2012/11/20

SPACE GIRLS PLANET インストアライブ(2012/11/20) @ 池袋 新星堂 サンシャインシティアルパ店

SPACE GIRLS PLANETのインストアイベントがあったので、池袋 新星堂 サンシャインシティアルパ店へ行ってきました。


久しぶりに見たSPACE GIRLS PLANET


3人編成時代のSPACE GIRLS PLANET


黄色担当 松崎博香が抜け、オレンジ担当 滝口ちさが加入、さらに緑担当の椎名ありさを加えて2013/03/13にリリースされた「Calling U」
2012年夏のTOKYO IDOL FESTIVALにて4人目の新メンバー、椎名ありさが加入し、初の4人編成 新生SGPをいつ見れるだろうと思ってたら、秋になってました。

B.L.T.アイドルカレッジの楽曲を提供していた、現在フラップガールズスクールをプロデュースする黒澤直也twitterがSGPのプロデュースに加わり、それまでやっていた曲のアレンジも多少変わったそうなのだが、古くからのファンから「譜割(メンバーごとの歌う箇所)まで変わって肌に合わない、元に戻してくれ」と言った声が上がったりと ひと悶着あったSGP。

果たしてどう変わってしまったのか?これが気になって仕方なかった。

そんな疑問を抱えつつ、ようやく見るチャンスが訪れたと言う感じで行って来ました。

18:11 リハーサル

早く着いたので、リハーサルの模様が見れた。

曲は以前からやっている1stシングル曲でもある「JUMP!」、そして聴いたことがない曲をやっていた。自分が見にいってない期間を感じた。雰囲気から察するに黒澤曲かなーと言った印象だった(結果として「Calling U」だったっぽい)。最後に「mystery donut」もやっていた。「台詞が入るようになった」と見た人から聞いていたのだが、その台詞の練習をする葉月あすかの姿も見られた。果たしてその台詞がどのように映えるのか、本番がちょっと楽しみだった。

そのうちにSGPファンと思われる、なんとなーくみたことある人たちが増えてきた。

18:46 イベントスタート

お客さんは30人弱集まった。新星堂店内でのインストアイベントなので、30人弱も集まれば結構な埋まり具合。ギュウギュウでもないので適度で見やすかった。

「JUMP!」のカラオケトラックをSEにして入場し、まずは名乗りから。イベントの注意事項(ショッピングモール内なので大声やジャンプ禁止など)ライブ告知や、控えているライブに対する意気込みなどを語った。12月から始まる定期公演について椎名「全米に感動を届けるぐらいのをやりたい!」と語るも、お客さんやメンバーの受けは良くなくてすべった空気になっていた(笑)。

SGPのMCは、常連のお客さんがあまり真面目に聞いてないイメージがよくあったのだが、この日もがやがやしていたのを伊藤ゆい「はい、聞いて!」と制したりしていた。定期公演の名前についても触れたのだが、誰もリアクションを取らなかったのに対して伊藤「誰かつっこまないと終わんねえから!」とセルフつっこみで締めていた。伊藤、できる子!

話すパート(およそ7分)が終了し、一旦捌けて、再び入場からやりなおした。

さきほどのものとは違うSEで入場し、1曲目は「第一楽章 “JUMP!”」と紹介をした上でイントロスタート。この「○楽章」と曲名、そして台詞を添えるのは最後まで続いた。

「JUMP!」については、以前のバージョンに比べてサウンドがタイトになり、厚みも増し、テンポも若干上がったようだった。後に確認してみたところ、やはりBPMは少し速くなったとのことだった。

SGPはサビ以外はあまりユニゾンで歌わないイメージがあり、サビ以外のソロを回して行く印象が結構強い。なので、このフレーズはこの子と言う印象が見てる側にも大きく作用してると思うのだが、確かに意識して聴いてみると、それまでは“あっすー”こと葉月あすかが担っていた部分を椎名ありさが担当したり、新メンバーが加わったことで見直しされた部分が多くある印象だった。

しかし、“ちっち”こと滝口ちさ、そして椎名ありさの2人のカラーが突出しているわけでもない印象だったので、何か大きくバランスを変えてしまうほどでもないなと言う印象で、個人的に、そんなに馴染めないほどの変化は感じずで、これはこれでありかなと思って楽しめた。

2曲目「Calling U」に滑らかに台詞などを挟みつつ繋げ、「最終楽章 “mystery donut”」へと3曲連続で演じられてライブは終了。

「Calling U」はこの時初めて見れたのだが、アップテンポのダンスナンバーで、ダンス&ボーカルユニットと言う側面が強いSGPにはなかなか似合ってるなと思った。

セットリストに「Calling U」を混ぜて浮き出ないよう、既存曲もアレンジしなおしがされたのかなとトータルで思ったので、既存曲手直しは“あり”だなと思った。

「Calling U」の感想に戻るが、Bメロで掛け合いみたいになる箇所にて、オクターブ高く歌う箇所があり、そこを葉月あすかが担当している部分が良かった。ボーカルの“しっかりさ”について、それまでhy4_4yh(「転生フェニックス」)や りんご娘(「りんごのキモチ」)のライブでオクターブでボーカルを重ねたりするのを生歌で聴いて「ライブでそんなことできちゃうのか!」と鳥肌が立つほどに感動したのだが、SGPも改めてボーカル面で面白いなーと思いなおした。(以前からハモリを繰り出したりと、ボーカル面で強いなと思ってたのを再認識した感じでした)

3曲目「mystery donut」前の添えられたエピソードがなんだったか、初見でさっぱりわからなかったのだが、アウトロにて葉月&伊藤で手をつなぎ、後ろにゆっくり歩きながら「ずっと一緒にいようね、ずっと…ずっと…」と言ってる箇所は聞こえ、楽曲を滑らかにつなげ、台詞を付して全体で物語性を強くさせたのだなーと感じた。

楽曲はそれまで1曲単位で楽しみ、つながりや物語性なんてそれまでなかったから、急に「どうでしょう、こういう展開は」と提示されても、確かに困るっちゃ困るよなと言うのもなんとなくわかったのだが、演劇要素と言うほど大げさな感じもないし、「JUMP!」が「異星人と地球の女の子の恋の歌」と言うテーマが元々あって、その辺からテーマを拡大させていったのかなーと感じさせるものだったので、「ま、いっか!」と思えるものでした。

そんなこんなで、4人体制のSGPは改めてSGPの良い部分も再認識できたし、4人編成でこなすステージもなかなか悪くなかったので楽しめた。


お金がなかったので、後ろ髪引かれながらも、ライブだけ見て帰った。

楽しかったライブを見た後は、「良かったよ」と一言感想を伝えに握手に行きたいなと思ったのだが、財布にはお金がなかったので、泣く泣く帰った。

後の話だが、2013年に入り、上述の「Calling U」は発売され、新体制SGPの曲が音源化された。このご時世、新しい曲がどんどん生まれる中で見ると、リリースのペースが遅い印象のSGPだが、確かな実力で動員を少しずつ伸ばしているようです。(O-WESTでのワンマンライブも2013年に実施。行けませんでしたが…)

そんなこんなで、4人体制を見たお話でした。

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