2012/11/02

Roll Together主催 “Finger Mark Park”(2012/11/02) @ 表参道GROUND

Roll Together主催“Finger Mark Park”なるイベントがあったので、表参道GROUNDへ行ってきました。


表参道GROUND

何気に初めて行きました。

2010年7月に表参道FABとしては閉店、同じ場所に“GROUND”として改めてオープンしたライブハウスだそうです。FAB時代、結構アイドルイベントやってたそうで、ライブアイドル鑑賞歴の長い人なんかは「FAB久しぶりだなー」と口にしているようでしたが、ex.SOFTBALLETの藤井麻輝のプロジェクト、睡蓮がライブやるっていう際に名前見たかなと言うぐらいで、あまり自分としては馴染みがなかった箱でした。

だもんで、この日、人からお呼びがかかるまで場所がわからなかったのですが、呼んでくれた人と合流して無事たどり着けたのでした。

場所は表参道駅(246と表参道の交差点あたり)から原宿駅方面に歩き、何本目かで右に曲がると言った感じでたどり着けるところだった。1Fにローソンがあり、そこで軽く腹を満たして入店した。(ラーメンショー寄ってきたのに、ラーメン食べれなかったという悲しいお話)


17:50 ウルトラガール

スタートが17:30と早かったのだが、着いたのは17:50ころ。“はぴじぇね”ことはっぴ~超じぇねレ~ションを見逃したようだった。あらゆるライブイベントに本人が足を運び、ゲリラ的にフライヤーを配りまくるイメージがある程度だったので、見たことないことも加味して、まいっかぐらいに思ってた(笑)。

ウルトラガールも2曲目だか3曲目と言う感じで、MC最中で入場。聴けた曲は「ウルトラ応援歌」だけだったのだが、いつも“ともろん”こと麻生智世が冒頭のコールをやってるイメージだったが、この日ともろん喉不調とのことで、“のあちん”こと鈴木希空が担当していた。ともろんの持つ突き抜けた感じに好感を持ってたので、他のメンバーがその部分をやることの「やっぱり、ともろんってすごかったんだな」と言う再確認ができた気がした。ただ、のあちんはのあちんでかわいかった。みんながむしゃらに踊ってる様は何回見てもインパクトがあって良かった。

ちなみにこの日、金子ゆいが不在だった。

17:56 アリスインアリス

出演者がアイドルで固められたアイドルによる舞台を展開する“アリスインプロジェクト”プロデュースのアリスインアリスが続いて登場。

雷鳴から始まる「無限のホライズン」からスタート。アイドルのライブを見に行ってるつもりだが、“雷鳴がとどろく”のはアリスインアリスだけ、なんだかやっぱり面白かった(笑)。

2曲目は「エスケープ・フロム・青春」と続いたのだが、ワイヤレスのヘッドセットマイクを使っているアリスインアリス。どうもこの日はワイヤレスの調子が悪かったのかどうかは不明だが、パチン!と言う音を何回か発していて、スピーカーがいつ飛ぶか、客側で見ていて恐ろしかった。(実際ライブハウスのメインスピーカーが飛んだ現場を目撃したことはないのだが、リハーサルスタジオのアンプを飛ばした経験はあるので、ひやひやした)耳につく破裂音のようなものは結果として大事には至らなかった。

MCにて自己紹介をはさみ、3曲目「アリスインアリスの世界」をやって終了。こちらも踏み切りのSEからスタートする、効果音始まりのドラマティックな語りからなので、思わずにやりとしてしまった。独自の世界観へ引き込むアプローチではあるのだが、独特過ぎて面白いですね(笑)。それなりに楽しめた。

18:12 アイドルカレッジ練習生


2013/02/13にリリースされたアイドルカレッジ メジャーデビューシングル「少女卒業/YOZORA」のカップリングとして「雨のち晴れ(練習生ver.)」が収録されている・
続いて登場がアイドルカレッジ練習生

練習生についてはあまり把握していなかったのだが、既に練習生Tシャツを着た人たちが多くおり、なかなかアイカレ界隈の支持は厚いのだなと感じた。自分もぼちぼちアイカレは見に行っていたつもりだが、結局長いブランクが空いてしまっているので、知らない間に色んなところで“コト”は進んでいるのだなと実感。

