荷物置き見たいになっていた。地下アイドル現場ならではの光景ですかね。

余談ですが、以前地下アイドルと非地下アイドルの境界はどこかと言う話題をTwitterで挙げていた際に、荷物を端っこに置き始めるのが地下現場、ロッカーに入れるのが地上みたいな話をしてくれた方が居たが、思わず唸ってしまった。

この日は色んな現場を回ってはいたのだけども、寒いので長袖を着ていた。そんなわけで、先日のタワレコ渋谷で行われたイベントで購入した"IロックTシャツ"を持ってトイレで着替えてきた。

整理番号は早かったわけではないのだが、ステージの高さも程ほどで見やすそうだったので、あまり前に行かずに(100%もみくちゃになるだろうしなーと思いつつ)適当な位置について、バーカウンターにて発泡酒をもらって飲んで待った。麒麟淡麗は頭が痛くなるので体質に合ってないっぽいのだが、ちみちみ飲んでのどの渇きを潤した。


前半:バンドなしのステージ

18:34頃、客側電気が落ちてSEが鳴り響きましてイベントスタート。

冒頭はステージ上方にある、楽屋とステージの通路部分を使った入場シーンから。階段を下ってステージに下りてくるようになってるらしいcube 2Fのステージなんですけど、そこにスポットが当たってて、空手着を纏ったバーサスの子たちが次々に空手の構えをして登場してくる姿は異様にかっこよかった。

にしても、次々出てきて、一体何人いるのか?!と思いつつ、小学生から高校生くらいまでの様々な年齢層の子がちが出てきて、バーサスの底力のようなものを感じた。

ステージ上に真剣な表情で現れ、一人一人が空手の型?を披露、真野しずくちゃんももちろんそれをやっていたのだけども、他にばしっと決めてる子たちに比べて、なんだかガーリーさが盛られててかわいかった(笑)。

全員がステージに並び、黙想(ステージ/フロア全員で)を経てから絆~kizuna~の最年長である水野晴子ちゃんによる「バーサス祭りを開催します!」と言う硬い開会宣言で幕を開けました。

空手教室も運営しているバーサス。精神面での鍛錬、礼儀の養いを目的に全員やらせているって言う話を聞いたことがあったのですが、その一角を見ました。気合十分のスタートで、アイドルのイベントが始まるとは思えない緊張感がとてもよかった。

空手着を脱ぎ、1曲目はしず風の1stシングルに当たる「ドキ☆ドキ パニック」からスタート。えげつないシンセサイザーによるわかりやすいイントロが物凄く高まりました!

TIF2011で見る以前にも、この曲のPVは目にしていたのだけども、とにかく二人が若すぎて、あまりそっちの趣はなかったので「見てはいけないものを見てしまった」感があったのが正直なところなのだけども、最高のライブでの思い出が出来てからと言うものの、YouTubeにアップされている"ぴっちぴちの若さ溢れるPV"を繰り返し見ては、楽しかったライブの思い出が蘇る・・・と言う状態になっていたので、このイントロが流れるだけで軽く涙腺が緩んでました。

そんなこんなで1曲目を楽しんだ。1曲目にしてステージ 客側から見て左手側の柵が早速崩壊したそうで、MCにて晴子「みんな大人でしょ!無理しないように!」と注意が入った(笑)。ちなみに晴子ちゃんも大人です!(91年生まれの二十歳!)

MCにて、自己紹介が入ったのですが、TO(トップ ヲタ)たちによる"お決まりのコール"などがあるそうで、その様子も興味深かった。「宇宙1かわいい!○○さん!」と言った文言だっただろうか。詳細は忘れてしまったが、名乗りの後に、熱いメッセージが会場に響き渡る様が、他のアイドル現場では見られないもので「これがバーサスのイベントか」と関心して聞いていた。


バーサス・キッズ 帰国子女 板垣杏奈ちゃんによる流暢な英語

熱い自己紹介が終わり、2曲目はバーサスキッズたちによるステージで、メインボーカルは帰国子女と言う板垣杏奈ちゃん(99年生 12歳)による流暢な英語が堪能できた。(曲はどんなものだったか失念)MCも特技の英語でぺらぺらっと話つつ、意味がわかってない(自分も然り)客側もなんとなくで「yeah!」とコール&レスポンスしてるのも面白かった(笑)。


しず風「はじめてのチュウ」で失神者続出

MCを挟み、キッズたちが履けて3曲目はしず風による「はじめてのチュウ」を披露。

しず風を以前から見ているであろう方のツイートにて「『はじめてのチュウ』で失神しよう!」みたいな話が上がっていたのを目にしていたのですが、サビにて投げキッスが飛んできた方のお客さんが「わああああ↓」と下方へと一斉に崩れる景色が見られた。すかさず自分も参加(笑)。たくさんのキスを頂いて、たくさん失神させていただいた。

しかし、中~高校生のしず風からの投げキッスなんてずるいですよ。かわいくないはずがない!


