2012/11/10

スマイル学園のお試しワンコインホールコン!(2012/11/10) @ 荏原文化センター大ホール

スマイル学園のお試しワンコインホールコン!”があったので品川区 荏原文化センター大ホールへ行ってきました。


初めて見るスマイル学園 ざっくりレポート





見てきた感想を書いているblogだが、この日が初見だったこともあり、全体の感想を書くに留めておきます。(わからないことが多すぎる故)

“スマ学”、初めて見ました。小学生~中学生アイドルが好きな人が大喜びしていたイメージがあったので、そっち専門と言うわけでもなかったので少し避けていたのはあったのですが、あまり対バンがあるイベントに出演しない、単独イベントを打ってがっつりやるイメージがあったので、いつか見たいなと思ってました。しかし、財難もあって、そこまで興味本位では動けなかったのですが、今回イベントが行われたのが我が家から自転車で数分と近かったのと、がっつり枠とお試し枠の2枠があり、お試し枠は1コイン 500円で見れるとのことで、有難く見に行かせていただいた。

12:40に開場、10分押しで開いた。事前に整理券を引いておいたのだが、整理番号3番と言うビギナーズラックみたいなものに見舞われた。あまりそういう時のくじ運が強いわけではないのだが、引いてしまったものに戸惑いつつ、スマ学によく通っている面識ある人がいたので、良番どうかと提示してみたら非良番(とは言っても40番で程よかった)と交換してもらえてほっとした(笑)。初回のライブで1桁の番号引いても、良い席に座れても見所がわからないので焦った。(ちなみにメンバーの名前と顔もほとんど一致していない)

始まる前に、その整理券を交換してくれた方に話を伺っていたら「ホールコンサートは席があるが、皆座って見る。立ち見禁止とはアナウンスされていないが、誰も立たない」とのことだった。アイドルのライブは盛り上がってなんぼ、盛り上げてナンボみたいなところも多いものだが、それとは違ったもので、比較的静かにしてステージを見てたい派としてはとても有難い話だった。

13時を少し過ぎ、チャイムの音が鳴った後、メンバー(櫻井杏美ちゃん)による影アナでイベントの説明が入ったのだが、緩くて良かった。「わからないことはその辺に居る先輩に聞いてみてください」の文言に笑った。

オープニング1曲を終え、自己紹介は「1コインで出来る私の幸せ」を添えて行われた。やはり食べ物の話が多かった。小中学生の女の子のありふれた500円で出来る幸せの話を聞いてるだけでも楽しいものだ。高い額でやりたいことよりも庶民的で良かった。新幹線で移動する際にいつもちくわを食べてると言う話なんかも出てきて良かった。

4曲ユニットで唄を披露。選曲が「新しい!」という感じのものではなく(この辺が、いつの何をカバーしてるのかがあまりわからなかった。知識・勉強不足ですね)渋い感じの選曲だったのも、とても良かった。とりあえず「よっしゃいくぞー!」と“ヲタ”のコールが入るものには結構うんざりしている方なのだが、その気配がなく、小さい子大好き派の方が多めの現場で 程よくまったりした部分があるのは居心地が良かった。

クラスがSとMに分かれており、クラスMの紹介が入った。それぞれの自己紹介(キャッチフレーズ持ってる子もいたりと、その辺は選曲の渋めな面に対して、AKB以降感はあった)もされたところで、さっとクラスM側は退散した(笑)。まったりはしているのだが、ダレきってるわけではないあたりのスピード感は良かったです。

続いて交代でクラスSが登場、自己紹介をしてからシングルで出ている「スマイルダイエット~PiPi LaLa体操」が入った。いないメンバーも居たこともあり、フォーメーションに穴を感じた。多人数ユニットだと穴が目立ちますね。笛をピッピッと吹くのも良かったのだが、2番の該当箇所で笛がうまく鳴らずで、笛の“唾きり”を笑顔でしている様が尚良かった。

7曲目は魚や動物、花の絵を頭につけたメンバーが登場してパフォーマンスをしていたのだが、女の子たちのユニゾンボーカルが柔らかくて心地よかった。

スマイル学園を見てみたかったひとつのきっかけが“るなぷー”こと木澤瑠奈ちゃん(元ハロプロエッグ)だったのだが、ウーパールーパーのお面が取れかかったが、間奏でばっと取って舞台袖に投げる動きを見せていた。ハロプロエッグとしての研修制度が終わり、エッグから離れてしまった子のその後と言うものは、にわかものながら1ハロヲタとして気になっていたのだが、フレキシブルにステージをこなしつつも良い動きを見せていて、そんな姿が見れてなんだか勝手にほっとした。ハロプロエッグ出張ライブみたいのをかつて見に行った際に、握手券用にと売られていたエッグの写真があったのだが、出演していなかったメンバーのものも販売されていた。るなぷーはその日出演してなかったのだが、彼女の写真と誰だったか忘れてしまったが、もう1人の写真以外はだいたい売り切れていたのが印象に残っており、ハロプロエッグ時代はいまいち人気ないように思われたものだが、スマイル学園で実に楽しそうに踊ってる姿が見れて良かった。

合唱感ある曲が終わって告知などを挟んだ。そして最後8曲目に「GIVE ME A SMILE」を披露してライブは終了。1列×2に並んで、真ん中の“通路”を通って数名が順々に前に出てくるフォーメーションからスタートしたのだが、派手ではないのだが“学園”設定のユニットで、小学生から高校生まで幅広い年代の子がおり、それらがめくるめく自分の位置について全体で見せてくれる、そんな動きが見られて、妙に感動してしまった。

もちろんそれだけ年齢に差があると技量にもばらつきはあるのだが、とにかくみんな楽しそうにステージをこなしてるのが良かったし、この最後の曲が自分の馴染んできた(アイドル)ポップスの要素をたくさん含んでおり、それらもあいまって感動した。

曲を終え、2部の「スマイル学園のガッツリ歌いまSHOW!! vol.3」の話を添えてメンバーはステージを後にしたのだが、ややアンコールムードが出てきたところ、「アンコールはありませんっ!」とメンバーが出てきて添えていたのも面白かった。


近所にこれだけしっかりしたホールがあるんだなーと言うのも発見だったのだが、若いアイドルの子たちならではの賑やかさと緩さ、そしてパフォーマンスの良さとオリジナル楽曲の充実、カバー曲の(今日の“多分”に比べると)意外性の高い選曲具合、ビジュアルの充実(みんなかわいい!)、どこを取っても不満はなく、実に楽しいコンサートでした。

セットリストなどについては、詳しく書いてるわんこそばさんのblogをごらんいただければと思います。

結局握手とかするに理由も弱く、かつ、お金もなかったので、見終わってからさくっと会場を後にしました。

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