チャイムでメンバー入場。7人でのステージだった。練習生ではない、正規メンバーで“みさみさ”こと重本未紗と言う子がいるのだが、練習生にも1人“重本”が入ったことはTwitterなどで情報だけ得ていた。小柄な子で、重本愛瑠(しげもと える・wikipediaと名乗っていた。活動年数も長いアイドルカレッジ、大人から高校生までと言うイメージがあったのだが、彼女は中学2年生と若く、本体にはないフレッシュさを感じた。

自己紹介を終え、「聴くと元気が出る曲です」と前振りをしてから「雨のち晴れ」を披露。アイドルカレッジのレパートリーで、BLTアイドルカレッジ後の初シングル曲。定期公演で聴いて、それまでの曲とは違う印象だったが良い曲で気に入ってた曲で、アイカレのメンバーありきで聴いていたものだったので、多少違和感は感じたのだが、“練習生”でありながら全体的にパフォーマンスのレベルは高い印象で、いつも丁寧なステージングで好感抱いてたアイカレ本体同様に、なかなか良かった。

続いて「エビデイエビナイ」「ONE FOR ALL」とアイカレの新しめの曲から3曲を披露した。全体通して、曲の繋ぎの煽り、ステージング込みできっちり訓練されてるのだなーと思えるもので、同じ曲やってる場合にありがちな、比較しての「やっぱ本体には劣るから本体が見たい!」となりそうなところを越えて、これはこれで良いなと感じた。

単純に上述の“重本被り”で覚えたせいもあると思うのだが、愛瑠ちゃんの身のこなしが印象的で良いなと思った。

18:30 Peace Love

人数がとても多い、声優を志してる系の人たちの集団という情報ぐらいしか知らなかったPeace Loveが続いて登場。

SEが鳴る中、ステージにぞろぞろと登場、合計12人現れた。

セットリストは打ち込み曲「零壱」→MC→タイトル不明→「Peace Love」の計3曲。曲はなかなかかっこよかったのだが、メンバーが多いユニットにありがちな“歌ががちゃがちゃした感じ”が見事に出てて、歌唱面では酷かった(笑)。

MCでの自己紹介は「声優アイドルユニット」と言っていた。2期生3人が初ブッキングライブで登場と言っていたが、全員初見なので誰が誰だかわからなかった。その他、Peace Love内ユニット“最下層民”について紹介したりしていた。あまりに酷いユニット名なので、見つけた際にツイッターに書いたら「ゴミ袋被ってステージに現れた」と言う情報を教えてもらった。この日はその姿ではもちろんなかったのだが、人数も多く、キャラクターも豊かで、楽曲も充実、一体どこ目指してるのか、志向が謎だなと思った。ただ、これは個人の主観だが、ビジュアルの良さで選び抜かれた集団と言うよりは、声優を志していてアイドル/歌手活動もできる人が集められた印象で、正直「あの子かわいいなぁ」と思う子がぱっと見で見つからなかった。その点では惹きがアイドルブッキングで出てくるには自分にとっては弱かった。

後のゲームコーナーでPeace Loveのメンバーが妙に活躍してしまった点も込みで、謎のインパクトが残った、そんなユニットでもありました(笑)。積極的に見たいなとは後々思ってないあたりは残念。

18:47 フラップガールズスクール

上述のアイドルカレッジが「BLTアイドルカレッジ」だった頃に楽曲を多く提供していた黒澤直也氏プロデュースの、レッスン全公開を行うアイドルユニット、フラップガールズスクールblogtwitter

黒澤さんの楽曲が結構好きだったので気にしてましたが、この日初めて目にしました。

冒頭、タムまわしのドラム音だけでスタート。フラップ旗を持った2人を含む計8人がステージに登場。最初は声を出してお客さんを煽ってたのだが、そのままメンバーの自己紹介を兼ねた「フラップガールズスクールのテーマ」へと繋がった。