大人っぽさも持ち合わせるバーサスの子たち

キュートさ満載の「はじめてのチュウ」の後は晴子、美海、美空(絆~kizuna~の高校以上組3/4名)によるダンスコーナーがあった。

絆~kizuna~は澪ちゃんがしずくちゃんの1歳下で97年生 14歳と言うことで、ここでははずれたのかなと言う感じだったのだが、背もあり、細い晴子ちゃんの舞いがとにかく美しくて艶やかだった。風香ちゃんの姉でもある美空ちゃん、美海ちゃんも とにかくきれいで「バーサス人材豊富!」と思いながら舞いを堪能した。また、照明も青系のもので薄暗く、舞い用の衣装を纏っていたので、手足の動きに合わせて宙を舞うヒラヒラ(手に持ってた)がきれいだった。


うる星やつら曲のカバー

この日のライブ映像ではないですが、2011年春のバーサス祭りで同じ曲やってる動画があったので、参考までに貼っておきます。
舞いが終わってからは"うる星やつら"の曲らしい「宇宙は大ヘンだ!」(絆がバックダンサーとして参加)、「ラムのラブソング」(絆による唄)のカバーを披露。

ラムの~はさすがに知っていたのだけども、前者は存じなかったので初めて接したくらいだったのですが しず風「集めてー!」 ヲタ「集ーめて!」 しず風「しましょー!」 ヲタ「し!ま!しょー!」とコール&レスポンスがあって、会場は一丸となって盛り上がった。また曲もダンサブルにアレンジされたものなのでヒートアップしていた。

サビだけやたらキーが高いので、Aメロあたりの無邪気さが溢れる歌い方から裏声っぽくなる辺りの浮遊感/高揚感もなんだか面白かった。

「ラムの~」は絆~kizuna~側がメインでパフォーマンスをし、しず風がバックダンサーになってた。しず風がやはり看板娘的な印象で、絆~kizuna~はそのお姉さんユニットと言うイメージがあったのだけども、バーサス主催のイベントにおいてはそれぞれ見せ場を作ってるんだなーと感じた。そして、バックダンサーを務めることが多いながらも絆~kizuna~の子たちのスキルも高いんだなーと感じられて楽しかった。


アイドル部門 残すところ2曲

バックバンドなしの"アイドル部門"は残すところ2曲です!のMCを挟み「世界はピーポー」とあと1曲を披露。(後者タイトルなど不明)

「世界はピーポー」もオリジナルを知らなかったので初めて耳にしたのですが、キャッチーで楽しかった。

もう1曲はバーサス・キッズのみでの応援歌のようなものをやっていたと思う。(見てから日が経ってしまってうろ覚えになってしまって申し訳ない)




ビンゴ大会

入口でドリンクチケットと共に、真ん中に「バーサス」と書かれた画用紙を1枚もらっていた。これについて説明がなかったので「この字の感じだと、メンバー誰かの直筆だろうな」と思い、入場するや否や大事にケースにしまい込んでしまっていたのだが、アイドル部門のライブ終了後に「入口でお渡しした画用紙をビンゴで使うので、ご用意を!」との案内があったので、急いで取りに戻った。

このお手製ビンゴカード(やはり行きの車の中で、手書きで作ったらしい。誰の字かは不明)にランダムで書かれたバーサス関係者の名前が出たら、指を湿らせるなりして穴を開けてくれとの指示だったのだが、せっかくの手書きで勿体無かったので、すぐさま荷物からペンも取り出して使用した。

いやー、ビンゴの運が思いっきりないので(参考:2011/10/27 tengal6のイベントでのビンゴ大会)、正直ビンゴやるの嫌だったんですが(無駄にテンション上がって、何も当たらなくて落ち込むっていうのがややトラウマだったw)、結果から言うと21人分のプレゼントがある中での18番目の当選を獲得しまして、さらにその中から1枚くじを引き、そこに書いてある子のプレゼントがもらえると言うものでして、真野しずくちゃんの私物ベルト+手紙を頂いてしまった。ずっとしずくちゃんを応援していた人にとても申し訳なく思いつつも、感謝していただいた。

イベント終了後の物販時にベルトを持って1枚撮らせていただいたのだが、「サイン入れましょうか?」とのことで、裏面にサインまで入れてもらった。大事にしたいと思います!

その他、色々なアイテムが放出されていたようだけども、覚えてる限りだと、晴子ちゃんの私物は、お風呂用iPodスピーカー(ゴムパーツ欠品の為お風呂で使えないと言うものw)だった。

とにかく、そんな大きなプレゼントを得てしまったもので、ドキドキが止まらなくなってしまった。これぞドキドキパニック!ってところでしょうか。




後半:アイドル+ロックンロール=Iロック

ビンゴ大会が終わり、後半はバンドを踏まえての「Iロック」バージョンでのステージとなった。

これ、なぜにそんなに楽しみだったかと言うと、中学生の頃大好きだった黒夢のギタリストだった"臣"こと、鈴木新さんがメンバーとして参加してるからなのです。

ベースは元ROUAGEのYUKIさんと言うのも個人的に高まりポイントでして(丁度彼が参加していた時期のROUAGEをよく言えで聴いてました)、その演奏が聴けるのも楽しみだったのです。

自分が中学~高校生くらいの時に楽器屋で見たフェルナンデスのカタログに載ってた鈴木新さんの図。フェルナンデスのサイトから拝借しました。
新さんと言えば、FERNANDESのフライングV型のシグネイチャーモデルと言うイメージが強かったのだけども、この日はストラトキャスターを持っての登場だった。少し残念だった(笑)。しかし、シングルコイルサイズのハムバッカーを載せてたストラトキャスターだったみたいで、パワフルなギターサウンドが聴けて良かった。

曲は1曲目「PINKのロケット☆彡」(作曲も鈴木新さん)からスタート。先日のT-Palette Recordsからリリースされ、それにあわせたインストアライブでも数回聴いて気に入っている曲だったわけですが、バンドバージョンになって、力強い男性陣によるバンドサウンドでより一層攻撃性が高くなった印象で、こちらもただただ楽しかった。


ラフィンノーズのカバーをやるアイドル!

こちらもこの日の映像ではないですが、別の日のしず風&絆~kizuna~による「Get the groly」の映像です。
続いてLAUGHIN' NOSEのカバー「Get the groly」を披露。LAUGHIN' NOSEは普通にCDで持ってて、一時期よく聴いていたので(残念ながらライブは未経験なので、早めに経験しに行きたいですねー!)個人的にこの曲のカバーが一番盛り上がります、自分の中では。と言うかアイドルがラフィンノーズカバーしてるっていう選曲が良すぎる!

しかし、後で演奏されたブルーハーツのナンバーの方が世間的な知名度は高いせいかわかりませんが、そっちの方がやや盛り上がり度は高いかなと言う印象を受けました。


何気に幅広い音楽性のしず風&絆のライブ

そんなこんなで拳を振り上げまくって高まった"栄光を掴め"が終わり、MCにて「休憩がてらに盛り上がってください」と添えられて披露したのが森高千里のカバーで「ロックンオムレツ」でした。他のblog記事でも触れたことがありますが、私はさっぱり森高を通ってきてないので「あ、森高のあれか」と言う程度にはわかったのですが、そんなに詳しくないので、これまたゆるりと休憩しつつ楽しんだ。

続いて、「ドキ☆ドキ パニック」のカップリングとして収録されている「ドッキュンLOVE」の"ラップversion"なるものを生演奏で披露。

ほんわかしたテクノポップ系の曲も、バンドで演奏することで雰囲気が変わってて面白かった。と言うか、しず風のライブはほんとふり幅が広いですね、音楽的な。そこも実に面白い!