自己紹介ソングが基本的に好きなのだが(そのユニットにしかできないもので、色濃くそのユニットのエッセンスが現れるので被りがない故)、様々なアレンジの音楽がメンバーごとに現れては元のタムまわしに戻るを繰り返し、非常に凝った曲になってたので、大変面白かった。自己紹介パートが終わってからユニゾンボーカルのポップソングパート(サビ?)へと繋がったのだが、妙に壮大な幕開けになってて引き込まれた。ミュージカルか何かのようで、“歌って、踊って、笑顔を届ける”と言うアイドルのステージとはちょっと違った、何かショウ的なものにすら感じた。持ってたフラップ旗はバツの字で交差して立てられ、フラップのステージがそこに完成していたのも見事だった。

2曲目はこの時タイトルはわからなかったのだが、寸劇のような言葉が詰まったAメロから黒澤節とでも言えそうなポップなメロディが続く良い感じの曲をさくっとやり(おそらく「オープンスクールのテーマ」)、間髪入れずに黒澤楽曲でも妙に知名度の高い/ライブアイドルの間でカバーされ率の高い名曲「いちごパフェ」を展開。(練習生だが)アイドルカレッジ側が見せなかった“ライブアイドル界の至宝”を容赦なく繰り出してきて、ぐっと来てしまった。

アイカレ本体側が“脱BLT時代”を意識しているのかは不明だが、定期公演でも人気が高いであろう黒澤ナンバーをはずしているイメージがあったので、黒澤さん直系ユニットがBLTアイカレ時代の曲を持ってくるのは有る意味で有難かった。良い曲が誰にも演じられずに眠ってるのも勿体無いですからね。(できればアイドルカレッジ本体で聴きたいものだが、作曲者直系ならとりあえず納得、みたいな話)

また、アイカレに対して思ってた「ひたむきさ」「丁寧さ」みたいなものをフラップGSも持ってるなーと言うあたりでも、アイカレ練習生同様に「本体より劣ってる」と思わせない魅力があって、好感を持った。

最後はこれまた黒澤節全開!と言った感じの印象的なメロディのサビで始まる「君が好き!!」で終了。こちらもユニゾンのダンスをきれいに見せるだけではない豊かな動きが見られて(途中でわちゃわちゃっとなってから、ばたっと倒れて落ちサビへ、みたいなあたりが特に)面白かった。

およそ15分の持ち時間をフルに使ったライブが終わり、最後にクロージングMC。公開レッスンをぜひ見に来てくれと宣伝をして終了した。

メンバーの名前は誰一人覚えることはできなかったあたりでは、間にMCを入れて、丁寧に名前を名乗る or キャッチフレーズでも言ってニックネームだけでも覚えて帰ってもらうみたいなアプローチを取らないのは 少し残念ではあったが、容姿、笑顔、楽曲、ダンス、MC以外で独特な持ち味があるあたりはユニークで面白いなと思った。

単純に黒澤楽曲のファンと言うこともあり、書き下ろされた曲の音源が早くでたら良いなーと思ったのだが、物販を見る限りではCDはまだなかった。

19:03 ねがいごと


続いて登場がねがいごと。星野真梨亜不在で6人編成で登場。“まりまり”の大きな動きのダンスが見たかったので、少し残念だった。

2012/10/31に新メンバーを迎えてから見れてなかったので、新メンバー、特に元Elasticoの宮栞奈の動向を見守ることにした。

セットリストは「ね・が・い・ご・と」→MC→「おまつり少女」で2曲のみ。

とても良い表情でダンスをしている“かんちゃん”改め“みゃーちゃん”の姿が印象的だった。特に、彼女はElastico衣装のポロシャツ姿しか見たことがなかったので、非スポーティーな格好しているだけで見慣れないこともあり、ずいぶんと違って見えた。(と言ってもElasticoに彼女が加わってから、回数重ねて見れてたわけでもないのだがw)

やはり初期メンバー4人がフロント、後から加入のメンバー3人が後列と言う感じのフォーメーションにはなってたのだが、決して後列がもたって見えるようなことはなく、日が浅いながら頼もしいなと思った。それなりにスパイラル関連のユニットを見てると、“なんとか披露できるレベル”だけどまだまだこれからみたいな子が練習を兼ねて場数を積まされている、そんな子もいるよなと言った先入観が多少あったのだが(笑)、ねがいごと新人は最初から立派だった。

自己紹介で、改めて新メンバーのことを知ることとなったのだが、安西柚香(97年生まれ 15歳)、宮城智夏(95年生まれ 17歳)、宮栞奈(94年生まれ 18歳)と言う顔ぶれが加わったとのことだった。「11/04で新衣装お披露目」「特殊だから、絶対見に来てください!」と告知をMCにて添えていた。

余談だが、迷った末にこの日、念願?の“はるるん”こと永井春菜ちゃんと2ショットを撮った。ねがいごと、好きな割に点々としか見れてないこともあって、メンバーがこちらのことを覚えているというほど接触したことがないのだが(覚えててくれてる子がクビになってしまったことも地味にダメージはあった)、はるるんの“ねがいごとのダンスの基礎”を示すようなきっちりとした仕事っぷりがいつ見ても素晴らしかったので、ぜひ1度記念に2ショットを撮りたかったので、撮れて嬉しかった。

彼女は、過去の2ショット撮影や、人が臨んでいる2ショットの景色を見る限りでも、他のメンバーよりも撮る側に回ることが多い印象で、この日も何もすることなく立ってる時間が長かった。いざ撮影して、サイン等を書いてチェキを返してくれたのだが、丁寧に袋に入ってて嬉しかった。そうやって返してくれたのは初めてだったので、自分の中の“はるるん良い仕事する人”レベルが尚上がった(笑)。ぶれずに良い仕事を続けて欲しいものですね!

19:15 多国籍軍

続いて、同じくスパイラルミュージックのユニット 多国籍軍

セットリストは「Lovenemiss」→「小指」→MC→「永遠に続くこのメロディ」の計3曲披露。

「Lovenemiss」を聴けてなかったので、この日初めて見ることが出来たのだが、曲が非常によくて感動した。多国籍軍は活動当初からテクノポップ寄りの音楽性で、元々そっち系は好きと言うのもあったのだが、少し切ない曲調+スパイラルのユニット中でもボーカル面が強い多国籍軍の力強い歌唱で、尚ぐっと来た。音が詰まりすぎてないトラックで鳴るピアノがまた感情豊かな印象を与え、そこもとても良かった。余談だが、後に物販には行かなかったのだが、出入り口付近で物販を展開してたので、通りすがりのタイミングで大崎きらちゃんに「初めて新しい曲聴けたけど、良いねぇ」と言ったら「“小指”ですか?」と聴き返され、話がずれた(笑)。

そんな1曲目終わり、髪をかきあげる まりちゅうの姿も渋かったのだが、2曲目終わりのMCにおける自己紹介で「前髪が邪魔すぎて、思わずかきあげちゃいました!」と言っていた。

そのほか、MCでは「2011/11/07に多国籍軍として初ライブだったので、11月は特別な月」「2012/11/08にファーストワンマンライブを渋谷REXで」と話していた。

満1年、その間に2人メンバーが抜け、こちらも順風満帆とは言えないかもしれないが、3人になりグループとしての結束を高め、TIF2012でもライブを行い、充実した活動をしてきた彼女たち。楽曲にも恵まれてるので(他のスパイラルユニットより贔屓されてる印象もある)、素敵なワンマンになると良いなと思った。後の話だが、当日、たまたまREXの前を通って入場待ちの知り合いとしゃべったりはしたのだが、結局ワンマンには入ることは金銭的に無理で叶わなかった。多国籍軍は充実してるかもしれないが、自分が充実してない現実にただただ俯くばかりの毎日です。


19:34 ゲームコーナー

冒頭からイベントに参加してなかったので、最初に何か説明があったか等はわからなかったのだが、ここでゲームコーナーが挟まった。司会にはこの日の出演者でもあった小山留生が登場。“るいるい”見たのも少し久しぶりだったのだが、前髪がぱっつんな“るいるい”を見たのは初めてだった。いつも以上に幼い印象で新鮮だった。後に、舞台を終えてすれ違った際に現場で会った知り合いがるいるいに「るいるい、前髪!」と指摘したら「ウィッグ!」と返答、前髪だけのウィッグがあることをさとった(笑)。