その次には絆~kizuna~の澪ちゃんがメインボーカル(しずく&風香2人も参加している)を務めるブルーハーツのカバーで「キスしてほしい」を披露。

なんやかんやでしずくちゃんよりも1歳若い、かわいい中学生の澪ちゃんによる「キスしてほーしい!キスしてほーしい!」のフレーズが胸に響かない男子が居るだろうか?と言うくらいキュンとしたステージが見れて、とても幸せだった。

続いて披露していたのがメインボーカルを美空ちゃんが務める「哀戦士」とのこと。ガンダムもテレビシリーズを後追いで見た程度なので、この曲もあまりわかってなかったのですが(人がアップしたセットリスト参考させてもらいつつ書いてます)、美空ちゃんの歌も良かった。美空ちゃんがとにかく美人なので、ぽーっとしながら見ていた。

続いて披露されたのが「ぞうきん」だそうで、これはBAKUですかね。BAKUも自分の世代ではないので追えてないので「お!これが来たか!」としっくりは来なかったのだけども、会場のお客さん一丸となって前!後ろ!と動くところがあり、一緒になって楽しんだ。原曲知ってて楽しめる部分もあるだろうけど、原曲知らなくても一緒になって楽しめるライブなので良かった。


ラストスパートはRAMONES、ブルーハーツのカバー

こちらもこの日のライブ映像じゃないですが、参考までに、春先の「ロックンロールアイドル」の様子。
お客さんもステージの上も汗まみれになって飛び跳ねた後でのMCでは「皆さん落し物ないですか?!」との煽り(笑)。ちょいちょいお客さんをケアしながら進行するシーンがあって、そういう"優しさ"まで盛り込まれてるんだなーと感じる面がとにかく嬉しい&親切で、しかもかわいいと来たものだから幸福以外なにもない感じが、とにかく終始素敵だった。

落し物確認が終わって「残り2曲です!」「かえでちゃん(ドラマーの名前)、おねがーい!」のコールで始まったのがRAMONESの「Do You Remember Rock 'N' Roll Radio」のカバー。またしても親しみやすいRAMONESのパンクナンバーが繰り出してくるものだから、高まらないはずがない。歌詞は少しアレンジされていて「ロックンロールアイドル」と言うフレーズが出てくるのだが(タイトルも一応「ロックンロールアイドル」と言うことになっている)、RAMONESとアイドルの相性はばっちり。元々RAMONESってポップですもんね。しず風の指示で動き回って一緒になって楽しんだ。

本編最後の曲は「リンダリンダ」で、見ず知らずのお客さんたちと汗まみれの肩を組んで大合唱してから、とにかく飛び跳ねまくって一体となった。

TIF2011でもそうだったが、とにかく楽しい以外の言葉が出てこないくらいに楽しかった。

この曲では絆メンバーが口に水を含んでの"毒霧"が客に撒かれるのも良いですね。前方のお客さん水浸しです(笑)。美空ちゃんがかっこよく決め、美海ちゃんもかっこよく決めたものの、澪ちゃんがいまいちうまく出来ない様もかわいらしかった(笑)。

床が抜けそうなくらいに全員で飛び跳ねて、本編は一旦終わった。




アンコール→メッセージVTR

メンバーが捌け、アンコールの声が上がりつつ、アンコール1発目はアンコール感謝VTRの上映だった。

お客さんへの感謝の言葉もあったのだが、しず風&絆メンバーからバーサススタッフ&社長への感謝VTRの度合いが高く、ここが意外と面白かった(笑)。

美海ちゃん「けいしくん(バーサスのスタッフさん)、いつも車で送り迎えありがとう。早く結婚もしてください」と言ったものであったり、美空ちゃん「けいしくん、いつも送り迎えありがとう」などなど、けいしさんへみんな口を揃えて「送り迎えありがとう」のフレーズが出ていたあたりの、けいしさんの仕事っぷりが伺えて興味深かった。


アンコールは2曲

日頃の感謝の気持ちがとても詰まったしず風&絆のVTR上映後、サンタクロース コスをしてのメンバーがステージに登場。1曲目は「ぶたマル UPっ ぷぅ」、2曲目は「ドキ☆ドキ パニック」バンドバージョンでライブは終了した。

前者はアグレッシブなギターリフがかっこいい曲だったので、新さんの生ギター演奏でそれが聴けて良かった。

にしても、今はかつてほどステージに立ってないであろう新さん、元々ステージに上がってたゆえにライブ感が最高だった。自分が立っていた位置はどちらかと言うとBassのYUKIさん側で、それと対象の位置に新さんが居たのだけども、フットワーク軽くステージを動き回ってギターさばきを間近に見れたりするのもとても高まった。