このゲームコーナー、スクリーンをステージに広げ、Wiiのゲームで対戦と言うものだった。

最初は怪傑!トロピカル丸 vs ウルトラガールで、ウルトラからは渡辺アリナが登場。トロピカル丸からは山口水季が出てきた。勝負はアリーナに軍配。

続いて“はぴじぇね” vs フラップGSで、はぴじぇね側が勝利。アイカレ練習生 vs アリスインアリスはアイカレ側が勝利。操作方法をあまりわかってなかったアリスインの稲森が若干手前の客から嘘を教えられた感があり、はめられてる感があって面白かった(笑)。

続いて ねがいごと vs Peace Love、ねがいごとからは桜ゆりかが出演したものの、操作を誤り敗退。ゆりやんの不器用そうな面がたくさん出ててかわいかった(笑)。

続いて総当たりということで山口 vs はぴじぇね、こちらでもはぴじぇねが勝利。バトルには1人が参加なのだが、応援で他のメンバーもステージに登場してたのだが、トロピカル丸だけ誰もステージに現れず、それについて問われた山口「呼んだけど来なかった」と滑舌悪く話していて笑った(笑)。

ここでWiiの操作ミスで画面が戻り、若干のタイムロス。ただでさえアイドルブッキングは時間が押すのに、ゲームコーナーを入れることでさらにつまづくよな…と思ってたのがまさに当たった、そんな感じだった。

少々中断があってからのゲーム再開。アイカレ練習生 vs Peace Loveだったのだが、るいるいがしばしば「Love Peaceさん」とグループ名を間違えて言ってるのが地味にツボって面白かった(笑)。そんなこんなで「Love Peace」の勝利。

ちなみにるいるいも多少滑舌が悪いので、頑張って司会こなしてる様もかわいくて良かった。余談だが、るいるいのアイドルとしての活動ではない、女性シンガーとしての“RUI”と言う一面があるのだが、RUIのレパートリーはタイトルが「Love~」と言うものが多いので、そのせいで「Love Peace」と言ってしまっていたのではないかと後日思った。…真相は不明だが。

続いて はぴじぇね vs Peace Loveは接戦だったが はぴじぇねの勝利。こちらの組では はぴじぇねが他チームで勝ち上がった人と対戦することとなった。


19:56 怪傑!トロピカル丸


20分超のゲームコーナーですっかりダレた空気になっていたがライブ再開。緑担当の辰見栞 不在で9人編成で登場。

新メンバーが加入したというのは風の噂で聞いていたのだが、そもそも全員の名前と顔が一致しないままだったので、誰が加入したのかよくわからなかった。しかしながら、新メンバーが加入してイメージカラー紫の子(木下蓮乃)らが加入したことでぱすぽ☆のメンバーカラーと完全に一致してしまったのが、なんとなく面白かった(笑)。人と勝手に「怪トロの“もりし”が(見た目的に)“もりし”っぽくない」とか適当なこと言ってたら、妙なところに面白みが出てきた。

実際、ぱすぽ☆にて声の大きさで突き抜ける印象があったボーカル屋台骨“もりし”のごとく、黄色担当の山中ゆきちゃんがボーカルを全面的に補佐する印象に見え(実際そういう配置かは不明)、“歌の骨格支え役の黄色”と言う位置が似ているなと勝手に照らし合わせて見れたのも、それまで個々の能力についてちゃんと見た試しがなかったあたりでは、少し発見があって、自分にはよく作用した気がする。(山口水季ちゃんが好みだ、と言う以外に興味の糸口が掴めてないままだったので尚、と言ったところ)




グラビア/イメージDVDでも頑張る怪トロメンバーたち
セットリストは「Jump! to the sky」(?)→「トロピカルキッス」→「舞々☆ニーハオ」→タイトル不明の計4曲。

「好みの子がいた」だけでは継続して応援できないなと、自分の中で優先順位を下げてしまっていたトロピカル丸だったが、この日は歌唱面での面白みが自分の中で発見だった。

と言うのも、姉貴分のAeLL.然り、トロピカル丸も生唄でライブをやっていたのだが、ユニゾンで歌うにもメンバー間の実力にばらつきがあり、良い具合に賑やかさが出ていた。悪く言えば、唄のうまい子が少なく、全体的に歌唱は頼りないのだが、そんな中でハモリをやってみせたりするのも、なんだかかわいかった。一番ぐっと来たのが、“百晴”こと百川晴香が落ちサビをキメる4曲目で、最後の大事な一節で音程が取れなくなってるところだった(笑)。彼女のえくぼができる笑顔は誰にも負けないのでは?というぐらいにまぶしいものだなと思ってたのだが、かっこよくキメたいところで音をはずしちゃうものだから、拙さとかわいいのダブルパンチでこちらの気持ちはすっかり持っていかれてしまった。

最後に2012/12/23にワンマンライブを行う旨告知してライブは終了。

音楽のライブにおいては、技術面で上手いに越したことないのかもしれないのだが、拙さがかわいさに拍車をかけることがアイドルのライブにおいてはあるのだなと改めて気付かされた、そんなライブで、収穫が大きかった。

変な入り口かもしれないが、トロピカル丸への興味が一歩進んだ日になった。

20:20 Power Spot


続いてスパイラルのユニット Power Spot

指を怪我して長らくお休みしていた釜堀まゆちゃんが復帰していたので嬉しかった。

セットリストは「ひゅ~~ん!ドカンッ」→MC→「それな!」→「夜中の三時」の計3曲。

MCでの自己紹介は血液型に触れながら行っていた。寺島紀世「血液型わからない」「A型以外に見られる」、樹りか「O型」、渋谷美歩「AB型」、豊田早姫「Oに見られるがA型」、釜堀まゆ「A型に見られるがO型」、及川真夢「O他」、抱井まな「O型に見られるがA型」とのことだった。バラエティ豊かだが、B型がいないユニットなのだなとう結果になった(笑)。

安定したライブで楽しかった。なにより、まゆんが復帰したのが嬉しかった。


20:38 ゲームコーナー

そして、またゲームコーナーへ。

今度は伊藤桃 vs SKETCH。渡辺菜月が対したが、伊藤桃に敗退。

コスメティックロボット vs Power Spotでは新芽歩、寺島紀世がバトル。操作法のコツがつかめなかったのか、寺島大敗。

小桃音まい vs 多国籍軍では滝口成美が出場、小桃音まいがゲームのコツを持ち前の勘の良さですぐさまキャッチ、なるるを下してまいにゃの勝利。

伊藤桃 vs コスロボ森本亜美は良い勝負を繰り広げたものの伊藤桃が勝利。司会を務めた るいるい もまいにゃと勝負。司会用マイクを持ちながら大変そうに対していたら、要領の良いまいにゃに負け、まいにゃ vs 伊藤桃へ。ここでもまいにゃが勝利し、決勝戦は まいにゃ vs はぴじぇね(佐藤ゆずき)となった。

なかなか良い試合となったが、優勝はまいにゃに。Roll Together主催イベントでまいにゃが勝ち、絵的美しく終わって ほっとした(笑)。若干八百長なんじゃないかと思ったのだが、まいにゃ支持派なので、はぴじぇねには悪いが、八百長でもなんでもまいにゃが優勝して良かったと思った(笑)。


20:55 SKETCH


長いゲームバトルが終了し、ライブ再開。SKETCHが出てきた。

きらきらしたベレー帽を被り、きらきらした赤い衣装をまとっていて、なんだか良かった(笑)。

セットリストは入場SEでのダンス→「ALL MY RADIES!!」→MC→「雨のち晴れ」→「Green & Peace」の約4曲。

衣装のせいもあるかもしれないが、「ALL MY RADIES!!」での激しい上下の動きで“りーりー”こと橋本梨菜の胸元に目線が行ってしまった。それにしてもこの日、MCでもりーりーが“舌好調”と言う感じで、ゲームに負けたことを謝りつつ「大阪にはWiiない!」とテキトーなこと言ってて面白かった(笑)。

「ALL MY~」「Green~」と聴きたいと思ってた2曲やってくれたこともあり、大満足だった。


司会頑張ってた“るいるい”が登場。

赤いドレス姿で、背も高いので存在感がとても出てた。見慣れない髪型のせいもあって新鮮だった。

セットリストは(シングル「Fleurir」カップリング)「EVIDENCE」→「Flowering」の2曲を披露。

最後にMCにて告知などしていたのだが、「2年前にもFinger Mark Parkに出演したので」と言った話が出た。今回初の企画ではないっぽいことは節々で言ってたのだが、2年も前にやってた企画だったのだなとそこで知った。逆に、なぜ2年ぶりに実施されたのかがちょっと気になった。(おそらくコスロボの一時復帰が関連しているような気がするのだが、真相不明)