"ドキパニ"はバンド版だと、ややつんのめった、スピード感がやや増した演奏になってて、こちらも良かった。エレポップな原曲を生ドラムで聴くことでのライブ感は"Iロック"の楽しみですね。


ライブ終了後、社長コール→社長MC

ライブは終わったものの、盛り上がった会場から社長コールが起こり、バーサス社長のはしけいさんが遠慮しつつもマイクを握って感謝の弁を述べていた。

「本当に口コミだけで広がって行って、これだけの人が来てくれるようになったのは皆さんのおかげ」と言った話をしつつ「CDを出してもらってるのにこんなこと言うのもなんですが、別に売れなくたって良い」とぶっちゃけた話をしつつ「ほんと、にわかファンなんて全然いらないと思ってますし、テレビの出演オファーも断ってます。椅子に座ってみてるところで"ロック"をやるなんて絶対に嫌だ」「有名にならなくてもいいと思ってます!」「1位を目指すんじゃなくて、2位、3位でいいから、とにかく楽しい空間を作って行きたい」と意向を話していた。この辺の話は本当に良かった。

"タワーレポッター"の時もとてもよくしてくれた社長でしたが、より一層好きになりました!




物販/握手会

そんなこんなで盛りだくさんで幸福度の高い、楽しいライブが終わってからの物販です。

この日は先日の"タワーレポッター"時に購入した"Iロック"Tシャツに付けてくれた特典券を使用して握手会に臨みました。(写真などの販売があったので参加したかったのですが、とにかく貧困だったので追加はやめておきました)

Tシャツが3500円だったので、3枚写真撮って良いと言うものだったので、まず絆~kizuna~側に並びまして、楽しかった旨感想を述べつつ、4人集まって1枚撮らせて貰いました。

しず風側(二手に分かれて握手会をやっていた)でも特典券持っていって対応してもらうつもりだったものの、一旦美空ちゃんに券を回収されつつ、事情説明して返してもらってから しず風側にも足を運んだ。

いやー、にしても絆の4人ともとても気さくで、かわいくて良い子ばかりで素敵だった。

続いてしず風側へ。

あと2枚撮れる権利があったので(特にチェックはされてなかったのだけども、本人たちに口頭で説明しつつ)1枚はしずく&風香で、もう1枚は上の載せたしずく&私物ベルトで記念に撮らせてもらった。

上でも触れたが「サイン入れましょうか?」としずくちゃんから振ってくれたのがとにかく嬉しかったのだが、ベルトの素材の問題でか、「おめでとう」と書かれたところの「う」あたりがインクが出てなくて「薄くなっちゃった♪」とおどけつつ、風香ちゃん、しずくちゃんが笑顔で握手してくれた。




まとめ

握手が終わってから、現場に来ていた知り合いと楽しかったライブの余韻に浸っていたのだが、もうとにかく、口から「かわいい!」しか出てこないくらいに目の前にするとかわいくて仕方なかった。

制作側の「売ること」よりも「楽しい現場を」と言う志が、ほんと良い形で出来てるのではないかなと思える充実のライブでした。

2011年末を以って一旦しず風は活動休止、しずくちゃんは高校受験に向けて勉強を頑張るとのことで、その間は風香&絆で活動していくとのことで、この日見れた「バーサスの完全体」といえそうなステージにはしばらく触れられなさそうなのだが、何回でも振り返って笑顔になれるような、そんな楽しい思い出が出来た良いライブでした。


余談

絆~kizuna~、そしてしず風との握手が終わった後、実はひそかに新さんが降りてくるのを待ってたんですが、片付けに降りてきた新さんが目に飛び込んだので、段落ついたところで「新さーん!」と声をかけ、持参した黒夢のCDにサインをお願いしたら快く書いてくださった。

そして、ちょいちょいTwitterにてpre-diaの話を書いていたので「CD差し上げましょうか?」としゃしゃり出ていたのだけども「もうamazonでポチった」と言うような返事を頂いたので「じゃあpre-diaのステッカー差し上げますね!」と言っておいたら好感触だったので、約束どおりそちらもお渡しした。意外と喜んでくださったみたいで、なんだか嬉しかった(笑)。

そんなわけで、中学時代に高値出して買った思い出の品、黒夢の「生きていた中絶児」初期プレスにサインが入りました! リリースから約18年、自分が入手してから恐らく15年超、長い時を経て宝物がひとつ増えた気がしてとても嬉しかったです!過去の自分に自慢してやりたいですね!

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