21:22 伊藤桃

続いて伊藤桃の登場。

マリンセーラー調の帽子+ブレザー姿+ミニスカート姿でかわいかった。

セットリストは「ふわふわ時間」→MC→「Good my Luv★!!」の2曲。MCでは息が切れ気味で、はぁはぁ言いながら名乗ろうとして自身の名前を噛んでるのが相変わらずおっちょこちょいで面白かった(笑)。

1曲終わりで既に声が枯れ気味なのも相変わらずで、桃ちゃんはいつ見ても桃ちゃんだなーと、短い時間だったが満足のライブが見れた。

21:32 小桃音まい

続いて“まいにゃ”の登場。パステルカラーの花が付いた衣装で登場。

セットリストはSEで入場→「恋愛サーキュレーション」→「さくら、咲くころに。」→MC→「My Sweet Flag」→「オレンジ」→「Magic Kiss」→「Dreamscape☆」のたっぷり30分のステージだった。時間が押していたので、終わった頃には22時を過ぎていた。

「恋愛~」はショートバージョンで、1番が終わったところで2番終わりの間奏に突入するものだったのだが、そういうのも含めてセットリストの組み方がばっちりだなという印象で、30分以上の手ごたえを感じる充実っぷりだった。

「Magic Kiss」あたりで、ねがいごとの物販があったので、やむなく一旦抜けて はるるんと2ショットを撮りに行ったのだが、「Dreamscape☆」のイントロが聴こえたのでホール側へと急いで戻った(笑)。

時間が押してて長丁場で疲れてきてはいたのだが楽しかった。

22:05 コスメティックロボット



最後は一時復活のコスメティックロボット。

コスロボはずっと見たかったユニットでもあったので、突然見る機会に恵まれたのは大変嬉しかった。

SEで入場→「メタリックドール」→「デジタルLOVE」→「メルシーメロディー」→「感光イマジネーション」→「ETERNAL BLAZE」→「キラメキ★ワンピース」→「恋速ジェット」の7曲。こちらもたっぷり30分のステージ。

CD化されてない(と思う)「恋速ジェット」以外は耳なじみのある曲だったので(在宅予習済み)楽しめた。

もっさんを初めて見た時から疑問だった、コスロボのパフォーマンスがどんなものなのかがやっとわかったのがとにかく嬉しかった。と言うのも、「ロボットダンスを~」と言う説明をどこぞで読み、コキコキした動きでもするのかなと思っていたのだが、もっさんがソロライブで見せた動きからはそれが想像できなかったのだ。止め・跳ねと言えるような部分がくっきりしてるタイプではなかったので、思ってるようなコキコキ感ではないのかも、と考えていた。

そもそもコスロボの存在はPerfumeありきで組まれているので、それに似たパフォーマンスなのだろうとも思ってたのだが、実際見てみた感想としては、ライブアイドル界でキャリアを積んだ女の子たちによる良質エレクトロポップ+ダンスユニットと言う感じだった。

後に改めて一時復活コスロボにて見ることになった「ラブロボボ」での「コキコキ感」以外は概ね躍動感に富んでおり、“テクノ”や“ロボット”から想起される無機質さはそんなにないユニットだった。

1回だけかするようにソロで歌っているのを見たことがある新芽歩ちゃんがダンスをしてるのが見れるだけでも有難いものだったが、彼女も芸歴が長いだけあって、なかなか動ける様が頼もしかった。関西の子なので関東で活動しておらず、今回初めて見ることになった稲富菜穂ちゃんも機敏に、かつ大きく動いてて良かった。もっさんはもっさんのままだったが(笑)、心なしかソロの時よりも緊張していない様子で、これがあったからこそ、毎回緊張しちゃうもっさんソロがあるのだなーと思ったら、なんだかほっこりした。

MCでは軽やかな関西弁で稲富「押し押しやのに、こんなに残ってくれて~」と感謝の弁。仲がとても良い3人だからこそ一時再結成が容易にできるという話を小耳に挟んでいた通り、MCでのやりとりも見ていて微笑ましかった。

しかしながら、ブランクの影響はあったらしく、「メルシーメロディー」のリハーサルはてこずったと漏らしていた。

ラスト前の「キラメキ~」(まいにゃの代表曲を書いた藤末樹さんによる曲)では、音程補正バキバキ傾向の強いコスロボ楽曲の中で、3人の生唄がきらりと輝きを放つのが実に良かった。「みんな、いくで!」と元気良く煽る稲富さんの振る舞いも良かったし、落ちサビでぶっちぎりの歌唱力を見せてくれた新芽歩ちゃんも見事だった。そしてそこにもっさんが居る、そんなコスメティックロボットの復活が見れて本当に良かった。

コスロボとの出会いは、ブックオフで「メタリックドール」を見つけ、もっさんがカラーコンタクトをしているようだったので、それに惹かれて購入したっていう妙な経緯があるのだが、その時すぐに「ライブやってるなら見に行こう」と思ってれば、リアルタイムで体験することが当時出来たのかもしれない。しかし、ライブアイドルを見に行くようになったのはコスロボ解散のあとだった。

解散をする、再結成をすることはひとつの商売なのかもしれないのだが、そんなことはさておき、当時見れなかった自分にとって「コスロボ」が1回でも見れたと言う思い出ができた、そんな1日でした。


余談たち

イベント名にちなんだ(?)、拇印を押した紙(カラーコピー)が置かれていて、プレゼントとのことだったので1枚もらってきた。

これまたイベント冒頭からいなかったので、このイベント名、そしてこの拇印シートがなんであるかが結局のところわからなかったのだが、なかなかアイドルの拇印が押してある紙なんてないもんで、面白いので保管してある(笑)。

このイベントが何故拇印押した紙を配布したのか、そしてなぜこのイベント名なのか、なぜゲームコーナーが挟まるのかなど、ご存知の方で優しい方はこっそり教えてください(笑)。

はっぴー超じぇねレ~ション CD-Rを買った/はぴじぇね考察


D-topiaプロデュースのアイドル育成プロジェクト「はっぴー超じぇねレ~ション」としてのCD。投票権が入っており、規定ポイントを超えたメンバーのみが“デビュー”できると言うことで、作品名が「誰がデビューできるの?」になっている。結果として、はぴじぇね1期全員がデビューできることになった。

“はぴじぇね”を無事卒業し次のステップへと進んだ彼女たち。具体的な日にちについては不明だが、2013/01/30にTwinbox AKIHABARAで行われた東京女子プロレス イベント「The First meeting」に「はっぴー超じぇねレ~ション(卒業メンバー)」として出演し、その日「ICTラブリ~ず!!」を名乗ったと思われる。2013/04/24にユニバーサルミュージックから販売された“デビュー作”がCD「お世間様」。何をもってして「デビュー」なのかよくわからなくなってきました。
その他余談だが、最後の物販は時間が押していたことでせかせかしていたのだが、そんな中、“はぴじぇね”がCD-Rにてデモ音源「はぴじぇねのテーマ」を500円で売ってたので、ライブ見てないのでどんな曲だかわからない状態だったが、買っておいた。

聴いた感想としては、ももクロブレイク以降のアグレッシブ自己紹介ソングと言う印象で、そんなに良いなとは思わなかった。

彼女らに荷物が入った紙袋に(80_pan、Aira Mitsukiなどで知られる)「D-topia」と書いてあったので、購入時に「D-topiaなんですね」と聞いたら、なんだかしぶしぶして答えたので、80_panやAira好きな人もライブアイドルファンに多く居るだろうから、もっとそこアピっても良いのでは?と無責任な進言をしておいた(笑)。

あとで思ったことなのだが、PerfumeのブレイクがあってD-topiaのエレクトロ路線が進行した、という背景を見ると、ももクロがブレイクして“アグレッシブアイドル路線”にD-topiaが乗っかって“はぴじぇね”が誕生したのも納得のいく話だなと思った。

後にリリースされた音源を聞く限りではオマージュしたとも言い難い部分はあるにせよ、「逆境に負けない」「くじけない」「私たち頑張る!」と言ったテーマがにじみ出るグループカラーは、やはりその系譜にあるのかなと自分は分析するに至りました。




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